生還者

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評判

生還者の評価:

3.88/5点 レビュー 32件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21〜40 2/3ページ
No.26
(5pt)

カスタマー

大雪崩から奇跡的に二人の登山家が生還します。お互いに相反するコメントを発表します。この二人の登山家の家族、仲間が真実を求めます。
そこにもう一人の雑誌記者も絡んできます。
マスコミのも取り上げられ賛否が分かれます。
また二人の登山家、その仲間の過去も現れてきます。
山岳の物語ですが、その書き方はわかりやすく、想像しやすいものです。
そのような状況で再度雪崩の起きた山へと登頂を試みます。
この登頂の中で少しずつ今までのことが明らかになってきます。この過程がものすごく読んでいて胸に来るものがあります。
エピローグも本当にいい感じで終わります。
山の好きな人、推理小説が好きな人、そして恋愛小説が好きな人にもおすすめの一冊です。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.25
(5pt)

カスタマー

大雪崩から奇跡的に二人の登山家が生還します。お互いに相反するコメントを発表します。この二人の登山家の家族、仲間が真実を求めます。
そこにもう一人の雑誌記者も絡んできます。
マスコミのも取り上げられ賛否が分かれます。
また二人の登山家、その仲間の過去も現れてきます。
山岳の物語ですが、その書き方はわかりやすく、想像しやすいものです。
そのような状況で再度雪崩の起きた山へと登頂を試みます。
この登頂の中で少しずつ今までのことが明らかになってきます。この過程がものすごく読んでいて胸に来るものがあります。
エピローグも本当にいい感じで終わります。
山の好きな人、推理小説が好きな人、そして恋愛小説が好きな人にもおすすめの一冊です。
生還者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 生還者 (講談社文庫)より
4062937107
No.24
(4pt)

ミステリーとしてよりも、人間ドラマに重点が置かれている

カンチェンジュンガ山群の未踏峰を登山中に雪崩で遭難し、奇跡の生還を遂げた二人の人物の証言の食い違いを、その時に亡くなった登山パーティーの一人の弟である益田直志と雑誌記者の八木澤恵梨奈が解明していく物語。
いくつもの謎が示され、それが真相説明では矛盾なく解決されており、最後には予想外の事実や解釈が示されるなどの意外性もあるが、ミステリーとしてよりも、人間ドラマに重点が置かれていると感じた。
何人もの生還者が登場し、それぞれがサバイバーズ・ギルトで苦しんでおり、その思いがカンチェンジュンガ山群での出来事につながっている。
山岳場面の描写は臨場感があって、風景描写も的確で、とてもすばらしいと感じた。登山用語や技術に関しては、わかりやすい説明があるので、登山に詳しくない人でも十分に楽しめると思う(登山に関する知識があった方がより楽しめることは間違いないが)。

いくつか、疑問に感じたことがある。
ソロクライマーは雪崩に遭っても自分を助けてもらいたいとは考えていないし、軽量化を優先するので、ビーコンを携帯したりはしないと思う。
日本の冬山では、ダウンジャケットを持たずに、ビバーク中でもアウターのままというのは普通にあることだと思う。
また、直志がザックを失った際に、恵梨奈のザックからシュラフが2つ出てくるのはおかしい、ご都合主義ではないかと感じた。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.23
(4pt)

山のシーンは

かなり調べられていて、興味深く読めました。
恋愛的な要素もほどほどで良かったです。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.22
(4pt)

山のシーンは

かなり調べられていて、興味深く読めました。
恋愛的な要素もほどほどで良かったです。
生還者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 生還者 (講談社文庫)より
4062937107
No.21
(5pt)

今年一番面白かった本

出だしが良い。
男がもう一人の男の装備に手をかける・・・
意味が分からない。

なんだか訳が分からないまま、最後へ突入していきますが、そこでオセロの全てのコマがひっくり返るような見事さがある。
綺麗に全てがひっくり変える。

最初は胸糞悪い話に思う。
心中(絶対ないない)と思いつつ読んでいく。
しかし、最後にはなるほどと納得してしまう。

しかも読後感は爽やか。思いが心に残る。

うまいですね〜。
生還者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 生還者 (講談社文庫)より
4062937107
No.20
(3pt)

よかったけれど

読み応えのある小説でした。後半の筋立てで、あまりに意図が見え隠れしてきて、やや食傷気味だったことが残念です。
しかし、時間を忘れて読み進めたのでおすすめの本には挙げられます。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.19
(1pt)

残念

出だしだけかな、よかったのは。
もうご都合主義のオンパレード。まったく人の心が描かれていないのがつらい。
ストーリーに沿って人を動かしているのでどんな熱のある台詞を書かれてもまったく響いてこない
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.18
(5pt)

ラストまで一気読み!

