(短編集)

ねこのばば

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ねこのばばの評価:

4.34/5点 レビュー 35件。 B ランク

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平均点4.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 21〜40 2/4ページ
No.42
(5pt)

今回は佐助の過去が

ここまで読んでる方に余計なレビューは必要ないでしょう。 この作品の中ではやはり佐助の過去(千年も生きてる妖だけに一部ですが)が明かされ、若だんなを失いたく ない必死さが伝わり、ホロリとさせられます。 僕は注意して読んでなかったので、最後までハラハラドキドキ でこのシリーズが終わってしまうのか・・・と勘違いしてしまったほどでした。 また、今回は今までよりもちょっとミステリーっぽさが強くなっており、若だんなが名探偵のように思えてき ます。 こんなに安心して読める、ほのぼのミステリーって他にないですね。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.41
(5pt)

今回は佐助の過去が

ここまで読んでる方に余計なレビューは必要ないでしょう。 この作品の中ではやはり佐助の過去(千年も生きてる妖だけに一部ですが)が明かされ、若だんなを失いたく ない必死さが伝わり、ホロリとさせられます。 僕は注意して読んでなかったので、最後までハラハラドキドキ でこのシリーズが終わってしまうのか・・・と勘違いしてしまったほどでした。 また、今回は今までよりもちょっとミステリーっぽさが強くなっており、若だんなが名探偵のように思えてき ます。 こんなに安心して読める、ほのぼのミステリーって他にないですね。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.40
(4pt)

ミステリ的色彩がより濃厚に

「しゃばけ」シリーズ第三作。初作に比べ精神的に逞しくなった若旦那と"妖"達の楽しい掛け合いを通して、人生の機微を木目細やかに描いた快作。短編ミステリ集の趣きが色濃くなった。

「茶巾たまご」は海苔屋の娘の殺人事件を、料理書「卵百珍」、栄吉が用いる分量書からの巧みな連鎖で解決する展開が秀逸。若旦那が拾って来た金次なる男の正体は、読者にとって自明だが、ご愛嬌か。「花かんざし」は可愛い迷子を発端にした悲劇だが、結末が安易に過ぎる。"人は外見よりも内面"と言うサブ・テーマが良いだけに、一捻り欲しかった。タイトル作「ねこのばば」は若旦那の遊び道具"桃色の雲"の紛失、猫又になりかかった古猫の幽閉、広徳寺での僧侶殺人事件を巧みな構成で一点に収斂させた秀作。"覆水盆に帰らず"の教訓も舞台に相応しい。「産土」は犬神こと佐助の生い立ちから始まる問わず語り。「産土の犬神」とは"その土地で産まれた人間を死ぬまで見守り、守護する神"の意味なので、若旦那の守り役としては"うってつけ"。話は木偶との悪夢のような闘いだが、落とし所が上手い。「たまやたまや」はお春の婚礼を背景に、窮地に陥った若旦那が幼い日の思い出を甦らせると言うメルヘンティックな物語。

若旦那と"妖"達もすっかり御馴染みとなって安心して楽しめるシリーズとなった。ミステリ的技巧が段々巧みになっている気がする。これからも先が楽しみなシリーズ。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.39
(4pt)

ミステリ的色彩がより濃厚に

「しゃばけ」シリーズ第三作。初作に比べ精神的に逞しくなった若旦那と"妖"達の楽しい掛け合いを通して、人生の機微を木目細やかに描いた快作。短編ミステリ集の趣きが色濃くなった。

「茶巾たまご」は海苔屋の娘の殺人事件を、料理書「卵百珍」、栄吉が用いる分量書からの巧みな連鎖で解決する展開が秀逸。若旦那が拾って来た金次なる男の正体は、読者にとって自明だが、ご愛嬌か。「花かんざし」は可愛い迷子を発端にした悲劇だが、結末が安易に過ぎる。"人は外見よりも内面"と言うサブ・テーマが良いだけに、一捻り欲しかった。タイトル作「ねこのばば」は若旦那の遊び道具"桃色の雲"の紛失、猫又になりかかった古猫の幽閉、広徳寺での僧侶殺人事件を巧みな構成で一点に収斂させた秀作。"覆水盆に帰らず"の教訓も舞台に相応しい。「産土」は犬神こと佐助の生い立ちから始まる問わず語り。「産土の犬神」とは"その土地で産まれた人間を死ぬまで見守り、守護する神"の意味なので、若旦那の守り役としては"うってつけ"。話は木偶との悪夢のような闘いだが、落とし所が上手い。「たまやたまや」はお春の婚礼を背景に、窮地に陥った若旦那が幼い日の思い出を甦らせると言うメルヘンティックな物語。

