グラスホッパー

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

グラスホッパーの評価:

3.71/5点 レビュー 432件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全745件 601〜620 31/38ページ
No.145
(5pt)

再読すると

以前、伊坂さんこの小説を「シリアス?コメディ?オフビート?」と、店頭のポップか何かで紹介していました。 今回、再読してみると、伊坂さんの言いたかったことがわかったような気がします 鈴木は、「僕は、君のために、けっこう頑張っているんじゃないかな」と言って自分を奮い立たせますが、その度に、状況は悪くなっていくし、蝉は、文句を言いつつも仕事はきちんとこなし、自分のミスを、上司の岩西にきちんと報告しようとする、真面目なところがあるし、鯨にいたっては、胡散臭いホームレスに唆され、無理やりに、乱暴にすべてを精算しようとしています 冷静で、無感情に思える槿も、鈴木をからかって遊んでましたし、ファニーな殺し屋の物語というのはかなり、的を射ていると思います 蝉と鯨は、死を迎えることになるんですが、その最後はわりと報われる、というか悪くないように思えます 蝉は、嫌悪していた岩西との関係が和らいだように見えますし、鯨は、自分を騙すことをおぼえ、鈴木を押し屋として始末することで亡霊から解放されます 殺し屋として、活躍してきた2人にしては、上等な最後だと思います グラスホッパーは面白い小説です。今回、改めて、そう思いました。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.144
(5pt)

再読すると

以前、伊坂さんこの小説を「シリアス?コメディ?オフビート?」と、店頭のポップか何かで紹介していました。 今回、再読してみると、伊坂さんの言いたかったことがわかったような気がします 鈴木は、「僕は、君のために、けっこう頑張っているんじゃないかな」と言って自分を奮い立たせますが、その度に、状況は悪くなっていくし、蝉は、文句を言いつつも仕事はきちんとこなし、自分のミスを、上司の岩西にきちんと報告しようとする、真面目なところがあるし、鯨にいたっては、胡散臭いホームレスに唆され、無理やりに、乱暴にすべてを精算しようとしています 冷静で、無感情に思える槿も、鈴木をからかって遊んでましたし、ファニーな殺し屋の物語というのはかなり、的を射ていると思います 蝉と鯨は、死を迎えることになるんですが、その最後はわりと報われる、というか悪くないように思えます 蝉は、嫌悪していた岩西との関係が和らいだように見えますし、鯨は、自分を騙すことをおぼえ、鈴木を押し屋として始末することで亡霊から解放されます 殺し屋として、活躍してきた2人にしては、上等な最後だと思います グラスホッパーは面白い小説です。今回、改めて、そう思いました。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.143
(1pt)

色んなものが欠落した作品

あらすじをそのまま長文化しただけのような内容で、読者を引き込む力が感じられなかった。話をなんとか破綻させないよう完結させるために、リアリティを犠牲にし過ぎている。ちょうど良いところにエンジンかかったままの車が放置してあったなんて、そんな展開が許されていいのだろうか?「鯨」が「蝉」を見つける前のタクシー運転手のやりとりなど、もう色んなところでストーリーをつないでいくための作者の苦労が透けて見える。読者にそれを感じさせたらダメだ。キャラクターに深みがないのが致命的。どの登場人物も、読者の納得できる意志を持っていない。「鯨」や「蝉」が首を突っ込む動機も適当に思えるし、鈴木の危機感の欠如にもバカらしくなってくる。コンピュータウイルスに絶えず感染するだとか、現実的にはそうそうないことをサラリと書かれても辟易する。台詞回しにもまるでセンスがない。比喩表現も巧くなく、文体にも味がなかった。この作品を通して結局何が言いたいのか分からないし、ただの娯楽作品だとするならば完全に落第。伊坂幸太郎はどんな話を書くのかと期待していただけに、星1つ。残念。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.142
(1pt)

