国を蹴った男

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国を蹴った男の評価:

4.12/5点 レビュー 26件。 A ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 21〜40 2/3ページ
No.24
(5pt)

「毒蛾の舞」にしびれた

「毒蛾の舞」がお気に入りです。

関ケ原を彷彿とさせる賤ヶ岳の戦いの展開にしびれました。

全体的にレベルが高く、どれも長編で味わいたいと思えるものばかりです。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.23
(5pt)

「毒蛾の舞」にしびれた

「毒蛾の舞」がお気に入りです。

関ケ原を彷彿とさせる賤ヶ岳の戦いの展開にしびれました。

全体的にレベルが高く、どれも長編で味わいたいと思えるものばかりです。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.22
(5pt)

一気に読み終えました

これまたたまりません。伊東潤という作家は、この手の作品書かせたら、安定感が違いますね。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.21
(5pt)

一気に読み終えました

これまたたまりません。伊東潤という作家は、この手の作品書かせたら、安定感が違いますね。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.20
(4pt)

負けた側の言い分

主人公がとことんマニアックです。長束正家と佐久間信盛、今川氏真はやられ役として歴史ファンの記憶の片隅にありますし、山上宗二は「へうげもの」で出番がありますが、那波無理之介と毛利秀広は存在自体知りませんでした。そのようなキャストで読ませる小説を書くとは著者の力量を感じます。一番気に入ったのは「天に唾して」です。茶人という戦国ものでよく出る割にはよく分からない生き物を単純明快に描いている点が好きです。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.19
(4pt)

負けた側の言い分

主人公がとことんマニアックです。長束正家と佐久間信盛、今川氏真はやられ役として歴史ファンの記憶の片隅にありますし、山上宗二は「へうげもの」で出番がありますが、那波無理之介と毛利秀広は存在自体知りませんでした。そのようなキャストで読ませる小説を書くとは著者の力量を感じます。一番気に入ったのは「天に唾して」です。茶人という戦国ものでよく出る割にはよく分からない生き物を単純明快に描いている点が好きです。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.18
(5pt)

また一晩で読みきってしまった

伊東さんは、好き嫌いがはっきりしているように思う。
多分、秀吉や直江兼続は好きではないだろう。と思わせるくらい容赦なく、手段を選ばぬ策謀家として描かれている。

いつもながら戦国物ではあるが、現代に置き換えて考えさせられる。

ヒトの幸せや生きる価値とは何か。
それは己でしか決められない。
金や権力で買う人もいれば、そんなものがなくても手中にするヒトもいる。

この連作小説の前半には、幸せを求め小細工に溺れたり、策謀家の小細工に引っかかるものの不幸が描かれる。

しかし、後半はたとえ死しても自分の幸せを見つけたもの達が描かれる。
彼らの幸せは、いかな策謀家でも奪うことが出来ない。

読む自分はいま幸せでいるか…てなことを思った。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.17
(5pt)

また一晩で読みきってしまった

伊東さんは、好き嫌いがはっきりしているように思う。
多分、秀吉や直江兼続は好きではないだろう。と思わせるくらい容赦なく、手段を選ばぬ策謀家として描かれている。

いつもながら戦国物ではあるが、現代に置き換えて考えさせられる。

ヒトの幸せや生きる価値とは何か。
それは己でしか決められない。
金や権力で買う人もいれば、そんなものがなくても手中にするヒトもいる。

この連作小説の前半には、幸せを求め小細工に溺れたり、策謀家の小細工に引っかかるものの不幸が描かれる。

しかし、後半はたとえ死しても自分の幸せを見つけたもの達が描かれる。
彼らの幸せは、いかな策謀家でも奪うことが出来ない。

読む自分はいま幸せでいるか…てなことを思った。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.16
(4pt)

戦国時代の様々な人物の織りなすワンシーン

保身を捨て猛進する武田家牢人衆という傭兵たち、算術だけが得意の長束正家という人間の使い方を誤った三成、上杉家の内紛に乗じた(直江)兼続の冷酷な謀略、秀吉という絶対権力者に諂わず言いたいことを言い放つ山上宗二、戦国武将としては無能であったが蹴鞠に己の道を見出す今川氏真…などなど、それぞれのうずもれた魅力ある登場人物が戦国時代という混乱期を必死に生き抜く様子が、短編に寸鉄人を刺すように鋭く描かれている。
ただ個人的には「毒蛾の舞」は面白くなかった。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.15
(4pt)

