銃・病原菌・鉄

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

銃・病原菌・鉄の評価:

4.07/5点 レビュー 476件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全972件 461〜480 24/49ページ
No.512
(5pt)

何度も読み返して

土地によって、文明に差が生まれるのは、人類の間の生物学的な差によるものなのか?
上下巻を通じて、歴史学や生物学、人類学、言語学、様々な学問を通じてこの疑問に答えていく。
これを読むと、社会の階級、人種差別は人間が勝手に生み出したものなのだとわかる。
多くの人が読んで、偏見がなくなると良い。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.511
(4pt)

「なるほど」が非常に多い人類史の本

なぜ世界中どこに行っても家畜となる動物は同じ動物なのか?とか、なるほどと納得できる分かりやすい文章と構成で、一晩で上下巻よんでしまいました。読み終わって、時間を置いたらもう一度読みたくなるだろうなあーと感じる本はそうもありませんが、そんな数少ない本の中の一冊になりました。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.510
(4pt)

「なるほど」が非常に多い人類史の本

なぜ世界中どこに行っても家畜となる動物は同じ動物なのか?とか、なるほどと納得できる分かりやすい文章と構成で、一晩で上下巻よんでしまいました。読み終わって、時間を置いたらもう一度読みたくなるだろうなあーと感じる本はそうもありませんが、そんな数少ない本の中の一冊になりました。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.509
(3pt)

教養とは、本書に疑問を投げかけられるかどうかだ

良くも悪くもアメリカのベストセラーらしい。

比較的読みやすく文化史概論をしてくれるが、結論に当てはまる具体例を列挙する事で浅学者を黙らせる手法を採用している。(列挙される例に前の主張で使われたものの使い回しや、そこから容易に想像できるものが多いのもアメリカ式。アメリカの通販番組と同じ。お国柄なのだろう)

あらかじめアメリカのベストセラーはこういうもの、と分かっていると諦めて読める。

そして、読書は必要な情報を取捨選択する行為だとは思うが、一般書籍のベストセラーなんて、それ前提でないと危険なのは当然。分かりやすい、ということは、何かを無視しているか省略してるかなのだから。

★3以下のレビューで色々書かれているように、今では古い認識や、誤解を招く表現がある。

(そういえば、レビューに死の毛布への目配りのなさが指摘されていたが、これは一応上巻p.365で一瞬触れられていた)

(下巻p.72「(日本が)書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いから」という非難轟々の箇所は、確かに漢文がアジア圏で果たした役割への認識の甘さを露呈している。所詮生物学者だからしょうがない。音がわからなくても編と旁から意味を推測して読めるとか、ポリフォニックな意味を込めやすいとか、空前絶後の古典『源氏物語』が作られた背景だとか、そんなこと分からないだろう。ご愛敬だ。)

欠点はあるものの、繰り返される文明(勢力)の差は人種の差ではない、というメッセージは、人種差別から脱することができない現代には価値あるものだ。

加えて、入門書として事例が多いことは良いともいえ(つまり、ここから興味によって広げやすい)、初学者がまず欲する統一的な視点を(疑問は残るものの)与えてくれる点で評価できる。

手軽な本としてはこんなものなのではないだろうか。というか、専門外に手を出さざるを得ないので非難確実で他人が尻込みすることに果敢に挑戦しているのは本当に凄い。(慎重さがあと少し欲しかったが)

ということで、結局★3。
読む価値がないとは言わない。

それにしても、地理的な優位性というのは、結局は神の加護と結びつきやすく、聖書を悪用する人たちに非常に都合が良さそうだ。
悪用しやすさ抜群の聖書を作ることができたのも、非生産階級を養う余剰生産物の賜物であった点にもっと突っ込んでくれたら...と思う。

大学教授が薦める100冊、といったものにこれが度々紹介されたらしいが、「最低限このくらいは批判的に読める知識を付けましょうね」という感じか。確かに高校~学部1年ぐらいに読むと有意義そう。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.508
(1pt)

がっかり・・・要するに白人が偉いことを証明するための書籍である

繰り返しの多い長々とした書籍を買う前に、
まずネットで以下を検索して下さい。
《   ジャレド・ダイアモンド 「日本人とは何者だろう?」   》
(h ttp://cruel.org/diamond/whoarethejapanese.html)

英語版の原書2005年版から追加された新章が山形浩生氏の丁寧な翻訳で読めます。
これは本書の出版後に書かれた完全に独立した1章であり、先に読んでも差しさわりはありません。

というか、日本人読者にとって極めて重要な内容なのに
日本版でタダの一言も触れていないのは不自然としか言いようがない奇妙なことです。
この出版社がアメリカ人の本音を日本人に読ませたがっていないことがハッキリ解かりますね。

___________________________

1997年、アメリカで出版。
1998年、ピューリッツァー賞・一般ノンフィクション部門を受賞。
2000年、邦訳。
2010年、朝日新聞が選ぶ「ゼロ年代の50冊」という企画で1位に選出。
2012年、文庫化。店頭で平積みにしているのが普通なぐらい売れていた。

本書は「なぜ人種・民族によって文明格差があるのか?」という疑問に対して科学的な調査と歴史的な考察から
「人種や民族に優劣は無い。地理的な条件だけがが民族格差を作ったのだ」と結論する。

ざっと読んだ限りでは幅広い資料を駆使した説得力ある本に見えた。
当初はアメリカ白人特有の思い上がりが少ない本に思えたからだ。
しかし、いくつか心に引っ掛かる箇所を読み返してみた結果、
客観性の欠片も無い人種差別的な政治的主張であることが良く解かった。
今では非常にがっかりしている。

人類史における文字の発明と発展に関してジャレド・ダイアモンド博士は不必要なまでに朝鮮人のハングル文字を絶賛し
また、意図的な悪意によって日本人をこき下ろしている。

