銃・病原菌・鉄

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銃・病原菌・鉄の評価:

4.07/5点 レビュー 476件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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全972件 361〜380 19/49ページ
No.612
(4pt)

人類史に関する深い知識

個別の出来事に触れつつ、そこから抽象的なロジックで人類史を説明しており、大変面白い。たた、冗長な記述も多く、もう少し簡潔にしてもらいたい。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.611
(5pt)

アフリカ人やアメリカ大陸の先住民がヨーロッパ人に征服されてしまったのはなぜか

『銃・病原菌・鉄――一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳、草思社文庫、上・下巻)が、20世紀を代表する画期的かつスケールの大きな著作であることは、何人といえども認めざるを得ないだろう。

「現代世界においては、ユーラシア大陸系の民族、とりわけヨーロッパや東アジアにいまでも暮らしている民族と、ユーラシア大陸から北アメリカ大陸への移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配している。アフリカ大陸の多くの民族をはじめとする人びとは、ヨーロッパ人の植民地支配を払拭したものの、世界の富や権力を手にするにはほど遠いところにいる。オーストラリア大陸の先住民アボリジニ、南北アメリカ大陸の先住民、そしてアフリカ大陸最南端の人びとは、白人の入植者によって自分たちの祖先の土地を奪われている。彼らの祖先の多くは、白人の入植者によって殺戮され、征服され、あるいは絶滅させられているのだ。したがって、現代世界における各社会間の不均衡についての疑問は、つぎのようにいいかえられる。世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? なぜほかの形で分配されなかったのか? たとえば、南北アメリカ大陸の先住民、アフリカ大陸の人びと、そしてオーストラリア大陸のアボリジニが、ヨーロッパ系やアジア系の人びとを殺戮したり、征服したり、絶滅させるようなことが、なぜ起こらなかったのだろうか」。

この疑問に対する解答として著されたのが本書であり、ジャレド・ダイアモンドは、この富や権力の不均衡は、南北に長いアフリカ大陸や南北アメリカ大陸よりも、東西に長いユーラシア大陸のほうが文明が伝播し易いという、単なる地理的な要因によるものだという仮説を提示している。すなわち、ヨーロッパ人が人種的に優秀だったからだという偏見に異議を唱えたのである。

本書の印象的なタイトルについて、著者はこう述べている。「(スペイン人の)ピサロが(インカ帝国)皇帝アタワルパを捕虜にできた要因こそ、まさにヨーロッパ人が新世界を植民地化できた直接の要因である。アメリカ先住民がヨーロッパを植民地化したのではなく、ヨーロッパ人が新世界を植民地化したことの直接の要因がまさにそこにあったのである。ピサロを成功に導いた直接の要因は、銃器・鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字を持っていたことである。本書のタイトルの『銃・病原菌・鉄』は、ヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因を凝縮して表現したものである」。

ヨーロッパ人とアフリカ人の関係は、著者の仮説を検証する好例と言えるだろう。「アフリカとヨーロッパの衝突の結果が、ヨーロッパ人のアフリカへの入植になったことの直接の要因ははっきりしている。ヨーロッパ人は、アメリカ先住民に遭遇したと同様、アフリカ人に対して3つの点で優位に立っていた――彼らは、銃をはじめとする技術を発展させていた。字を読み書きする能力も広く普及していた。探検や征服に要する莫大な資金を提供しつづけることのできる政治機構がすでにできあがっていた」。

「ヨーロッパ人はなぜ、サハラ以南の人びとよりも先に、前記の3つの点で優位に立つことができたのだろうか。それは、食料の生産がそれらの3つの要因の発達を可能にしたからである。そして、アフリカには栽培化や家畜化可能な野生祖先種があまり生息していなかった。食料の生産に適した土地があまりなかった。さらに、南北に長い陸塊であったため、食料生産や発明が拡散しにくかった。こうしたことが原因となって、サハラ以南では、ユーラシアより食料が生産されるようになるのが遅かった」。