面白く、一気に読めた。
デビュー作でも思ったことだが、この作者は謎で読者を引っ張っていくのが抜群に上手い。

「生還者二人の証言が食い違う。一体どちらが嘘をついているのか?」という設定がまず魅力的。
サバイバーズ・ギルトというテーマもいい。
爽やかなラストまで、エンタメのお手本という感じ。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.17
(3pt)

開かれた密室という概念が面白い山岳ミステリー

山岳方面に関しての知識も興味もゼロでしたがこれは面白かった。
登頂難易度が高く、吹雪に閉ざされた雪山が本作の舞台。登山隊が遭難し、2名が生還。「開かれた密室」=カンチェンジュンガから生還したその2名の言い分が真っ向から対立し、どちらかが嘘をついているという展開になってからどんどん引き込まれました。人死には出ますが、血生臭い殺人事件は起きません。不可解なトリックもありません。ただ嘘を暴き、謎を解く。シンプルながら面白い仕上がりになってます。
山に関する知識がなくても問題なく読める構成です。山の男に対しての理解が足りないせいかいまいち登場人物の言動には共感できませんでしたが、山岳ミステリーとしては文句なし。ただ警察やマスコミがやたら無能に書かれているのは残念でした。世間でかなりの注目を集めている事件という設定で、実際人が死んでいる、殺人事件の可能性もある。なのに単なる一般人である主人公に警察・マスコミが出し抜かれているというのはちょっと説得力に欠ける。
全体的にはどんでん返しも効いていて面白いですが細かい粗が気になるのも確かなので☆3.5。専門的ながら堅苦しくなく、山岳初心者にもおすすめできる一冊。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.16
(5pt)

映像化もあり?

面白かったです。
映像化してもいいんじゃないの?
登山の経験がないのでどうしても文章読んでも情景が思い浮かばなかったので。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.15
(4pt)

山岳ものとミステリーの相性は良いと思う

雪崩事故で兄を失ったと思っていた直志は遺品のザイルから兄の死に疑問を抱く。そんな折、雪崩に巻き込まれた単独行の高瀬と兄の登山隊の一員だった東が相次いで生還し、雪崩が起きた時の証言が真っ向から対立する。兄の身に何がおこり、そして真実はどっちなのか、と実に引き込まれる設定です。

但し、厳しい自然環境での事件発生で物的証拠も乏しく、文中にもある「開かれた閉鎖空間」では証拠固めという訳にはいかず、真相はやはり生還者の告白によらざるを得ない点は否めないと思います。しかし、そこに至る過程では登山家の矜持や志といった心理描写を巧みに絡ませ、真相に導いています。

ミステリーの魅力である伏線も随所に張られ、一筋縄ではいかないラストになります。やや引っ掛かりを感じるところもありますが、最後まで二転三転する展開は読者を楽しませようとする筆者の気持ちの表れのような気がします。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.14
(3pt)

少年ジャンプのマンガ原作に適していそうな話。

同じ女性を好きになってしまった登山家の兄弟。 弟は兄を超えて女性を自分に振り向かせようとするが、その思い叶わず女性は兄を選ぶ。 その失意の最中に悲劇は起き、兄弟は絶交状態へ……。 こんな設定と分かり易い性格の登場人物たちはなんだか少年マンガのように感じられた。 それは終盤かなり強引な展開で山へ向かうシナリオにもいえることだろう。 とはいえ話が破綻するような傷はないと思うし、おおむね続きを気にしながら楽しく読めたので良かった。 点数は迷うところだが上記のような欠点を加味して3かな。 惜しい!
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.13
(4pt)

引き込まれ最後まで一気に読みきりました

下村さんの本は初めてです 山についても詳しくはないです ですが、引き込まれ初めから終わりまで一気に読めました 次々に出てくる食い違う意見、兄に言ってしまったひどい言葉 どんどん増えていく関係人物とのやりとり どれもこれも複雑に絡み合い、最後にはきれいに紐とかれ 夢中で最後まで読みました 読後感も悪くはなく、下村さんの違う作品も読みたくなりました
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.12
(4pt)

山は恐ろしい

山登りしないけど、過酷な山岳ワールドに連れていって頂けました。 厳冬の山頂は密室にもなり得るのですね。 生還者の誰が真実で、誰が嘘つきなのか、それはそこにいて生還した人にしか語れない。 最後の最後に出てくる主人公の疑念に、思わずぞっとしました。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.11
(1pt)

これは今年何位になるんでしょう?

