火の路

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火の路の評価:

4.41/5点 レビュー 39件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.41pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 41〜55 3/3ページ
No.15
(5pt)

火の路

大過去に読んだ作品を再度読んだ。。。。
単純なるミステリーと違って、ゾロアスター教と飛鳥を繋ぐ物語は秀逸。
火の路 下  文春文庫 106-30 Amazon書評・レビュー: 火の路 下  文春文庫 106-30より
4167106302
No.14
(3pt)

井吹老子(永井千秋)

ターゲットとする主題(文系の帝大の教授の選任方法など)については、著者の著述する通りであるが、
巨石遺跡の解釈では、登場人物を超える著者のおせっかい(関わり)が記述され、違和感を覚えるのが
残念である。
火の路―長編小説 (1979年) (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 火の路―長編小説 (1979年) (カッパ・ノベルス)より
B000J8FR42
No.13
(3pt)

井吹老子(永井千秋)

ターゲットとする主題(文系の帝大の教授の選任方法など)については、著者の著述する通りであるが、
巨石遺跡の解釈では、登場人物を超える著者のおせっかい(関わり)が記述され、違和感を覚えるのが
残念である。
火の路〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈下〉 (文春文庫)より
416769719X
No.12
(3pt)

井吹老子(永井千秋)

ターゲットとする主題(文系の帝大の教授の選任方法など)については、著者の著述する通りであるが、
巨石遺跡の解釈では、登場人物を超える著者のおせっかい(関わり)が記述され、違和感を覚えるのが
残念である。
火の路 下  文春文庫 106-30 Amazon書評・レビュー: 火の路 下  文春文庫 106-30より
4167106302
No.11
(5pt)

火の路(上)

個人読書履歴。一般文学通算76作品目の読書完。1975/12/18
火の路〈上巻〉 (1975年) Amazon書評・レビュー: 火の路〈上巻〉 (1975年)より
B000J99AV2
No.10
(5pt)

火の路(下)

個人読書履歴。一般文学通算76作品目の読書完。1976/01/11
火の路〈下巻〉 (1975年) Amazon書評・レビュー: 火の路〈下巻〉 (1975年)より
B000J99AUS
No.9
(3pt)

ミステリーは脇役です

清張自身が述べているように、この小説の「主人公は論文」です。膨大な小説の大部分は清張の古代史に対する蘊蓄で、閉口するぐらいこれでもかと読者に迫ります。作者の意図を覚悟で最後まで読み通しても結末は付け足しの感を拭えません。清張の筆力でぐいと引き込むだけに、「ミステリー」と「古代史論」を交差させた一つの作品にする必要は無かったのではないでしょうか。
火の路〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈上〉 (文春文庫)より
4167697181
No.8
(4pt)

考古学を巡るロマン溢れるミステリーの佳作

ヒロインの考古学者を中心に、物語が進んでいくロマン溢れるミステリー。女性が一昔前に学問で身を立てていく大変さが、手に取れるように見事に描かれている作品。少しだけ、時代性を感じる処もありますが、本当に自分の信じる道で生きていく素晴らしさと、困難さは時代を超えた普遍性があり、ある意味考えさせられる佳作でお勧めです。
火の路〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈上〉 (文春文庫)より
4167697181
No.7
(5pt)

清張にしては異色

1976年くらいに買った。当時函に入った豪華なつくりだった(と思う)。今も実家にある(今度確認してみます)。そのころ映画監督のエリア・カザンが書いた「暗殺者」という本を読んですごく気に入り、暗殺教団、ハシシ、ゾロアスター教、アフラダマツダ等々に興味を持っていた時にこれに出くわしました。多分新聞の連載だったのでは?そうしているうちにテレビ(確かNHK)でドラマ化され、当時は結構ヒットしたように思います。多分、売れないと思って豪華本にしたのだと思いますが。ちょっとストーリーは練りきれていないと思いますが、題材が異色で、このあたりの知識を仕入れるには図書館(今ならネット)で調べるより豊富な知識がミステリーと共に楽しく得られます。清張さんがもう一度手を入れたらいいものになったと思います(まあ無理な話ですが)。
火の路〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈上〉 (文春文庫)より
4167697181
No.6
(4pt)

古代史を背景としたミステリー

飛鳥路を歩く新進気鋭の考古学者高須通子は、ふとした偶然から殺傷事件にまきこまれた保険外交員海津信六を助けたが、海津はかつて古代史の俊英学者であった。高須は梅津と意見交換をしているうちに、日本の飛鳥の謎を解く鍵がイランにあると考えるようになり、イランへと旅立つ。
イランから飛鳥へという広い射程の歴史学を横軸に、才能がありながら機会に恵まれない女性考古学者、その毒舌故に多くの敵を持っている博物館員、そして女性問題で学会を追われた学者の人間ドラマを縦軸にして物語は進んで行く。
圧巻であるのは、この小説の中で高須と梅津の会話や書簡が、或る意味で1つの優れた考古学研究となっていることである。このような小説は古今東西で存在しないであろう。
松本清張はこの小説を書くために、何人もの考古学の権威者と意見の交換を綿密に行っている。またイランでのゾロアスター教の遺跡などの描写も精密かつ、心に訴えるものがある。しかしそれが故に読者にはかなり難しいと感じられる部分も多い。
少し残念なことがある。それは縦糸とも言うべき現代の人間ドラマは歴史の力強さに比べてかなり弱い。松本清張の能力の大部分が古代史に費やされていると言うべきかもしれない。
この小説は新聞小説だったので、或る程度期限に追われたであろう。そのことを考えると仕方ないかもしれない。
しかし作品の完成度を考えると、後で加筆してもらえたら凄いものになっただろうが、膨大な作品数を残していく松本清張にとっては、加筆の時間はなかった。
火の路〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈上〉 (文春文庫)より
4167697181
No.5
(4pt)

