探偵は吹雪の果てに

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評判

探偵は吹雪の果てにの評価:

4.54/5点 レビュー 26件。 B ランク

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平均点4.54pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 21〜40 2/3ページ
No.23
(5pt)

北海道の街の描写感がうまい

若い頃、数年 北海道に居たので、
この、地方の街の描写が上手いところが、
妙に懐かしい小説でした。

この手の小説は、半分くらい読むと
あとが見えたりするものも多いですが、
終盤まで勢いがあるところに、
この作家の力量が現れています。

基本的に、" 放っておけない優しさ " と、
" どこに誇りを持って行動 " するか、
他人の尺度で測らない・測られない主人公に、
札幌人気質が、ぷんぷんと垣間見れます。

こういうハードボイルドは、ニュースタイルかなと。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.22
(5pt)

北海道の街の描写感がうまい

若い頃、数年 北海道に居たので、
この、地方の街の描写が上手いところが、
妙に懐かしい小説でした。

この手の小説は、半分くらい読むと
あとが見えたりするものも多いですが、
終盤まで勢いがあるところに、
この作家の力量が現れています。

基本的に、" 放っておけない優しさ " と、
" どこに誇りを持って行動 " するか、
他人の尺度で測らない・測られない主人公に、
札幌人気質が、ぷんぷんと垣間見れます。

こういうハードボイルドは、ニュースタイルかなと。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.21
(4pt)

これまでと大きく印象の異なる作品

<ススキノ探偵>シリーズも長編第5作目。
本作品を読もうという方は、「シリーズもの」の原則に従い、第1作から読んできてほしいものです。
特に、本作品は、第4作目までと、大きく印象が異なる作品となっており、その違いを楽しむには、順番に読んでくることをオススメします。

本作品は、読み始めてすぐ、2ページ目に記されたある単語を眼にした時、「シリーズもので、この設定とは、かなり思い切ったことをするな」と驚きました。
<俺>という主人公が、第4作目以降、どう変わり、どう変わらなかったのか、それを楽しむのが、本作品と言えるのではないでしょうか。

また、本シリーズの当初の特徴であった、「行きつけのバーの【固定電話】を依頼人との連絡手段にする」という設定も、時代が下るにつれ、携帯電話が普及してくることになるわけで、本作品あたりから変化していくるのでないか、と思っていましたが、私としては、その点も、前作までとの違いという観点から楽しむことができたと思います。

本作品、シリーズとしては、初めて著者の「あとがき」が収録されています。
著者の「北海道」へ寄せる思い(ある意味、逆説的な)が分かり、とても楽しめました。
ただ、この文章には、本作品の中心的な題材のことが記されているので、あくまで「あとがき」として、事前に読まない方がよいでしょう。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.20
(4pt)

これまでと大きく印象の異なる作品

<ススキノ探偵>シリーズも長編第5作目。
本作品を読もうという方は、「シリーズもの」の原則に従い、第1作から読んできてほしいものです。
特に、本作品は、第4作目までと、大きく印象が異なる作品となっており、その違いを楽しむには、順番に読んでくることをオススメします。

本作品は、読み始めてすぐ、2ページ目に記されたある単語を眼にした時、「シリーズもので、この設定とは、かなり思い切ったことをするな」と驚きました。
<俺>という主人公が、第4作目以降、どう変わり、どう変わらなかったのか、それを楽しむのが、本作品と言えるのではないでしょうか。

また、本シリーズの当初の特徴であった、「行きつけのバーの【固定電話】を依頼人との連絡手段にする」という設定も、時代が下るにつれ、携帯電話が普及してくることになるわけで、本作品あたりから変化していくるのでないか、と思っていましたが、私としては、その点も、前作までとの違いという観点から楽しむことができたと思います。