戦国時代の様々な人物の織りなすワンシーン

保身を捨て猛進する武田家牢人衆という傭兵たち、算術だけが得意の長束正家という人間の使い方を誤った三成、上杉家の内紛に乗じた(直江)兼続の冷酷な謀略、秀吉という絶対権力者に諂わず言いたいことを言い放つ山上宗二、戦国武将としては無能であったが蹴鞠に己の道を見出す今川氏真…などなど、それぞれのうずもれた魅力ある登場人物が戦国時代という混乱期を必死に生き抜く様子が、短編に寸鉄人を刺すように鋭く描かれている。
ただ個人的には「毒蛾の舞」は面白くなかった。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.14
(4pt)

相変わらず見事な短篇集

伊藤潤は通常の歴史作家が目を向けないような人物に光を当てて短編集に仕立てるのが実にうまい作家であるが、本書でもその特徴を存分に生かしている。

今回の短編集は戦国時代という舞台背景を除くと、登場人物や物語の流れに関係性は見当たらないが、唯一の共通点は、主人公が皆非業の最後を迎える点だ。

理を重んじた石田三成が算術の天才の「長束正家」という道具を使い損なったため、関ヶ原の戦いに敗れる姿を描いた「戦は算術に候」と、蹴鞠に一生を捧げた今川氏真を描いた「国を蹴った男」が白眉と思うが、他の4作品も読み応えがあって面白い。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.13
(4pt)

相変わらず見事な短篇集

伊藤潤は通常の歴史作家が目を向けないような人物に光を当てて短編集に仕立てるのが実にうまい作家であるが、本書でもその特徴を存分に生かしている。

今回の短編集は戦国時代という舞台背景を除くと、登場人物や物語の流れに関係性は見当たらないが、唯一の共通点は、主人公が皆非業の最後を迎える点だ。

理を重んじた石田三成が算術の天才の「長束正家」という道具を使い損なったため、関ヶ原の戦いに敗れる姿を描いた「戦は算術に候」と、蹴鞠に一生を捧げた今川氏真を描いた「国を蹴った男」が白眉と思うが、他の4作品も読み応えがあって面白い。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.12
(4pt)

悪くはないが、熱くもならない。

うーん。可もなく不可もなく。
及第点ではあるけど傑作ではない感じ。
いくら作者の活動歴全体で賞をあげる雰囲気だとは言え、
この作品で直木賞を取ったらダメだと思う。

歴史モノ短編は、事象の抉り出し方が鋭ければ面白いし、
作者の思い込みのような描写でも
納得がいけば、それはそれで深い感慨を覚えると思うのだが、
この本はどれもイマイチ。

個人的には三成と正家の話が面白かったけど、
作者におちょくられすぎな長束正家像には共感できなかった。
まぁ、作者は経済関係出身なので、
案外これって実体験を基にしているのかもしれないけど。

それにしてもこの作者、ホントに直江兼続と上杉景勝のこと
嫌いなんだなぁ(笑)
この作者しかこういう陰謀系の兼続を書いてくれないので、
私は好きだけど。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.11
(4pt)

悪くはないが、熱くもならない。

うーん。可もなく不可もなく。
及第点ではあるけど傑作ではない感じ。
いくら作者の活動歴全体で賞をあげる雰囲気だとは言え、
この作品で直木賞を取ったらダメだと思う。

歴史モノ短編は、事象の抉り出し方が鋭ければ面白いし、
作者の思い込みのような描写でも
納得がいけば、それはそれで深い感慨を覚えると思うのだが、
この本はどれもイマイチ。

個人的には三成と正家の話が面白かったけど、
作者におちょくられすぎな長束正家像には共感できなかった。
まぁ、作者は経済関係出身なので、
案外これって実体験を基にしているのかもしれないけど。

それにしてもこの作者、ホントに直江兼続と上杉景勝のこと
嫌いなんだなぁ(笑)
この作者しかこういう陰謀系の兼続を書いてくれないので、
私は好きだけど。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.10
(5pt)

戦国敗者の生き様を熱く綴った作品集

戦国時代の後半、最もアツイ時代を生きた男達を題材にした6つの短編。

武将、茶人、職人、牢人など立場の異なる者達との友誼と夢とすれ違い。
主人公たちの多くは非業の最期を遂げるが、それぞれに与えられた戦場や大舞台の中で
渾身の知性と胆力が試される展開にハラハラした。

張り巡らされた伏線が想像の斜め上ゆく展開で収束するラストに
なぜか清清しさと、万感の思いが去来する作品群。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.9
(5pt)

