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黄昏の囁き
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黄昏の囁きの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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ネタバレなしで 中盤から駆け足ではなしが進みあっという間に読んでしまった 何重にも仕掛けられた紐が一気にほどかれて結末に迎えに行き面白かった 綾辻行人先生のミステリー小説は面白い しかし、今までの綾辻作品の中の犯人でぶっちぎりで嫌いです 鬼滅の刃が流行ってる、今だからの半天狗思考ですね(これくらいはネタバレにならないと思うのですが。。) | ||||
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綾辻作品を読むのは恐らく二作目。本書が「囁きシリーズ」なるものの三作目というのも知らずに読んだ。 さて、以下ネタバレが多数含まれます。 まず、読み始めてすぐに、これはたぶん駄目だろうと思った。それは地の文に括弧で科白が入ってくるからだ。更にフォントを変えての括弧の科白。こういうラノベっぽい手法が好きになれない。著者本人は臨場感を醸し出したいのかもしれないが、自分にとっては余計な作業。 また、著者の本をまだ一冊しか読んだ事がない為かも知れないが、いきなりヴェランダという言葉に違和感を感じた。某芸能人がカメラの事をキャメラというのと同じ様な苦笑する感覚だ。 物語は淡々と進んでいく。その進行は極めて自然で、どんどん読み進めていきたくなる素晴らしい力量の文だと思う。 突然の兄の死をきっかけに、過去の記憶が蘇ってくる主人公。兄とは予備校の先生と生徒だった関係の人物と行動を共にしながら、兄の死の謎を解き明かしていく。 その過程まではそこそこ面白いのだが、いよいよ左手側にあるページ数が少なくなるにつれ、「ん?このままでは今まで出てきた人物が犯人だよね?」という所で、主人公の記憶と、当時の関係者への聞き取りから、意外な人物が犯人像として浮かんでくる。もちろん、そこからどんでん返しがあるのだが、そのどんでんがえしが意外中の意外と言うか、え?それって有り?と感じてしまい、結果評価が低くなってしまった。 本書では、当然のごとく殺人が行われる。真犯人には動機が当然ある訳だが、本書の真犯人の動機が全く理解出来ない。殺された四人は、最初の事件の単なる目撃者で有り、何一つ加担した訳では無い。にも関わらず、なぜ真犯人は殺意を抱いたのか?そこが余りにも不明瞭。そしてどうして十何年も経ってからの犯行なのか?そこも不明瞭。更に殺された四人は何故真犯人に対して易々と殺されるはめになったのか?どうして反撃しなかったのか?真犯人の心理状況などを近くの者は何も感じなかったのか? 殺された四人と最初の事件の被害者との関係も理解できない。ミスリードとしては上手いと思うが、実際には子供の持つ世界観では相手にしないのが普通だろう。同年代の知的障害のある人物と言った設定の方が、まだ納得出来た。 | ||||
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犯人がわかる、けど"つながらなかった"。 | ||||
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なかなか書店に売っていないため購入。 すごく面白く、一気によんでしまいました。 | ||||
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囁きシリーズの3作目で、それ以前の作品にあった幻想的怪奇的な雰囲気はなくなり、日常的な舞台のサイコスリラーミステリーになっている。 設定が人形館の殺人に似ているが、落ちまではさすがに同じということではないので、そこは安心してもらいたい。 読んでいると、真犯人は○○ネタで○○かなと誰もが思うだろうが、その予想の裏をかくどんでん返しはそれなりに意外だが、意外性を狙い過ぎてややチープになってしまった感もあるが、3部作の中では一番娯楽性が高く、お勧めである。 | ||||
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第3弾の囁きシリーズは前2作と変わって推理色が強くなっていると感じます。 シリーズに共通する囁きはもちろん、何と言っても読んでいて描かれる情景が「懐かしいような、寂しいような」感覚を引き出されます。昔の記憶が思い出されるシーンはとても綺麗でした。 そして明かされる犯人はとても意外な人物。前2作では感じられなかった壮快感も確かにあります。 異色といわれつつも推理物へと回帰してきた今作は綾辻作品のなかでもお気に入りです。 ほかのものと違い、さくっと読めると思います。 3作とも繋がりはないので抜き出して手に取られるのであればこの1冊をお勧めします。 逆に全部読もうと思っている方は今作を最後に読んでみてください。 | ||||
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本作は舘シリーズに比べるとトリックや動機が弱いので、本格ミステリってわけではないです。 また他の方もおっしゃられている通りご都合主義的な展開で、あまり現実的ではない殺人が多いです。 ただ事件の真相を追う主人公の姿と重ねて早く続きを読みたくなる仕様は相変わらずでお見事。 ノリちゃん、犯人の正体も意外で『そうだったのか〜』と驚きましたね。 文体は好感が持てますし、個人的には『終章』の主人公と占部の会話がとても印象的でした。 2人を軸にした作品ももう一度見たいですね。(ネパールで事件に遭遇…とか笑) | ||||
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幼児期の失われた記憶を扱った作品で、作者の作品を多く読んでいる方には「またかよ」と言った失望感しか与えない作品。思わせ振りな記述の割には、過去の真相は"想定内"のもので、創造力を感じさせない。読んでいる方がとっくに気付いているのに、登場人物が真相になかなか近づかない進行は稚拙としか言いようがない。 それにしても、作品中で書かれる程の大事件の記憶を失い、更に記憶のすり替えが起こると言った作者に都合の良い偶然が起こるものだろうか。ミステリは必ずしも現実味を必要としないとは思うが、本作はご都合主義に過ぎる。 個人的には、デビュー作の叙述トリック以外の作者の作品には魅力を感じないが、本作は特にマンネリの印象が強く、読むに値しない作品。 | ||||