「実際のところ、こうしたちがいはどのようにして生まれたのだろうか。・・・家畜は、サハラ以南に伝わる数千年も前に、ヨーロッパ社会で飼育されはじめていた。これを驚くべき事実と受け取ってしまうのは、われわれがアフリカ大陸を大型野生動物の宝庫と思っているからである。しかし、野生動物は従順でなければ家畜化できない。人間の言うことをきき、餌代に費用がかかりすぎず、病気に強く、成長に時間がかからず、捕獲された状態でも繁殖しやすくなければ家畜化できない。こうした特性をすべて備えている野性動物は世界に数多く存在しないが、ユーラシア原産の牛、羊、山羊、馬、豚はそのような動物であった。それに反して、アフリカ原産の水牛、シマウマ、カワイノシシ、サイ、カバといった大型動物は、現在に至るまでどれ一つとして家畜化されていない」。

「植物の栽培化についていえば、サハラ以南とユーラシアでは、栽培化可能な野生種の多様性に差があった。この差は、家畜化可能な動物の場合ほど極端ではないにしろ、やはり差異といえるものであった。サヘル地域(サハラ砂漠の南縁)、エチオピア、西アフリカでは、独自の農作物が生産されていたが、ユーラシアにくらべて種類はずっと少なかった。栽培化に適した野生種が乏しかったことから、アフリカで最古の農業にしても、はじまったのは肥沃三日月地帯より数千年も遅い」。

「更新世末期以降、アフリカの発展のスピードはユーラシアよりも遅かった。こんちがいを論じるうえで最後に残された要因は、ユーラシア大陸が東西に長い陸塊であるのに対し、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であるという点である。ユーラシア大陸は陸塊の中心線が東西に長く、横長である。そしてアフリカ大陸は、南北アメリカ大陸と同様、陸塊の中心線が南北に長く、縦長である。アフリカ大陸を南北に移動すると、横切る地域ごとに気候、生態系、降雨量、日照時間、作物や家畜の病気が非常に異なる。つまりアフリカ大陸では、ある地域で栽培化された農作物や、家畜化された動物といえども、他の地域に拡散することは非常にむずかしかった。これに対してユーラシア大陸では、数千マイル離れていても、同じ緯度に位置して気候も似ており、日照時間も同じであった地域のあいだでは、農作物や家畜がやすやすと伝播できた」。

「アフリカ大陸は南北に長い陸塊である。そのため、農作物や家畜が迅速に拡散できなかったり、拡散が途中で止まってしまったりした。このことは、アフリカの歴史に重大な影響をおよぼしている。・・・アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、家畜の拡散もさまたげられてしまった。・・・発明や技術革新もまた、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、伝播に時間を要した」。

「結論を述べると、ヨーロッパ人がアフリカ大陸を植民地化できたのは、白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人とアフリカ人に人種的な差があったからではない。それは地理的偶然と生態的偶然のたまものにすぎない――しいていえば、それは、ユーラシア大陸とアフリカ大陸の広さのちがい、東西に長いか南北に長いかのちがい、そして栽培化や家畜化可能な野生祖先種の分布状況のちがいによるものである。つまり、究極的には、ヨーロッパ人とアフリカ人は、異なる大陸で暮らしていたので、異なる歴史をたどったということなのである」。

本書によってジャレド・ダイアモンドに興味を抱いた向きには、『若い読者のための 第三のチンパンジー』(ジャレド・ダイアモンド著、レベッカ・ステフォフ編著、秋山勝訳、草思社文庫)を薦めたい。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.610
(5pt)

アフリカ人やアメリカ大陸の先住民がヨーロッパ人に征服されてしまったのはなぜか

『銃・病原菌・鉄――一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』(ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳、草思社文庫、上・下巻)が、20世紀を代表する画期的かつスケールの大きな著作であることは、何人といえども認めざるを得ないだろう。

