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銃・病原菌・鉄
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【この小説が収録されている参考書籍】
銃・病原菌・鉄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 41~60 3/18ページ
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なぜこんなにも各地域の社会には多様な発展の在り方がみられるのか。このとても明快な問いとそれを解き明かす各論。この構成と議論の展開が分かりやすく、人類史の長大な期間を取り扱った本としてはとても理解しやすいように感じました。 | ||||
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13000年にわたる人類史を学ぶことができる。内容は学びが多いが、理解するのに時間がかかる。おそらく何度も読み返してはじめて理解が深まるような、難解さを感じる。 タイトルは、なぜヨーロッパ人がアメリカ大陸やオセアニア地域を征服できたのか、のキーポイント。上巻は、勝者と敗者をめぐる謎、食料生産にまつわる謎、がメインテーマ。 サピエンス全史とテーマ設定は、かぶっている。どちらかも難解だが、学びが多い。世界史や日本史と合わせて、人類史を学ぶことで、「自分たちは何者なのか?」という問いへの解が深まるように思う。 | ||||
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ひろゆきさんのおすすめの本ということで購入しました。長いですが読みやすかったです。 何気に上巻だけ読んでもありだと思います | ||||
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ひろゆきさんのおすすめの本ということで購入しました。長いですが読みやすかったです。 | ||||
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仮説の組み立て、データによる裏付けと壮大な結論。素晴らしい論文で読み応え抜群である。 | ||||
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ルソー『人間不平等起原論』を読んでいると、鉄の扱いや農作について言及があった。本書では詳細に人類の発展を描かれていたと記憶しているが、一方で、人間の個人的な不平等を生み出し、または、国家を生むことになった延長にあるのだと思うと、社会学や生物学、人類学を超えて、読んでおいてよかった。 | ||||
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一万三千年前のスタートはほとんど変わらなかったにもかかわらず、なぜ各大陸の辿ってきた歴史がこれほど違ってしまったのか、論理的に丁寧に検証されていてとても分かり易い。 このスケールで歴史を考えたことがあまりなかったのでとても興味深かった。 著作が古いので最近の遺伝子研究の成果と違っている点もあるが(ネアンデルタール人のことなど)充分に楽しめた。 | ||||
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アジアの端っこの日本に住んでいるけどユーラシア大陸ガチャの恩恵にあずかっていることが分かり納得。いち早く磨製石器を使っていたのも驚きです。 | ||||
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圧倒的情報量、深い考察、くどい文章、とにかく読み応えがあるの一冊 一行に要約すると、 "西洋人と他の人種間に生物的優劣はなく、地理的優位性が文明の勝敗を決めた" もしくは、 ”西洋人は運が良かっただけ” という一言にすら収まる そのテーマに沿って地理、気候、植物、動物、地政学、言語、伝搬など著者の幅広い知識を元に一方では文明がどのように築かれ、また一方ではなぜ狩猟採集が続けられたかを紐解いていく その地域に農業に適した植物の野生種があったこと、家畜化できる動物の野生種がいたこと、そしてそれらも天候や地理的な要因によってもたらされている事、それらが私達が思う以上に現代文明に大きく関係していること 読了後、更に人類史や歴史の探求がしたくなる一冊だった 余談だが、Age of Empiresというゲームのシリーズをプレーしたことがある人には解るだろうが、序盤(暗黒の時代)での立ち振る舞い、たった一人の村人の行動、羊など資源の配置、地形などがゲーム終盤まで大きく影響するのは正に本書で語られていることと同じである ましてや一方は森マップ、一方は砂漠、一方は島マップからスタートした結果が現在の力関係だと考えるとかなりしっくり来る | ||||
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下巻は言語に関してかなりのページを割いており、上巻ほどの面白さはない しかし著者が書きたいことを全て書ききってこそ本書は完成するのであり、この重厚な上下巻シリーズに相応しい読み応え 読了後、しばらく頭の中で膨大な情報を反芻しながら妄想にふけれる満足の一冊だった | ||||
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やっとこさ読み切った感があるが、その知見に知的好奇心が多いにくすぐられました。 コロナ禍のこのタイミングで読んだことも相まって、とても興味深く読めました。 やっぱり欧米にはかなわないな、と痛感。 「たまたまそこにいただけ」 言いたいことはそれだけ。 これは、我々の日常にもとても有益な考え方です。 ビジネスで成功した人などのそこにたどり着くまでのプロセスが、”後付け”の半ば美談のように語られることがよくありますが、つまるとこと、たまたまそのビジネスを始めただけ、たまたまタイミングが良かっただけなど、偶然そうなったケースの方が多いのではないでしょうか? まさにヨーロッパ人のように… | ||||