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幼児期の失われた記憶を扱った作品で、作者の作品を多く読んでいる方には「またかよ」と言った失望感しか与えない作品。思わせ振りな記述の割には、過去の真相は"想定内"のもので、創造力を感じさせない。読んでいる方がとっくに気付いているのに、登場人物が真相になかなか近づかない進行は稚拙としか言いようがない。 それにしても、作品中で書かれる程の大事件の記憶を失い、更に記憶のすり替えが起こると言った作者に都合の良い偶然が起こるものだろうか。ミステリは必ずしも現実味を必要としないとは思うが、本作はご都合主義に過ぎる。 個人的には、デビュー作の叙述トリック以外の作者の作品には魅力を感じないが、本作は特にマンネリの印象が強く、読むに値しない作品。 | ||||
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忘れ去られた過去の記憶というテーマで、 サスペンスタッチの雰囲気を楽しむ作品です。 でも、読んだ後にあまり印象に残りません。 犯人の設定や動機にも、現実性が感じられません。 囁きシリーズでは、小説の内容と同じ位、いや、もしかしたら それ以上に、講談社文庫版の表示に使われてる天野可淡の 人形に強い印象を受けました。 まるで、この人形たちのために、小説を書いたみたいです。 その死後も多くの後継者たちに強い影響を与え、しかし、決して 後継者が追いつける事は出来ない、明確な一線を感じさせる 「KATAN DOLL」たち。この人形の表紙のためだけでも、本を 買う価値があると思います。 なんて事を書くと、綾辻ファンの人には怒られるのかな? | ||||
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忘れ去られた過去の記憶というテーマで、 サスペンスタッチの雰囲気を楽しむ作品です。 でも、読んだ後にあまり印象に残りません。 犯人の設定や動機にも、現実性が感じられません。 囁きシリーズでは、小説の内容と同じ位、いや、もしかしたら それ以上に、講談社文庫版の表示に使われてる天野可淡の 人形に強い印象を受けました。 まるで、この人形たちのために、小説を書いたみたいです。 その死後も多くの後継者たちに強い影響を与え、しかし、決して 後継者が追いつける事は出来ない、明確な一線を感じさせる 「KATAN DOLL」たち。この人形の表紙のためだけでも、本を 買う価値があると思います。 なんて事を書くと、綾辻ファンの人には怒られるのかな? | ||||
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アヤツジ作品初体験の方には○ 彼の作品に共通して流れている雰囲気はこの作品で充分に味わうことができる。 ただアヤツジ作品読み漁っている人には(そんな人がこんなレビューを読むとも思えないが)読む必要がない作品。 『人形館の殺人』のセルフカヴァーだから。 幼児期の無垢さが結果として引き起こしてしまう犯罪。 意図は無かったにせよ、その結果に動じることからくる大きな心の傷。 被害にあった者の復讐の意志。 復讐への怯えと罪の意識の葛藤。 そして意外な結論。 文章は上手だし、すらすら読めてしまうし、 セルフカヴァーでなければ悪くない作品なのだけれど いくら作家が好きなテーマとは言え ここまで同じものを提示されると。 『人形館の殺人』かこれか どちらか一つ読めば足ります。 | ||||
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アヤツジ作品初体験の方には○ 彼の作品に共通して流れている雰囲気はこの作品で充分に味わうことができる。 ただアヤツジ作品読み漁っている人には(そんな人がこんなレビューを読むとも思えないが)読む必要がない作品。 『人形館の殺人』のセルフカヴァーだから。 幼児期の無垢さが結果として引き起こしてしまう犯罪。 意図は無かったにせよ、その結果に動じることからくる大きな心の傷。 被害にあった者の復讐の意志。 復讐への怯えと罪の意識の葛藤。 そして意外な結論。 文章は上手だし、すらすら読めてしまうし、 セルフカヴァーでなければ悪くない作品なのだけれど いくら作家が好きなテーマとは言え ここまで同じものを提示されると。 『人形館の殺人』かこれか どちらか一つ読めば足ります。 | ||||
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綾辻さんの「囁きシリーズ」3作目。やっぱり、ミステリーじゃなくて、サスペンス調だった。ちょっとがっかり。相変わらず、人間性とか風景は上手ですけど、謎解きとか、意外性が感じられない作品でした。囁きシリーズこれで、終わってもいいのかも。 | ||||
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綾辻さんの「囁きシリーズ」3作目。 やっぱり、ミステリーじゃなくて、サスペンス調だった。 ちょっとがっかり。 相変わらず、人間性とか風景は上手ですけど、 謎解きとか、意外性が感じられない作品でした。 囁きシリーズこれで、終わってもいいのかも。 | ||||
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囁きシリーズの中ではこれが一番面白い。薄れてしまった遠い日の記憶をたどるうちに、恐ろしい真実が浮かび上がっていく。サイコミステリーとしては1級品だと思います。これまでの作品は、トリックに重きが置かれていてどうも”小説”として楽しめない部分もあったのですが、これは犯人探しもさることながら、正体の見えないもの=過去の記憶に追われるような、忍び寄る怖さがよく表現されていると思います。ラストは、はーそうだったのか、と感嘆のためいき。最後まで一気に読んでしまいました。 | ||||
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囁きシリーズの中ではこれが一番面白い。薄れてしまった遠い日の記憶をたどるうちに、恐ろしい真実が浮かび上がっていく。サイコミステリーとしては1級品だと思います。 これまでの作品は、トリックに重きが置かれていてどうも”小説”として楽しめない部分もあったのですが、これは犯人探しもさることながら、正体の見えないもの=過去の記憶に追われるような、忍び寄る怖さがよく表現されていると思います。ラストは、はーそうだったのか、と感嘆のためいき。最後まで一気に読んでしまいました。 | ||||
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