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3.32/5点 レビュー 28件。 A ランク

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(4pt)

超絶技巧の叙述トリック作品

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 Amazon書評・レビュー: より
487728186X
No.10
(4pt)

超絶技巧の叙述トリック作品

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402
No.9
(4pt)

旧約聖書を踏まえた「兄弟」の物語

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402
No.8
(4pt)

旧約聖書を踏まえた「兄弟」の物語

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 Amazon書評・レビュー: より
487728186X
No.7
(4pt)

現人神「大鏡」が支配する世界

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402
No.6
(4pt)

超絶技巧の叙述トリック作品

弟・襾鈴(あべる)の死の謎を追って、珂允(かいん)がたどり着いたのは、
現人神「大鏡」が君臨する、現代文明から隔絶された地図にない村だった。
珂允は、かつて弟が庚という名で大鏡に仕えていたことを知るのだが……。
珂允と襾鈴という名が示すように、本作では旧約聖書
を踏まえた、兄と弟の相克がテーマとなっています。
そして、本作を読み解く上で留意しなければならないは、その「語り」の構造。
基本的には珂允に焦点化した三人称の語りで進行していきますが、
その合間に、自由気儘な弟に憎しみを募らせる櫻花という兄の
視点で語られるパートと、「外」の世界に憧れる橘花という弟の
視点で語られるパートが、交互に挿入されます。
この「語り」に仕掛けられた、作者の超絶技巧を理解した時、読者は文字通り、
足元が崩れるような「世界」の崩壊の瞬間を目の当たりにすることになります。
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364
No.5
(4pt)

閉じられた世界

 単行本(1997年)→新書版(1999年)→文庫(2000年)。
 新書化、文庫化の速度が異常に早い。まあ、それだけの面白さがあるとは思うのだが、倫理的にはどうなのか。
 けっこう大掛かりなトリックが仕掛けられており、さすがに感心させられた。ただ、こういうトリックは他の作家にやって欲しかったというのが、率直な感想。というのも、文章に魅力がなく、ストーリーもつまらないからだ。この人の話で500頁以上も読まされるのは、苦痛でしかない。といって、この物語には膨大な頁数が必要なのも事実だし。
 アンチ・ミステリとしてもあまり評価しない。
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364
No.4
(4pt)

新本格の意地を見せた力作

閉ざされた山村で起こる連続殺人とその村で信仰される"神"の謎。その村に偶然迷い込んだ若者がその謎に挑もうとするのだが...。メイン・トリックと並行して、叙述トリックが施されるといった凝った創りで、作者の本領発揮。一説によると当時「S.water for drink」等が新本格の旗手等ともてはやされている風潮に警告を発するために"模範"として書かれたそうな。タイトルの「鴉」はたやすくポー(の詩)を連想させるが、本格の醍醐味を堪能させてくれる作者の代表作。
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364
No.3
(4pt)

誇大広告気味か?

 主人公よりもメルカトルとかのほうがやはり気になりますね。 麻耶さんの最高にしてミステリの歴史に残る大傑作、夏と冬のソナタとかと比べるとやっぱり、純粋な面白さの点で劣ってしまうのだが、それでも普通のミステリと比べれば断然面白い。 隔絶された村の中で起こるいかにもな事件だが、色々ひねりがあってすばらしい。小野不由美の黒祀の島をイメージしてもらえればいいと思う。ネタが微妙にわかってしまうのが残念なところ。
鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)より
4877289402
No.2
(4pt)

本格ミステリベスト10で1位をとったそうです。

兄弟とはこうも悲しくも切なくもあるのか、と感じさせる作品。弟は兄を恨み、兄は弟を妬む。しかし、小説としては駄作。重力ピエロのような重厚さは感じられない。悲しい性。それを利用するのも好ましくは感じられない。ただ騙される。騙されたい奴はかかって来い、といってみる。
鴉 Amazon書評・レビュー: より
487728186X
No.1
(5pt)

ハレルヤ。

舞台設定の雰囲気がいい。地図にない異郷の村、どこかヒヤリとする感じ。純日本風の村と住人。そこで起こる事件の数々。そして銘探偵の登場(純日本風の舞台では特に異質。そこがまたいい)しかし本書の凄いところは別にある。それは酩酊を伴うカタストロフィ。
鴉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鴉 (幻冬舎文庫)より
4344400364