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パラドックス13
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パラドックス13の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 41~60 3/9ページ
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状況はどんどん変わっていくのだが、最後まで先が読めずに、どうなってしまうのかと思いながら読みました。 | ||||
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過去や未来にタイムスリップする映画や書物がありますが、現実性のなさがあって馴染めません。本書も最初から最後まで違和感を覚えながら読んでいました。 ただ人類が作り上げた街というものが自然災害にいかに脆弱であり、道路がなければどれほど苦労するかなど、いろいろ考えさせられるものでした。 「存在してはならないところに知性が存在する場合、それを消すように時間や空間が働く」という法則が存在するかどうかは別として、「人類の発展」とは何なのかと考えてしまいました。 | ||||
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登場人物の行動や会話に最後まで違和感があり感情移入できず。以下、ネタバレ。おばあさんが頭打って失神しただけで安楽死って。災害時に看護師が筋弛緩剤を選んで持ち出す意味が分からない。インフルエンザがまるでエボラ出血熱のように書かれてる。休んで栄養補給してれば治る。特にインフルエンザの症状と描写があっていない。もっと色んなことをちゃんと調べて書いてほしい。そもそも、13秒のうちに都内で13人も死なない。それでは、1秒に1人死んでる計算となり、24×60×60=86400人も1日の都内で死んでることになる!後は、食料問題とかイヴ発言とか気になることが多すぎ。東日本大震災や御嶽山の噴火、ゲリラ豪雨など本以上の事が現実に起こっているけど、日本人はそんな時でも他人を思いやったり争わず協力しあうということが分かったから余計に登場人物たちの優しさを感じない高圧的な会話や行動が現実味がないのかもしれない。登場人物の背景も浅く、何も残らなかった。 | ||||
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P-13現象で東京に残された男女. 次々を起こる天変地異を乗り越えて真相にたどり着くが,元の世界に戻ることはできるのか? P-13現象の結果として生じる変化は,理系出身の東野氏らしくかなり詳細である. その上で,人間の心理や価値観,集団生活やリーダーシップのあり方,死生観など, 極限状態だからこそ炙りだされる人間の姿を描いた意欲作であり,考えさせられる部分も多い. 一方で,結末は少々説得力がなく,ハリウッド映画的な予定調和の印象は否めない. P-13現象が独創的なのだから,結末もそれに見合った意外性を用意してほしかった. | ||||
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残念ながらというか、やはりというか「パラドックス13」が一体全体どんな現象なのかはアンポンタンな私にはさっぱりわかりませんでしたが、そんなことは、どうでもいい話で「壊滅した大都会でのサバイバル人間ドラマ」として十分楽しめる大娯楽作でした。 登場人物は11人ですが、どの人物もきちんとキャラクターが描かれており、いちいち感情移入してはドキドキハラハラが 続きました。(全然描けていないと書いている方もいましたが・・・)かなりの厚さの本でしたが、目まぐるしいスリリングな展開で ページをめくる手が止まらず、実質3時間ちょっとで読了してしまいました。「映画化を前提に描かれた作品だ」と評している方もいましたが、まあ「2012」なんてモノすごい映画もありますから不可能ではないでしょう。でも、日本映画の技術・財力ではどうなんだろうとも思ってしまいます。因みに私がぼんやり考えた配役は刑事兄弟は兄貴が堤某、弟が妻夫木某、女子高生が黒木メイサてなかんじなのですがいかがでしょうか・笑 | ||||
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SFとして細部にこだわって読むと抜けている感があるけれど、そういった所にこだわらず軽く書かれている分、話の展開や物語のテンポがよく、面白くて一気読みしました。 アダムとイブ発言もそんな環境に置かれたら仕方のない発言だろうとはおもうのですが、セックスとかレイプとかそういった場面や言葉を使わずに、物語を進めてほしかったです。 その部分さえなければ中学生の子供にも読ませたいと思うと残念でした。 | ||||
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面白い!おもしろい!おもしろーい! このスピード感、設定に対する論理的説得力、 グイグイ引き込まれる世界観、 どれをとっても最高峰。 単行本でも読んだけど、何度読んでも面白い。 常に東野圭吾は読者の1歩2歩先にいて、 それでいて進化の一途をたどる。 東野圭吾は日本の宝だ。 | ||||
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次から次へと展開が早く、意外性もあり、どんどん作品に引き込まれました。 | ||||
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この世界観に没頭しすぎて、先を読みたくて読みたくて仕方ない、という感覚。 久しぶりに見応えのある小説だった。 これを読む前に木下半太の『サイバー23区』を呼んでたので、すんなに入れたのかも。 原因は違うにしても、同じように都会が壊滅状態になっていて、書き手によってこういう風に変わるのか、という点もおもしろかった。 | ||||
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フィクション色の強い作品という点で、 プラチナデータ辺りと同系列かなと思います。 まあプラチナデータみたいな特殊な人間が主人公じゃない分、読みやすいです。 が、同様にフィクション色の強い「秘密」や「時生」のように、 強烈な読後感を残すような作品でもなく、 良くも悪くも読みやすい作品に終始しています。 穿った見方をすれば、 映画化とかされる前提で書いたんだろうなというエンタテイメント寄りな作品で、 深さは無いです。 | ||||
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13時13分13秒に突如人類が消えた…残された10名が奔走する疾走感に満たされた物語 http://on-the-road.co/?p=1188 | ||||
