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パレイドリア・フェイス: 水鏡推理3
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パレイドリア・フェイス: 水鏡推理3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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『不自然かつ不可解な事象の連鎖』(p328)に真っ向から挑むが、部下を駒のように扱う幹部らに否定され、冷静さを失ってしまう水鏡。しかし彼女は些細な出来事から解決の糸口を見つけていく。 そしてどんな不条理な状況におかれたとしても、時には弱音を吐きながら不正に立ち向かって正義を、正論を突きつけていく。 そんな彼女の姿勢に魅了されない人はいないでしょう! この作品は王道とも言えるストーリー展開だがそこらの作品と違い、読者を飽きさせないどころか読めば読むほど松岡ワールドへ引き込んでいく魅力が散りばめられている。だから、熱中してすぐに読み終えてしまうように感じるのだと納得しました。 読み終わったあと、これほど心がスッキリとする作品を書けるのは松岡先生しかいないのではないかと思ってしまいます。 次回作も期待してますっ!!! | ||||
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地震直後に出現した人面塚、地球の地磁気逆転現象。 専門知識を持たない水鏡瑞希が今回も全力でこれらの地球規模の謎を解明するべく奔走しています。 今作の水鏡瑞希は泥だらけになったり、格闘技?を披露したりと結構体を張って頑張っています。ちょっとかわいそうかなと思ってしまう状況に陥ったりも…。 作中では専門用語が多く登場しますが、直後に分かりやすい表現に置き換えて解説が展開されているので置いてきぼりになることはありませんでした。筆者に確かな知識があるからこそなせる配慮だと思います。 中盤から少しずつ謎が解明されていきます。まったく着地点が予想できませんでしたが、最後はすべての伏線を回収し見事な着地を見せてくれました。 読了後は爽快な気分に浸れました。 松岡圭祐さんの筆力と知識量に唸らされる作品です。次回作も楽しみです。 | ||||
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『不自然かつ不可解な事象の連鎖』(p328)に真っ向から挑むが、部下を駒のように扱う幹部らに否定され、冷静さを失ってしまう水鏡。しかし彼女は些細な出来事から解決の糸口を見つけていく。 そしてどんな不条理な状況におかれたとしても、時には弱音を吐きながら不正に立ち向かって正義を、正論を突きつけていく。 そんな彼女の姿勢に魅了されない人はいないでしょう! この作品は王道とも言えるストーリー展開だがそこらの作品と違い、読者を飽きさせないどころか読めば読むほど松岡ワールドへ引き込んでいく魅力が散りばめられている。だから、熱中してすぐに読み終えてしまうように感じるのだと納得しました。 読み終わったあと、これほど心がスッキリとする作品を書けるのは松岡先生しかいないのではないかと思ってしまいます。 次回作も期待してますっ!!! | ||||
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霞ヶ関で一日中椅子に座って微動だにしなそうな事務官のイメージでしたが、水鏡推理シリーズを読むたびに、意外な仕事っぷりに驚かされています。事務官がこんなにも肉体労働だとは知りませんでした。あくまでもお話なので、想像の部分もあるのでしょうが、それにしてもリアリティ溢れる熱の入った行動をする主人公でありヒロインの水鏡には頭がさがります。 今回は人面塚が突如山に現れる奇想天外な内容の地質学が軸でしたが、内容がとても難しくてわからなくても、複雑さを雰囲気で感じることができてとても面白かったです。水鏡も地質学のことがチンプンカンプンで頭をかしげるあたりが共感できて、難しい内容でもすんなり読めました。 今回の水鏡のパートナーである官僚の廣瀬は庶民的な考えや正義感も持ち合わせていたので、読みながら頑張れ! と応援しました。 水鏡は気持ちいいほどの猪突猛進なので、読んでいてハラハラしますが、正しいと思った行動を取ってくれるので、最後には必ず爽快な気分にしてくれるのでとても好きなキャラクターです。 今回は土にまみれて大変怖い目にもあった水鏡ですが、一生懸命正しいことを追求する姿勢がとても潔く、読むと爽快な気分にしてくれます。いままでの登場人物のなかで恋人になるのかな? と思った登場人物が何人かいたので、機会があればぜひ恋愛が絡んだお話も読んでみたいと思いました。 | ||||
