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強奪箱根駅伝
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強奪箱根駅伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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箱根駅伝と言うよくある舞台設定だが、本作は一味違って、競技への直接的な妨害ではなく、テレビ中継の電波ジャックによる番組乗っ取りが主題となっており、テレビモニターを通じて視覚的に描かれる犯行に、実存する校名を挙げてのレース中継が絡んで、著者ならではのスピード感溢れる息をつかせない展開に引き込まれる。事件解決と共に終了するレースの結末は圧巻で感動的。 | ||||
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走りと犯罪とが織りなすスピード感がとても面白くあっと言う間に読んでしまいました。 | ||||
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ランニングを趣味としており、箱根駅伝ファンでもありますが、駅伝の描写にリアリティーが乏しいと感じました。例えば各選手のペースが最近の箱根駅伝よりかなり遅いことや、荒唐無稽と他の方のレビューでも表現されている勝敗部分、現実にはあり得ないと思いわれる選手起用法、区間配置とその結果などあきれてしまいました。テレビ中継の乗っ取り?の描写は放送、電波やIT関連の知識が乏しい私にとっては全く理解し難く、また他の方もレビューされているとおり、人物、時系列、各場面の情景の描写も理解し難く、最後まで物語の世界に浸ることが出来ませんでした。途中まで読んで時間を費やしたことと購入してしまったことの義務感のために何とか読了しました。 | ||||
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箱根駅伝と同時進行に進む誘拐事件、電波が色々語られますが、チンプンカンプンでした。 それを差し引いてもとても濃い内容に引き込まれました、ただ犯行の動機がやや弱いかな という事と犯人を特定する件はええ?と思いましたが・・。 | ||||
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何と言っても箱根駅伝のTV中継中に犯人が警察とスリリングな駆け引きを繰り広げるというユニークな設定が読みどころのサスペンス作品。 箱根駅伝と誘拐サスペンスを組み合わせたという時点で面白そうだが、実際読めば、細部での微妙な強引さや不自然さはあるものの、それらを読んでいる間は全く感じさせない緊張感ある展開が堪能できる。 箱根駅伝自体を乗っ取るのではなく、TV中継の舞台裏を乗っ取るという設定のため、箱根駅伝自体は普通に進行するため、強奪箱根駅伝というタイトルから予想したものと違うという意見も出るだろうが、駅伝のスポーツものの感動と誘拐事件の緊迫性を同時に盛り込んだ作者の熱意は十分伝わる力作である。 | ||||
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実在校をモデルにしているので感情移入しやすく、また手に汗握る為非常に面白い! | ||||
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三浦しをんの『舟を編む』を読んだあと、そのアマゾンレビューを見ると、「三浦しをんは『風が強く吹いている』が傑作だ」というので、その本を持っていた知人に貸してもらったら、この『強奪 箱根駅伝』も同時に貸してくれたので、「箱根駅伝もの」を2冊読むことになった。 『風が強く〜』は、駅伝の勝敗部分は荒唐無稽(ありえない話)なんだけど、「走る」ことについてしっかり書き込まれた、青春小説の力作ではあった。 で、こちらはサスペンス小説。犯人は箱根駅伝の中継を妨害することでテレビ局を脅す。その意図は何なのか ―― 。犯人、箱根駅伝を走る神奈川大学チーム、中継するテレビ局、そして警察の四者がからんで物語が展開する。 必要以上に長いというのが読後、いや読中の感想。話の筋となる駅伝の勝敗部分はやはり荒唐無稽で、加えて事件の部分はサスペンスというほどハラハラしない。多くの人物が出てくるのだが、その描写がそっけない。じっくり読まないと誰が誰だがわからなくなる。じっくり読めばいいんだけど、それほど引きつけられる内容ではない。文章が変に淡泊だ(こういうのはハードボイルドな文体とは言わない)。 ひょっとして、箱根駅伝が好きな人、サスペンスが好きな人、それからテレビ中継のシステムに関心のある人には面白いのかも。うーん、西上心太という書評家の解説もつまらなかった。 | ||||