広義のトラウマものである。本書の場合はサバイバーズ・ギルトとして語られてはいるけども。作中人物たちはおかしな行動をとるのだが、それはこの「生存者の罪意識」により精神的に正確な判断ができないせいだからで、おかしいと思っても読者のみなさんツッコまないでくださいねと、トラウマという精神のブラックボックスに不都合を押し込めている。
それにしても、カンチの遭難の件については殆ど部外者ともいうべき高瀬の依怙地さや女記者の執念深さったらないね。特に高瀬は主要人物なのに本筋とは全く関係ないところでサバイバーズ・ギルトを抱えていて、それが行動原理となっているせいで話を徒らにややこしくしている。というより、その「徒ら」な部分が本書の主題になっちゃってる。
文章は紋切型だし小説というより要約を読んでいるよう。地の文は説明的なのに会話はナマっぽい。山に対する崇高な気持ちが繰り返されるが、陳腐な言葉の羅列にゲンナリ。この人が8回も乱歩賞を落ちたのは、文章も一因じゃないかな。
人物造形は特に女性がひどくて、主人公の恋人はかわい子ぶったアニメキャラみたいだし、憧れの女性もやたら理想化されている。いかにも男性作家が書いた、男性目線で類型化された女性って感じ。初対面なのに、名前で呼んでいいわよ、はない。新たに現れた女性に失くした女性の再来を見るというお決まりのパターンもある。
山岳小説もこんな強引なパズルみたいなものになっちゃったんだね。もっとこう極限状態での心理的なかけひきみたいなもの(下界では計り知れない)を期待していたんだけど、そういう方面での重さはない。雪に閉ざされた寒さや凍傷の痛さや滑落する恐怖というのは伝わってこない。
タイトルといい第二の折原一を目指しているのか。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.10
(1pt)

これは今年何位になるんでしょう?

広義のトラウマものである。本書の場合はサバイバーズ・ギルトとして語られてはいるけども。作中人物たちはおかしな行動をとるのだが、それはこの「生存者の罪意識」により精神的に正確な判断ができないせいだからで、おかしいと思っても読者のみなさんツッコまないでくださいねと、トラウマという精神のブラックボックスに不都合を押し込めている。
それにしても、カンチの遭難の件については殆ど部外者ともいうべき高瀬の依怙地さや女記者の執念深さったらないね。特に高瀬は主要人物なのに本筋とは全く関係ないところでサバイバーズ・ギルトを抱えていて、それが行動原理となっているせいで話を徒らにややこしくしている。というより、その「徒ら」な部分が本書の主題になっちゃってる。
文章は紋切型だし小説というより要約を読んでいるよう。地の文は説明的なのに会話はナマっぽい。山に対する崇高な気持ちが繰り返されるが、陳腐な言葉の羅列にゲンナリ。この人が8回も乱歩賞を落ちたのは、文章も一因じゃないかな。
人物造形は特に女性がひどくて、主人公の恋人はかわい子ぶったアニメキャラみたいだし、憧れの女性もやたら理想化されている。いかにも男性作家が書いた、男性目線で類型化された女性って感じ。初対面なのに、名前で呼んでいいわよ、はない。新たに現れた女性に失くした女性の再来を見るというお決まりのパターンもある。
山岳小説もこんな強引なパズルみたいなものになっちゃったんだね。もっとこう極限状態での心理的なかけひきみたいなもの(下界では計り知れない)を期待していたんだけど、そういう方面での重さはない。雪に閉ざされた寒さや凍傷の痛さや滑落する恐怖というのは伝わってこない。
タイトルといい第二の折原一を目指しているのか。
生還者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 生還者 (講談社文庫)より
4062937107
No.9
(2pt)

納得できないこと多し(注意:かなりのネタバレあり)

前半は久しぶりに面白い本が見つかったと嬉しかった。山の部分もミステリーの部分もわくわくして読んで、どういうふうに展開していくのか楽しみだった。
でも後半に急ブレーキがかかり、かなりがっかりしながら読むことになった。

