■スポンサードリンク
エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
荻原作品のファンです。特に、これは王国のかぎと勾玉シリーズ(白鳥異伝)が大好きです。 が、RDGから、荻原さんの現代ファンタジーはあまり合わないのかも、と思いはじめました。 RDGでも、今作でも、荻原さんの消極的な主人公にあまり魅力を感じられなかったことも原因かもしれません。 フィリエルや遠子のような、元気いっぱいの主人公ばかりでなくても良いのですが…私にはあまり合わなかったのかもしれません。 でも、このシリーズになじめない最大の理由は、「キュン死」「マジ」「JK」など若者言葉が目立ってしまったためです。 舞台設定が現代だし、若い人にも読みやすいようにしているのかもしれませんが、荻原さんの作品でこうした言葉は見たくなかった…。 せっかくの和の雰囲気の中、浮いてしまっていました。 物語の盛り上がりもあまり楽しめませんでした。 荻原さんの作品ということで、どんな物語になるのかは気になりますが、次を読むかは微妙なところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、女性と男性とでは、読後感がかなり違うものになるのではないかと感じます。 そして、第一曲は読み切るのにかなり苦労したなぁ、という人も、さすが荻原先生、この第二曲はサクサク読み進められると思います。 (ここから本題) 荻原作品には本当のお姫様や、お姫様気質の女性がよく出てきますが、本作の主人公はなかなかに痛いです。 お姫様になりたいのに『自分なんて○○だし、××だからムリよぉ!』と文句を言いながら、はやく背中押してくれよと待っているような。 自分に自信がないのは、若いんだし、まだいいけど、正直どこにでもいる女の子を無理にファンタジー作品の主人公に持ってきても無理があります。 作中で描かれているトラブルもツッコミどころが随所にあり、ちょっとした配慮や常識で回避できるものが多くありました。 若い子や能力のない一般人だってもうちょっと常識も配慮もありますよ先生…。あまりバカにしたものではありません。 そろそろ、シンデレラ症候群は終わりにしてもいいのではないでしょうか。 『勾玉』『風神』『神竜』につらなる骨太な和製ファンタジー読みたいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!