色んなものが欠落した作品

あらすじをそのまま長文化しただけのような内容で、
読者を引き込む力が感じられなかった。
話をなんとか破綻させないよう完結させるために、
リアリティを犠牲にし過ぎている。
ちょうど良いところにエンジンかかったままの車が放置してあったなんて、
そんな展開が許されていいのだろうか?
「鯨」が「蝉」を見つける前のタクシー運転手のやりとりなど、
もう色んなところでストーリーをつないでいくための作者の苦労が透けて見える。
読者にそれを感じさせたらダメだ。
キャラクターに深みがないのが致命的。
どの登場人物も、読者の納得できる意志を持っていない。
「鯨」や「蝉」が首を突っ込む動機も適当に思えるし、
鈴木の危機感の欠如にもバカらしくなってくる。
コンピュータウイルスに絶えず感染するだとか、
現実的にはそうそうないことをサラリと書かれても辟易する。
台詞回しにもまるでセンスがない。
比喩表現も巧くなく、文体にも味がなかった。
この作品を通して結局何が言いたいのか分からないし、
ただの娯楽作品だとするならば完全に落第。
伊坂幸太郎はどんな話を書くのかと期待していただけに、星1つ。残念。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.141
(4pt)

エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考える

『砂漠』も読みましたが、随分『砂漠』と本書とでは作風が違うな、と感じました。個人的には、『砂漠』のほうが好きかな。砂漠 ミステリ、というか、ハードボイルド小説、ということですが、確かに、鈴木・鯨・蝉の三者が最後のほうでひとつの線にまとめられていく過程はわくわくドキドキして楽しめました。この先、いったいどういう展開になるんだろうか?と気になって、どんどん先に読み進めてしまいました。ただ、その殺人の動機というか、登場人物が殺人に至る過程にあまり意味を見出していないところが、小説としてどうなのかな、と。教師だった鈴木が復讐のために裏社会の会社に勤める、っていう設定もなんだか不自然な感じがしましたし。エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考えるきっかけにはならない感じ、です。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.140
(4pt)

エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考える

『砂漠』も読みましたが、随分『砂漠』と本書とでは作風が違うな、と感じました。
個人的には、『砂漠』のほうが好きかな。
砂漠
ミステリ、というか、ハードボイルド小説、ということですが、確かに、鈴木・鯨・蝉の三者が最後のほうでひとつの線にまとめられていく過程はわくわくドキドキして楽しめました。この先、いったいどういう展開になるんだろうか?と気になって、どんどん先に読み進めてしまいました。
ただ、その殺人の動機というか、登場人物が殺人に至る過程にあまり意味を見出していないところが、小説としてどうなのかな、と。
教師だった鈴木が復讐のために裏社会の会社に勤める、っていう設定もなんだか不自然な感じがしましたし。
エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考えるきっかけにはならない感じ、です。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.139
(4pt)

このパターンは

登場人物を複数出してストーリー進行を平行させ、最後に繋がっていくという形を作者は得意と
していますが、本作もそんな感じです。この形式は、中々物語に入り込むのが難しいというか、
話がパラパラと目まぐるしく変わるので頭がついていかず(私頭悪いんで、、)そんなに好きな
手法では無いのですが、本作は軽妙な描写、しゃれた筆致、世界観で描かれているのであまり
苦にならずに読み進める事が出来ました。
三人の殺し屋と超ブラック会社社員、そしてその会社社長に怨みを持つ主人公。これら登場人物
が絶妙な塩梅で絡み交錯する。
最後もホロリというか、ニヤリというか、後味良く終わる感じでとても良!でしたね。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.138
(4pt)

このパターンは

登場人物を複数出してストーリー進行を平行させ、最後に繋がっていくという形を作者は得意と
していますが、本作もそんな感じです。この形式は、中々物語に入り込むのが難しいというか、
話がパラパラと目まぐるしく変わるので頭がついていかず(私頭悪いんで、、)そんなに好きな
手法では無いのですが、本作は軽妙な描写、しゃれた筆致、世界観で描かれているのであまり
苦にならずに読み進める事が出来ました。
三人の殺し屋と超ブラック会社社員、そしてその会社社長に怨みを持つ主人公。これら登場人物
が絶妙な塩梅で絡み交錯する。
最後もホロリというか、ニヤリというか、後味良く終わる感じでとても良!でしたね。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.137
(3pt)