●「日本人が、効率の良いアルファベットやカナ文字でなく、書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いからである。」
文庫版 下巻72ページ

●「日本は、日本語の話し言葉を表すには問題がある中国発祥の文字の使用をいまだにやめようとしていない。」
文庫版 下巻230ページ

当たり前だが日本人が漢字を使っているのは社会的ステータスのためなんかじゃない。
単に便利だからだ。
また、漢字の発祥が中国地域なのは確かだが日本語を完璧に表現するために
漢字から平仮名・片仮名を作り出して「漢字・仮名混じり文」を発展させたのは日本民族自身であって中国人ではない。
むしろ表音文字である仮名を持たない中国人の方を批判しても良いぐらいのものだ。
日本人の作った漢字=「国字」というものも多数ある。

このアメリカ人博士の言う「日本語の話し言葉を表すには問題がある」文字というのは漢字・仮名混じり文のどこを指しているのだろうか?
もちろん彼はどこも指しては居ない(アメリカ人は外国に関して無知なのである)。
日本国民の識字率の高さが江戸時代から世界でも傑出していることぐらいは基本的な知識として知っていなければならない。

●「たとえば、十五世紀の朝鮮国王、世宗大王は西暦一四四六年にハングル文字の起源「訓民正音」を編みだしているが、このとき彼は、中国語からヒントを得て部首の使用を思いついている。」
文庫版 下巻40ページ

●「朝鮮半島において、扱いにくい中国伝来の文字にかわって、独自の素晴らしいハングル文字が使われるようになったのは、最近の話である。」
文庫版 下巻230ページ

どちらも嘘とは言えないが世宗大王の発明が「愚民文字」として蔑まれた事実と、その後400年以上も無視されていた歴史に全く言及が無い。
これこそ「社会的ステータス」が問題だった経緯なのだが「知らなかった」では済まされないだろう。

日本人が漢字・仮名混じり文を模した「漢字・ハングル混じり文」を発明し、
日韓併合期に日本政府が朝鮮半島に多数の学校を建てて、朝鮮人に教えた事実にも一切の言及が無い。
ダイアモンド博士の言うハングル文字の普及が『 最近の話である 』ことの最大の理由は大日本帝国政府による半島地域の教育制度なのである。

P音とB音の区別がつかないとか、
同音異義語を書き分けられないとか、
しかも日本政府に教わった教育を劣化させてきた非常に大きな欠陥のある文字体系を
「独自の素晴らしいハングル文字」などと絶賛している理由も理解し難い。

また、現在の朝鮮人が漢字教育を廃止した事によって過去の文献から何も学べなくなっているという事実も本書には全く書かれていない。
それこそ言語学者や歴史家にとっての最重要事ではないか?
(参考:Uー1速報 
『韓国欠陥教育で50年前の資料読解が不可能な大学教授が激増中』
 抽象的語彙の消滅で論理的思考が不可能に )

★ここまでに引用した4つの文章から読み取れることは

1)日本人は見栄っ張りだから無理に扱いにくい文字を使っているバカ民族である。
2)漢字は日本語に合わない。日本人は漢字の使用をやめろ。
3)ハングル文字は朝鮮人だけで発明した素晴らしい独自文化。日本政府は無関係。

・・・ジャレド・ダイアモンド博士は韓国政府か北朝鮮政府に洗脳でもされているのだろうか?

しかし、たとえ誰かに嘘を吹き込まれたのだとしても自分で本を出版するなら自身の調査によって情報の真偽を確かめるのが責任というものだろう。
ダイアモンド博士には基礎的な情報精査能力が欠けている。
冒頭に挙げた新章も含めJ・ダイアモンドの日本民族に対する軽蔑的視線と捏造の数々には呆れるばかりだ。

どこかおかしい部分があれば他にもおかしい所があると考えるのが自然であろう(←これ、大事な常識ね)。
日本民族と朝鮮民族に関するデタラメの数々が示唆しているのは、
彼自身が認識する他の人種・民族・国家・歴史に関する記述にもこういった酷い誤解が多々あるという事である。
つまりニューギニア人や中国人やアフリカ人
また、しつこいほど繰り返される白人に虐殺されるアメリカ先住民族などに関しても、
日本人に対するのと同じ程度には誤解(或いは悪意)があると考えて良いだろう。

なぜかアマゾンのレビュー欄では朝日新聞社と同様に絶賛している人々が異常に多いのだが、
彼らは日本人と漢字に関する凄まじいデタラメには全く気が付かなかったというのだろうか?
非常に不思議なことだ。
これは全くのトンデモ本であり、日本人に関する新章 「日本人とは何者だろう?」だけでも「と学会」あたりに査定して欲しい。

本書を誉めている人は科学的な歴史書だと思い込んでいる。
が、これは全くそんなものではない。
むしろ科学の名を騙る悪質な政治的プロパガンダと捉えた方が正しい認識である。

●.アメリカ人博士「格差は地理的要因だけに拠るもので人種・民族の違いは無関係」

⇒ 人種差・民族差は口にするのもダメな風潮を作り出しているリベラル欧米メディアの規制と同じ紳士協定を踏襲しているだけ。

●アメリカ人博士「アメリカ先住民の絶滅は病原菌のせいだから白人は悪くない」 

⇒ 実際には大陸支配の目的で伝染性病原菌さえ利用した計画的な虐殺だった。
本書を絶賛している人々にも天然痘毛布の話ぐらいは知っておいて欲しいものだ。
知らない人は多いが先住民族に対する絶滅政策は現在もアメリカ・カナダでは進行中である!!!