「現代世界においては、ユーラシア大陸系の民族、とりわけヨーロッパや東アジアにいまでも暮らしている民族と、ユーラシア大陸から北アメリカ大陸への移民を祖先とする民族とが、世界の富と権力を支配している。アフリカ大陸の多くの民族をはじめとする人びとは、ヨーロッパ人の植民地支配を払拭したものの、世界の富や権力を手にするにはほど遠いところにいる。オーストラリア大陸の先住民アボリジニ、南北アメリカ大陸の先住民、そしてアフリカ大陸最南端の人びとは、白人の入植者によって自分たちの祖先の土地を奪われている。彼らの祖先の多くは、白人の入植者によって殺戮され、征服され、あるいは絶滅させられているのだ。したがって、現代世界における各社会間の不均衡についての疑問は、つぎのようにいいかえられる。世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? なぜほかの形で分配されなかったのか? たとえば、南北アメリカ大陸の先住民、アフリカ大陸の人びと、そしてオーストラリア大陸のアボリジニが、ヨーロッパ系やアジア系の人びとを殺戮したり、征服したり、絶滅させるようなことが、なぜ起こらなかったのだろうか」。

この疑問に対する解答として著されたのが本書であり、ジャレド・ダイアモンドは、この富や権力の不均衡は、南北に長いアフリカ大陸や南北アメリカ大陸よりも、東西に長いユーラシア大陸のほうが文明が伝播し易いという、単なる地理的な要因によるものだという仮説を提示している。すなわち、ヨーロッパ人が人種的に優秀だったからだという偏見に異議を唱えたのである。

本書の印象的なタイトルについて、著者はこう述べている。「(スペイン人の)ピサロが(インカ帝国)皇帝アタワルパを捕虜にできた要因こそ、まさにヨーロッパ人が新世界を植民地化できた直接の要因である。アメリカ先住民がヨーロッパを植民地化したのではなく、ヨーロッパ人が新世界を植民地化したことの直接の要因がまさにそこにあったのである。ピサロを成功に導いた直接の要因は、銃器・鉄製の武器、そして騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、ヨーロッパの航海技術、ヨーロッパ国家の集権的な政治機構、そして文字を持っていたことである。本書のタイトルの『銃・病原菌・鉄』は、ヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因を凝縮して表現したものである」。

ヨーロッパ人とアフリカ人の関係は、著者の仮説を検証する好例と言えるだろう。「アフリカとヨーロッパの衝突の結果が、ヨーロッパ人のアフリカへの入植になったことの直接の要因ははっきりしている。ヨーロッパ人は、アメリカ先住民に遭遇したと同様、アフリカ人に対して3つの点で優位に立っていた――彼らは、銃をはじめとする技術を発展させていた。字を読み書きする能力も広く普及していた。探検や征服に要する莫大な資金を提供しつづけることのできる政治機構がすでにできあがっていた」。

「ヨーロッパ人はなぜ、サハラ以南の人びとよりも先に、前記の3つの点で優位に立つことができたのだろうか。それは、食料の生産がそれらの3つの要因の発達を可能にしたからである。そして、アフリカには栽培化や家畜化可能な野生祖先種があまり生息していなかった。食料の生産に適した土地があまりなかった。さらに、南北に長い陸塊であったため、食料生産や発明が拡散しにくかった。こうしたことが原因となって、サハラ以南では、ユーラシアより食料が生産されるようになるのが遅かった」。

