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パラドックス13
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パラドックス13の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 81~100 5/9ページ
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この物語では、最初にある現象が起きる。P-13現象と呼ばれるものだ。それが起きた後の世界は…それは読者自身で確かめてもらうしかない。ひとつ言えるのは、P-13現象後の世界は、非現実的な世界だということだ。仲間はわずか。そうなった原因はつかめない。状況はだんだん悪化していく。そんな中、主人公の一人、誠哉はその原因を調べ、総理官邸に行き着く。 このストーリーは一種の人間の極限状況を描き出す。そこで主人公たちは自分の根底にある価値観や道徳観を問われる。人生の先輩に対する敬意の意味、安楽死に対する考え方など。この作品を通して作者が語りたかったのは、たぶんそういうことではないだろうか。読者は常に自身に問うことになる。この場合、自分だったらどうするのか。この場合は?と。 何とか生き延びようとする主人公たちのサバイバルは続く。物語の後半になると、P-13現象の全貌が明らかになる。しかし、それはあまりに過酷な現実だった。しかし、読後感はそれほど悪くない。一気に読ませる、ジェットコースターノベルといえる。 | ||||
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予備知識ナシで読み始めたせいか、次の展開が気になって一気に読んでしまいました。 リアルな日常生活を舞台にした陰惨な人間ドラマって、時に読んでいる側も暗澹たる 気持ちになってしまうことがありますが、本書のような非現実的な世界が舞台だと、 あくまでも映画を観るような気分で、楽に楽しめます。 会話を中心とした文章なんでサクサクと読み進められますし。 コアな東野ファンにはあまり評判がよくないみたいですけど、個人的には、「こういう 小説も書けるんだあ」と、新鮮な気持ちで読めました。 並行世界で東京が壊滅していく描写などはとてもスリルがありましたし、人間ドラマ の部分も、東野節を利かせながらも緊張感があって、面白かったと思います。 設定はありえないけど、こういう世界が絶対にないとは言い切れないという 想像の余地を残してくれたところが特に気に入りました。 予備知識ゼロで手にとって読むのがオススメですが、出版社としては扇情的な文句で 読者の興味を惹かなければならないわけで、まさにパラドックスですね。(笑) | ||||
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予備知識ナシで読み始めたせいか、次の展開が気になって一気に読んでしまいました。 リアルな日常生活を舞台にした陰惨な人間ドラマって、時に読んでいる側も暗澹たる 気持ちになってしまうことがありますが、本書のような非現実的な世界が舞台だと、 あくまでも映画を観るような気分で、楽に楽しめます。 会話を中心とした文章なんでサクサクと読み進められますし。 コアな東野ファンにはあまり評判がよくないみたいですけど、個人的には、「こういう 小説も書けるんだあ」と、新鮮な気持ちで読めました。 並行世界で東京が壊滅していく描写などはとてもスリルがありましたし、人間ドラマ の部分も、東野節を利かせながらも緊張感があって、面白かったと思います。 設定はありえないけど、こういう世界が絶対にないとは言い切れないという 想像の余地を残してくれたところが特に気に入りました。 予備知識ゼロで手にとって読むのがオススメですが、出版社としては扇情的な文句で 読者の興味を惹かなければならないわけで、まさにパラドックスですね。(笑) | ||||
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色んな出来事の中に人と人との係わり方が描かれていて、 とっても大変な状況の中で なんとか自分らしく生きて行く事が いい事なのか…それとも… 東野ワールド炸裂だと思います。 その世界に自分がいない事の幸せを 読み終えたとき 思いっきり感じました。 | ||||
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色んな出来事の中に人と人との係わり方が描かれていて、 とっても大変な状況の中で なんとか自分らしく生きて行く事が いい事なのか…それとも… 東野ワールド炸裂だと思います。 その世界に自分がいない事の幸せを 読み終えたとき 思いっきり感じました。 | ||||
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SFを売りにしてはいますが、内容は他の方も仰ってるようにヒューマンドラマです。 過酷な状況下で登場人物達は何を考え行動するのか、何が善で何が悪なのか、 そういったことに論点が置かれています。 ただ登場人物は割と多く、それぞれの人物像を把握するのに少し時間がかかりました。 それから作中に出てくる"イヴ"発言。これは賛否両論だと思います。 自分は「そういう考え方もあるのかな」程度で流しましたが これをどう捉えるかでこの作品に対する評価は大きく分かれるかと。 ど派手な展開を期待しすぎると物足りなく感じてしまうかもしれませんが、 最後まで一気に読みたくなる展開の作り方はやはり流石東野さん、といったところです。 特に内容に不満はありませんが、売り文句と内容に若干ズレがあること、 そしてこの方の作品にしてはラストが予測しやすかったという点で星4つです。 | ||||