対峙

元教師の主人公は、妻を亡き者にしたが車に轢かれる瞬間を目撃し、正体を探るために尾行を行う。一方で、自殺専門の殺し屋である鯨、ナイフ使いの使者である蝉も正体を探る。彼らの思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す…。
多様に伏線が敷かれており、物語は二転三転していきます。全てが終わった時、主人公が対峙するものとは…。
「自殺する奴ってのが大嫌いなんだ。人間だけだぜ、逃げるように死ぬのは。偉そうじゃねえか。どんなに酷い環境に置かれたって、動物は自分からは死のうとしねえよ。自分たちが生き残るために、他の動物がどれだけ犠牲になったか知ってるからだ。人間ってのは、傲慢だよ。だからよ、俺は飛ぶんだよ。死ぬのは、そのついでだ」
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.136
(3pt)

対峙

元教師の主人公は、妻を亡き者にしたが車に轢かれる瞬間を目撃し、正体を探るために尾行を行う。一方で、自殺専門の殺し屋である鯨、ナイフ使いの使者である蝉も正体を探る。彼らの思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す…。
多様に伏線が敷かれており、物語は二転三転していきます。全てが終わった時、主人公が対峙するものとは…。
「自殺する奴ってのが大嫌いなんだ。人間だけだぜ、逃げるように死ぬのは。偉そうじゃねえか。どんなに酷い環境に置かれたって、動物は自分からは死のうとしねえよ。自分たちが生き残るために、他の動物がどれだけ犠牲になったか知ってるからだ。人間ってのは、傲慢だよ。だからよ、俺は飛ぶんだよ。死ぬのは、そのついでだ」
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.135
(3pt)

高をくくる=考えないようにする愚行。今の日本人にいえること。

主人公、スズキは妻が暴力団関係の男にひき殺された復讐のため、悪人、寺原の経営する会社「令嬢」に潜り込むのだが、このぼけ主人公は次々と危険な目にあいながらも、偶然に殺し屋同士の争いに巻き込まれ救われるという話。ろくに考えもせず、何の根拠もなく対岸の火事のように死に目を背け、いざというときにあたふたとさわぐ。まったくいまの大衆のステレイタイプの様な男だ。こんな奴は早々に死ぬべきなのだが、ぬくぬくと生き残るのが伊坂節。勧善懲悪、正義は常に勝つ?まあ小説の中だけはこんな無謀も許されるのだろう。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.134
(3pt)

高をくくる=考えないようにする愚行。今の日本人にいえること。

主人公、スズキは妻が暴力団関係の男にひき殺された復讐のため、悪人、寺原の経営する会社「令嬢」に潜り込むのだが、このぼけ主人公は次々と危険な目にあいながらも、偶然に殺し屋同士の争いに巻き込まれ救われるという話。ろくに考えもせず、何の根拠もなく対岸の火事のように死に目を背け、いざというときにあたふたとさわぐ。まったくいまの大衆のステレイタイプの様な男だ。こんな奴は早々に死ぬべきなのだが、ぬくぬくと生き残るのが伊坂節。勧善懲悪、正義は常に勝つ?まあ小説の中だけはこんな無謀も許されるのだろう。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.133
(4pt)

面白いんだけれど、あと一歩かな

伊坂さんの小説の中では、
異質な部類に入るのかな。
先が読めない
摩訶不思議さは健在だけれども
たぶん舞台が仙台じゃないからかな。
う〜ん、
なんでだろ?
なんだか
落ち着いて読めなかったな。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.132
(4pt)

面白いんだけれど、あと一歩かな

伊坂さんの小説の中では、
異質な部類に入るのかな。
先が読めない
摩訶不思議さは健在だけれども
たぶん舞台が仙台じゃないからかな。
う〜ん、
なんでだろ?
なんだか
落ち着いて読めなかったな。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.131
(3pt)

