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銃・病原菌・鉄
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【この小説が収録されている参考書籍】
銃・病原菌・鉄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全347件 21~40 2/18ページ
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現代社会での発明のほとんどは欧米であり、何故中国やオセアニア、アフリカからではなかったのかという問いへの結論が語られています。要因として大きいのは定住生活に適した家畜、作物があり、南北ではなく東西に長い大陸、ヨーロッパとして統一されておらず技術を競い合ったことが挙げられていました。その反面、中国は地理的にはよいが、統一されすぎていたことが発展を妨げていたとされています。 これらの違いは、地理的要因が大きく、人種の要因ではないということ。そのため、歴史という過去の因果関係は考察できても未来を決定するものではない。もしかすると、テクノロジーが進歩した世界では、日本を含め欧米ではない地域が世界をリードするのかもしれないと思いました。 | ||||
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なぜヨーロッパ人が南北アメリカ大陸やオーストラリアを侵略し、その逆にならなかったのかを考察し解き明かす本。 文明の発達には植物の栽培、動物の家畜化による定住化が大きく影響している。定住化および食料生産の安定化し人口が増大、直接労働に関わらない人々の層が生み出された事が種々の発明の要因となった。地域ごとに栽培に適した原生植物や家畜化に適した動物の有無、気候や地理的要因などを踏まえて説明がなされており興味深い。 アメリカの原住民が欧州人の持ち込んだ病原菌により壊滅的に人口を減らした話は知っていたが、なぜそうなったのかというのも良く理解できた。 ヨーロッパ諸国よりも早くアメリカ大陸に達するなど、当時世界最先端であった中国がその後、後退した理由に関する考察も面白かった(これは下巻の内容)。 同じような内容が繰り返されるなど冗長な部分があり読むのがややしんどい部分もあったが、勉強になった。 | ||||
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勉強になりました。 | ||||
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ひろゆきのおすすめとして上がる作品。 | ||||
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ひろゆきのおすすめとして上がる作品。面白いのでぜひ | ||||
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台湾から東方へのオーストロネシア語族の進出、マダガスカルの独自の進化、中国の特異性など興味深い話が多々ある。 | ||||
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刺激する名著。なんとなくヨーロッパや中国は文明が進化していたから歴史的に世界の中心になり続けていた、位の認識が一気に深くなった気がする。この本もひとつの説に過ぎないのかもしれないがただの文化人類学でなくエビデンスを集め深く考察していて物語で終わらない説得力がある。「強い病原菌がユーラシア→アメリカへ移っていた」と考えたら「なぜそれがアメリカ側で発生してアメリカ→ユーラシア」とならなかったのかと常に逆説で考えるのが面白い。深い考察方法の参考になる。 | ||||
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ある著名人の方がこの本だけは読んでおいた方が良いとの事でしたので、上・下巻を購入しました。 感想は上巻のものです。表題の通り、人類史の謎ということで、人類が生まれ、文明がどのように進んで行ったかに関して論じていますが、結果に関しては、推測ではなく、結局は確定しないとのこと、そう読み取りました。新型コロナウイルスが猛威を振るった中、ある学者は「治療法はこうだ、●●がよく効く」と叫び、またある学者は「未知のウイルスだからわからない」と叫びました。文明はすごいスピードで発達し続けていますが、人類の進歩、宇宙、含めて、さまざまな起源など、この世界にはわからないことが沢山あります。 決して知ったかぶりをせず、「わからないものはわからない」そう言える自分でありたい。 目の前の事実はありのままに説明はできますが、わからないものは沢山ある。強がらず、正直に そんな生き方でありたいと思わせてる一冊でした。 | ||||
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「歴史は繰り返すんじゃなくて、人間が繰り返すんだ」 おおおっ確かに!っと叫びました。 今でも県同士とか国同士でお互いに、「自分達のほうが優れている」とか言う悲しい偏見がありますが、狩猟時代にすでにそれがあったのは笑いました。 環境と技術だけがすごいスピードで進歩して、人間全体の学びレベルの進歩はゆっくりなんだなーっと | ||||
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なぜ人類はそれぞれの大陸・地域で異なる歴史を歩んだのか?その問いを探るために人類社会を大陸間・超長期のマクロな視点で比較しています。 動植物の生体環境、大陸の大きさや地形状の障壁が、食料生産の拡大・拡散の速度の違いを生み出した。そして、食糧生産に成功し余剰作物を蓄積出来たところで人口の大規模集団の社会を形成し、さらに、軍事技術・病に対する免疫・政治を持つものと持たざるものに分けたということ。 この理論に向かってユーラシア、アメリカ、オーストラリアやニューギニアにおける様々な事例を紹介していて、途中ちょっと長いと言えば長いです。しかし、生態・地理・言語など色々な角度で語られるので少しずつ理解が深まっていき、一冊読み終えてようやくわかってきたという感覚でした。ぜひ最後まで読んでみてください。 | ||||
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期待どおり | ||||
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コンディションの良いものが届き、ラッキーでした。ありがとうございます。 | ||||
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脳の活性化の為に読み始めました。そうだったのかと言う事が多く、自分の無知を恥じますが、時間はあるのでゆっくり学び直します | ||||
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新しい歴史観を作れる本。 | ||||
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22年も経ってるのに、今も理解できる内容で、参考になります。 | ||||
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文明の発展度合いに差異をもたらすものは何なのか、という疑問に対する答えを綴った作品。 今では考えられないことだが、この本が出た当時は、優秀な人種だったため欧州は発展し、 逆にアメリカやオーストラリアの先住民は人種として劣るため欧州人に征服されたのだ、という考え方が一般的にあった。 結局のところこの本で著者が主張したいことは、各人種で知性に差はなく、発展した文明はただ単に良い環境に恵まれていただけ、ということだ。 かなり長く、分かりにくい言い回しもあるので読むのは大変だが、人類史が好きな人にはおすすめ。 自分はこれを読んでCivilizationがやりたくなり、買ってしまった。 ゲームの世界でも、やはり初期立地は重要なのである。 | ||||
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上下巻共に濃い内容で、研究としてはわかりやすく順を追って説明されていて理解しやすい。 内容が難しいだけに読みづらさはあるが、それでも読んだ後の世界の見方と、これらを踏まえた「環境」がもたらす影響をよりミクロの視点で考えることで、また新しいものの見方ができるようになる。 | ||||
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人類史を読み解いて人種による優劣について深く考えていく | ||||
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人間を知る | ||||
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人は自分のことを社会の中で必要な人間であり、願わくば周りの人よりも少し特別でありたい(違う存在)と考えるのは可笑しな事ではない。 だが、その気持ちは自尊心は時として悲惨な結果をもたらすと共に現実を歪ませて見せてしまうのだろう。その環境が後々有利に働く土地に 偶然祖先が住んでいただけで人種的に特別な力があるわけではないのに助長し多くの残虐な歴史を刻んできた。なぜ偶然と言えるかは本書を おすすめする。下巻は上巻の補完や繰り返しが多数出てくるため、くどいと感じる方もいるだろう。だがそれほど重要なのだ。 土地や環境だけではなくそこに生まれた、または伝わってきた技術、考え方など偶然が必然の元になる事を本書で嫌と言うほど読まされてしまった。 世界の有り様を少しでも俯瞰的に偏見を無くして見てみたいと言う方には是非本書を手にとってみることをお勧めします。 | ||||
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