●アメリカ人博士「日本と韓国は兄弟だから仲良くしろ」

⇒ アメリカ政府が面倒臭くなるから喧嘩するな、と言いたいらしい。
韓国人の兄弟は日本人などではない。
北朝鮮人に決まっている。

ジャレド・ダイアモンドの主張はアメリカ政府の表層的姿勢にそっくりなのだ。
彼の著書はリベラル派白人(民主党支持者)のポジショントークだと思って読んだほうが良い。
他の方がレビューで「著者が差別主義者でないことを強調すればするほど白人有意主義者であることが露呈する」というような事を書かれているが正にそういう感じ。
彼の年齢からいっても今更考えが変わることもないだろう。

ここで問題なのは、彼の本が世界的に高く評価され21世紀の人類学の権威に成っているという現状だ。
科学書・歴史学書の体裁をとりながら、特に日本民族に対する言い掛かり的な人種差別を世界に広めてしまう本書は危険な悪書である。
こんな本を絶賛している朝日新聞社員やアマゾンの日本人レビュアーたちは一体なんなのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《追記》
割にどうでもいいことかもしれないが本書の邦訳には読点が多過ぎる。
上で引用した4つの文章を読めば分かるが、あれらの読点はほぼ不要なものだ。
山形浩生氏によると倉骨彰氏の翻訳能力はかなり酷いものらしい。
(以下を検索)

 A Brief History of Hackerdom: Japanes
「わたくし、倉骨訳『オープンソース・ソフトウェア』(オライリー)の翻訳に深い憂慮を抱くものでございます。」
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.507
(3pt)

教養とは、本書に疑問を投げかけられるかどうかだ

良くも悪くもアメリカのベストセラーらしい。

比較的読みやすく文化史概論をしてくれるが、結論に当てはまる具体例を列挙する事で浅学者を黙らせる手法を採用している。(列挙される例に前の主張で使われたものの使い回しや、そこから容易に想像できるものが多いのもアメリカ式。アメリカの通販番組と同じ。お国柄なのだろう)

あらかじめアメリカのベストセラーはこういうもの、と分かっていると諦めて読める。

そして、読書は必要な情報を取捨選択する行為だとは思うが、一般書籍のベストセラーなんて、それ前提でないと危険なのは当然。分かりやすい、ということは、何かを無視しているか省略してるかなのだから。

★3以下のレビューで色々書かれているように、今では古い認識や、誤解を招く表現がある。

(そういえば、レビューに死の毛布への目配りのなさが指摘されていたが、これは一応上巻p.365で一瞬触れられていた)

(下巻p.72「(日本が)書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いから」という非難轟々の箇所は、確かに漢文がアジア圏で果たした役割への認識の甘さを露呈している。所詮生物学者だからしょうがない。音がわからなくても編と旁から意味を推測して読めるとか、ポリフォニックな意味を込めやすいとか、空前絶後の古典『源氏物語』が作られた背景だとか、そんなこと分からないだろう。ご愛敬だ。)

欠点はあるものの、繰り返される文明(勢力)の差は人種の差ではない、というメッセージは、人種差別から脱することができない現代には価値あるものだ。

加えて、入門書として事例が多いことは良いともいえ(つまり、ここから興味によって広げやすい)、初学者がまず欲する統一的な視点を(疑問は残るものの)与えてくれる点で評価できる。

手軽な本としてはこんなものなのではないだろうか。というか、専門外に手を出さざるを得ないので非難確実で他人が尻込みすることに果敢に挑戦しているのは本当に凄い。(慎重さがあと少し欲しかったが)

ということで、結局★3。
読む価値がないとは言わない。

それにしても、地理的な優位性というのは、結局は神の加護と結びつきやすく、聖書を悪用する人たちに非常に都合が良さそうだ。
悪用しやすさ抜群の聖書を作ることができたのも、非生産階級を養う余剰生産物の賜物であった点にもっと突っ込んでくれたら...と思う。

大学教授が薦める100冊、といったものにこれが度々紹介されたらしいが、「最低限このくらいは批判的に読める知識を付けましょうね」という感じか。確かに高校~学部1年ぐらいに読むと有意義そう。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.506
(1pt)

がっかり・・・要するに白人が偉いことを証明するための書籍である

繰り返しの多い長々とした書籍を買う前に、
まずネットで以下を検索して下さい。
《   ジャレド・ダイアモンド 「日本人とは何者だろう?」   》
(h ttp://cruel.org/diamond/whoarethejapanese.html)

英語版の原書2005年版から追加された新章が山形浩生氏の丁寧な翻訳で読めます。
これは本書の出版後に書かれた完全に独立した1章であり、先に読んでも差しさわりはありません。

というか、日本人読者にとって極めて重要な内容なのに
日本版でタダの一言も触れていないのは不自然としか言いようがない奇妙なことです。
この出版社がアメリカ人の本音を日本人に読ませたがっていないことがハッキリ解かりますね。

___________________________

1997年、アメリカで出版。
1998年、ピューリッツァー賞・一般ノンフィクション部門を受賞。
2000年、邦訳。
2010年、朝日新聞が選ぶ「ゼロ年代の50冊」という企画で1位に選出。
2012年、文庫化。店頭で平積みにしているのが普通なぐらい売れていた。

本書は「なぜ人種・民族によって文明格差があるのか?」という疑問に対して科学的な調査と歴史的な考察から
「人種や民族に優劣は無い。地理的な条件だけがが民族格差を作ったのだ」と結論する。

ざっと読んだ限りでは幅広い資料を駆使した説得力ある本に見えた。
当初はアメリカ白人特有の思い上がりが少ない本に思えたからだ。
しかし、いくつか心に引っ掛かる箇所を読み返してみた結果、
客観性の欠片も無い人種差別的な政治的主張であることが良く解かった。
今では非常にがっかりしている。

人類史における文字の発明と発展に関してジャレド・ダイアモンド博士は不必要なまでに朝鮮人のハングル文字を絶賛し
また、意図的な悪意によって日本人をこき下ろしている。

●「日本人が、効率の良いアルファベットやカナ文字でなく、書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いからである。」
文庫版 下巻72ページ

