未来の二つの顔

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評判

未来の二つの顔の評価:

4.33/5点 レビュー 21件。 B ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(5pt)

文句の付けようが無い完璧なSF

信じられないぐらい凄くて面白い素晴らしい作品。

SFのオールタイムベスト1だ!

ん?「創世記機械」の時も同じような事を書いた気がする。

現代においてホーガンは世界一の知的レベルのSF作家である。

ホーガンとなんとか比較できるのはA・C・クラーク、アイザック・アシモフぐらいのもんで、

他のSFはあまりにもレベルが低いと言わざるを得ない。

で、本書は、直径1.5マイル密閉型スペースコロニー≪ヤヌス≫において戦われた、

コンピュータ【スパルタクス】対人類の、命を賭けたシミュレーションウォーゲームを描いたお話である。

ストーリー、イメージ、語り口、キャラクター、アイデア、ムード、テーマ、

小説を楽しんで感動する要素がすべてこの一冊にはある!
未来の二つの顔 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 未来の二つの顔 (創元SF文庫)より
4488663052
No.2
(3pt)

先駆的な70年代SF

今読み直すと、ホーガンという作家の先見性と同時に70年代SFの限界も見える。高速コンピューターネットワークが地球を覆う21世紀、それは既に光通信やブロードバンドによるネットが現実のものとなった今では、SFではなく現実である。月基地から発射される鉱石を利用して植民用の巨大スペースコロニーが建造されているという辺りは、いかにも70年代的で楽天的だ。建造中のスペースコロニーを利用して人類の未来を占うAI進化の実験を行うというお話だが、AIが自意識を持つための条件としての外界と身体(ロボット)、センサー、シミュレーション空間を設定してある辺り、当時としては先駆的だったと思われる。AIの自意識の描写はやや物足りない。
 当時の最新の人工知能研究を踏まえて書かれた作品だけに、その後の理論や技術を先取りした部分が多いが、その分、現実が作品を追い越して古びてしまった部分も目立つ。人間ドラマの構造がかなり単純明快なのも80年代以降のハードSFとの大きな違いで、良くも悪くも『スターウォーズ』との同時代性が感じられる。
未来の二つの顔 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 未来の二つの顔 (創元SF文庫)より
4488663052
No.1
(5pt)

ホーガン作品“マイベスト”。

人工知能 (AI) の世界的権威=ダイアー博士のもとに重大な知らせが入った。彼が設計し、月面基地の管理体制を維持してきた新世代型AI=タイタンに致命的な問題点が発見されたというのだ!
 その原因追及の過程で判明したこと…それは “AI” の根源に存在する問題。そしてそれに依る社会管理そのものの是非を問うものだった…。
 われわれの未来に残された選択肢は二つある。
①AIの使用を無期限停止し、従来の管理体制を復帰する。
②より高等なAIを採用し、新世代の管理体制を構築する。
 '79年発表。根本的に性質の異なる “ヒト” と “AI” 。もし新たに真の “知能” と呼ばれるものが誕生したとき、いかにして両者は相互理解に至れば良いのか。
 そんな疑問の解決に対するホーガンの回答は、なんとも壮大な驚きの計画。自分が狙っていた方向に、とことん理詰めでうま~く持っていく能力は現代に甦ったソフィストそのもの。
 ストーリーの骨子を確固に保ちつつ、派手なアクションを繰り返すその完成度に、私は“ベスト”の評価をしています。
未来の二つの顔 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 未来の二つの顔 (創元SF文庫)より
4488663052