若旦那と"妖"達もすっかり御馴染みとなって安心して楽しめるシリーズとなった。ミステリ的技巧が段々巧みになっている気がする。これからも先が楽しみなシリーズ。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.38
(5pt)

現代に通じるもの

一番印象に残っている巻ですね。 現代をうつすかのような、そんな感じです。 楽しいだけじゃなく、人とは悲しく、さびしく、愛しいものであるのだなあと思います。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.37
(5pt)

現代に通じるもの

一番印象に残っている巻ですね。 現代をうつすかのような、そんな感じです。 楽しいだけじゃなく、人とは悲しく、さびしく、愛しいものであるのだなあと思います。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.36
(5pt)

それぞれの「居場所」

「しゃばけ」シリーズの第3弾。今回も前作に続き短編集です。

 本作は前作に比べ,趣向の異なる点が見られます。

 第一に,本格的ミステリーとよべる作品が収録されていることです(『ねこのばば』『たまやたまや』)。
 第二に,「あやかし」のまさに‘妖しさ’を中心に据えた作品が登場したことです(『産土』)。個人的には,このようなテイストの作品は大好きなのですが,従来の「しゃばけ」シリーズの中ではむしろ異彩を放っているといえましょう。といっても,最後は,きちんと‘一太郎たちの日常’に戻ってくるように設定されています。
 第三に,人の暗部に焦点を当てた重いテーマを扱っていることです(『花かんざし』『ねこのばば』)。
 第四に,江戸の風物がかなり描写され出したことです。もちろん,これらの風物に通じていなくても作品は楽しめますし,畠中さんも文中でさりげなく説明をしてくれています。しかし,知っているほうがよりイマジネーションが広がることも確かです。

 本作は,‘居場所探し’というテーマが濃厚に表れている印象を受けます。もっとも,シリーズの最初から主人公「一太郎」の‘居場所探し’は続いているのかもしれませんが。

 型にはまりきってしまうことなく作品を物する畠中さんに,今後も期待します。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.35
(5pt)

それぞれの「居場所」

「しゃばけ」シリーズの第3弾。今回も前作に続き短編集です。

 本作は前作に比べ,趣向の異なる点が見られます。

 第一に,本格的ミステリーとよべる作品が収録されていることです(『ねこのばば』『たまやたまや』)。
 第二に,「あやかし」のまさに‘妖しさ’を中心に据えた作品が登場したことです(『産土』)。個人的には,このようなテイストの作品は大好きなのですが,従来の「しゃばけ」シリーズの中ではむしろ異彩を放っているといえましょう。といっても,最後は,きちんと‘一太郎たちの日常’に戻ってくるように設定されています。
 第三に,人の暗部に焦点を当てた重いテーマを扱っていることです(『花かんざし』『ねこのばば』)。
 第四に,江戸の風物がかなり描写され出したことです。もちろん,これらの風物に通じていなくても作品は楽しめますし,畠中さんも文中でさりげなく説明をしてくれています。しかし,知っているほうがよりイマジネーションが広がることも確かです。

 本作は,‘居場所探し’というテーマが濃厚に表れている印象を受けます。もっとも,シリーズの最初から主人公「一太郎」の‘居場所探し’は続いているのかもしれませんが。

 型にはまりきってしまうことなく作品を物する畠中さんに,今後も期待します。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.34
(4pt)