●「日本は、日本語の話し言葉を表すには問題がある中国発祥の文字の使用をいまだにやめようとしていない。」
文庫版 下巻230ページ

当たり前だが日本人が漢字を使っているのは社会的ステータスのためなんかじゃない。
単に便利だからだ。
また、漢字の発祥が中国地域なのは確かだが日本語を完璧に表現するために
漢字から平仮名・片仮名を作り出して「漢字・仮名混じり文」を発展させたのは日本民族自身であって中国人ではない。
むしろ表音文字である仮名を持たない中国人の方を批判しても良いぐらいのものだ。
日本人の作った漢字=「国字」というものも多数ある。

このアメリカ人博士の言う「日本語の話し言葉を表すには問題がある」文字というのは漢字・仮名混じり文のどこを指しているのだろうか?
もちろん彼はどこも指しては居ない(アメリカ人は外国に関して無知なのである)。
日本国民の識字率の高さが江戸時代から世界でも傑出していることぐらいは基本的な知識として知っていなければならない。

●「たとえば、十五世紀の朝鮮国王、世宗大王は西暦一四四六年にハングル文字の起源「訓民正音」を編みだしているが、このとき彼は、中国語からヒントを得て部首の使用を思いついている。」
文庫版 下巻40ページ

●「朝鮮半島において、扱いにくい中国伝来の文字にかわって、独自の素晴らしいハングル文字が使われるようになったのは、最近の話である。」
文庫版 下巻230ページ

どちらも嘘とは言えないが世宗大王の発明が「愚民文字」として蔑まれた事実と、その後400年以上も無視されていた歴史に全く言及が無い。
これこそ「社会的ステータス」が問題だった経緯なのだが「知らなかった」では済まされないだろう。

日本人が漢字・仮名混じり文を模した「漢字・ハングル混じり文」を発明し、
日韓併合期に日本政府が朝鮮半島に多数の学校を建てて、朝鮮人に教えた事実にも一切の言及が無い。
ダイアモンド博士の言うハングル文字の普及が『 最近の話である 』ことの最大の理由は大日本帝国政府による半島地域の教育制度なのである。

P音とB音の区別がつかないとか、
同音異義語を書き分けられないとか、
しかも日本政府に教わった教育を劣化させてきた非常に大きな欠陥のある文字体系を
「独自の素晴らしいハングル文字」などと絶賛している理由も理解し難い。

また、現在の朝鮮人が漢字教育を廃止した事によって過去の文献から何も学べなくなっているという事実も本書には全く書かれていない。
それこそ言語学者や歴史家にとっての最重要事ではないか?
(参考:Uー1速報 
『韓国欠陥教育で50年前の資料読解が不可能な大学教授が激増中』
 抽象的語彙の消滅で論理的思考が不可能に )

★ここまでに引用した4つの文章から読み取れることは

1)日本人は見栄っ張りだから無理に扱いにくい文字を使っているバカ民族である。
2)漢字は日本語に合わない。日本人は漢字の使用をやめろ。
3)ハングル文字は朝鮮人だけで発明した素晴らしい独自文化。日本政府は無関係。

・・・ジャレド・ダイアモンド博士は韓国政府か北朝鮮政府に洗脳でもされているのだろうか?

しかし、たとえ誰かに嘘を吹き込まれたのだとしても自分で本を出版するなら自身の調査によって情報の真偽を確かめるのが責任というものだろう。
ダイアモンド博士には基礎的な情報精査能力が欠けている。
冒頭に挙げた新章も含めJ・ダイアモンドの日本民族に対する軽蔑的視線と捏造の数々には呆れるばかりだ。

どこかおかしい部分があれば他にもおかしい所があると考えるのが自然であろう(←これ、大事な常識ね)。
日本民族と朝鮮民族に関するデタラメの数々が示唆しているのは、
彼自身が認識する他の人種・民族・国家・歴史に関する記述にもこういった酷い誤解が多々あるという事である。
つまりニューギニア人や中国人やアフリカ人
また、しつこいほど繰り返される白人に虐殺されるアメリカ先住民族などに関しても、
日本人に対するのと同じ程度には誤解(或いは悪意)があると考えて良いだろう。

なぜかアマゾンのレビュー欄では朝日新聞社と同様に絶賛している人々が異常に多いのだが、
彼らは日本人と漢字に関する凄まじいデタラメには全く気が付かなかったというのだろうか?
非常に不思議なことだ。
これは全くのトンデモ本であり、日本人に関する新章 「日本人とは何者だろう?」だけでも「と学会」あたりに査定して欲しい。

本書を誉めている人は科学的な歴史書だと思い込んでいる。
が、これは全くそんなものではない。
むしろ科学の名を騙る悪質な政治的プロパガンダと捉えた方が正しい認識である。

●.アメリカ人博士「格差は地理的要因だけに拠るもので人種・民族の違いは無関係」

⇒ 人種差・民族差は口にするのもダメな風潮を作り出しているリベラル欧米メディアの規制と同じ紳士協定を踏襲しているだけ。

●アメリカ人博士「アメリカ先住民の絶滅は病原菌のせいだから白人は悪くない」 

⇒ 実際には大陸支配の目的で伝染性病原菌さえ利用した計画的な虐殺だった。
本書を絶賛している人々にも天然痘毛布の話ぐらいは知っておいて欲しいものだ。
知らない人は多いが先住民族に対する絶滅政策は現在もアメリカ・カナダでは進行中である!!!

