楽園

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楽園の評価:

3.76/5点 レビュー 232件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全278件 181〜200 10/14ページ
No.98
(3pt)

おもしろいですが

産経新聞に2005年7月から2006年8月まで連載されていた長編小説。
「模倣犯」から9年後の、前畑滋子氏が再登場。
自宅の床下に16年間眠る、殺害された少女。それを透視?した少年。
少年はサイコメトラーなのか。物語は始まり、登場人物が丁寧に暖かく描かれていく。
おもしろいですが、新聞連載小説のためなのか、事件に入るまでがやや長い印象の上巻でした。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.97
(3pt)

おもしろいのですが

一日で上下巻を通読しました。
平均点以上には、おもしろいのですが。
やはり新聞連載小説だったためか、いつもの宮部作品とは違う感じがします。
直接の謎には関係ないのですが、土井崎夫妻が家にコウモリ型風見鶏を十年以上飾っていた人には思えないのです。
新聞連載中に、作者の登場人物へのイメージが変わってきたのでしょうか。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.96
(3pt)

おもしろいですが

産経新聞に2005年7月から2006年8月まで連載されていた長編小説。
「模倣犯」から9年後の、前畑滋子氏が再登場。
自宅の床下に16年間眠る、殺害された少女。それを透視?した少年。
少年はサイコメトラーなのか。物語は始まり、登場人物が丁寧に暖かく描かれていく。
おもしろいですが、新聞連載小説のためなのか、事件に入るまでがやや長い印象の上巻でした。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.95
(4pt)

どうした!?ミヤベ

誤解のないように書いておくが、私は宮部みゆきの大ファンである。
ミステリーファンの中では「これからの注目作家」と言われていたが
まだ今のように「超メジャー」ではない頃から、作品はすべて読んでいる。
いずれも素晴らしい出来映えだ。うまい。「楽園」も一定の水準は超えている。
だから読んで後悔はない。
しかしここ数年、ややついて行けなくなっている。同じ作家をずっと読んでいると飽きるものだが、そうではない。
宮部の小説は、うまい。独自の世界もある。だがここ数年はかつてのような緊張感がなくなってきたと思うのだ。
まず、無用(と私には思える)に長い。「楽園」も、宮部の文章力でスイスイと読ませられるが、
「うーーむ!」と感心したり、「すごい!」と感嘆したりという場面が少ない。
人に対する優しいまなざし、ラストの落とし方はさすがだなあ、うまいなあ……と思う。
が、そこまでに上下巻700ページ。その700ページが、冗長なのである。
会話にも、これまでの宮部作品のような「味わい」が少ない。
厳しい言い方をすると、橋田壽賀子のシナリオを読んでいるような錯覚さえ覚えたシーンもある。(これは極論)
また「楽園」は「模倣犯」を読んでない人にはストーリーがつかみづらい。
「模倣犯」の9年後の続編――という位置づけだからだ。
いくら「模倣犯」が大ベストセラーになったとはいえ、これはないと思う。
上巻の初めのほうで「模倣犯」のダイジェストを入れるとか、
藤原伊織の遺作「名残り火」のように、はっきりと「てのひらの闇2」と謳う誠実さがあっていいのではないか。
宮部作品が好きだからこそ、彼女には「火車」の頃の輝きを取り戻して欲しい。
単なるノスタルジーではなく、心からそう思う。
よって、★ひとつ減らしました。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.94
(4pt)

不思議な感覚

本書を読むと、不思議な余韻に浸れた。まだ前編なので、後半がどう展開していくのか期待したい。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.93
(3pt)

親子の間の誤解はどこで生まれたのでしょう?

模倣犯事件を引きずり、ライタ−としてのキャリアを棒に振りそうになっていた、滋子に
持ち込まれた不思議な絵からこの物語は始まる。

少年犯罪と並び、現代の日本に重く影を落とす、親の子殺しをテ−マに滋子の懇親のレポ−トが再開される。

子供や親族を思う気持ちが交差する中、解き明かされる真実は、子を持つ親として、人事では決してない、重く悲しい真実がある。

躾けや、教育、何がモンスタ−をこの世に生み出すのだろうか?
わが子を手にかける親のその瞬間の心理とは?