「実際のところ、こうしたちがいはどのようにして生まれたのだろうか。・・・家畜は、サハラ以南に伝わる数千年も前に、ヨーロッパ社会で飼育されはじめていた。これを驚くべき事実と受け取ってしまうのは、われわれがアフリカ大陸を大型野生動物の宝庫と思っているからである。しかし、野生動物は従順でなければ家畜化できない。人間の言うことをきき、餌代に費用がかかりすぎず、病気に強く、成長に時間がかからず、捕獲された状態でも繁殖しやすくなければ家畜化できない。こうした特性をすべて備えている野性動物は世界に数多く存在しないが、ユーラシア原産の牛、羊、山羊、馬、豚はそのような動物であった。それに反して、アフリカ原産の水牛、シマウマ、カワイノシシ、サイ、カバといった大型動物は、現在に至るまでどれ一つとして家畜化されていない」。

「植物の栽培化についていえば、サハラ以南とユーラシアでは、栽培化可能な野生種の多様性に差があった。この差は、家畜化可能な動物の場合ほど極端ではないにしろ、やはり差異といえるものであった。サヘル地域(サハラ砂漠の南縁)、エチオピア、西アフリカでは、独自の農作物が生産されていたが、ユーラシアにくらべて種類はずっと少なかった。栽培化に適した野生種が乏しかったことから、アフリカで最古の農業にしても、はじまったのは肥沃三日月地帯より数千年も遅い」。

「更新世末期以降、アフリカの発展のスピードはユーラシアよりも遅かった。こんちがいを論じるうえで最後に残された要因は、ユーラシア大陸が東西に長い陸塊であるのに対し、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であるという点である。ユーラシア大陸は陸塊の中心線が東西に長く、横長である。そしてアフリカ大陸は、南北アメリカ大陸と同様、陸塊の中心線が南北に長く、縦長である。アフリカ大陸を南北に移動すると、横切る地域ごとに気候、生態系、降雨量、日照時間、作物や家畜の病気が非常に異なる。つまりアフリカ大陸では、ある地域で栽培化された農作物や、家畜化された動物といえども、他の地域に拡散することは非常にむずかしかった。これに対してユーラシア大陸では、数千マイル離れていても、同じ緯度に位置して気候も似ており、日照時間も同じであった地域のあいだでは、農作物や家畜がやすやすと伝播できた」。

「アフリカ大陸は南北に長い陸塊である。そのため、農作物や家畜が迅速に拡散できなかったり、拡散が途中で止まってしまったりした。このことは、アフリカの歴史に重大な影響をおよぼしている。・・・アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、家畜の拡散もさまたげられてしまった。・・・発明や技術革新もまた、アフリカ大陸が南北に長い陸塊であったことによって、伝播に時間を要した」。

「結論を述べると、ヨーロッパ人がアフリカ大陸を植民地化できたのは、白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人とアフリカ人に人種的な差があったからではない。それは地理的偶然と生態的偶然のたまものにすぎない――しいていえば、それは、ユーラシア大陸とアフリカ大陸の広さのちがい、東西に長いか南北に長いかのちがい、そして栽培化や家畜化可能な野生祖先種の分布状況のちがいによるものである。つまり、究極的には、ヨーロッパ人とアフリカ人は、異なる大陸で暮らしていたので、異なる歴史をたどったということなのである」。

本書によってジャレド・ダイアモンドに興味を抱いた向きには、『若い読者のための 第三のチンパンジー』(ジャレド・ダイアモンド著、レベッカ・ステフォフ編著、秋山勝訳、草思社文庫)を薦めたい。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.609
(4pt)

分かりやすい

難しい歴史を優しい文章で書かれており、わかりやすかったです。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.608
(4pt)

分かりやすい

難しい歴史を優しい文章で書かれており、わかりやすかったです。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.607
(5pt)

売れてる本!

レビィストロースを彷彿とさせるような切り口で語られる話が次へ次へとページをめくりたくなる。
いろいろな角度からオムニバスのように語られており、あきない。
売れてるには訳がある!
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.606
(5pt)

売れてる本!