本作品、シリーズとしては、初めて著者の「あとがき」が収録されています。
著者の「北海道」へ寄せる思い(ある意味、逆説的な)が分かり、とても楽しめました。
ただ、この文章には、本作品の中心的な題材のことが記されているので、あくまで「あとがき」として、事前に読まない方がよいでしょう。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.19
(4pt)

基本的に楽しい

45歳になっても変わらない「俺」。ある意味うらやましい。
どうしても成長すると人は変わらなきゃいけないからなぁ。
でもいつもこのシリーズは終わりが急展開(というか強引)
しすぎると思う。
ミステリーというよりヒューマン模様を描いた小説として考えると
面白く読めます。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.18
(4pt)

基本的に楽しい

45歳になっても変わらない「俺」。ある意味うらやましい。
どうしても成長すると人は変わらなきゃいけないからなぁ。
でもいつもこのシリーズは終わりが急展開(というか強引)
しすぎると思う。
ミステリーというよりヒューマン模様を描いた小説として考えると
面白く読めます。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.17
(5pt)

北海道ダークサイド

作者の実年齢に追いつかせたのでしょうか本作より「俺」は45歳になって登場します。とはいっても「俺」の流儀は健在ですのでご心配なく。前作では恋人が妊娠したところで終わっていましたが、本作ではすでに離婚して養育費を送っています。「俺」が所帯持ちになるより、離婚歴があるというほうが読むほうはしっくりきます。あえて子供のことは詳しく書かれていませんがその後の作品に登場するのでしょうか。

遅まきながら1作目から順に読んでいくと、前作の「探偵はひとりぼっち」あたりから地方としての北海道のダークサイドが事件の背景に盛り込まれてきたことに気が付きます。本書を読んでいると他県が持っている北海道の幻想ががらがらと崩れていきます。こんなことを書くと不愉快に思う地元民も出て、やりづらくならないのかと要らぬ心配をしつつ、楽しませていただいています。

ラストは少し泣けます。

探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.16
(5pt)

北海道ダークサイド

作者の実年齢に追いつかせたのでしょうか本作より「俺」は45歳になって登場します。とはいっても「俺」の流儀は健在ですのでご心配なく。前作では恋人が妊娠したところで終わっていましたが、本作ではすでに離婚して養育費を送っています。「俺」が所帯持ちになるより、離婚歴があるというほうが読むほうはしっくりきます。あえて子供のことは詳しく書かれていませんがその後の作品に登場するのでしょうか。

遅まきながら1作目から順に読んでいくと、前作の「探偵はひとりぼっち」あたりから地方としての北海道のダークサイドが事件の背景に盛り込まれてきたことに気が付きます。本書を読んでいると他県が持っている北海道の幻想ががらがらと崩れていきます。こんなことを書くと不愉快に思う地元民も出て、やりづらくならないのかと要らぬ心配をしつつ、楽しませていただいています。

ラストは少し泣けます。

探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.15
(4pt)

足の遅い探偵

ハードボイルド好きだが、最近までこのシリーズを知らなかった。
2作目が映画化されるというので、まずは1作目を手に取ってみた。
ハードボイルド小説の主人公のくせに、「便利屋」は足が遅い。
もう、その設定からツボにハマってしまった。
「ああ、なんで今まで読まずにいたんだろう」と後悔したものの、
シリーズ最新作まで一気に読めるという点では、むしろよかったのかもしれないと思い直す。

正直、1作目は文章がパラパラとしていて単純な印象だった。
が、作を重ねるごとにどんどん人間関係や犯罪の背景が複雑になり、
殺人の描写もグロテスクになっていく。
それでいて不思議なほど、小気味のいい読み口。

その中でも、今のところシリーズ唯一の「ススキノが舞台でない作品」。
この作品は最も流れが軽妙で、タクシー運転手との噛み合わない会話のシーンでは、思わず声を上げて笑ってしまった。