すっかりおなじみになりました

しゃばけシリーズも第三作目。 今回も短編集で、短編五作いりです。 「産土」。 定番の登場人物にすっかり親しみを感じ、 慣れてきたところに、ひやりときました。 妖怪であり、若旦那につかえる手代でもある佐助のお話です。 若旦那の幼馴染、お春ちゃんにも縁談が持ち上がります。 若旦那の異母兄も、すっかりお店になじんでいます。 少しずつ変化しているお話の時間の中で 若旦那も事件を解決しながら、成長しているよう。 今作もよかったです。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.33
(4pt)

すっかりおなじみになりました

しゃばけシリーズも第三作目。 今回も短編集で、短編五作いりです。 「産土」。 定番の登場人物にすっかり親しみを感じ、 慣れてきたところに、ひやりときました。 妖怪であり、若旦那につかえる手代でもある佐助のお話です。 若旦那の幼馴染、お春ちゃんにも縁談が持ち上がります。 若旦那の異母兄も、すっかりお店になじんでいます。 少しずつ変化しているお話の時間の中で 若旦那も事件を解決しながら、成長しているよう。 今作もよかったです。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.32
(4pt)

江戸の事件

2004年に出た単行本の文庫化。  「しゃばけ」シリーズの第3弾。 5つの短篇が収められている。  この巻も短篇集。 相変わらずミステリとしてはいまいち。 謎のつくりかたが上手くないように思う。 キャラクターも固まってきたところで、今後、どう展開していくのか楽しみ。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.31
(4pt)

江戸の事件

2004年に出た単行本の文庫化。  「しゃばけ」シリーズの第3弾。 5つの短篇が収められている。  この巻も短篇集。 相変わらずミステリとしてはいまいち。 謎のつくりかたが上手くないように思う。 キャラクターも固まってきたところで、今後、どう展開していくのか楽しみ。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.30
(5pt)

悲しいお話も・・

前作の「仁吉の想い人」に続いて、
今回は手代のもう1人、佐助の昔の物語「産土」。
何より驚いたのが、つぶれそうな店(長崎屋じゃないですよ)の為に、
川の底に眠る金子を佐助が夜な夜なもぐって取ってくる、という場面です。
ここまでするのか・・となぜだか悲しくなってしまいました。
何より、その時の若旦那を路頭に迷わせるわけにはいかない、
そして、自分の居場所を失いたくないという気持ちもあったのかもしれません。
けれど、やはり亡くしてしまったその時の彼への思いが、
今の若旦那への過保護っぷりに少なからず反映しているのかなと。
今まで笑えていたそれがなぜだか悲しみを帯びて見えてきました。

お春の縁談のお話「たまやたまや」は、
一太郎の律儀な心が優しくもあり苦くもあり・・
寂しくなってしまいますね。

2つ以外の作品も感慨深いものが多かったように思います。
この作品とはこれからも長いお付き合いになりそうです。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.29
(5pt)

悲しいお話も・・

前作の「仁吉の想い人」に続いて、
今回は手代のもう1人、佐助の昔の物語「産土」。
何より驚いたのが、つぶれそうな店(長崎屋じゃないですよ)の為に、
川の底に眠る金子を佐助が夜な夜なもぐって取ってくる、という場面です。
ここまでするのか・・となぜだか悲しくなってしまいました。
何より、その時の若旦那を路頭に迷わせるわけにはいかない、
そして、自分の居場所を失いたくないという気持ちもあったのかもしれません。
けれど、やはり亡くしてしまったその時の彼への思いが、
今の若旦那への過保護っぷりに少なからず反映しているのかなと。
今まで笑えていたそれがなぜだか悲しみを帯びて見えてきました。

お春の縁談のお話「たまやたまや」は、
一太郎の律儀な心が優しくもあり苦くもあり・・
寂しくなってしまいますね。

2つ以外の作品も感慨深いものが多かったように思います。
この作品とはこれからも長いお付き合いになりそうです。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.28
(5pt)

本格ホラーの気配−「産土」

ホラーものが一編入っています。

「産土(うぶすな)」。

これが面白かったです。

ホラーものは結構読んでいるのですが、

ストーリーの面白さ、怖さはなかなかです。

(しゃばけシリーズではちょっと異色かも)