●アメリカ人博士「日本と韓国は兄弟だから仲良くしろ」

⇒ アメリカ政府が面倒臭くなるから喧嘩するな、と言いたいらしい。
韓国人の兄弟は日本人などではない。
北朝鮮人に決まっている。

ジャレド・ダイアモンドの主張はアメリカ政府の表層的姿勢にそっくりなのだ。
彼の著書はリベラル派白人(民主党支持者)のポジショントークだと思って読んだほうが良い。
他の方がレビューで「著者が差別主義者でないことを強調すればするほど白人有意主義者であることが露呈する」というような事を書かれているが正にそういう感じ。
彼の年齢からいっても今更考えが変わることもないだろう。

ここで問題なのは、彼の本が世界的に高く評価され21世紀の人類学の権威に成っているという現状だ。
科学書・歴史学書の体裁をとりながら、特に日本民族に対する言い掛かり的な人種差別を世界に広めてしまう本書は危険な悪書である。
こんな本を絶賛している朝日新聞社員やアマゾンの日本人レビュアーたちは一体なんなのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《追記》
割にどうでもいいことかもしれないが本書の邦訳には読点が多過ぎる。
上で引用した4つの文章を読めば分かるが、あれらの読点はほぼ不要なものだ。
山形浩生氏によると倉骨彰氏の翻訳能力はかなり酷いものらしい。
(以下を検索)

 A Brief History of Hackerdom: Japanes
「わたくし、倉骨訳『オープンソース・ソフトウェア』(オライリー)の翻訳に深い憂慮を抱くものでございます。」
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.505
(1pt)

全世界の白人至上主義メディアを熱狂させた悪書

世界中の変な左翼を熱狂させた変な書籍。
わざわざ金を払ってこの本を買う前に、まずネットで以下を検索して下さい。

《   ジャレド・ダイアモンド 「日本人とは何者だろう?」   》
(ttp://cruel.org/diamond/whoarethejapanese.html)

英語版の原書2005年版から追加された新章が山形浩生氏の丁寧な翻訳で読めます。
これは本書の出版後に書かれた完全に独立した1章であり、先に読んでも差しさわりはありません。
というか、日本の読者にとって極めて重要な内容なのに日本版で一言も触れていないのは不自然としか言いようがない奇妙なことです。
この出版社が日本人に読ませたがっていないことがハッキリ解かりますね。

___________________________

1997年、アメリカで出版。
1998年、ピューリッツァー賞・一般ノンフィクション部門を受賞。
2000年、邦訳。
2010年、朝日新聞が選ぶ「ゼロ年代の50冊」という企画で1位に選出。
2012年、文庫化。店頭で平積みにしているのが普通なぐらい売れていた。

本書は「なぜ民族によって文明格差があるのか?」という疑問に対して科学的な調査と歴史的な考察から
「人種や民族に優劣は無い。地理的な条件だけがが民族格差を作ったのだ」と結論する。
人類学の素人向け教科書みたいなものだ。

一通り読んだ限りでは幅広い資料を駆使した説得力ある本に思えた。
当初はアメリカ白人特有の思い上がりが少ない本に思えたからだ。
しかし、いくつか心に引っ掛かる箇所を読み返してみた結果、
客観性の欠片も無い人種差別的な政治的主張であることが良く解かった。
今ではがっかりしている。

人類史における文字の発明と発展に関してジャレド・ダイアモンド博士は不必要なまでに朝鮮人のハングル文字を絶賛し、
また、意図的な悪意によって日本人をこき下ろしている。

●「日本人が、効率の良いアルファベットやカナ文字でなく、書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いからである。」
文庫版 下巻72ページ

●「日本は、日本語の話し言葉を表すには問題がある中国発祥の文字の使用をいまだにやめようとしていない。」
文庫版 下巻230ページ

当たり前だが日本人が漢字を使っているのは社会的ステータスのためなんかじゃない。
単に便利だからだ。
また、漢字の発祥が中国地域なのは確かだが日本語を完璧に表現するために
漢字から平仮名・片仮名を作り出して「漢字・仮名混じり文」を発展させたのは日本民族自身である(むしろ仮名文字を持たない中国人の方を批判しても良いぐらいのものだ)。
日本人の作った漢字=「国字」というものも多数ある。
アメリカ人博士の言う「日本語の話し言葉を表すには問題がある」文字というのは漢字・仮名混じり文のどこを指しているのだろうか?
もちろん彼はどこも指しては居ない(基本的にアメリカ人は無知なのである)。

●「たとえば、十五世紀の朝鮮国王、世宗大王は西暦一四四六年にハングル文字の起源「訓民正音」を編みだしているが、このとき彼は、中国語からヒントを得て部首の使用を思いついている。」
文庫版 下巻40ページ

●「朝鮮半島において、扱いにくい中国伝来の文字にかわって、独自の素晴らしいハングル文字が使われるようになったのは、最近の話である。」
文庫版 下巻230ページ

どちらも嘘とは言えないが世宗大王の発明が「愚民文字」として蔑まれた歴史的事実
(これこそ社会的ステータスが問題だったのだが)と、
その後400年以上も無視されていた経緯に全く言及が無い。

日韓併合期に日本政府が朝鮮半島に多数の学校を建てて、
日本人が漢字・仮名混じり文を模した「漢字・ハングル混じり文」を発明し、
朝鮮人に教えた事実にも言及なし
(ハングル文字の普及が『 最近の話である 』ことの最大の理由が大日本帝国政府の施策なのだが・・・)。

P音とB音の区別がつかないとか、同音異義語を書き分けられないとか、
非常に大きな欠陥のある文字体系を「独自の素晴らしいハングル文字」などと絶賛している理由も理解し難い。

また、現在の朝鮮人が漢字教育を廃止した事によって過去の文献から何も学べなくなっているという事実も全く書かれていない。
それこそ言語学者や歴史家にとっての最重要事ではないか。
(参考:Uー1速報 『韓国欠陥教育で50年前の資料読解が不可能な大学教授が激増中』
 抽象的語彙の消滅で論理的思考が不可能に )

★ここまでに引用した4つの文章から読み取れることは

1)日本人は見栄っ張りだから無理に扱いにくい文字を使っている。
2)漢字は日本語に合わない。日本人は漢字の使用をやめろ。
3)ハングル文字は朝鮮人だけで発明した素晴らしい独自文化。日本は無関係。