シリーズ全体に言えることだが、最後が少し物足りないので☆は4つ。
筆者には他に、私立探偵畝原、元殺し屋榊原のシリーズもあり(全て札幌が舞台なのでリンクしているが)、
「本格ハードボイルド」を目指しているようだが、全体に重くて面白みを感じられなかった。
個人的に、東直己という作家は「ちょっと人を食った」このシリーズがベストだと思う。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.14
(4pt)

足の遅い探偵

ハードボイルド好きだが、最近までこのシリーズを知らなかった。
2作目が映画化されるというので、まずは1作目を手に取ってみた。
ハードボイルド小説の主人公のくせに、「便利屋」は足が遅い。
もう、その設定からツボにハマってしまった。
「ああ、なんで今まで読まずにいたんだろう」と後悔したものの、
シリーズ最新作まで一気に読めるという点では、むしろよかったのかもしれないと思い直す。

正直、1作目は文章がパラパラとしていて単純な印象だった。
が、作を重ねるごとにどんどん人間関係や犯罪の背景が複雑になり、
殺人の描写もグロテスクになっていく。
それでいて不思議なほど、小気味のいい読み口。

その中でも、今のところシリーズ唯一の「ススキノが舞台でない作品」。
この作品は最も流れが軽妙で、タクシー運転手との噛み合わない会話のシーンでは、思わず声を上げて笑ってしまった。

シリーズ全体に言えることだが、最後が少し物足りないので☆は4つ。
筆者には他に、私立探偵畝原、元殺し屋榊原のシリーズもあり(全て札幌が舞台なのでリンクしているが)、
「本格ハードボイルド」を目指しているようだが、全体に重くて面白みを感じられなかった。
個人的に、東直己という作家は「ちょっと人を食った」このシリーズがベストだと思う。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.13
(5pt)

便利屋探偵、ススキノから雪の曠野をめざす!


 前々作の『消えた少年』で、ススキノの「便利屋探偵」である《俺》の依頼人だった中学国語教師の《安西春子》とは、前作『探偵はひとりぼっち』で“いい仲”となり、最後は「わたし、おなかに赤ちゃんがいるの」と告げられる間柄にまでなってしまう…。それから十数年が経ち、《俺》も「なにしろ今年で四十五だ」という年回りになってしまったのが本作だ。もちろん、“マイホームパパ”には変身していない…(笑)

 その《俺》が偶然再会した15歳年上の昔の恋人の依頼を受け、住み慣れたススキノを離れ、道北の架空のマチ「斗己誕(トコタン)町」へ向かい、“一暴れ”する、といった案配だ。例によって、作者である東直己さんの分身ともいえる《俺》の「知性と教養」が、主にモノローグとなって随所に炸裂し、斗己誕町のタクシー運転手《坪内翁》との会話なども諄いほどに面白く、エンタテインメント性も十分に備わっていよう。

 ところで、この文庫本では本編の後、東直己さんの「あとがき」が収載されている。当該シリーズ以外に東さんの随感等を目にしたことがないので何とも言えないけれど、私には、住人を含めた「北海道」の風土や歴史に対する東さんの見方が意外と冷ややかだな、と思われる。要は「ホッカイドウはデッカイドウ」と言ったって、「ナニこいたもんだ。そったらもん、大したことないべさ!」といった感覚なのである。

 実際、東さんは「わりと、(北海道は)希望のない世界である」(あとがき)とまで言い切っている。他方、「そんな中でも、自分の居場所を求めて、自分の生き方を求めて、それなりに誠実にもがいている人も皆無ではない。そんな世界のことを、書き留めておきたいな、と思って書き始めたのがこの物語」(同前)とも語っている。そうした“冷ややかな眼”と“温かい眼差し”を持った作家が東直己さんなのだろう…。

探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.12
(5pt)

便利屋探偵、ススキノから雪の曠野をめざす!