 最初は「高瀬がカンチに証拠隠滅のために戻る」と恵利奈が決めつけたこと。証拠隠滅をして保身に走る人(我が身が大切)が「エヴェレストの4倍の死亡者を出す危険な山」にソロで行く(我が身を捨てている)の違和感。いくらデスゾーンではない高度と行っても、やはり危険で(現に増田は転落して危なかった。ソロなら死んでいたかも)自分が死んでも隠さなければならない秘密でもあればまだしも、そんなものはない。

 また自分が殺して埋めたとか、よっぽど遺体の場所がわかっているならともかく、実際は雪崩のときは別の場所にいてビーコンのこと(大がかりな捜索隊だってビーコンの信号を探したけどみつからなかった)以外ヒントもない。結局増田の転落という偶然がなければ見つけることもできなかった。
 そんな簡単に隠滅のために見つかるとはとうてい考えられず、ますますそんなことで行くだろうかと疑問に思った。あのあたり永久に見つからない遺体も多いというし、放っておいても見つからない可能性の方が大きいし。

 大体証拠隠滅ってどうするのか?例えば装備が奪われたことをごまかすために遺体に奪った服を着せるの?(死後硬直して無理?)それとも遺体を焼くとか?全然イメージがわかない。
 まあ高瀬があんなに無理してカンチへ戻った理由自体最後まで読んでもわからなかった。ビーコンの信号が消える前に遺体を発見して奥さんに届けるために? でも上述したように見つかるのは奇跡に近いし、ソロだったら遺体を下ろすのはほとんど無理だったのでは?

  それよりがっくり来たのは、増田が富士山で初めて「高瀬を追ってカンチに行く計画」を聞いて(何日いたのかはっきりしないけど)下山してすぐに高瀬が出発したこと聞き、追ってカンチへ行ったこと。高瀬を見失わないようにすぐ出発したのだから、準備はそれこそ2,3日?こんないい加減な準備で、このレベルの山に行くか?増田はともかく恵利奈は実力・経験とも不足していると思われるし。

 そして意表をつくどんでん返しではあるけど、「女たちがガイドを見捨てた」という増田説(あれでは見捨てたというより食い扶持を減らすための計画的殺害に近いのでは?)はそれまで書いてあった美月の魅力や人間性と矛盾していて大変後味が悪い。「事前に話し合ってガイドを殺すことを決め、様子を見に行かせるために倒れ込む芝居までして説得して、それから場所を移動してガイドが戻って来られないようにする。」いくら命がかかっていてもここまで悪質なことを山を愛する5人が誰一人異議を唱えないってありですか?提案どころか、同意して協力するだけでアウトでは?だいたい救助隊だって近づいているかもしれないのにビーコンを切るのはあまりに愚かだし。増田は美月をそんな女だと思っていたのか?それはないでしょう。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.8
(5pt)

今年一番のミステリー。

乱歩賞受賞から1年で、既に三冊目。前作「叛徒」もとてもいい出来でしたが、本作「生還者」もまたしかり。
既に傑作の評価が高かったデビュー作の水準を2作ともに凌駕していますね。本作は、雪山を舞台とした山岳ミステリーながら、結末までの伏線の冥利、登場人物の存在感、文章描写と問題ない出来で、伏線の仕掛けは本当作品を書くほどうまくなっていると思う。
この作品は、私が読んだ今年のNO.1ミステリーであり、今まで読んだ私の最上評価の国内ミステリー、例えば真保裕一「ホワイトアウト」、原遼「私を殺した少女」、東野圭吾「白夜行」、そして宮部みゆき「火車」、藤原伊織「テロリストのパラソル」などと肩をならべる評価の仕上がりでした。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115
No.7
(4pt)

あえて叱咤激励の意味で

ページをめくるのはタマネギを剥いていく作業に似て、次々に新しい中身が顔を出す。 この仕掛けはあっぱれ。 これぞミステリーです。 ただし。 この作家さんのこれからの課題は、文章表現の完成度をいかに高めるか。 疑念、驚愕、震撼などのレトリックがステロタイプ。 「ら」抜きが目につく。 誤字や用語の不統一。 これらの頻出はミステリーとしての興趣を大いに損ないます。
生還者 Amazon書評・レビュー: 生還者より
4062196115