・・・ジャレド・ダイアモンドは韓国か北朝鮮政府に洗脳でもされているのだろうか?・・・

しかし、たとえ誰かに嘘を吹き込まれたのだとしても自分で本を出版するなら自身の調査によって情報の真偽を確かめるのが責任というものだろう。
ダイアモンド博士には基本的な情報精査能力が欠けている。
冒頭に挙げた新章も含めJ・ダイアモンドの日本民族に対する軽蔑的視線と捏造の数々には呆れるばかりだ。

どこかおかしい部分があれば他にもおかしい所があると考えるのが自然であろう(←これ、大事な常識ね)。
日本民族と朝鮮民族に関するデタラメの数々が示唆しているのは、
博士自身が認識する他の人種・民族・国家・歴史に関する記述にもこういった酷い誤解が多々あるという事である。
つまり、ダイアモンド博士の著作に於けるアフリカ人やニューギニア人や中国人、しつこいほど繰り返される白人に虐殺されるアメリカ先住民族などに関しても、日本人に対するのと同じ程度には誤解(或いは悪意)があると考えて良いだろう。

なぜかアマゾンのレビュー欄では朝日新聞社と同様に絶賛している人が多いのだが、
彼らレビュアー達は日本人と漢字に関する凄まじいデタラメには全く気が付かなかったというのだろうか???
非常に不思議なことだ。
これは全くのトンデモ本であり、日本人に関する新章 「日本人とは何者だろう?」だけでも「と学会」に査定して欲しいと思う。

本書を誉めている人は何だか科学的な歴史書だと思い込んでいるが、これは全くそんなものではない。
むしろ科学の名を騙る悪質な政治的プロパガンダと捉えた方が正しい認識である。

●J.ダイアモンド「格差は地理的要因だけに拠るもので人種・民族の違いは無関係」

⇒ 人種差・民族差は口にするのもダメな風潮を作り出しているリベラル欧米メディアの規制と同じ紳士協定を踏襲しているだけ。

●J.ダイアモンド「アメリカ先住民の絶滅は病原菌のせいだから白人は悪くない」 

⇒ 実際には大陸支配の目的で伝染性病原菌さえ利用した計画的な虐殺だった。
本書を絶賛している人々にも天然痘毛布の話ぐらいは知っておいて欲しいものだ。
知らない人は多いが先住民族に対する絶滅政策は現在もアメリカ・カナダでは進行中である!!!

●J.ダイアモンド「日本と韓国は兄弟だから仲良くしろ」

⇒ アメリカ政府が面倒臭くなるから喧嘩するな、と言いたいらしい。
韓国人の兄弟は日本人ではない。
北朝鮮人に決まっている。

ジャレド・ダイアモンドの個人的主張は気持ち悪くなるほどアメリカ政府の姿勢にそっくりなのだ。
彼の著書はアメリカのリベラル派白人(民主党支持者)のポジショントークだと思って読んだほうが良い。
他の方がレビューで「著者が差別主義者でないことを強調すればするほど白人有意主義者であることが露呈する」というような事を書かれているが正にそういう感じ。
彼の年齢からいっても今更考えが変わることもないだろう。

ここで問題なのは、彼の本が世界的に高く評価され21世紀の人類学の権威に成っているという現状だ。
科学書・歴史学書の体裁をとりながらも、特に日本民族に対する言い掛かり的な差別を世界に広めてしまう本書は危険な悪書である。
こんな悪書を絶賛している日本人のレヴュアーたちは何なのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《追記》
割にどうでもいいことかもしれないが本書の邦訳には読点が多過ぎる。
上で引用した4つの文章を読めば分かるが、あれらの読点はほぼ不要なものだ。
山形浩生氏によると倉骨彰氏の翻訳能力はかなり酷いものらしい。
(以下を検索)

 A Brief History of Hackerdom: Japanes
「わたくし、倉骨訳『オープンソース・ソフトウェア』(オライリー)の翻訳に深い憂慮を抱くものでございます。」
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.504
(1pt)

全世界の白人至上主義メディアを熱狂させた悪書

世界中の変な左翼を熱狂させた変な書籍。
わざわざ金を払ってこの本を買う前に、まずネットで以下を検索して下さい。

《   ジャレド・ダイアモンド 「日本人とは何者だろう?」   》
(ttp://cruel.org/diamond/whoarethejapanese.html)

英語版の原書2005年版から追加された新章が山形浩生氏の丁寧な翻訳で読めます。
これは本書の出版後に書かれた完全に独立した1章であり、先に読んでも差しさわりはありません。
というか、日本の読者にとって極めて重要な内容なのに日本版で一言も触れていないのは不自然としか言いようがない奇妙なことです。
この出版社が日本人に読ませたがっていないことがハッキリ解かりますね。

___________________________

1997年、アメリカで出版。
1998年、ピューリッツァー賞・一般ノンフィクション部門を受賞。
2000年、邦訳。
2010年、朝日新聞が選ぶ「ゼロ年代の50冊」という企画で1位に選出。
2012年、文庫化。店頭で平積みにしているのが普通なぐらい売れていた。

本書は「なぜ民族によって文明格差があるのか?」という疑問に対して科学的な調査と歴史的な考察から
「人種や民族に優劣は無い。地理的な条件だけがが民族格差を作ったのだ」と結論する。
人類学の素人向け教科書みたいなものだ。

一通り読んだ限りでは幅広い資料を駆使した説得力ある本に思えた。
当初はアメリカ白人特有の思い上がりが少ない本に思えたからだ。
しかし、いくつか心に引っ掛かる箇所を読み返してみた結果、
客観性の欠片も無い人種差別的な政治的主張であることが良く解かった。
今ではがっかりしている。

人類史における文字の発明と発展に関してジャレド・ダイアモンド博士は不必要なまでに朝鮮人のハングル文字を絶賛し、
また、意図的な悪意によって日本人をこき下ろしている。