 前々作の『消えた少年』で、ススキノの「便利屋探偵」である《俺》の依頼人だった中学国語教師の《安西春子》とは、前作『探偵はひとりぼっち』で“いい仲”となり、最後は「わたし、おなかに赤ちゃんがいるの」と告げられる間柄にまでなってしまう…。それから十数年が経ち、《俺》も「なにしろ今年で四十五だ」という年回りになってしまったのが本作だ。もちろん、“マイホームパパ”には変身していない…(笑)

 その《俺》が偶然再会した15歳年上の昔の恋人の依頼を受け、住み慣れたススキノを離れ、道北の架空のマチ「斗己誕(トコタン)町」へ向かい、“一暴れ”する、といった案配だ。例によって、作者である東直己さんの分身ともいえる《俺》の「知性と教養」が、主にモノローグとなって随所に炸裂し、斗己誕町のタクシー運転手《坪内翁》との会話なども諄いほどに面白く、エンタテインメント性も十分に備わっていよう。

 ところで、この文庫本では本編の後、東直己さんの「あとがき」が収載されている。当該シリーズ以外に東さんの随感等を目にしたことがないので何とも言えないけれど、私には、住人を含めた「北海道」の風土や歴史に対する東さんの見方が意外と冷ややかだな、と思われる。要は「ホッカイドウはデッカイドウ」と言ったって、「ナニこいたもんだ。そったらもん、大したことないべさ!」といった感覚なのである。

 実際、東さんは「わりと、(北海道は)希望のない世界である」(あとがき)とまで言い切っている。他方、「そんな中でも、自分の居場所を求めて、自分の生き方を求めて、それなりに誠実にもがいている人も皆無ではない。そんな世界のことを、書き留めておきたいな、と思って書き始めたのがこの物語」(同前)とも語っている。そうした“冷ややかな眼”と“温かい眼差し”を持った作家が東直己さんなのだろう…。

探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.11
(5pt)

おじさん達の恋

少し歳をとったなと思う自分をご用意ください。おじさんになりかけ、十分浸かってるかは関係なく。少々前に大好きだった人も無理やり特別に出演しながら読んででください。独り善がりの勘違いの方々でも結構です。喜んであまったるいロマンティックな世界へ浸っていくでしょう。本文の中で「俺」が代わってかっこいい役を演じてくれます。少々昔の「大好きな人」から「勘違いの気持ち悪い」の言われても自分を許せる本です。「ジジィ!気持ち悪い!」と言われても当分、平気にさせてくれそうです。内容は、探偵・ハードボイルドなんか気にしないでください。お願いします。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.10
(5pt)

おじさん達の恋

少し歳をとったなと思う自分をご用意ください。おじさんになりかけ、十分浸かってるかは関係なく。少々前に大好きだった人も無理やり特別に出演しながら読んででください。独り善がりの勘違いの方々でも結構です。喜んであまったるいロマンティックな世界へ浸っていくでしょう。本文の中で「俺」が代わってかっこいい役を演じてくれます。少々昔の「大好きな人」から「勘違いの気持ち悪い」の言われても自分を許せる本です。「ジジィ!気持ち悪い!」と言われても当分、平気にさせてくれそうです。内容は、探偵・ハードボイルドなんか気にしないでください。お願いします。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.9
(5pt)

みんな年とったね

ススキノシリーズの最新作は一言「年とった」ということ。別に映画「リーサルウェポン」のように年を自覚して家族愛に目覚めるわけではないのですが、物語の設定・背景も以前の作品とは一風変わっていて、このシリーズも「終わり?」なんて思ったりしてしまいました。まあ、でも作品はテンポもよく、満足できる作品と思います。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.8
(5pt)

みんな年とったね

ススキノシリーズの最新作は一言「年とった」ということ。別に映画「リーサルウェポン」のように年を自覚して家族愛に目覚めるわけではないのですが、物語の設定・背景も以前の作品とは一風変わっていて、このシリーズも「終わり?」なんて思ったりしてしまいました。まあ、でも作品はテンポもよく、満足できる作品と思います。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.7
(5pt)

老いか?成熟か?