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SFを売りにしてはいますが、内容は他の方も仰ってるようにヒューマンドラマです。 過酷な状況下で登場人物達は何を考え行動するのか、何が善で何が悪なのか、 そういったことに論点が置かれています。 ただ登場人物は割と多く、それぞれの人物像を把握するのに少し時間がかかりました。 それから作中に出てくる"イヴ"発言。これは賛否両論だと思います。 自分は「そういう考え方もあるのかな」程度で流しましたが これをどう捉えるかでこの作品に対する評価は大きく分かれるかと。 ど派手な展開を期待しすぎると物足りなく感じてしまうかもしれませんが、 最後まで一気に読みたくなる展開の作り方はやはり流石東野さん、といったところです。 特に内容に不満はありませんが、売り文句と内容に若干ズレがあること、 そしてこの方の作品にしてはラストが予測しやすかったという点で星4つです。 | ||||
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突然、人が消えて、東京に残された人は13人。火事や地震や大雨などにより東京が廃墟に。そんな世界で懸命に生きようとするメンバー。だけど、だんだんと死んでいく現実。なぜ、忽然と人が消えたのか?なぜこの人たち以外は消えたのか?なぜここまで災害が発生するのか?元の世界に帰れるのか?最後の最後まで休む間もなく読み進めてしまいます。映画化間違いなしの面白さ! | ||||
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突然、人が消えて、東京に残された人は13人。火事や地震や大雨などにより東京が廃墟に。そんな世界で懸命に生きようとするメンバー。だけど、だんだんと死んでいく現実。なぜ、忽然と人が消えたのか?なぜこの人たち以外は消えたのか?なぜここまで災害が発生するのか?元の世界に帰れるのか?最後の最後まで休む間もなく読み進めてしまいます。映画化間違いなしの面白さ! | ||||
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活字があまり好きな私は、分厚さにまず圧倒あれましたが、あまりの面白さにあっという間に読み終えました。 非現実的な内容ではあるけれど、意味が分からなくなることはまずなく、どんどん世界に引き込まれていきました。この作家さんの作品をまた読みたくなる1冊です。 | ||||
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活字があまり好きな私は、分厚さにまず圧倒あれましたが、あまりの面白さにあっという間に読み終えました。 非現実的な内容ではあるけれど、意味が分からなくなることはまずなく、どんどん世界に引き込まれていきました。この作家さんの作品をまた読みたくなる1冊です。 | ||||
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3月13日13時13分13秒に何かが起こる。はたしてそれが何なのか、どういう結果が 待ち受けているのかは、誰にも分からなかった。この不思議な現象のあと残された人々・・・。 なぜ彼らだけが生き残ることができたのか?ほかの人たちの行方は?衝撃的な事実が彼らを 待っていた。 「P−13現象」と呼ばれる不思議な現象のあと生き残った人たち。彼らは選ばれた人間なのか? だとしたら根拠は何なのか?謎を抱えたまま、彼らは生きなければならなかった。 私たちは便利な環境で日々生活している。それが当たり前だと思っている。だが、もし根底から この環境が破壊されたら・・・。そう思うと生き延びる自信はあまりない。便利な建物、便利な 道路、便利な設備。そんなものは何も役に立たない。必要なのは、どんな環境でも生き抜く強さと、 創意工夫ができる柔軟な思考力、状況をすばやく見極め行動につなげる判断力、そして団結力だ。 「文明の利器」と呼ばれるものの無力さを思い知らされる。 「なぜ彼らが生き残れたのか?」ラストではその謎が明かされるが、ちょっとほろ苦いものがあった。 長いけれど、一気に読ませる力を持った作品だと思う。読後も満足♪ | ||||
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3月13日13時13分13秒に何かが起こる。はたしてそれが何なのか、どういう結果が 待ち受けているのかは、誰にも分からなかった。この不思議な現象のあと残された人々・・・。 なぜ彼らだけが生き残ることができたのか?ほかの人たちの行方は?衝撃的な事実が彼らを 待っていた。 「P−13現象」と呼ばれる不思議な現象のあと生き残った人たち。彼らは選ばれた人間なのか? だとしたら根拠は何なのか?謎を抱えたまま、彼らは生きなければならなかった。 私たちは便利な環境で日々生活している。それが当たり前だと思っている。だが、もし根底から この環境が破壊されたら・・・。そう思うと生き延びる自信はあまりない。便利な建物、便利な 道路、便利な設備。そんなものは何も役に立たない。必要なのは、どんな環境でも生き抜く強さと、 創意工夫ができる柔軟な思考力、状況をすばやく見極め行動につなげる判断力、そして団結力だ。 「文明の利器」と呼ばれるものの無力さを思い知らされる。 「なぜ彼らが生き残れたのか?」ラストではその謎が明かされるが、ちょっとほろ苦いものがあった。 長いけれど、一気に読ませる力を持った作品だと思う。読後も満足♪ | ||||
