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強奪箱根駅伝



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【この小説が収録されている参考書籍】
強奪 箱根駅伝
強奪 箱根駅伝 (新潮文庫)

強奪箱根駅伝の評価: 3.68/5点 レビュー 22件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

面白かったです。

箱根駅伝と言うよくある舞台設定だが、本作は一味違って、競技への直接的な妨害ではなく、テレビ中継の電波ジャックによる番組乗っ取りが主題となっており、テレビモニターを通じて視覚的に描かれる犯行に、実存する校名を挙げてのレース中継が絡んで、著者ならではのスピード感溢れる息をつかせない展開に引き込まれる。事件解決と共に終了するレースの結末は圧巻で感動的。
強奪 箱根駅伝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:強奪 箱根駅伝 (新潮文庫)より
4101301514
No.12:
(4pt)

走りの描写も秀逸!

走りと犯罪とが織りなすスピード感がとても面白くあっと言う間に読んでしまいました。
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4101301514
No.11:
(5pt)

箱根駅伝という題材がユニークな誘拐サスペンス

何と言っても箱根駅伝のTV中継中に犯人が警察とスリリングな駆け引きを繰り広げるというユニークな設定が読みどころのサスペンス作品。
箱根駅伝と誘拐サスペンスを組み合わせたという時点で面白そうだが、実際読めば、細部での微妙な強引さや不自然さはあるものの、それらを読んでいる間は全く感じさせない緊張感ある展開が堪能できる。
箱根駅伝自体を乗っ取るのではなく、TV中継の舞台裏を乗っ取るという設定のため、箱根駅伝自体は普通に進行するため、強奪箱根駅伝というタイトルから予想したものと違うという意見も出るだろうが、駅伝のスポーツものの感動と誘拐事件の緊迫性を同時に盛り込んだ作者の熱意は十分伝わる力作である。
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No.10:
(5pt)

おもしろい

実在校をモデルにしているので感情移入しやすく、また手に汗握る為非常に面白い!
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4101301514
No.9:
(5pt)

はまりました

安東作品に初めて触れたものです。箱根駅伝という正月の大イベントに合わせた誘拐事件と、背景にある犯人の心の闇。中継するテレビ局の現場責任者の苦悩や葛藤。そして、実在する大学陸上部の選手のいらだちや、ひたすら襷を継いで走ることへの執念・・
実際に我が家のそばが、毎年コースに近いため、臨場感あふれた内容にはまってしまいました。レースの表現など、実に巧みで、あの某テレビ局の有名アナウンサーTさんも感涙したほどだそうですね。今までありそうでなかった、スポーツ小説としても読み応えがあると思います。
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4101301514
No.8:
(5pt)

ハイテクの限りを尽くしたミステリー小説。

 今や日本の正月の代名詞となっている箱根駅伝。
箱根駅伝を数日後に控えた大学陸上部に犯人の魔の手が忍び寄る。
12月30日の夜に女子マネージャーが誘拐され、その後も次々と要求を突きつけてくる犯人。
 犯人の犯行に至った経路はどういったものなのか?犯人の狙いは一体何なのか?
 ハイテクの限りを尽くし、巧妙な手段で次々と要求を突きつけてくる犯人の思惑と
選手達の想い、TV局、警察の攻防が激しく交錯し、その先に待つ感動の結末とは・・・?
 読み始めると先を知りたくて仕方がなくなり、一気読み間違いなしだと思います。
それくらい夢中にさせてくれる小説です。私の場合、読むスピードが全く衰えませんで
した。
 また、表には現れない縁の下の力持ちであるスタッフさん達の描写から、箱根駅伝の
TV放送の舞台裏を知ることができ、こういう風にして箱根駅伝という一つの番組ができ
上がっていたのかと、新たな発見があります。その描写は臨場感があり、箱根駅伝の息吹
を感じ取ることができます。
 そういった点でも箱根駅伝ファンは楽しめると思いますよ。
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4101301514
No.7:
(4pt)