 これだけビッグネームになった作家が北海道にしがみついて小説を書き続けている、というコトに対して、これまでこの人は有形無形の、アタマのわるい意見を押し付けられたり、求められたりしてきたんだろ~なぁ~。「どうして東京にでないんですか?」、「北海道(札幌、あるいはススキノ)に対する思い入れを聞かせてください」などなど。  そんなアズマさんの、「これが答えだよ」という公式ステートメントが発端になって、書かれているのが本作だと思う。いまだに官依存でぬくぬくとしてその日その日をすごす人間が住む土地。ぬるぬるの警官や土建屋など、北海道の地方に住んでいる人が読んだら「あ、これってうちのマチがモデルなのかしら?」と思うくらいのリアルなキャラ設定。 45歳になった「俺」の孤軍奮闘とヤセ我慢はさらにエスカレートし、忘れられない人への、痛々しい思慕がいい塩梅にちりばめられていて、最後までイッキ読みさせてくれる。 アズマ作品は一通り読んでいるつもりだけど、冒頭の献辞と、あとがきが付記されているのは本作が初めてではないかな?本人にとって思い入れの深い作品なのでは?と深読みしてしまいそうだが、、、。 
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.6
(5pt)

老いか?成熟か?

 これだけビッグネームになった作家が北海道にしがみついて小説を書き続けている、というコトに対して、これまでこの人は有形無形の、アタマのわるい意見を押し付けられたり、求められたりしてきたんだろ~なぁ~。「どうして東京にでないんですか?」、「北海道(札幌、あるいはススキノ)に対する思い入れを聞かせてください」などなど。  そんなアズマさんの、「これが答えだよ」という公式ステートメントが発端になって、書かれているのが本作だと思う。いまだに官依存でぬくぬくとしてその日その日をすごす人間が住む土地。ぬるぬるの警官や土建屋など、北海道の地方に住んでいる人が読んだら「あ、これってうちのマチがモデルなのかしら?」と思うくらいのリアルなキャラ設定。 45歳になった「俺」の孤軍奮闘とヤセ我慢はさらにエスカレートし、忘れられない人への、痛々しい思慕がいい塩梅にちりばめられていて、最後までイッキ読みさせてくれる。 アズマ作品は一通り読んでいるつもりだけど、冒頭の献辞と、あとがきが付記されているのは本作が初めてではないかな?本人にとって思い入れの深い作品なのでは?と深読みしてしまいそうだが、、、。 
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490
No.5
(5pt)

老いを迎えた俺

ススキの探偵シリーズの最新作「俺」は45歳になっており、昔ほどの無茶は出来なくなっているはずだが、ちょっとしたもめ事で、入院する羽目に。そこで偶然昔の年上の彼女に会い、ある用事を頼まれる・・・・今回は今までと違い札幌ススキのから離れ、「斗己誕」と言う田舎町が舞台です。最後まで、主人公もそして我々読者もどんな事件に巻き込まれているのかわからないまま話が進んでいきますが、間違いなくシリーズ最高傑作です。そして、今までで一番せつないラブストーリーでもありました。とにかくお奨めです。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ・ミステリーワールド)より
4152083905
No.4
(5pt)

老いを迎えた俺

ススキの探偵シリーズの最新作「俺」は45歳になっており、昔ほどの無茶は出来なくなっているはずだが、ちょっとしたもめ事で、入院する羽目に。そこで偶然昔の年上の彼女に会い、ある用事を頼まれる・・・・今回は今までと違い札幌ススキのから離れ、「斗己誕」と言う田舎町が舞台です。最後まで、主人公もそして我々読者もどんな事件に巻き込まれているのかわからないまま話が進んでいきますが、間違いなくシリーズ最高傑作です。そして、今までで一番せつないラブストーリーでもありました。とにかくお奨めです。
探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA) Amazon書評・レビュー: 探偵は吹雪の果てに (ハヤカワ文庫 JA)より
4150307490