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恐ろしくつまらない小説。 各所に説明や描写が足りなさすぎるのでは? 作者の頭の中には完成した物語があるのであろうが、読んでいて伝わってこない。細部がわからない。 動画ではなく、ただひたすら途切れ途切れのスライドを見せられているような感じ。 加えて、あまりにも現実感が欠如しすぎている。犯人の動機・行動、警察やテレビ局の対応、ネタバレになってしまうので具体的には言えないが「感動を呼ぶ」というクライマックスの展開などは、特に。 これはスポーツ小説?それともサスペンス小説?それともファンタジーノベル? 作者は何を書きたかった? 箱根駅伝のファンに送るとか、間違えても言って欲しくない。箱根駅伝を馬鹿にしているようにしか感じられませんね。 | ||||
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駅伝を舞台にしたサスペンスではなく、駅伝のTV中継を舞台にしたサスペンスです。そのためレース自体は事件とはほとんど無関係に進行しますし、自分はTV局の人の仕事にはあまり興味がないので、読むのが苦痛な場面が多かったです。 なにしろ駅伝中継そのものが主人公なので、表面的な描写(見えるもの、聞こえるもの)が過剰・冗長になる一方で、ランナーや監督といった実際に箱根駅伝を走る側の登場人物の心情描写は異常なまでにドライです。場面や視点も次々と変わり、時系列も前後するため、読者は一貫した流れが把握しにくいです。これが読みにくさに直結しています。クライマックスに至っても視点は飛びまくり、過剰な描写はさらに勢いを増し、ほとんど混乱の極みの中でこの小説は終わります。 正直なところ、文章の体裁が小説というよりも、テレビドラマの脚本のように感じました。 これを逆手にとって、過剰な描写から映像のディテールを想像してTVドラマを見るように読むと、サスペンスらしいスピード感とスリルを存分に味わうことができます。 徳光アナウンサーがこの小説のクライマックスで号泣したそうですが、彼はTV業界の人なので、たぶん映像がリアルに浮かんできたのだと思います。映像が浮かんでくる人にとって、この小説の終盤はかなり泣けると思います。 以下は個人的な感想です。 この小説は、ランナーを主人公にして、彼の視点を中心にしたストレートな展開を取った方が良かったのではないかと思います。ランナーを主人公に据えると「前代未聞の事件に巻き込まれた箱根駅伝出場選手!はたして彼は、最初で最後の箱根を走ることができるのか?そしてレースの行方は!?」という内容になって、わかりやすく感情移入しやすい内容になったと思います。 | ||||
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スポーツものの小説が好きです。 箱根駅伝も好きです。 この作品も、面白い部分はあったと思います。 箱根駅伝と共に進む切迫感とか、青春を感じさせる感動とか。 しかし、文章が読みづらく、かつ、ストーリーにも単純すぎる所や、無理があるように思えて、 高い評価はしたくない感じでした。 | ||||
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安東作品に初めて触れたものです。箱根駅伝という正月の大イベントに合わせた誘拐事件と、背景にある犯人の心の闇。中継するテレビ局の現場責任者の苦悩や葛藤。そして、実在する大学陸上部の選手のいらだちや、ひたすら襷を継いで走ることへの執念・・ 実際に我が家のそばが、毎年コースに近いため、臨場感あふれた内容にはまってしまいました。レースの表現など、実に巧みで、あの某テレビ局の有名アナウンサーTさんも感涙したほどだそうですね。今までありそうでなかった、スポーツ小説としても読み応えがあると思います。 | ||||