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今までになかった内容の小説だったので結構面白く読めた。 かなり臨場感がありラストの展開がギリギリまで推理出来なかった所に作者の上手さを感じる。 ラスト… (なるほど、そうだったのか!!)と納得の出来る結末で後味も良い作品でした。 | ||||
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今までになかった内容の小説だったので結構面白く読めた。 かなり臨場感がありラストの展開がギリギリまで推理出来なかった所に作者の上手さを感じる。 ラスト… (なるほど、そうだったのか!!)と納得の出来る結末で後味も良い作品でした。 | ||||
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■西暦200X年。日本時間で3月13日13時13分13秒から13秒間、宇宙全体が《P−13現象》に見舞われるという情報が政府中枢にもたらされる。これはブラックホールの影響により、宇宙にひずみが生じ、時空間が13秒空白に陥るという現象だ。仮に13秒全ての時間が静止(或いは跳躍)しても人類全体が同一現象に遭遇するから問題はない筈だが、未知の事象故、正確な予測は不可能。人体や自然界への影響も不明だ。政府は社会不安やパニックを考慮し、公表を控える判断をする。ただし対策本部を設置し、当該時刻には事件・事故等がないように各省庁細心の注意を怠るなという指示を出す。 ■そして、運命の日―。当該時刻に人々が一斉に消失する。ありとあらゆる場所から人々が消え去った。だが、東京都内にほんのごくわずかの人々(13名)がなぜか生き残っていた。彼らは生き延びるために行動を共にする。そして謎の現象を解き明かそうと努力する。消えた人々はどこにいるのか。そしてそもそも何故自分達だけここにいるのか。謎が謎を呼ぶ中、大地震や水位上昇が起こり、生存者の命がけの行動が始まる。 ■果たして彼らは元の世界に戻れるのか? それとも人類はこのまま滅びるのか? そして一定時間の後に起こるという謎のゆり戻し現象とは? 全ては読んでのお楽しみ。手に汗握る東野圭吾の極上SFミステリ。推薦します。 | ||||
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■西暦200X年。日本時間で3月13日13時13分13秒から13秒間、宇宙全体が《P−13現象》に見舞われるという情報が政府中枢にもたらされる。これはブラックホールの影響により、宇宙にひずみが生じ、時空間が13秒空白に陥るという現象だ。仮に13秒全ての時間が静止(或いは跳躍)しても人類全体が同一現象に遭遇するから問題はない筈だが、未知の事象故、正確な予測は不可能。人体や自然界への影響も不明だ。政府は社会不安やパニックを考慮し、公表を控える判断をする。ただし対策本部を設置し、当該時刻には事件・事故等がないように各省庁細心の注意を怠るなという指示を出す。 ■そして、運命の日―。当該時刻に人々が一斉に消失する。ありとあらゆる場所から人々が消え去った。だが、東京都内にほんのごくわずかの人々(13名)がなぜか生き残っていた。彼らは生き延びるために行動を共にする。そして謎の現象を解き明かそうと努力する。消えた人々はどこにいるのか。そしてそもそも何故自分達だけここにいるのか。謎が謎を呼ぶ中、大地震や水位上昇が起こり、生存者の命がけの行動が始まる。 ■果たして彼らは元の世界に戻れるのか? それとも人類はこのまま滅びるのか? そして一定時間の後に起こるという謎のゆり戻し現象とは? 全ては読んでのお楽しみ。手に汗握る東野圭吾の極上SFミステリ。推薦します。 | ||||
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パラドックス13現象によってこの世界とは異なる 世界に行ってしまう。そこは、地獄のような世界だが 冬樹は生きることをあきらめない。 描き方がうまいのか、登場人物たちといっしょに そこで試行錯誤してどうにか生きていこうと一緒に 生活しているような気分になる。そして、困難な状況なのに 俺もこんな世界にいきたいなと思えてくる。 | ||||
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パラドックス13現象によってこの世界とは異なる 世界に行ってしまう。そこは、地獄のような世界だが 冬樹は生きることをあきらめない。 描き方がうまいのか、登場人物たちといっしょに そこで試行錯誤してどうにか生きていこうと一緒に 生活しているような気分になる。そして、困難な状況なのに 俺もこんな世界にいきたいなと思えてくる。 | ||||
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「数学的矛盾を読み解く」というミステリ的な感じではなかったが、ほとんどの人間や動物がいなくなり、常識が通用しない世界で何とかしようとする人間の様子がおもしろかった。懸命に生きようとする人間、絶望して死のうとする人間、生きることを諦めて素直に時間が過ぎるのを待つ人間など、極限状態での人間の様子がリアルに描かれていて最後まで楽しめた。個人的には、「どんな世界でも生きているものはいつかは死ぬ。大事なのはどう生きるかということ。生きる意味を知るにはただひたすら生を求めるしかない」という、誠哉の生に対する強い意志が印象に残った。 | ||||
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