●「日本人が、効率の良いアルファベットやカナ文字でなく、書くのがたいへんな漢字を優先して使うのも、漢字の社会的ステータスが高いからである。」
文庫版 下巻72ページ

●「日本は、日本語の話し言葉を表すには問題がある中国発祥の文字の使用をいまだにやめようとしていない。」
文庫版 下巻230ページ

当たり前だが日本人が漢字を使っているのは社会的ステータスのためなんかじゃない。
単に便利だからだ。
また、漢字の発祥が中国地域なのは確かだが日本語を完璧に表現するために
漢字から平仮名・片仮名を作り出して「漢字・仮名混じり文」を発展させたのは日本民族自身である(むしろ仮名文字を持たない中国人の方を批判しても良いぐらいのものだ)。
日本人の作った漢字=「国字」というものも多数ある。
アメリカ人博士の言う「日本語の話し言葉を表すには問題がある」文字というのは漢字・仮名混じり文のどこを指しているのだろうか?
もちろん彼はどこも指しては居ない(基本的にアメリカ人は無知なのである)。

●「たとえば、十五世紀の朝鮮国王、世宗大王は西暦一四四六年にハングル文字の起源「訓民正音」を編みだしているが、このとき彼は、中国語からヒントを得て部首の使用を思いついている。」
文庫版 下巻40ページ

●「朝鮮半島において、扱いにくい中国伝来の文字にかわって、独自の素晴らしいハングル文字が使われるようになったのは、最近の話である。」
文庫版 下巻230ページ

どちらも嘘とは言えないが世宗大王の発明が「愚民文字」として蔑まれた歴史的事実
(これこそ社会的ステータスが問題だったのだが)と、
その後400年以上も無視されていた経緯に全く言及が無い。

日韓併合期に日本政府が朝鮮半島に多数の学校を建てて、
日本人が漢字・仮名混じり文を模した「漢字・ハングル混じり文」を発明し、
朝鮮人に教えた事実にも言及なし
(ハングル文字の普及が『 最近の話である 』ことの最大の理由が大日本帝国政府の施策なのだが・・・)。

P音とB音の区別がつかないとか、同音異義語を書き分けられないとか、
非常に大きな欠陥のある文字体系を「独自の素晴らしいハングル文字」などと絶賛している理由も理解し難い。

また、現在の朝鮮人が漢字教育を廃止した事によって過去の文献から何も学べなくなっているという事実も全く書かれていない。
それこそ言語学者や歴史家にとっての最重要事ではないか。
(参考:Uー1速報 『韓国欠陥教育で50年前の資料読解が不可能な大学教授が激増中』
 抽象的語彙の消滅で論理的思考が不可能に )

★ここまでに引用した4つの文章から読み取れることは

1)日本人は見栄っ張りだから無理に扱いにくい文字を使っている。
2)漢字は日本語に合わない。日本人は漢字の使用をやめろ。
3)ハングル文字は朝鮮人だけで発明した素晴らしい独自文化。日本は無関係。

・・・ジャレド・ダイアモンドは韓国か北朝鮮政府に洗脳でもされているのだろうか?・・・

しかし、たとえ誰かに嘘を吹き込まれたのだとしても自分で本を出版するなら自身の調査によって情報の真偽を確かめるのが責任というものだろう。
ダイアモンド博士には基本的な情報精査能力が欠けている。
冒頭に挙げた新章も含めJ・ダイアモンドの日本民族に対する軽蔑的視線と捏造の数々には呆れるばかりだ。

どこかおかしい部分があれば他にもおかしい所があると考えるのが自然であろう(←これ、大事な常識ね)。
日本民族と朝鮮民族に関するデタラメの数々が示唆しているのは、
博士自身が認識する他の人種・民族・国家・歴史に関する記述にもこういった酷い誤解が多々あるという事である。
つまり、ダイアモンド博士の著作に於けるアフリカ人やニューギニア人や中国人、しつこいほど繰り返される白人に虐殺されるアメリカ先住民族などに関しても、日本人に対するのと同じ程度には誤解(或いは悪意)があると考えて良いだろう。

なぜかアマゾンのレビュー欄では朝日新聞社と同様に絶賛している人が多いのだが、
彼らレビュアー達は日本人と漢字に関する凄まじいデタラメには全く気が付かなかったというのだろうか???
非常に不思議なことだ。
これは全くのトンデモ本であり、日本人に関する新章 「日本人とは何者だろう?」だけでも「と学会」に査定して欲しいと思う。

本書を誉めている人は何だか科学的な歴史書だと思い込んでいるが、これは全くそんなものではない。
むしろ科学の名を騙る悪質な政治的プロパガンダと捉えた方が正しい認識である。

●J.ダイアモンド「格差は地理的要因だけに拠るもので人種・民族の違いは無関係」

⇒ 人種差・民族差は口にするのもダメな風潮を作り出しているリベラル欧米メディアの規制と同じ紳士協定を踏襲しているだけ。

●J.ダイアモンド「アメリカ先住民の絶滅は病原菌のせいだから白人は悪くない」 

⇒ 実際には大陸支配の目的で伝染性病原菌さえ利用した計画的な虐殺だった。
本書を絶賛している人々にも天然痘毛布の話ぐらいは知っておいて欲しいものだ。
知らない人は多いが先住民族に対する絶滅政策は現在もアメリカ・カナダでは進行中である!!!