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待ちに待った「水鏡推理3」が刊行されました。 通勤時間に少しずつ読んでいたのですが、予想を裏切られる推理の連続で 先の展開が気になって毎日の楽しみでした。 気になるラストでしたので、続編を楽しみに待っています! | ||||
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松岡圭祐は千里眼の初期のシリーズからファンになり読み続けています。 水鏡推理シリーズは他シリーズと比べて主人公が万能ではなくて少し頼りないところがあることが逆に親しみやすいです。 今回もまわりからあまり信頼されていない邪魔者扱いの主人公が、最近実際に見たような事件に対して誰も肉体的には傷つけずに徐々に解決していくストーリーで一気読みしてしまいました。 巻末に“万能鑑定士Qの最終巻”の発売予告もありまいしたが、本シリーズの最新刊と併せて楽しみにします。 | ||||
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初めてこのシリーズを手に取ったのは人が死なない推理劇と銘打っていて興味がそそられたからです。今作は今まで以上の疑惑に立ち向かい、ピンチを迎え水鏡が遠回りしながらも成長していく様がとてもすがすがしいです! このシリーズのいいところは水鏡が完璧ではなく、時に短気であったり感情的であったり人間性溢れる主人公だからではないでしょうか?また毎回のように入れ替わる脇役が個性豊かで水鏡とどんな化学反応を起こしていくのか。 次回作でも水鏡の今後が楽しみです! | ||||
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前作探偵の探偵に次ぐ、松岡さんの水鏡推理シリーズ第三弾となる水鏡推理Ⅲパレイドリア・フェイス。 いろいろと好きな部分はありますが、簡単に本書の魅力をご説明します。 まず始めに、ヒロインのかわいさです。 このシリーズの主人公、水鏡瑞希は感情豊かなタイプで、読んでいるうちに心動かされ、気づいたら彼女を応援するようになっていました。 自分の気持ちに真っ直ぐなため、周囲の理解を得られず苦しむこともしばしばありますが、そんな中でもめげずに頑張っている彼女が本当に素敵です。 次に、著者である松岡さんの豊富な知識です。 このシリーズだけではなく、前作の水鏡推理でもその知識の広さは余すところなく発揮されています。 身の回りの日用品の意外な使い方から、学術性の高い知識までととても幅広く物事を知っていらっしゃる方なんだな、と驚きました。 その知識をふんだんに使って紡ぎ出される物語には思わず時間を忘れて読みいってしまうほどです。 最後に、お話の進め方です。 松岡さんは私たちの身近なことを題材にお話を始めてくれます。 「あ、これ私も知ってる!」といったようなニュースを題材に 「本当はあの事件の裏側もこうだったりして」と思えるほどに現実世界にとても近い話の流れで進めていきます。 そして、ある瞬間にいきなりスイッチが入ったかのように猛スピードで話が流れていき、読後感抜群です! まだ他にもお勧めしたいところはたくさんありますが、是非ご自分で見つけてみてください。 | ||||
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地質学なんてマニアックであまりメディアにも取り上げられなし、 高校の時の選択授業でも一番最初にはずしたため、からとにかく疎くて、漢字が多くて疲れました。 とはいえ、いきなり山の中が隆起し、それが人の顔のように見える・・・地震との関連性は?真実は?? スピード感があって面白かったです。 また、地質学についてさっぱり意味不明だったのに、とっかかりができてこれからこの手のニュースが出ても、 苦手、嫌いで逃げることは減りそうです。 官僚って、なんなんでしょうか? 特に文科省なんて、教科書に直結しているから、「お役所仕事」で逃げてほしくないですね。 さて、なんと! 次回作はQシリーズだそうです。 鑑定士&探偵のラスト、荒れましたからね。 作家さんってラストを決めている人と、物語の成り行きでそうなっちゃったという方とで分かれると思うのですが、 私は松岡先生は前者だと思うのです。 だから納得がいかないけど仕方がないとあきらめていただけに、うれしいです。 次回作も読みます! | ||||