読み物としては充分に楽しめる一冊である

この作品は、第80回箱根駅伝を舞台にしている。参加する大学も実名で
登場する。ただし、実際の参加校とは若干の相違がある。
犯人の要求に対しテレビ局が身代金を払おうとするのだが、何故テレビ
局が身代金を出すのか、今一つ良く判らない。テレビ局にとって大切なの
はあくまでも中継であって、特にシステムをガードした以降は払う必要性
が感じられないのだが。それ程人道的な会社なのだろうか。やけにあっさり
決まったように思える。普通何億円ものお金を払うとなったら、もっと揉める
のではないだろうか。
十億円のダイヤをぶら下げて走ってるのに、警察の監視体制があまりに
お粗末であったり、誘拐の一番のポイントである身代金受け渡しも工夫が
足りない。海外に逃亡するにしても、身元がばれていたら空港や港に手配
が回っているのは確実である。この犯人は色々策を弄しているのに、それ
くらい判らないのだろうか。
若干描写の判り難い部分もある。特に中継車を拉致する時のような実行
場面での描写の判り難さが目立つ。
この作品の特徴の一つとして、犯人がコンピュータやインターネットを縦横
に駆使している事があげられる。以前にも『99%の誘拐 (講談社文庫)』などの
作品で誘拐にコンピュータを使っていたが、最近ではインターネットの出現
で、よりスピーディーに事が運ぶようである。犯人とテレビ局・警察との攻防
はこの作品の見所の一つである。
ラストはハリウッド映画のような展開で、先が読めてしまうのだが、レース
の臨場感にあふれ、駅伝にかける選手や関係者の熱い思いが伝わって
来る。読み物としては充分に楽しめる一冊である。
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4101301514
No.6:
(4pt)

読み物としては充分に楽しめる一冊である

この作品は、第80回箱根駅伝を舞台にしている。参加する大学も実名で
登場する。ただし、実際の参加校とは若干の相違がある。

犯人の要求に対しテレビ局が身代金を払おうとするのだが、何故テレビ
局が身代金を出すのか、今一つ良く判らない。テレビ局にとって大切なの
はあくまでも中継であって、特にシステムをガードした以降は払う必要性
が感じられないのだが。それ程人道的な会社なのだろうか。やけにあっさり
決まったように思える。普通何億円ものお金を払うとなったら、もっと揉める
のではないだろうか。

十億円のダイヤをぶら下げて走ってるのに、警察の監視体制があまりに
お粗末であったり、誘拐の一番のポイントである身代金受け渡しも工夫が
足りない。海外に逃亡するにしても、身元がばれていたら空港や港に手配
が回っているのは確実である。この犯人は色々策を弄しているのに、それ
くらい判らないのだろうか。

若干描写の判り難い部分もある。特に中継車を拉致する時のような実行
場面での描写の判り難さが目立つ。

この作品の特徴の一つとして、犯人がコンピュータやインターネットを縦横
に駆使している事があげられる。以前にも『99%の誘拐 (講談社文庫)』などの
作品で誘拐にコンピュータを使っていたが、最近ではインターネットの出現
で、よりスピーディーに事が運ぶようである。犯人とテレビ局・警察との攻防
はこの作品の見所の一つである。

ラストはハリウッド映画のような展開で、先が読めてしまうのだが、レース
の臨場感にあふれ、駅伝にかける選手や関係者の熱い思いが伝わって
来る。読み物としては充分に楽しめる一冊である。
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4101301514
No.5:
(5pt)

箱根駅伝ファンにはぜひ読んでほしい

 箱根駅伝の出場大学もすべて実名で登場する。神奈川大学の10人目の選手が決定した夜、陸上部のマネージャーが突然誘拐される。
 予定通り、1月2日往路スタート!誘拐犯はテレビ回線をジャックして要求をし続ける。誘拐犯とテレビ局との攻防戦は、ミステリー小説として読み応えあり。復路の神奈川大の追い込みは、スポーツ小説として感動的である。
 箱根駅伝ファンには、ぜひ読んでほしい。
 
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4101301514
No.4:
(5pt)

箱根駅伝に初心者でもハマッちゃう面白さ!!