今回も社会に氾濫するテ−マを取り上げた作品だが、いまいちつめが甘いような気がする。
殺されてしまった少女の生い立ちや親子の間の誤解など、もっと深く掘り下げて欲しかったように個人的には思います。

また、少年の山荘の絵の謎が、解明されていないようです。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.92
(3pt)

さびしい終わり方

 期待していた後編でしたが、私は満足ではなかった。人それぞれの価値観ですが、著者は文章力もあり、内容に引き込まれてしまったのですが、さびしい幕引きになんとなくスッキリしない。物足りない感じがしました。 もっと飛躍しても良かったと思う。もっともっとヒトシに活躍してほしかった。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.91
(4pt)

不思議な感覚

 本書を読むと、不思議な余韻に浸れた。まだ前編なので、後半がどう展開していくのか期待したい。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.90
(3pt)

宮部作品なんですからハ−ドルは高いんです

名作、模倣犯の流れを受け継ぐ作品。
上巻のレビュ−でも書かせていただきましたが、少しつめが甘いような気がします。
非行に走ってしまう少女の、原因や親子間の誤解が生まれる土壌など、もっと深い洞察が欲しかった。
ミステリ−作品に、そのようなことを望むのは間違っているかも知れないのですが、宮部作品と言うことで、ファン心理からハ−ドルを高くさせていただきました。
待ちに待った、新作ということで、どうしても期待が高まりますので。
作品中に顔を出す、模倣犯事件の公判等今後を作品にして欲しいものです。
ここまで、ネタ振りをしたんですから、お願いしますよ。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.89
(5pt)

久しぶりに読書中、「ぞくり」とした

個人的には面白かったように思う。満足の出来でもある。
が、厳しいレビューを多数見受け、正直驚いた。なるほど、生粋の宮部ファンには物足りなかったのだろうか。確かに「理由」「火車」よりかはセンセーショナル的なものは無いかもしれない。当初ああまた「クロスファイア」等の超能力モノなのだ、と思って危惧したが超能力で解決、という訳ではないのですんなり飲み込めた。
それにしても、宮部氏は諦めに近いような優しさで作中の被害者・加害者を書き上げている気がする。こういう事の出来る作者は中々いない、客観的すぎるくらいに登場人物を書いているなあと思う。それが作品の人物をよりリアルに描写していることに繋がっているのだろう。
読む人の環境/心情によって、土井崎一家をどう思うかは千差万別だろう。
やはり凄い小説家だと改めて思った。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.88
(3pt)

親子の間の誤解はどこで生まれたのでしょう?

模倣犯事件を引きずり、ライタ−としてのキャリアを棒に振りそうになっていた、滋子に
持ち込まれた不思議な絵からこの物語は始まる。
少年犯罪と並び、現代の日本に重く影を落とす、親の子殺しをテ−マに滋子の懇親のレポ−トが再開される。
子供や親族を思う気持ちが交差する中、解き明かされる真実は、子を持つ親として、人事では決してない、重く悲しい真実がある。
躾けや、教育、何がモンスタ−をこの世に生み出すのだろうか?
わが子を手にかける親のその瞬間の心理とは?
今回も社会に氾濫するテ−マを取り上げた作品だが、いまいちつめが甘いような気がする。
殺されてしまった少女の生い立ちや親子の間の誤解など、もっと深く掘り下げて欲しかったように個人的には思います。
また、少年の山荘の絵の謎が、解明されていないようです。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.87
(5pt)

やはり巨匠!

自分は「楽園」最高だった
前畑滋子シリーズはいつでもグイグイ読ませる
老眼鏡を使う、やはり子供には恵まれなかった、前畑滋子の義理の両親はすでに亡くなっている・・
9年という年月の経過は、時の温情でもあるし同時に残酷だ
前畑滋子は実在しないけど、これからもっともっと人間の心の暗闇をえぐるルポライターになって欲しいと思うそして彼女の続編を望む
それと同時に、とんでもない人間が家庭内にいた場合
他の家族はどうしたらいいかというある意味どうしようもない問題、これが宮部みゆき自身が切に訴えているテーマだと思う
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.86
(2pt)

登場人物が…

上下巻通じて、登場する人物すべてに魅力を感じることができなかった。
こんな長い話にせず、一冊にまとめられていたなら、
もうちょっと緊迫感が感じられたかも知れないけど、
無駄に長い小説と思えて仕方がなかった。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.85
(5pt)

決意の下巻

 前畑がうろうろ迷っていた上巻から、一気に覚悟を決めて鋭く切り込んでいく。世の中には、あいまいにしたまま放って置いたほうがいいことがあるのかもしれない。だが、前畑は真実をえぐりだす。理屈でも信条でもない。
 彼女の猟犬のような本能が、あえて全てをさらしだした中でなければ、また次の闇を生む危険を察知してしまうのだ。結果として多くの人が、更に傷つく。だが、前畑はまっすぐ前を向く。これが私の生き方だと…。
 これこそ、「摸倣犯」のときから変わらぬ前畑滋子なのだ。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.84
(5pt)

原罪

平凡そうな女性(敏子)がなにかを探して歩いている出だしから、映画みたいで、ぐいぐいと引き込まれてしまった。人の強い思いが読み取れてしまう少年とその母敏子、火事で焼けた民家の下から出てきた行方不明になったはずの娘の遺体、、こういう話がどういうふうに交わるのだろうか、、と。一つ、一つ、あるときにパズルがはまるように、つながりが見えてきて、怒濤のように事件は進んで、、。読むしかないです。
 ”楽園”という題は、聖書からとったようです。人はみな、それぞれ、罪があり、楽園を追われています。この話のなかでも、みな、それぞれ、罪がある、、。ただ一人、敏子は、どれほど過酷な状況に追い込まれても、父親のわからない子を生んでも、愛したその子を亡くしても、純真さを失わず、ただ周囲の人に尽し、人を愛しました。過酷な話のなかで、敏子の存在が救いでした。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.83
(5pt)

