■スポンサードリンク


特命



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
特命
特命 (幻冬舎文庫)

特命の評価: 2.50/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

いまいち

宣戦布告やZEROの作者だけあって、警察・公安・外務省などのあまり人が知らない部分に突っ込んだ小説を書いているが、今回の特命は最後まで読んでも一体何が何なのか私は理解できなかった。誰かわかる人がいたら教えてほしいものだ。

思うに、とてつもなくノンフィクションに近いフィクションなので、感情移入しにくいのかもしれない。

相当取材などもしただろうし関係者にも色々と聞きにくいことを聞いたと思うが、その結果がこの本なら、内情を語った人は怒るというか呆れているのでは?

洞爺湖サミットに絡めているあたり、うらんかなの姿勢も見え隠れして。

大変重たい内容で読み応えはあるのだが、読み終わって何も残らないタイプの本。
もうこの人の本は読まなくていいかもしれない。

これだけだとどんな本かわからないと思うので、簡単なあらすじを。
洞爺湖サミットをテロリストから守るためにある特命の部隊が影でひそかに行動していたのだが、その特命を隠すためにさらに別の個人に特命を言い渡し、そっちを目立たせる事で本来の特命の方を成功させようとした「国」レベルのお話しです。何かわかりにくいでしょう(笑)
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274
No.5:
(2pt)

手が込みすぎ

二重三重の裏話、度重なる逆転といった趣きの話。 ただ、麻生さんのいつもの実在感ある緊迫感はなく、いかにも話を作ったという感じ。 あまりに話が大きくなりすぎて、嘘っぽくなってしまったし、結局、主人公の存在がかすんでしまった。 つまり、この主人公はいなくても良かったのである。 麻生さん、どうしたのかな。 失敗作。
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274
No.4:
(2pt)

期待していただけに残念

「宣戦布告」からの麻生幾ファンとしてワクワクしながら読みました。コメントは「残念ながら、、、」です。確かに、著者特有の、出だしからぐいぐい引っ張っていく筆致はうならせるものがありました。しかし、今回の主人公が、エリート意識に満ち溢れた警察官僚という設定が、これまで著者が書いてきた主人公とはまったく逆であり、麻生文学としては挑戦だったのでしょうか?これまでの主人公は、エスピオナージの現場をサバイブしてきた、地べたを這い回りながらも初志を貫徹する「プロ中のプロ」であり、彼らの仕事に対する凄まじいまでの決意が、小説の奥行きを増していたと考えます。この点が麻生文学の「凄み」であったはずです。その点、今回の主人公、それに課せられた業務、実際の行動は、今ひとつ、すっきりと心に落ちていかず、物足りない感じがしました。麻生氏の作品を、感銘と感動ともに全て読んできた小生にとっては、残念な一冊となりましたが、麻生氏の抉り出す世界観に深く共鳴してるものにとっては、次回作に期待!というのが素直な気持ちです。
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274
No.3:
(2pt)

難しい〜。

結末がどうして、こうなったのか理解できませんでした。 教えてほしいです。
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274
No.2:
(1pt)

これはネガティブ・キャンペーンか!?

他の評者の方も書かれているが、確かに前作「エスピオナージ」に比べると、かなり不要なエピソードが削ぎ落とされ、全体的にすっきりした印象がする。しかし、それが作品の質を上げているかといえば全く因果関係は無い。
モチーフとして洞爺湖サミットを取り上げているが、ハッキリいって本作の内容に関連性は悲しいほど感じられない。単に、本書を売りたいがために、時期的にタイムリーな同サミットを無理やり絡み付けたとしか思えない。

主人公はキャリア警察官僚意識を尊大に振りまわす、鼻持ちならない人物で、かつ職場内で、女性同僚と「関係」を持つような人物である。(それ故、それにふさわしい結末が彼には待っているのだが)従って、感情移入は困難である。
また、本書の最も「見せ場」である、レバノン潜入の日本赤軍派逮捕劇も、回想と過去の記録文書からの拾い集めシーンばかりで、盛り上がりに欠く。

結末は、毎度の事ながら不条理で、かつ後味が悪い。
巻末には、名も無き取材協力者に感謝の意云々と言う作者の謝辞が述べられてるが、こう不条理な内容の作品ばかり書いていたら、彼ら「協力者」たちもそのうち怒り出すのではないか?
と、無用な心配をしてしまう。
そのくらい本書でとりあげられてる警備・公安警察は、不気味で超法規的で空恐ろしい存在である。市民は恐怖感こそ持て、国益を守ろうと内なる死闘を演じる彼らに共感を抱く事は先ず無いだろう。

作者は、警備・公安警察の脅威を訴えるネガティブ、キャンペーンをしているとしか思えない。
少なくとも、勧善懲悪、爽やかな読後感を求める向きには、決してお勧め出来ぬ作品と言える。
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274
No.1:
(2pt)

長い、でもドラスティックな展開が少ない・・・

洞爺湖サミットを狙うテロリストと特命を受けた警察官の話。 他のレビュアーの方が多く書かれておられるので、あまり書かないが、結構長い。 冗長と言ってもいいかも。 エスピオナージ以降、すっきりしない作品が多くフラストレーションが溜まる。 宣戦布告みたいな、それなりに激しい作品もたまには読みたいのだが・・・。
特命Amazon書評・レビュー:特命より
4344015274

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!