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今や日本の正月の代名詞となっている箱根駅伝。 箱根駅伝を数日後に控えた大学陸上部に犯人の魔の手が忍び寄る。 12月30日の夜に女子マネージャーが誘拐され、その後も次々と要求を突きつけてくる犯人。 犯人の犯行に至った経路はどういったものなのか?犯人の狙いは一体何なのか? ハイテクの限りを尽くし、巧妙な手段で次々と要求を突きつけてくる犯人の思惑と 選手達の想い、TV局、警察の攻防が激しく交錯し、その先に待つ感動の結末とは・・・? 読み始めると先を知りたくて仕方がなくなり、一気読み間違いなしだと思います。 それくらい夢中にさせてくれる小説です。私の場合、読むスピードが全く衰えませんで した。 また、表には現れない縁の下の力持ちであるスタッフさん達の描写から、箱根駅伝の TV放送の舞台裏を知ることができ、こういう風にして箱根駅伝という一つの番組ができ 上がっていたのかと、新たな発見があります。その描写は臨場感があり、箱根駅伝の息吹 を感じ取ることができます。 そういった点でも箱根駅伝ファンは楽しめると思いますよ。 | ||||
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この作品は、第80回箱根駅伝を舞台にしている。参加する大学も実名で 登場する。ただし、実際の参加校とは若干の相違がある。 犯人の要求に対しテレビ局が身代金を払おうとするのだが、何故テレビ 局が身代金を出すのか、今一つ良く判らない。テレビ局にとって大切なの はあくまでも中継であって、特にシステムをガードした以降は払う必要性 が感じられないのだが。それ程人道的な会社なのだろうか。やけにあっさり 決まったように思える。普通何億円ものお金を払うとなったら、もっと揉める のではないだろうか。 十億円のダイヤをぶら下げて走ってるのに、警察の監視体制があまりに お粗末であったり、誘拐の一番のポイントである身代金受け渡しも工夫が 足りない。海外に逃亡するにしても、身元がばれていたら空港や港に手配 が回っているのは確実である。この犯人は色々策を弄しているのに、それ くらい判らないのだろうか。 若干描写の判り難い部分もある。特に中継車を拉致する時のような実行 場面での描写の判り難さが目立つ。 この作品の特徴の一つとして、犯人がコンピュータやインターネットを縦横 に駆使している事があげられる。以前にも『99%の誘拐 (講談社文庫)』などの 作品で誘拐にコンピュータを使っていたが、最近ではインターネットの出現 で、よりスピーディーに事が運ぶようである。犯人とテレビ局・警察との攻防 はこの作品の見所の一つである。 ラストはハリウッド映画のような展開で、先が読めてしまうのだが、レース の臨場感にあふれ、駅伝にかける選手や関係者の熱い思いが伝わって 来る。読み物としては充分に楽しめる一冊である。 | ||||
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この作品は、第80回箱根駅伝を舞台にしている。参加する大学も実名で 登場する。ただし、実際の参加校とは若干の相違がある。 犯人の要求に対しテレビ局が身代金を払おうとするのだが、何故テレビ 局が身代金を出すのか、今一つ良く判らない。テレビ局にとって大切なの はあくまでも中継であって、特にシステムをガードした以降は払う必要性 が感じられないのだが。それ程人道的な会社なのだろうか。やけにあっさり 決まったように思える。普通何億円ものお金を払うとなったら、もっと揉める のではないだろうか。 十億円のダイヤをぶら下げて走ってるのに、警察の監視体制があまりに お粗末であったり、誘拐の一番のポイントである身代金受け渡しも工夫が 足りない。海外に逃亡するにしても、身元がばれていたら空港や港に手配 が回っているのは確実である。この犯人は色々策を弄しているのに、それ くらい判らないのだろうか。 若干描写の判り難い部分もある。特に中継車を拉致する時のような実行 場面での描写の判り難さが目立つ。 この作品の特徴の一つとして、犯人がコンピュータやインターネットを縦横 に駆使している事があげられる。以前にも『99%の誘拐 (講談社文庫)』などの 作品で誘拐にコンピュータを使っていたが、最近ではインターネットの出現 で、よりスピーディーに事が運ぶようである。犯人とテレビ局・警察との攻防 はこの作品の見所の一つである。 ラストはハリウッド映画のような展開で、先が読めてしまうのだが、レース の臨場感にあふれ、駅伝にかける選手や関係者の熱い思いが伝わって 来る。読み物としては充分に楽しめる一冊である。 | ||||
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箱根駅伝の出場大学もすべて実名で登場する。神奈川大学の10人目の選手が決定した夜、陸上部のマネージャーが突然誘拐される。 予定通り、1月2日往路スタート!誘拐犯はテレビ回線をジャックして要求をし続ける。誘拐犯とテレビ局との攻防戦は、ミステリー小説として読み応えあり。復路の神奈川大の追い込みは、スポーツ小説として感動的である。 箱根駅伝ファンには、ぜひ読んでほしい。 | ||||