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最初は万能鑑定士Qを読み始め、その強烈な魅力に惹かれて松岡圭祐さんの作品を読み続けています。水鏡シリーズの水鏡瑞希は以前の作品の主人公らと比べて、良い意味で器用でない人間性が出ていて、読者を楽しませてくれます。 今回の作品は読み進めていくうちに難しい用語が出てきて、「意味がわからない!」と瑞希が読者の気持ちを代弁してくれてます笑 でも要所ごと説明があるので知識がなくても気持ち良く読めますね。 判断推理が得意で、正義感が強くて、少しお寝坊な文科省の一事務官の物語。今後も楽しみにしております。 | ||||
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現代における偽造、捏造といった不正を、ヒロインの水鏡瑞希(真実をうつし出す鏡になぞらえているところがいい!)が暴き出す痛快なミステリーのシリーズ第三弾。いまのニッポンにおいて社会正義の実現には欠かせない理想のヒロイン像です。キャリアの論理・思考、ノンキャリが辛酸をなめたケースなど毎回、彩色豊かな展開で時間を忘れて愉しめました。今回のテーマのひとつは多くの人が想像できる話しであったものの、実に手際のよい手品を見せられているような驚きがありました。さらなる続編を期待しています。なにせ燃費データ不正、トクホや新薬実証データなど今の世の中でたらめだらけですからネタには困らないですね? | ||||
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松岡圭祐さんの作品を色々読んでおりますがこちらの水鏡推理シリーズの水鏡瑞希は探偵の探偵や万能鑑定士Qシリーズとはまた一味違う女性が主人公! まだ読んでいない方は是非一度読んでみる価値あり! 最後の最後まで人面塚の謎は解明されませんでしたがラストは大どんでん返しで水鏡がスパッと解決!読んでいてスッキリするオススメの推理小説です! | ||||
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水鏡推理第3巻!今回の表紙も美しいですね。表紙買いで買った本にここまでハマるものかと自分でもビックリしています。この水鏡推理シリーズでは最近話題となっている問題を松岡さんらしくイジっていて、現実の問題と似ているようで、全く違った松岡ワールドを創り出されているので、読んでいてとても惹かれるものがあります。 3巻目からは水鏡さんのキャラも定着してきたのか、急に活発になったなと個人的に思われました。実際3巻目からの水鏡さんが一番好きだなと思っています。 水鏡推理には内容も表紙もこれからの作品に期待しています。 | ||||
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水鏡推理Ⅲ 水鏡瑞希の魅力はなんなのでしょうか?公務員としては、決して誉められた存在ではない。もし、自分の回りにこのような部下がいたとしたら、絶対に苦労ばかりがあって腹が立つ存在であるに違いない。 しかしながら、彼女のまっすぐな気持ちは、真実に向けて真っ直ぐに進んでいくことのみに向けられており、そのためには手段は選ばない。周りを巻き込みながらも、勧善懲悪。だから、ハラハラしながらも温かく見守ってくれる父母、同僚、上司や仲間がいる。私たちが理想と感じるほどのその存在感は羨ましくもあり、ついついこのシリーズの小説には気持ちが引き込まれていくのは自然なことなのだと理解ができる。 そんな水鏡シリーズの三作目!今回も奇想天外な現象と不正を、真っ直ぐに真実に進む道を見つめながら進んでいく瑞希の姿にきっと心を打たれると思う。 | ||||
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松岡圭祐さんの作品が好きで、ずっと読んでいます。 難しいことは、さっぱりだけど(笑)でも、不正を許さない、そんな瑞希ちゃん、大好きです! 新たに出てきた官僚の廣瀬さんもステキですし。こんな人が沢山いてくれたら、いろんな不正、起きないだろうに、と思ってしまう… なにより、瑞希パパさん!心に響きました。パパさんの言葉、心に留めて置こうと思いました。 現実の嫌なこととか、読んでいる時は忘れて、読み終わったら、また頑張ろう、って思える。 次は、Qちゃん。早く読みたいな(*^^*) | ||||
