アンダーリポート/ブルー
評判
アンダーリポート/ブルーの評価:
3.63/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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アンダーリポート/ブルーの評価:
3.63/5点 レビュー 8件。 C ランク
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全ての謎が解き明かされて盛り上がる場所として
一般的に認知されていると思う。
アンダーリポートも、そんなクライマックスシーンスタートで幕が上がる。
ここについて書いてみたい。
技法だけに着目すると、古畑任三郎のドラマシリーズだったり、
最近では100日後に死ぬワニにだって使われている。
いわば、スタンダードな代物だ。
それが、この物語では、どのように活かされていたのか。
大きく感じたのは、「緊張感」の存在だった。
休憩中のバー、女性の登場、会話の流れ、そして言動...といった
一つひとつの要素が、登場人物それぞれの覚悟や執念を滲ませている。
一人は明らかにしたいという覚悟。
一人は明かさずに生きたいという執念。
この平行線を辿る緊張の糸が、
物語の骨組みとして全編を支えていく。
二人の会話が持つこの緊張は
何から生み出されているのだろう?
そんな疑問符を頭の片隅に抱えたまま
読み進めさせられる。
古畑もワニも、アプローチは違えど
どちらも緊張感を作っている。
すなわち、「結末を書くこと」によって得られる効果は、
物語に緊張感という骨組みを生み出すことなんだと思う。