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なぜ今の世界になったのか、大きな視野で理解できる。世界の見方が変わりました。 | ||||
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文庫版を買わないつもりでしたが文庫版を購入してしまいました。でも分厚い本なので文庫版でよかったと思います。寝っ転がって読むには重いので、椅子に座って読む癖がつきました。眠い時に読んで顔に落ちてきたときの衝撃はかなりインパクトがありました。私はシロウトですが、翻訳がとてもいいのではないかと思います。平易で分かりやすい文章で、広い世界を冒険旅行しているみたいです。まだ上巻の途中です。 | ||||
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最初は一見単なる歴史の本のように思われましたが、人類発展について様々な視点について、描写されていて、とても考えさせられる本でした。 企業が発展するためにはどうしたらいいのか、自分の置かれた環境をも同時に考えることで、新しい世界観が広がった気がします。 | ||||
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※若干のネタバレ注意※ヨーロッパ人が世界を征服できた理由を、世界の気候や病原菌を分析することで明らかにした名著。なぜヨーロッパが世界征服できたか知りたい方は、是非ご一読を。 | ||||
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西洋人から見た偏った歴史観を学んできた日本人には、大変勉強になります。 | ||||
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このコロナ禍のなかでこの国の政府の文化人に対する援助の少なさに驚くとともに、この国の指導者逹の文化に対する盲目さと、金儲けだけにしか眼の向かない二流三流の人々だということが良く理解できたと思う。はたしてこの国に真の知識人は存在しうるのだろうか?信長はなぜ東北からは出なかったのか?明治維新はなぜ北海道からは起きなかったのか?これはこの本の延長線上で考えることができる。そんななかで東北で唯一海外に眼を向けることが出来た政宗がいかに傑出した人物であったのかが理解できた。いろんな意味で考えるための基礎を与えてくれる本である。 | ||||
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下巻も込みのレビューです。 やや繰り返しが多いものの、平易な文章で読みやすい。現在の人類の文明分布が何に由来するのかに関し、それが遺伝でなく環境によるということを主張している。 ロジックをかなり単純化しているため、その単純化が妥当かどうかを述べるくだりが多く、結論だけ聞きたい人には冗長なのなもしれない。 個人的に印象的だったのは2点。 ・狩猟採集より農耕の方が、一人あたりは貧しい暮らしなこと。不安定で悲惨な狩猟採集のイメージは大きく変わった。その一方で農耕になると専業の戦闘員を抱えられるなど、戦争には農耕の方が有利なこと。よく日本人は温厚な農耕民族に例えられるが、その比喩にそもそも根拠がないのは面白い。 ・本書だとおまけの考察だが、西暦1500年くらいまで世界で最も力のあった中国が衰退したのは国が統一されて意志決定に幅がなかったのに対し、ヨーロッパは様々な国があり、例えばコロンブスは4国目の提案で探検を認められたこと。日本も江戸時代に銃を廃してしまったことで世界でも有数の競争力を自ら放棄したことが述べられている。歴史的に有利でもダイバーシティが低いと没落するというのはビジネスに通じ興味深い。 単純化したロジックを過信しない限りにおいて、教養を超えて様々な考察を得られる良書。文句なしの星5つ。 | ||||
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下巻はエピローグが面白い。分析自体は上巻の続き。地理的要素が与える人類史への影響を細かく考察していて、まさに歴史科学だった。起こった現象に思いをめぐらし法則を導き、未来に起こることを予測するというのは、物理学だけではなく自然科学全般にあてはまる。この本も膨大な事象から地理と歴史を科学してくれたのだろう。地理が多様性、多人口、家畜、病原菌、専門職、鉄を産み人類史に影響を与えたとする説得力を持つこの説が、この本が出た2000年時点で情報化社会の未来にどう繋がるのかの未来予測があればもっと面白かったと思う。 | ||||
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2000年の本。人類の文明の差はどう決まったのか、偶然なのかを問う本。人類にとって有利な気候の大陸が東西南北にどう延びているかや、熱帯雨林や砂漠などの地理性が重要で人種はほぼ関係ないらしい。農耕や家畜、病原菌もこれに沿って淘汰発達するので、一歩先に出たユーラシア大陸の人種が文明的に栄え、他人種を圧倒したらしい。そういえば宗教も大陸を中心に広がっているなあ。ユーラシア以外の大陸は海洋国家が多いが、ほんの最近大陸文化に追いついたようにも見える。俯瞰した視点はサピエンス全史に通じ、なるほどと思う。下巻も楽しみ。 | ||||
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