レビィストロースを彷彿とさせるような切り口で語られる話が次へ次へとページをめくりたくなる。
いろいろな角度からオムニバスのように語られており、あきない。
売れてるには訳がある!
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.605
(5pt)

面白いです。

単なる歴史書ではなくて、科学的行動学的な視点から書かれているためとても新鮮でなにより面白いです。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.604
(5pt)

面白いです。

単なる歴史書ではなくて、科学的行動学的な視点から書かれているためとても新鮮でなにより面白いです。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.603
(5pt)

新しい歴史の書として、環境保護、NGO、市民活動に役立つであろう書

新しい歴史の書として、環境保護、NGO、市民活動に役立つであろう書
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.602
(5pt)

新しい歴史の書として、環境保護、NGO、市民活動に役立つであろう書

新しい歴史の書として、環境保護、NGO、市民活動に役立つであろう書
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.601
(4pt)

冗長的な説明だが、論理展開には説得力がある

上巻に引き続き、冗長的な説明が長かったが、その豊富な実例に基づく論理展開には説得力があった。
最後のエピローグに全ての主張が要約されていたと感じる。
特に興味深かった事項を以下に列挙する。
・人種間の能力には根本的な差異が無い。
・環境要件(大陸毎の動植物の栽培/家畜化の可否)が異なるために文化の発展に差が発生した。
・肥沃三日月地域は、雨が少なく土壌の回復力が、人間の開発速度に追いつかなかった。
・そのため、土地が枯れてしまって、現在では石油以外には不毛の地となった。
・中国と欧州の文化レベルは15世紀ごろから逆転したが、地形的な要因が大きい。
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218796
No.600
(4pt)

冗長的な説明だが、論理展開には説得力がある

上巻に引き続き、冗長的な説明が長かったが、その豊富な実例に基づく論理展開には説得力があった。
最後のエピローグに全ての主張が要約されていたと感じる。
特に興味深かった事項を以下に列挙する。
・人種間の能力には根本的な差異が無い。
・環境要件(大陸毎の動植物の栽培/家畜化の可否)が異なるために文化の発展に差が発生した。
・肥沃三日月地域は、雨が少なく土壌の回復力が、人間の開発速度に追いつかなかった。
・そのため、土地が枯れてしまって、現在では石油以外には不毛の地となった。
・中国と欧州の文化レベルは15世紀ごろから逆転したが、地形的な要因が大きい。
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
479421006X
No.599
(3pt)

アイデアは納得するけど、詳細の考察は信憑性に欠ける

何故、征服する方と征服される方に分かれたのかについての考え方には多分に納得できる部分があります。

ただ、他の方のレビューにあるように、長いし読みにくいです。
もしかすると英文構成が日本訳に向かないのかもしれませんが、とにかく読みにくくら行きつ戻りつで1か月近くかけて、残り1/4を残して読むのをやめました。

アフリカの章に行くまでに大体のアイデアがつかめたこと、この最後の章に特別なにか発見できることがないように思ったためです。

内容としては1冊に十分おさまるものだと個人的には思っています。

もう一つ、読み進めた理由は中国語ネイティブの友人に、中国語版で最後の方に日本について言及されていて興味深いと言われたので、それに行き着きたいと考えたためです。

結論から言うと、2010年出版の日本語版には日本の章が収録されていませんでした。日本語版が出る前に英語版に日本についての章を追加して改訂されているようですが、日本語版で収録されていないのは意図的ではないかと思っています。
日本に関する記述がごく少数言及があり、個人的にはその考察を信用できない。その上、ウェブ上で日本の章の翻訳を見つけた内容も全く現実に即していないと感じたので、他の国に関する考察も信用できないと判断し、途中でやめました。

アイデアはわかるので、そこだけは読んで良かった点ですが、読了するほどの価値は見つけられませんでした。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788
No.598
(3pt)

アイデアは納得するけど、詳細の考察は信憑性に欠ける

何故、征服する方と征服される方に分かれたのかについての考え方には多分に納得できる部分があります。

ただ、他の方のレビューにあるように、長いし読みにくいです。
もしかすると英文構成が日本訳に向かないのかもしれませんが、とにかく読みにくくら行きつ戻りつで1か月近くかけて、残り1/4を残して読むのをやめました。