●J.ダイアモンド「日本と韓国は兄弟だから仲良くしろ」

⇒ アメリカ政府が面倒臭くなるから喧嘩するな、と言いたいらしい。
韓国人の兄弟は日本人ではない。
北朝鮮人に決まっている。

ジャレド・ダイアモンドの個人的主張は気持ち悪くなるほどアメリカ政府の姿勢にそっくりなのだ。
彼の著書はアメリカのリベラル派白人(民主党支持者)のポジショントークだと思って読んだほうが良い。
他の方がレビューで「著者が差別主義者でないことを強調すればするほど白人有意主義者であることが露呈する」というような事を書かれているが正にそういう感じ。
彼の年齢からいっても今更考えが変わることもないだろう。

ここで問題なのは、彼の本が世界的に高く評価され21世紀の人類学の権威に成っているという現状だ。
科学書・歴史学書の体裁をとりながらも、特に日本民族に対する言い掛かり的な差別を世界に広めてしまう本書は危険な悪書である。
こんな悪書を絶賛している日本人のレヴュアーたちは何なのだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《追記》
割にどうでもいいことかもしれないが本書の邦訳には読点が多過ぎる。
上で引用した4つの文章を読めば分かるが、あれらの読点はほぼ不要なものだ。
山形浩生氏によると倉骨彰氏の翻訳能力はかなり酷いものらしい。
(以下を検索)

 A Brief History of Hackerdom: Japanes
「わたくし、倉骨訳『オープンソース・ソフトウェア』(オライリー)の翻訳に深い憂慮を抱くものでございます。」
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.503
(5pt)

人類が支配する側とされる側に分かれてしまったのはなぜか?

どうして同じ人類なのに支配する側とされる側に分かれてしまったのか、という問いに答える本です。
例えば、アフリカの黒人が欧州の白人を奴隷化したり、アメリカ大陸の先住民が海を渡り欧州を植民地化することはなかったのに、逆のことはなぜ起こってしまったのか、といったことについて語られます。

答えは題名の通り、支配する側が「銃・病原菌・鉄」を持っていたからなのですが、じゃあなんでそれらを持つ者と持たざる者に分かれてしまったのかをとても詳細に説明しています。あらゆる角度からの考察を、とてつもない情報量で支えながら主張を展開していくので、読みごたえも抜群です。

ただ、その分ボリュームも多いので、普段あまり読書をされない方にはオススメできないかもしれません。僕も何度か挫折しました。。。読書に慣れていて、要点をまとめながら読み進められる方なら楽しめると思います。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.502
(5pt)

人類が支配する側とされる側に分かれてしまったのはなぜか?

どうして同じ人類なのに支配する側とされる側に分かれてしまったのか、という問いに答える本です。
例えば、アフリカの黒人が欧州の白人を奴隷化したり、アメリカ大陸の先住民が海を渡り欧州を植民地化することはなかったのに、逆のことはなぜ起こってしまったのか、といったことについて語られます。

答えは題名の通り、支配する側が「銃・病原菌・鉄」を持っていたからなのですが、じゃあなんでそれらを持つ者と持たざる者に分かれてしまったのかをとても詳細に説明しています。あらゆる角度からの考察を、とてつもない情報量で支えながら主張を展開していくので、読みごたえも抜群です。

ただ、その分ボリュームも多いので、普段あまり読書をされない方にはオススメできないかもしれません。僕も何度か挫折しました。。。読書に慣れていて、要点をまとめながら読み進められる方なら楽しめると思います。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.501
(5pt)

価値のある教養

多くを語るとネタバレになるのであまりゴタゴタ書くことはしませんが中学生から社会人まで楽しめる本だと思います

読んで後悔することはないでしょう
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.500
(5pt)

価値のある教養

多くを語るとネタバレになるのであまりゴタゴタ書くことはしませんが中学生から社会人まで楽しめる本だと思います

読んで後悔することはないでしょう
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.499
(5pt)

面白いですね!

この本を通して論理的に、色んな知識が蓄積されるのでとてもいいと思います。文章もあまり堅くなく読みやすいので中学生のお子さんくらいから読めるのではないでしょうか。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.498
(5pt)

面白いですね!

この本を通して論理的に、色んな知識が蓄積されるのでとてもいいと思います。文章もあまり堅くなく読みやすいので中学生のお子さんくらいから読めるのではないでしょうか。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.497
(5pt)

壮大な人類の歩み

農業はなぜ始まったのだろう。元々毒を含んでいる野生のアーモンドはどうして食べられるようになったのだろう。人類の歩みを大胆な時点で描いた名著中の名著。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.496
(5pt)

壮大な人類の歩み

農業はなぜ始まったのだろう。元々毒を含んでいる野生のアーモンドはどうして食べられるようになったのだろう。人類の歩みを大胆な時点で描いた名著中の名著。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.495
(4pt)

長いけど

内容が単純に面白いだけでなく、次々打ち立てられる問題提起に、自分が日常生活の中でいかに疑問を抱かず漫然と生きているかを実感した。問題提起力(?)を向上させたい自分にとっては、その面でも参考になった。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.494
(4pt)

長いけど

内容が単純に面白いだけでなく、次々打ち立てられる問題提起に、自分が日常生活の中でいかに疑問を抱かず漫然と生きているかを実感した。問題提起力(?)を向上させたい自分にとっては、その面でも参考になった。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.493
(1pt)

つまらない

結局、わかりきったことだ。つまらない。金持ちがいれば貧乏人もいる。そんなことだろ。Eテレの講義もつまらない。これがほんとうにカリフォルニア大の教授の本なのか。大体、何でアフリカを出た人達が知能が進歩したと考えるんだ。それこそが、結局白人の人種優越主義。きびしい環境で生きるためにやむを得ず工夫していったんだろう。アフリカに残った人は、そうしなくても生きていけるから、そのままだっただけ。そもそも、アフリカを出た人達は、競争に負けて追い出されたんじゃないかな。この人にしてもそうだが、欧米のこの分野の研究者は、漁業をほとんど無視してる。私は魚が豊富に捕れたから農業は必要無かった。梅原猛氏も言ってるように、海は生産力が大きいんだ。割と食糧を確保できる。欧米は農業と牧畜が並行して発達した。でも、他の地域では必ずしもそうじゃない。どこでも、漁業はあったはずだが、内陸には運べなかったから重視されてない。塩漬け魚くらいか。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788