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パーティは13人で、その内5人の女性陣は「ナース、JK、人妻、幼女、老女」と、 如何なるマニアックな男性読者のニーズにも応えられる、幅の広いラインナップを調達 しており、作者の柔軟な性癖を惜しげも無く開陳されているようで関心至極。 彼女らがフェロモンをムンムンとまき散らすものだから、男性陣の中には辛抱たまらず レイプ未遂をやらかすメンバーまで表れる始末であり、きわどい内容にハラハラした。 特に主人公格の久我(弟)は警官であるにも関わらず、もう少しで未成年JKに手を出し かねない寸前の所まで行っており脱法ギリギリのモラル崩壊警官として断固告発したい。 殺伐とした男性陣にあって唯一「三の線」を行く憎みきれない肥満体。それが太一だ。 皆の頭が徐々におかしくなっていく中、ただ一人太一だけは女の尻になど目もくれず 常に高等なグルメ志向を貫いており、ご一行で最も精神的に貴族に近かったと言えよう。 | ||||
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夕方から読み始め、思わず読みふけり…止まらず朝方まで一気に。 どっぷりハマります。 | ||||
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『P-13現象』の理屈はよくわからなかたし、不可解な部分もあったけど、とても良くて、誰しもが読む作品だと思った。 それは「面白い」からというよりも、誰しもが考えなければいけないことを語っているからだ。 一番強く感じたことは、「生き抜く努力を最後まで忘れてはいけない」ということだ。 どんな逆境に立たされても、必ず好機は訪れる。 だけど、それは生きていればこそ、だけど死んでしまってはその確率は0になってしまう。 だから生き抜く努力を最後までしなければいけない、そう作品全体から感じさせられた。 だけど、「そんなのは綺麗ごとだ」と思ってしまう立場に立たされている人はいる。 そんな人に、死ぬのを止める権利は、自分にはない。 だからこれは、私からの「お願い」だ。 この本を読み切るほんのわずかな時間だけ思いとどまってほしい、と。 | ||||
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書店から直で購入したように状態の良いしょうひんでした。ありがとうございます。 | ||||
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最高に面白かった!読み出しで既に主人公やその兄が死んでいることはすぐに読み取れたがどのようなストーリーでどんな結末になるのかとドキドキしながら読むことができました、 | ||||
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え、このパラドックス13は理論的におかしい? 理系としては認めるわけにはいかない? そんなことを言い出してはいけません。 いぃんです!(カビラジェイ風(古い?)) パニックサスペンス?になるのでしょうか。 極限状態で人間がどういう心理状態になるか、を描いているんだと思います。 正論やルールが役に立つように見えて、最後には人間は感情で動いてしまう。 それが良いわけでも悪いわけでもない。 とても面白かったです。 東野圭吾は本物ですなぁ。 「屋上ミサイル(伊坂幸太郎のバッタモン)」の後だったので、偽者との違いが際立ちました(核爆)。 星五つ。 | ||||
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この作品は映画化が前提なのでしょうか?読んでいて映像がやたら浮かびます。東野作品にしては最後が予想通りにはがっかりしました。ただ流石は東野らしく最後までハラハラし通しでした。また殺人もないので(東野の作品の殺人はいつも無理があると感じています)違和感はありません。ただやたら人は死にますが・・・・ | ||||
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一種のパニック映画みたいな話である。ミステリーの要素は薄くあるが そこは本題ではない。 後半、パラドックス13の解説があるが、たぶん詳しい人にとってみたら ありふれた話だと思うし、物理学?に疎い自分から見たらおぼろげになんとなく わかったって感じだった。 それよりもこの話は人間ドラマだと思う。主人公格の兄が途中で生き残りの メンバーの前で、ここには法律もなにもない。自分達で善悪を決めるんだって 言っていたのがとても印象に残った。 途中でヤクザの人間をメンバーに加えるかどうかを判断する時に 少しネタバレになるが、まえの世界では一般通念上「ヤクザ」というのは アウトローで、建前上は法律違反の存在だが、自分達以外は生き残りがほぼいない 社会が崩壊したもう一つの世界ではそんなものは関係ないとなる。 もしかしたら、ヤクザの方が力があって、身内になら仲間思いだしピンチの時には 頼りになるのかもしれない。 法律も文明も崩壊した世界では、基準なんてなにもないのだ。 全部自分の頭で考えて決めなきゃいけない。この考えには舌を巻いた。 「生きる」というシンプルな問いに対する答えはいつだって単純なんだと 思い知らされた。 東野圭吾の小説を読むといつだって必ず人の、いや社会の表と裏が丹念に 書いてある。それもしつこくねちっこく。 なので、読者はまたかよもうわかってるよって思っても、やっぱり見逃せない。 それは現実社会ではそう思っていても、既成事実とか当たり前の発想などに 縛られてしばい、人間が本来持ってる。邪悪さとか矮小さを忘れてしまう。 それを東野圭吾は、この一種のパニック状態を作りだすことによって 集団心理の脆さ人の弱さが、じんわりと、しかしほどよく押しつけがましくなく でてきて、好感を持った。 この人間達の自然に出てくる追い詰められた時の浅ましさを見て イライラしながらも、これが人なんだなと思った。 トリックは今イチだったけど、おもしろかった。また読みたい。 | ||||
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東野圭吾さんによるSF色の強い作品。 P13現象という宇宙やら数学やら??難しい理論が出るのかと思いきや殆ど出ません。 むしろ東京から人が殆どいなくなったらどうなるのか? 大災害が連続してどれだけ都市が耐えることが出来るのか? 仮にしたシュミレーションを元にした状況下でどうやって生き残っていくのかを 表現している作品だと思います。 ただトリックだのあっと驚くオチだの多くの東野作品とは違う面が多いです。 (舞台の設定上仕方ないのでしょうけど) 避難する→限界が訪れる→避難するの繰り返しが多く・・またかよと思うかも。 ちょっとダラダラと長いと感じることもあるかもしれません。 | ||||
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