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特命
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特命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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今まで知らなかったこの世界を、この本を読み知ることができた。 | ||||
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警察庁のエリートキャリアがある「特命」を追ううちに、洞爺湖サミットに迫る危機の端緒をつかむが・・・・・・。久々の書き下ろしで、一気に読んだ。文体もある程度簡潔になり、物書きとしての訓練は積んだのだろう。読みやすさという意味では進化している。クライマックスもそれなりに手が込んでいるから、「宣戦布告」などで指摘された「あまりにあっけないエンディング」という批判を受け止めたのかもしれない。(よーく読まないと、なぜ結末がそうなるべきなのかが伝わってこないのが難だが。) だが、中東の情報機関と外事警察の赤軍ハンターが鍵を握るところは"CO"のプロットの引きなおし。明らかになっていく危機の正体も、いつもの作品よりスケール感に欠ける気がする。膨大なディテールに溺れながら読み進めるのが麻生作品の醍醐味なのだが、今回はその楽しみは半分くらいだった。 ファンなら買って損はないと思います。でも、以上の理由でいつもなら黙って星五つの私も今回は四つ。 | ||||
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