1行目からわくわくどきどきしてハマっちゃいました。実際に参加する大学名が出てきて、大学生の女子マネージャーが誘拐されてしまうという出だしがすごいリアル。犯人のコンピューター技術を駆使して関係者を翻弄する手口は、巧妙で、途中でやめられない面白さ。しかも、毎年行われる箱根駅伝の舞台裏が詳細に書かれていて、箱根駅伝にこれだけの人や大掛かりな機材が投入されているのかと驚かされる。この本を読むと選手のみならず中継者などの裏方さん、沿道で応援する人たちにまで目がいき、箱根駅伝を5倍、いや10倍楽しめる。実際、箱根駅伝初心者の私でもハマっちゃいました。そして最後は感動的な結末が待っている。いやぁ、安東作品は、どれを読んでもいいですねぇ。
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4101301514
No.3:
(5pt)

一言で説明すると、、

ミステリーの謎解きは最後のお楽しみだ。他の人に言ってほしくはない。ただ、この作品は読んだ後でも、「一言で説明、、」出来ないのが面白いところかもしれない。複雑にいろいろなことが出てくる。もちろん犯人もいるし、捕まえる人もいるのだがそれよりも箱根駅伝というごく身近なしかもメジャーなイベントについてこんなに博学になれる?嬉しさとか、インターネットってこんな事も出来るの?(フィクションだからできるかどうかわからないけど、、できるんじゃないかな?と思っているのが自分でもおかしい)という驚きとか、「エー更にこう入り組むわけ??」となって、多分読み終わっても他の人にこの筋をちゃんと説明できるとは思えない。こんな作品をエンターテイメントというのかもしれない。などど思うまもなく夜が白み始めてしまった。説明できないので(笑)まずは読んでみるべし、、
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4101301514
No.2:
(4pt)

今年の箱根駅伝を思い出しながらどうぞ!

放送局の配信網とインターネット(イントラネット)がハッキングされ、箱根駅伝の中継が乗っ取られようとする。そこに放送局、警察、大学陸上部の思惑が微妙に絡み合って…というミステリーです。昨今のミステリーにはネットがらみの犯罪が多く扱われるようになりました。その量に反比例して、「この作者は本当にその仕組みがわかってるのかなあ」という本が少なからず存在しますが、この本はよく調べ上げています。放送の仕組みについては全く知識がないのでなんとも申し上げることはできませんが、前者の信用度から判断するに相当調べられたのではないかと推察します。しかしまあ、生中継ってものすごく大変なのね、という現場の苦労も体感できます。実際の箱根駅伝中継を横目にみながら読みすすめましたので臨場感は抜群(!)で、手に汗握りながら楽しめました。441ページという分量ですが、リアルタイムの「往路」「復路」の2日間で一気読みはわりとたやすいかと思います。ストーリーは、ある種、読み手の「願望」通りに進みますので、物語に「裏切られる」感をお好みの方はちょっと肌にあわないかもしれませんが、その予想されたストーリーで進展するにもかかわらず感動的です。そういう意味では、一級のエンターテインメントに仕上がっているといえるでしょう。最後のタスキリレーからゴールまでの描写のすばらしさなどは、スポーツノンフィクションでもなかなかお目にかかれません。あえて難をいえば、各登場人物の背景設定にもう少し厚みが欲しかったか。今年の箱根駅伝をご覧になった方はその中継を思い出しながらどうぞ。ミステリー好きだけでなくスポーツ好きもぜひ!
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4104027030
No.1:
(5pt)

読んでよかった

一体最後にどんな結末を迎えるだろう、と思いながらページを進めていました。半分を過ぎたくらいからとにかく先が気になって気になって一気に読んでしまいました。・・・・・安東氏の取材力には前々から感心していましたが、今回の作品は箱根駅伝と言うドラマが加わり面白さが倍増していました。最後の展開で思わず涙が出ました。まさかサスペンスで涙が出るとは思いませんでした。また次の作品が楽しみになりました。
強奪 箱根駅伝Amazon書評・レビュー:強奪 箱根駅伝より
4104027030

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