アフリカの章に行くまでに大体のアイデアがつかめたこと、この最後の章に特別なにか発見できることがないように思ったためです。

内容としては1冊に十分おさまるものだと個人的には思っています。

もう一つ、読み進めた理由は中国語ネイティブの友人に、中国語版で最後の方に日本について言及されていて興味深いと言われたので、それに行き着きたいと考えたためです。

結論から言うと、2010年出版の日本語版には日本の章が収録されていませんでした。日本語版が出る前に英語版に日本についての章を追加して改訂されているようですが、日本語版で収録されていないのは意図的ではないかと思っています。
日本に関する記述がごく少数言及があり、個人的にはその考察を信用できない。その上、ウェブ上で日本の章の翻訳を見つけた内容も全く現実に即していないと感じたので、他の国に関する考察も信用できないと判断し、途中でやめました。

アイデアはわかるので、そこだけは読んで良かった点ですが、読了するほどの価値は見つけられませんでした。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
4794210051
No.597
(5pt)

地域による極端な生活水準の差は、遠因が3千年以上前にある

10数年前に流行った本である。
半分隠居の身になって、ようやく読める。
 
 未だ、石器時代と同じ生活をしている文明もあれば、我々の様にコンピューターを使いこなす文明もあるのは、何故であろうか? 興味深きは、家畜化できる動物が、その地域に生息していたか。技術が波及する為の東西軸に人類の生息域があったか。穀物が高栄養価のでかつ、人為的な改良が短い世代で可能であるものが収穫できる地域であるか。 といった地域差が原因としてある、という説である。
 一つ一つ、仮設、反証、別の説、が書かれているので、じっくり読まねばならない一冊。
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218796
No.596
(5pt)

地域による極端な生活水準の差は、遠因が3千年以上前にある

10数年前に流行った本である。
半分隠居の身になって、ようやく読める。
 
 未だ、石器時代と同じ生活をしている文明もあれば、我々の様にコンピューターを使いこなす文明もあるのは、何故であろうか? 興味深きは、家畜化できる動物が、その地域に生息していたか。技術が波及する為の東西軸に人類の生息域があったか。穀物が高栄養価のでかつ、人為的な改良が短い世代で可能であるものが収穫できる地域であるか。 といった地域差が原因としてある、という説である。
 一つ一つ、仮設、反証、別の説、が書かれているので、じっくり読まねばならない一冊。
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
479421006X
No.595
(5pt)

欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が明解

鉄は蒸気機関やエンジンなど産業の基盤であり、人類の急激な発展に大きく寄与した。欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が、明解に説明されている。また、人類の13000年前からの歴史が俯瞰でき、何故、本書の題名が、銃、病原菌、鉄であるか、人類の進化も偶然ではないことがわかる。一度は読みたい名著。上下の巻にわかれて読みやすくなっている。
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218796
No.594
(5pt)

欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が明解

鉄は蒸気機関やエンジンなど産業の基盤であり、人類の急激な発展に大きく寄与した。欧米が人類の最先端の文明を構築した理由が、明解に説明されている。また、人類の13000年前からの歴史が俯瞰でき、何故、本書の題名が、銃、病原菌、鉄であるか、人類の進化も偶然ではないことがわかる。一度は読みたい名著。上下の巻にわかれて読みやすくなっている。
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Amazon書評・レビュー: 銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎より
479421006X
No.593
(5pt)

アジア大陸への考察が面白い

すごく知的好奇心が刺激される
なぜ日本の原始人たちがヨーロッパ大陸の
原人より15000年早く石器の研磨技術を
持っていたのか?
中世に日本が世界一の火縄銃生国だったことにも通じる何かがある。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)より
4794218788