日本でテロリストと闘うのは「外事警察」(ソトゴト)と呼ばれる者たちである。

諜報課工作員の榊冴子がコンゴの襲撃現場で見たカラシニコフ銃は、どれも中国製の不正コピー製品だった。

1年前に自衛隊を辞し、ミンダナオ島のダイビングショップで働いていた河合斌に、フィリピンで消息を絶った日本人女医を捜してくれとの依頼が持ち込まれる。

日本国内の暗躍に苛烈さを増すロシア工作員と壮絶な戦いを挑む警視庁のスパイハンターたち。

すべての始まりは、外事警察の内部資料流出事件で明かされた“協力者”である女の存在だった。

日本に密入国した北朝鮮の諜報機関責任者が政治亡命を希望している?接触した“内閣情報調査室”の真中と廣瀬は、日本への軍事秘密作戦と総理周辺でそれに協力するスパイの存在を知る。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。

原子力発電所が並ぶ敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着した。対戦車ロケット砲で武装した特殊部隊十一名が密かに上陸、逃走する。

初冬の温泉郷で発生したフグ毒殺人は、公安vs巨悪「頂上対決」の幕開けだった―。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

一九四七年の誕生以来、存在自体が国家機密という厚いベールに包まれた全国公安警察の頂点“ZERO”。

長崎・平戸に中国人5人の射殺体が難波船に乗って漂着した。船内には元自衛官の指紋が。

「これは…戦争だ! 」 「裏の外交」に暗躍する極秘組織・公安調査庁を舞台に 『ZERO』の麻生幾が放つ、ノンストップ諜報小説! 公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島へ向けて4日後に一斉出港、 6日後の

仮想通貨取引所の社長が銃殺された。

人身事故を起こしたと出頭してきた女。

ロシア・ウラジオストク。日本総領事館に勤める優秀な外交官・雪村隼人が失踪した。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。

情報を制するものが権力を制す。それが官房長官・小山内和博の哲学だ。

六本木の路上で身元不明の女の絞殺死体が発見された。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

次点から繰上当選した参議院議員の周辺で、次々と関係者が死んでいく。

警察庁諜報課、通称「オメガ」。

海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。

六本木のコンプレックスビルで開催される国際映画祭。

首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生した。

水面下で武装化を図る市民団体〈パグ〉を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。

拳と蹴りが空気を切り裂く。肉を打つ重々しい音。

松城署の同期の刑事2人、桐谷と高坂。高坂は収賄容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放。

圧倒的なスピード感のＮＯ．１警察小説！　公安刑事が、連続殺人の容疑者に。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

“ゼロ”の研修から戻った倉島警部補は、外事一課と掛け持ちで「作業班」に入ることになる。

レインボーテレビに監禁された嶺藤を救出するため駆けつけた日向の前に立ちはだかる最凶の敵・クリムゾン。

所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。

「平壌放送の乱数表が複雑化している」米朝の熾烈なせめぎ合いの裏で何が起きているか。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

落としのプロと呼ばれた刑事・樫村は、マネロン室に異動になる。そこは、捜査手段もキャリアも異なる寄せ集め刑事の巣窟だった。

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。

大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に―― 父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。

「この国に、真の諜報組織をつくれ!」警視庁公安部長の密命を受けた、国際派の若きキャリア公安マン片野坂彰。

大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。

財務大臣が刺殺された。犯人は完全黙秘。

官僚もギャンブラーも瞠目せよ。これがニッポンのおもてなしカジノだ! 世界中からVIP客を集めろ――。

大阪・鶴橋の藤堂よろず相談所は、所長の藤堂廉治と部下の江尻三吾のコンビでもっている。

警視庁公安総務課庶務係分室、通称「J分室」。

大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。

閑静な住宅街のど真ん中で、新橋で焼鳥店を経営する男の死体が発見された。

東京マラソンと浅草三社祭で覚醒剤混入殺人事件が相次いで発生!警視庁公安部のエース青山の大胆な捜査の末に、暴力団と中・韓・露マフィアの複合犯罪が明らかに。

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に小学生から相談事が持ち込まれた。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

日本で開発された新型ウイルスを巡り、中国共産党と反政府組織の抗争は激しさを増していた。