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このシリーズには毎回楽しませてもらっている。技術的に深く専門的な内容を含みながら素人同然の水鏡瑞樹が不正に対しあきらめず努力している姿に感動する。官僚の不都合な嫌がらせや圧力に負けず、最後には教授、官僚も黙らせてしまう痛快さが好きである。まじめに生きること人たちに力をくれるような気がする。次回作も楽しみです。 | ||||
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「廣瀬は眠りこける瑞希を眺めた。猫のような寝顔だった」(276ページ)-本書の中で、私が一番好きな場面です。両親がやっている居酒屋兼定食屋で、束の間の安らぎを得る瑞希。けれど、彼女はすぐ起き上がり、困難に立ち向かって行きます。私が「水鏡推理」を読み始めたのは、「人の死なないミステリー」であることに惹かれたからでした。その姿勢は、この第3作でも変わっていません。「地球地磁気逆転」と「人面塚」という二つの謎に挑む瑞希は、時に弱さを垣間見せながらも、最後には解決へと導きます。瑞希はどう、事件を収束させたのか? ぜひ、本書でお確かめください。できるなら、本シリーズも映像化して欲しいですね。表紙から連想したのは桐谷美玲さんです。松岡先生、講談社さん、ぜひご検討ください。第4作以降も期待しています。「水鏡」という名のごとく、その瞳にありのままの物の姿を映す瑞希にまた会いたいです。 | ||||
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人面塚の出現、地磁気逆転現象の新たな証拠。 文化省のお偉いさんに邪見に扱われながらも水鏡瑞希の推理力・不正を見逃さない熱い心により、 何のつながりもない二つの事柄が一つの結論へと導かれていく。 今作も一気に読み進めちゃいました。 専門用語を交えながら、終始読者を飽きさせることもなく、話の中にどんどん引き込まれて行きました。 松岡圭祐著作の本はいつも新しい知識をもたらしてくれる。 今作も今まで知らなかった知識を身に着けることができる素晴らしい本でした。 次回作もぜひ楽しみです。 | ||||
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待ちに待った「水鏡推理 三巻」がでました! 今回も予想を上回る推理、そして予想を裏切るストーリーでした。 まず、一番始めの挨拶程度の推理ですが、誰もが思い出すエンブレムの盗作事件ですが予想と結果が違います。 始めからやられました! もちろん、本題の推理も予想通りに行かないのが水鏡流のストーリーですね。 毎回、関わる官僚と恋愛になるのかならないのかモヤモヤしながら読むのもこの小説の楽しみです。 松岡先生の本は水鏡推理に限らず若い人向きに思われがちですが読んでみると話の流れの中に専門家じゃなきゃ知らないこと、知恵が沢山書かれているので年代関係なく楽しめます。 | ||||
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このシリーズは一人の、判断推理問題が得意なだけのごく普通の女の子の、公務員としてのサクセスストーリーである。そして、サスペンスであり、アドベンチャーでもある。 サスペンスだけど、人は死なない。 だから、安心して読んでいける。 今回のお話しは突然現れた[人面塚]と、地球の極逆転現象の地層検証の検証という、二つの難解な問題に挑む。 山積する無理難題、難解な専門用語、出口の無い危機、何時ものことなのだが、今回は特に悩ませられる。 そして、新しい上司の廣瀬の言葉が、瑞希の心の中に波を立てる。 正に彼女は水そのものなのだろう。真直ぐに正義と事実に向かって流れ、怒りと共に激流となり、挫けそうになりながらも立ち上がり前に進む。そして、また穏やかに水面に陽の光を反射させ煌めくのだ。 正に松岡圭祐ワールドが広がっている。 私は、今回も一気に読んでしまった。次作も楽しみだ。 | ||||
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