戦国敗者の生き様を熱く綴った作品集

戦国時代の後半、最もアツイ時代を生きた男達を題材にした6つの短編。

武将、茶人、職人、牢人など立場の異なる者達との友誼と夢とすれ違い。
主人公たちの多くは非業の最期を遂げるが、それぞれに与えられた戦場や大舞台の中で
渾身の知性と胆力が試される展開にハラハラした。

張り巡らされた伏線が想像の斜め上ゆく展開で収束するラストに
なぜか清清しさと、万感の思いが去来する作品群。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.8
(5pt)

人それぞれの生き様

人の価値とは他人と同化せず、自分自身の価値観を持ち、それに向かって如何に燃えることが出来るかだと思う。
表題作「国を蹴った男」の今川氏真、「天に唾して」の山上宋二、「牢人大将」の那波無理之介などこの作品に登場する戦国の漢たちは正にそんな価値観を持った者たちである。
他人の人生を評する最近流行りの言葉「勝ち組」「負け組」など如何に空虚な言葉なのかこの作品は読者の心に深々と訴えてくる。
それぞれの登場人物の内面描写の妙が際立つ、読むほどに心に残る傑作短編集。
文体は洗練されていて読みやすい点もお勧めできる。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.7
(5pt)

人それぞれの生き様

人の価値とは他人と同化せず、自分自身の価値観を持ち、それに向かって如何に燃えることが出来るかだと思う。
表題作「国を蹴った男」の今川氏真、「天に唾して」の山上宋二、「牢人大将」の那波無理之介などこの作品に登場する戦国の漢たちは正にそんな価値観を持った者たちである。
他人の人生を評する最近流行りの言葉「勝ち組」「負け組」など如何に空虚な言葉なのかこの作品は読者の心に深々と訴えてくる。
それぞれの登場人物の内面描写の妙が際立つ、読むほどに心に残る傑作短編集。
文体は洗練されていて読みやすい点もお勧めできる。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X
No.6
(5pt)

男の生き方百景

著者の戦国時代を舞台にした短編は、常に、意外な切り口・心に響く生き方・巧いストーリーに溢れている。

意外な切り口は、長束正家を取り上げた「戦は算術に侯」今川氏真を描いた「国を蹴った男」。
心に響く生き方は、無敵の武田軍の傭兵の生きざまを掘り下げた「牢人大将」、賤ケ岳の戦いのターニングポイントを舞台とした「毒蛾の舞」、天下人・秀吉にへの無謀な一茶人の戦いを鮮やかに描き抜いた「天に唾して」。
巧いストーリーとしては上杉家の内紛への新たな解釈となる「短慮なり名左衛門」となるだろうか。

それと、一般には主役然とした戦国武将をアッサリと脇役に回して、マイナーな主人公のダシにするところも面白い。ややステロな描かれ方もあるが、「戦は算術に侯」と「天に唾して」とでは同時期の秀吉を矛盾することなく描き分けている。特に「戦は算術に侯」では、これまで数多の作品で描かれた、秀吉の人たらしと三成の人間関係の拙さを、長束正家を間にはさむことで、新鮮に楽しめた。
国を蹴った男 Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男より
4062179911
No.5
(5pt)

男の生き方百景

著者の戦国時代を舞台にした短編は、常に、意外な切り口・心に響く生き方・巧いストーリーに溢れている。

意外な切り口は、長束正家を取り上げた「戦は算術に侯」今川氏真を描いた「国を蹴った男」。
心に響く生き方は、無敵の武田軍の傭兵の生きざまを掘り下げた「牢人大将」、賤ケ岳の戦いのターニングポイントを舞台とした「毒蛾の舞」、天下人・秀吉にへの無謀な一茶人の戦いを鮮やかに描き抜いた「天に唾して」。
巧いストーリーとしては上杉家の内紛への新たな解釈となる「短慮なり名左衛門」となるだろうか。

それと、一般には主役然とした戦国武将をアッサリと脇役に回して、マイナーな主人公のダシにするところも面白い。ややステロな描かれ方もあるが、「戦は算術に侯」と「天に唾して」とでは同時期の秀吉を矛盾することなく描き分けている。特に「戦は算術に侯」では、これまで数多の作品で描かれた、秀吉の人たらしと三成の人間関係の拙さを、長束正家を間にはさむことで、新鮮に楽しめた。
国を蹴った男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 国を蹴った男 (講談社文庫)より
406293115X