松本清張の執念

松本清張は結局、飛鳥時代に既にペルシャ人が渡来していてその文化を伝え、その遺跡がいわゆる石文化に強く残っているが、その後藤原氏によって消滅させられたという説をどうしても発表したかった。しかし、彼は勿論学会からは半分素人としてしか扱われていなかったから、朝日新聞社からの連載依頼を好機と判断して一気に書いたものであろう。それにしても、あれだけ多方面の小説を書いていた松本清張が、この問題に関する資料調査と読破は信じられないほどで、風聞される影の作者がいることも考えざるを得ないほどだ。古代史論議だけでは魅力がないとして、社会推理を取り混ぜているがその方はあまり意義がなかった。終わりの方で、いわゆる官学の批判が強く出ているが、これは初期の考古学者を書いた短編の延長であり、執念として終生権威に拘り反抗したので、あれほどの国民的人気がありながら、芸術院会員にもなれず、勲章の類も授与されなかったのも、世間的には当然であった。
松本清張全集〈50〉火の路 (1983年) Amazon書評・レビュー: 松本清張全集〈50〉火の路 (1983年)より
B000J7GBRA
No.4
(5pt)

広範な歴史の推理にぞくぞくする

イラク・ペルシャ・中国・日本を繋ぐ古代史の推論が描かれている。現在現存する宝物との関連が細かく調べられ、面白い。ゾロアスター教(古代ペルシャ)とは(?)、という関心からひきつけられた周辺の調査はいろいろなことを教えてくれた。飛鳥の石造遺物と斉明帝の異宗教との関連、ゾロアスター経の司祭が執り行う幻術(薬学・医学・占学)と植物の効能(神経興奮・麻薬性)、名称の関連や関係性など、ポケットブックには松本清張さんの莫大な資料と時間が収められている。

 時の統治者は何に関心を寄せ、何から影響を受けたか、想像するのは面白い。

 骨董品の裏側をさぐる話も小説として面白かった。これをフィクションとして読みたいか・・・人の知恵に感服する。

 本書を私は歴史調査として楽しんだ。紹介されている歴史遺物を調べながらゆっくりもう一度読んでいきたい。
火の路―長編小説 (1979年) (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 火の路―長編小説 (1979年) (カッパ・ノベルス)より
B000J8FR42
No.3
(5pt)

広範な歴史の推理にぞくぞくする

 イラク・ペルシャ・中国・日本を繋ぐ古代史の推論が描かれている。現在現存する宝物との関連が細かく調べられ、面白い。ゾロアスター教(古代ペルシャ)とは(?)、という関心からひきつけられた周辺の調査はいろいろなことを教えてくれた。飛鳥の石造遺物と斉明帝の異宗教との関連、ゾロアスター経の司祭が執り行う幻術(薬学・医学・占学)と植物の効能(神経興奮・麻薬性)、名称の関連や関係性など、ポケットブックには松本清張さんの莫大な資料と時間が収められている。
 時の統治者は何に関心を寄せ、何から影響を受けたか、想像するのは面白い。
 骨董品の裏側をさぐる話も小説として面白かった。これをフィクションとして読みたいか・・・人の知恵に感服する。
 本書を私は歴史調査として楽しんだ。紹介されている歴史遺物を調べながらゆっくりもう一度読んでいきたい。
火の路〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 火の路〈下〉 (文春文庫)より
416769719X
No.2
(5pt)

広範な歴史の推理にぞくぞくする

 イラク・ペルシャ・中国・日本を繋ぐ古代史の推論が描かれている。現在現存する宝物との関連が細かく調べられ、面白い。ゾロアスター教(古代ペルシャ)とは(?)、という関心からひきつけられた周辺の調査はいろいろなことを教えてくれた。飛鳥の石造遺物と斉明帝の異宗教との関連、ゾロアスター経の司祭が執り行う幻術(薬学・医学・占学)と植物の効能(神経興奮・麻薬性)、名称の関連や関係性など、ポケットブックには松本清張さんの莫大な資料と時間が収められている。
 時の統治者は何に関心を寄せ、何から影響を受けたか、想像するのは面白い。
 骨董品の裏側をさぐる話も小説として面白かった。これをフィクションとして読みたいか・・・人の知恵に感服する。
 本書を私は歴史調査として楽しんだ。紹介されている歴史遺物を調べながらゆっくりもう一度読んでいきたい。
火の路 下  文春文庫 106-30 Amazon書評・レビュー: 火の路 下  文春文庫 106-30より
4167106302
No.1
(5pt)

はまってください

 最初の発刊はハードカバーのみ上下巻で約3,000円だったと記憶しています。当時中学2年生だった私がおいそれと買える金額ではなく、上巻のみを購入し、下巻を全部立ち読みしました。 飛鳥村を取り巻く風景やそこに絡む人間模様が、松本清張氏らしい描写でぐいぐいと読者を引っ張って行きます。 ちなみに、下巻を買えたのは、18歳の時でしたから、4年掛かって上下巻を揃えたことになりますね。
火の路 上 (文春文庫 ま 1-29) Amazon書評・レビュー: 火の路 上 (文春文庫 ま 1-29)より
4167106299