原罪

 平凡そうな女性(敏子)がなにかを探して歩いている出だしから、映画みたいで、ぐいぐいと引き込まれてしまった。人の強い思いが読み取れてしまう少年とその母敏子、火事で焼けた民家の下から出てきた行方不明になったはずの娘の遺体、、こういう話がどういうふうに交わるのだろうか、、と。一つ、一つ、あるときにパズルがはまるように、つながりが見えてきて、怒濤のように事件は進んで、、。読むしかないです。
 ”楽園”という題は、聖書からとったようです。人はみな、それぞれ、罪があり、楽園を追われています。この話のなかでも、みな、それぞれ、罪がある、、。ただ一人、敏子は、どれほど過酷な状況に追い込まれても、父親のわからない子を生んでも、愛したその子を亡くしても、純真さを失わず、ただ周囲の人に尽し、人を愛しました。過酷な話のなかで、敏子の存在が救いでした。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.82
(4pt)

楽に読めるが、重厚さは薄れた感が

従来の宮部作品は
「気取りやで分不相応でトラブルを起こす都会者」対「気さくで働き者で一生懸命な下町の人」という対立構造がかなり鼻についていたけど、
この作品ではだいぶその鼻につく部分がなくなってます。
宮部氏が小説家として一皮むけた印象です。ただ、従来宮部氏がよく使ってきた執拗な対立構造がなくなった分、ちょっとライトな内容になって、何度も読み返したいような奥の深さが薄れました。奥は深くないけど、文章力はさすが宮部みゆき、日常のふとした心象を描写する筆力はたいしたものです。私的には、上下巻とも一気に読める軽めの小説かな、という印象です。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.81
(4pt)

楽に読めるが、重厚さは薄れた感が

従来の宮部作品は
「気取りやで分不相応でトラブルを起こす都会者」対「気さくで働き者で一生懸命な下町の人」という対立構造がかなり鼻についていたけど、
この作品ではだいぶその鼻につく部分がなくなってます。
宮部氏が小説家として一皮むけた印象です。ただ、従来宮部氏がよく使ってきた執拗な対立構造がなくなった分、ちょっとライトな内容になって、何度も読み返したいような奥の深さが薄れました。奥は深くないけど、文章力はさすが宮部みゆき、日常のふとした心象を描写する筆力はたいしたものです。私的には、上下巻とも一気に読める軽めの小説かな、という印象です。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.80
(4pt)

何で子供が殺されるんだろうか?

宮部さんの視線は、限りなく謙虚で優しい。
それは、殺った側では無く、殺られた側に視点を向けているからだと思う。
マスコミに限っていえば、全ての視線は殺った側に向きます。
それは当然のことで、両当事者で唯一生き残ってる側だからです。
しかし、宮部さんはそこに疑問を持っているのではないでしょうか?
小説内で、何で子供が殺されるんだろう? というフレーズが出てきます。
しかし、殺される側に言葉はありません。死んでいるからです。
「そこに、言葉を持たせること」
超能力でカモフラージュされていますが、それがこの小説の核だと思うし、
主人公の熱意、しいては宮部さんのこの小説を描く熱意なんだろうと思いました。
読み始めは、この様々な断片をどう収拾を付けるのか心配しましたが、
後半、過不足なく繋ぎ合わせる手腕に感嘆しました。
小説後半で、宮部さんは、”子供が殺される理由”を述べています。
それは、同意する・しないに関わらず、
最近多い、親殺し、夫殺し、妹殺しの答えの一つとして、
私たちが考えていかなければいけない問題だとは思いました。
あとがきで宮部さんは、この物語は既存の事件とは全く関係ないと述べています。
これは、多分”嘘”なのではないでしょうか?
それは殺られた側の、残された遺族の心情を配慮したものではと推測します。
殺られた側は言葉を持ちませんから。。。深読み過ぎでしょうか?
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608
No.79
(5pt)

久々に泣いた1冊

上巻も勿論読んだのですが、感想はこちらにのみ。
他の方も書かれているように幾つかの謎は残っていますが、もしかしたらまた続きが出るのかもしれないなぁと漠然と思っています。
模倣犯のほうが素晴らしい小説ではあるかもしれないけれど、この本の最後の数ページを思い出したら、どんな時でも幸せな気持ちを思い出せるような、そんな読後感でした。
読んでよかった。
楽園 下 Amazon書評・レビュー: 楽園 下より
4163263608