淡々とした物語

鈴木、蝉、鯨の三人の視点で語られる物語が次第に交わり一つの物語になっていく…。
「復習を横取りされた」所から始まる設定と、
様々な殺し屋関係の人たち(押し屋、自殺屋、ナイフ使い、毒、拷問専門屋、などなど)に
興味を引かれて買ったのだけど、私的には今ひとつ。
それぞれの登場人物と、感情の部分に共感する事が無かったからかもしれない…。
何を求めているのかが、よく分からなくて、ただ、とにかく、先を読もうと思ってた気がする。
それぞれのキャラクターは面白みを持ってるのに
自分が期待したほどには動いてくれなくて。そのあたりが残念。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.130
(3pt)

淡々とした物語

鈴木、蝉、鯨の三人の視点で語られる物語が次第に交わり一つの物語になっていく…。
「復習を横取りされた」所から始まる設定と、
様々な殺し屋関係の人たち(押し屋、自殺屋、ナイフ使い、毒、拷問専門屋、などなど)に
興味を引かれて買ったのだけど、私的には今ひとつ。
それぞれの登場人物と、感情の部分に共感する事が無かったからかもしれない…。
何を求めているのかが、よく分からなくて、ただ、とにかく、先を読もうと思ってた気がする。
それぞれのキャラクターは面白みを持ってるのに
自分が期待したほどには動いてくれなくて。そのあたりが残念。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.129
(3pt)

そろそろだれてきた

伊坂作品を順番に読んできて,そろそろだれてきた。
個性的な登場人物と,その設定。
あっとおどろく裏設定。
そのどれもが面白いのだけれど,もう少し驚く仕掛けがあるんじゃないかと考えているうちに終わってしまう。
次作に期待。(結局読むんだけど)
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.128
(5pt)

エンターテインメントの傑作

「押し屋」と呼ばれる、被害者を道路に押して車に轢かせることによって殺害する
殺し屋を、妻を悪人に殺された鈴木、相手を自殺に追い込むことによって目的を
遂げる殺し屋「鯨」、相手をナイフで殺害することで目的を遂げる「蝉」の3人が
追う、犯罪小説。
1つのストーリーが、章ごとに鈴木、鯨、蝉の3人の視点から語られるという構成
を取っている。
本作は登場人物の造形とか描写が浅く、純文学というには無理がある。
エンターテインメント小説としてどうかということになるが、ストーリーが面白い
し、伏線の張り方やエンディングも上手い。登場人物の人生観のようなものが描か
れてるのもいい。読後感も良かった。エンターテインメントとしてはかなりの傑作
だと思う。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.127
(5pt)

最後の最後までやられたって感じ

 伊坂幸太郎は初めてである。
 でも、あまりのすばらしさに言葉もない。
 例えば鯨。あまりにも淡々としていて、とっかかりがなさそうに見えて、私は最初の数行から魅せられてしまった。自分が自殺に追い込んだ人間の幻影を見続けるような、行っちゃってる奴なのに、なぜか初っぱなからものすごくかっこよく見えてしまう。
 それに、登場人物達の何気ない会話の端々に至まで全てが複線というのが、本当に恐れ入る。どの言葉一つとっても無駄がないのだ。
 そして最後の一行。あの終わりでまた後頭部を殴られたような衝撃を覚えた。ああ、やられてしまったと思った。ここまで全くこのラストを予期できなかったなんて、作者に完全に振り回された。
 感動ものである。
 という事で、また伊坂幸太郎を買ってしまう。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.126
(4pt)

どこか平和な殺し屋小説

妻の復讐するため、その敵の父親が経営する「非合法な会社」に入社した鈴木。
その一般市民である鈴木が、非合法的な事件に巻き込まれていく。
殺し屋小説と銘打っているが、それから想像されるものとはやや印象が異なる。
なかなか残酷なシーンも出てくるが、それでもなお、文章にどこか平和を感じた。
伊坂幸太郎が書いたどこか平和な殺し屋小説、といった印象。
印象に残るキャラクターとセリフは健在。
良く言えば読みやすい、悪く言えば薄っぺらい。
かっちりしたミステリーを期待して読むと、勢いはあるがどこか緊張感にかける感じがするか。
そこがこの作者の良いところでもあり、悪いところでもあるのでしょう。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X