■スポンサードリンク
ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ドクター・ホワイト 千里眼のカルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Amazon売れ筋ランキングベストセラーになっていたので手に取りました。レビューでドラマ化されているとのことで更に興味を持ちました。 本格医療小説と思うと物足りないものがありますが、フィクション小説として読むと面白いです。ドラマに合いそうな気もします。 私は医学を勉強したことはありませんが歳が50代ということもあり医師の診断は良く受けます。そして私も患者の立場でしっかり診断してくれる病院が良い病院と感じます。やむを得ない誤診や確定診断ができないのはしょうがないですが、素人目にみても明らかに辻褄の合わない診断をされる時が大学病院でもあります。そう言った意味で多少設定に無理があっても謎に包まれた少女が医師を上回る診断していく姿は楽しんで読むことができました。 医学の知識のある方が本で読むとこんな簡単な誤診はありえないと思ったり、医師の方から見るとこんな場面でMRIはありえないと思う部分があると思いますが、この本に出てくるレベルの不確実な段階での確定診断や的外れな検査は実際にありそうだと思います。続編も読んでみたいと思いました。ドラマも見てみようかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
専門用語が、多いですがとても面白く読めてしまいました。 次が気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
“カスパー・ハウザー”は、19世紀のドイツにて16歳ごろまで地下室に閉じ込められていたとされ、鋭敏な知覚能力があったとされる人物である。 ジャーナリストである狩岡将貴は早朝の公園で、白衣1枚に纏まれた少女を偶然見つける。同級生である高森麻里亜の勤務する高森総合病院に運び込むが、少女は感情らしい感情も持たず、百夜と名乗るだけでそれ以外は何も話そうとしない。しかし専門医も舌を巻くほどの医療知識に長けており、次々と正確な診断をしていく。いったいこれまで彼女は何処でどのような生活していたのか。白夜に着ていた白衣にはGPSが仕込まれていた。誰が何故、何の目的で? 麻里亜の兄の失踪と関連性は? 医療・病院を舞台としているがミステリー感のある内容で興味をそそられる。 カスパー・ハウザーは実在した人物であるが、本書はフィクションである。第一章は主人公の唐突で不思議な出現、またピロリ菌保有者を伏線として病原の突き止めをしており、読者を取り込むことに成功している。インパクトが無ければ読者を取り込めないことを作者は理解しており、登場人物のキャラクター設定も明白で計算された配置である。医療専門用語も出てくるが、説明があるので素人にも分かり易く、各章ごとに問題が降りかかるので飽きない。フィクションものの特権である。果たして彼女は現代に蘇ったカスパー・ハウザーなのか? そして経営悪化した高森総合病院を立て直すことが出来るのか? 論理的で思考速度が速く、正確性の高い診断を下すが、人と接したことがないため社交性の低い白夜は、ベネディクト・カンバーバッチが演じたBBC放送の「SHERLOCK」のシャーロック・ホームズと重なる部分がある。(勿論、彼ほどエキセントリックではないが) 彼女が徐々に人間らしい感情と行動を身に付けていくのが微笑ましい。 【追記】ドラマ向きだなと思っていたらドラマ化が決まったようで、原作を知っている身としてはどのように仕上がるのか楽しみである。ドラマ化に伴い、文庫本の表紙は2重になっており、現在は主演女優さんが表側になっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
医療小説なので難しい部分はありしたが、ここまで医療は進むのかと驚くと共に近い将来に十分ありえることではないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代医学界の,ひいては現代社会への風刺ともとれる内容を含んでいるのですね.まあ,それはさておき.日増しに人間味を身に付け成長していく・・大人の女性になっていく白夜さんが愛おしいほど.メンタリティとしては娘の成長を見るような,それでいて端麗なその容姿は年相応の魅力を放つ彼女に狩岡氏が“自分の方が少年に戻る感覚”を覚えるのは無理からぬことでしょうね.不安が募り,狩岡氏に甘える(そういう自覚はないかもしれませんが)時は一人称が“あたし”になるんですね.『一人にしないで』・・感情を持たなかった時には決して出てくることのない訴えでしょうね.そりゃあ,守る決意も固まるってものでしょう.絶対に一人にしてはダメですよ.ホント,浜辺美波さん演じる白夜さんを観てみたいです.いい作品です. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浜辺美波さんの主演が内定しているとの話を聞いたので予習を兼ねて読んでみることに.まず,あらすじの冒頭がすごい.『濃密な乳白色の霧に覆われた早朝の公園で,編集者の狩岡将貴の前に,白衣のみを纏った美少女が現れた』.‥なにそのシチュエーション.それを浜辺さんにさせるの?とか一瞬心配になりましたが,読み進めていくうちに安心できました.常時白衣一枚キャラではないわけですね.並外れた診断能力のほかは白紙の心.少しずつ人間味を身に付けていく白夜の姿に一抹の背徳感を感じながらも惹かれていく狩岡さん.終いには『密かに想いをよせる‥』とか自覚しちゃってるし.わかりますけどね,すごく.むずかしい役ではありますが,浜辺さんなら怪演できると確信しています.作品が違うから比較はできないけど,果して,剣崎比留子とどちらが美人なんだろうか?同じ人が演じるんですけどね.楽しみです. 追記 ドラマ化にあたって設定が『現実味がない』とか『相当にムリヤリな役』とか一部でささやかれているようですが,原作を読んでからにしてほしいですね.ありがちな医療ドラマにはならないはず‥いい意味で. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!