短編に収めようとして、

構想を切り詰めて(ちょっぴり無理して)オチをつけたのだと思いますが、

畠中さんにはいずれ「産土」を長編にしてただきたいと思いました。

村上春樹さんの「蛍」が「ノルウェーの森」になったように、

傑作が書けるかもしれないと思います。

その他の作品では、「茶巾たまご」の金次、「ねこのばば」の寛朝など、登場人物のキャラクターが冴えていて、今後も脇役として活躍しそうな予感も含め、面白かったです。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.27
(5pt)

本格ホラーの気配−「産土」

ホラーものが一編入っています。

「産土(うぶすな)」。

これが面白かったです。

ホラーものは結構読んでいるのですが、

ストーリーの面白さ、怖さはなかなかです。

(しゃばけシリーズではちょっと異色かも)

短編に収めようとして、

構想を切り詰めて(ちょっぴり無理して)オチをつけたのだと思いますが、

畠中さんにはいずれ「産土」を長編にしてただきたいと思いました。

村上春樹さんの「蛍」が「ノルウェーの森」になったように、

傑作が書けるかもしれないと思います。

その他の作品では、「茶巾たまご」の金次、「ねこのばば」の寛朝など、登場人物のキャラクターが冴えていて、今後も脇役として活躍しそうな予感も含め、面白かったです。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.26
(4pt)

まさか、一太郎が・・・

「しゃばけ」シリーズ第3弾

今回も連作短編集。

大店の若だんな一太郎はいつもと違って体調がかなり良い。

これは逆に一大事(?)

兄の松之助の縁談に絡んだ殺人事件。

一太郎の体調の良さの原因は?

迷子の於りんちゃんが殺される?

寺内で僧はなぜ殺されたのか?猫又のせいか?それとも?

手代の佐助の話。一太郎が死んじゃった?

栄吉の妹、お春の縁談話。それに絡む一太郎。

などなど、相変わらず体調を壊しやすい一太郎が、

周りの妖たちと周囲で起こった事件を解決していく。

しかし、今回一番面白かったというか意表を突かれたのは

「産土」という話。

手代佐助を主人公に彼が奉公する大店(長崎屋?)の

若だんな(一太郎?)がとうとう死んでしまうという話。

最後にどんでん返しがあるんですが、

え〜、そういう話だったのか!と驚きでした。

まさにはまってしまう『しゃばけ』シリーズです。
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.25
(4pt)

まさか、一太郎が・・・

「しゃばけ」シリーズ第3弾

今回も連作短編集。

大店の若だんな一太郎はいつもと違って体調がかなり良い。

これは逆に一大事(?)

兄の松之助の縁談に絡んだ殺人事件。

一太郎の体調の良さの原因は?

迷子の於りんちゃんが殺される?

寺内で僧はなぜ殺されたのか?猫又のせいか?それとも?

手代の佐助の話。一太郎が死んじゃった?

栄吉の妹、お春の縁談話。それに絡む一太郎。

などなど、相変わらず体調を壊しやすい一太郎が、

周りの妖たちと周囲で起こった事件を解決していく。

しかし、今回一番面白かったというか意表を突かれたのは

「産土」という話。

手代佐助を主人公に彼が奉公する大店(長崎屋?)の

若だんな(一太郎?)がとうとう死んでしまうという話。

最後にどんでん返しがあるんですが、

え〜、そういう話だったのか!と驚きでした。

まさにはまってしまう『しゃばけ』シリーズです。
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236
No.24
(5pt)

妖怪だいすきです

わたしが描くillustはfairyなので まったく反対ですが、妖精もときにはおどろおどろしいこと があります。 この本はひじょうに痛快でいままでにも似たのがあったかな と思わせてくれます。 夜中に思い出して寝られない人にはなんですがーー  一読推薦!!
ねこのばば Amazon書評・レビュー: ねこのばばより
4104507032
No.23
(5pt)

妖怪だいすきです

わたしが描くillustはfairyなので まったく反対ですが、妖精もときにはおどろおどろしいこと があります。 この本はひじょうに痛快でいままでにも似たのがあったかな と思わせてくれます。 夜中に思い出して寝られない人にはなんですがーー  一読推薦!!
ねこのばば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねこのばば (新潮文庫)より
4101461236