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1行目からわくわくどきどきしてハマっちゃいました。実際に参加する大学名が出てきて、大学生の女子マネージャーが誘拐されてしまうという出だしがすごいリアル。犯人のコンピューター技術を駆使して関係者を翻弄する手口は、巧妙で、途中でやめられない面白さ。しかも、毎年行われる箱根駅伝の舞台裏が詳細に書かれていて、箱根駅伝にこれだけの人や大掛かりな機材が投入されているのかと驚かされる。この本を読むと選手のみならず中継者などの裏方さん、沿道で応援する人たちにまで目がいき、箱根駅伝を5倍、いや10倍楽しめる。実際、箱根駅伝初心者の私でもハマっちゃいました。そして最後は感動的な結末が待っている。いやぁ、安東作品は、どれを読んでもいいですねぇ。 | ||||
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期待していた訳でもないのですが、ストーリーは良くありそうなもので、特になるほどと納得させるものはありません。個人的には、登場人物の描写がない、登場人物が多過ぎる、場面が多過ぎる、ドキドキさせない、といった印象でした。良いと思った点は残念ながらありませんでした。何度も途中で放り出しそうになりました | ||||
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期待していた訳でもないのですが、ストーリーは良くありそうなもので、特になるほどと納得させるものはありません。個人的には、登場人物の描写がない、登場人物が多過ぎる、場面が多過ぎる、ドキドキさせない、といった印象でした。良いと思った点は残念ながらありませんでした。何度も途中で放り出しそうになりました | ||||
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ミステリーの謎解きは最後のお楽しみだ。他の人に言ってほしくはない。ただ、この作品は読んだ後でも、「一言で説明、、」出来ないのが面白いところかもしれない。複雑にいろいろなことが出てくる。もちろん犯人もいるし、捕まえる人もいるのだがそれよりも箱根駅伝というごく身近なしかもメジャーなイベントについてこんなに博学になれる?嬉しさとか、インターネットってこんな事も出来るの?(フィクションだからできるかどうかわからないけど、、できるんじゃないかな?と思っているのが自分でもおかしい)という驚きとか、「エー更にこう入り組むわけ??」となって、多分読み終わっても他の人にこの筋をちゃんと説明できるとは思えない。こんな作品をエンターテイメントというのかもしれない。などど思うまもなく夜が白み始めてしまった。説明できないので(笑)まずは読んでみるべし、、 | ||||
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放送局の配信網とインターネット(イントラネット)がハッキングされ、箱根駅伝の中継が乗っ取られようとする。そこに放送局、警察、大学陸上部の思惑が微妙に絡み合って…というミステリーです。昨今のミステリーにはネットがらみの犯罪が多く扱われるようになりました。その量に反比例して、「この作者は本当にその仕組みがわかってるのかなあ」という本が少なからず存在しますが、この本はよく調べ上げています。放送の仕組みについては全く知識がないのでなんとも申し上げることはできませんが、前者の信用度から判断するに相当調べられたのではないかと推察します。しかしまあ、生中継ってものすごく大変なのね、という現場の苦労も体感できます。実際の箱根駅伝中継を横目にみながら読みすすめましたので臨場感は抜群(!)で、手に汗握りながら楽しめました。441ページという分量ですが、リアルタイムの「往路」「復路」の2日間で一気読みはわりとたやすいかと思います。ストーリーは、ある種、読み手の「願望」通りに進みますので、物語に「裏切られる」感をお好みの方はちょっと肌にあわないかもしれませんが、その予想されたストーリーで進展するにもかかわらず感動的です。そういう意味では、一級のエンターテインメントに仕上がっているといえるでしょう。最後のタスキリレーからゴールまでの描写のすばらしさなどは、スポーツノンフィクションでもなかなかお目にかかれません。あえて難をいえば、各登場人物の背景設定にもう少し厚みが欲しかったか。今年の箱根駅伝をご覧になった方はその中継を思い出しながらどうぞ。ミステリー好きだけでなくスポーツ好きもぜひ! | ||||
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