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生活安全課0係 スローダンサー
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生活安全課0係 スローダンサーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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主人公のキャラはおもしろいが、事件の設定に迫力不足。警察小説としてはほのぼの感が強いかな? | ||||
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生活安全課の相談係が、殺人事件の再捜査をするというのは、かなりの無理があるが、読者にそれを難なく、飛び越えさせてしまうところにこの作者の剛腕さがある。 物語は、ゆっくりと進む。最近の警察物に多いパターンの、署内のバックヤードの雰囲気を小出しにしながら、同時に妹のまったく別次元の視点を出している。妹の視点でのサイドストリーは、ある種の暗喩でもある。 小説としては、実にオーソドックスな手法で「嘘」を見抜いて行くのだが、意外と飽きない。 文章がうまい。構成もいい。富樫倫太郎は、安心して読める作家だ。 次作も楽しみだ。 | ||||
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生活安全課0課第4弾は、主人公の冬彦と相棒の高虎が中心となり、心は男性だった女性の焼身自殺の真相を調べるお話です。 いろんな人物の嘘を痛快に明かしていく主人公。普段心で思っていても口には出せないことをズバズバ言うKYさも相変わらずのいいキャラです。慣れてきたのか、当初の驚きよりも逆に代弁をしてもらっているような気分になり、気持ちよくなってきました。 そもそも何でも相談室なのですから大きな事件というよりは細々とした日常的な困ったことを解決していくというのが基本なのでしょうから、今回のように一つの大きな事件が中心に描かれるのは稀なこと。その点でもシリーズの他の作品より派手で読みごたえがあります。 その本筋の事件とは別に、悩める主人公の家族の話も平行して進んでいきますが、その割合が適度に少なかったため、本筋の邪魔をすることなくテンポよく、読みやすく、そしてとても面白かったです。 | ||||
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