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ダイイング・アイ
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ダイイング・アイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 81~100 5/6ページ
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確かに、ホラーを書きたかったのか?という感じもあるが、東野圭吾は結末としてホラーは描かない、「不思議だね」で終わる作品は書かない、人間の精神以外の何かに物語をゆだねたりしない、それが彼の書き方だと思っている僕には、裏切られるような作品ではなかったです。 ズバリ東野圭吾!と言った作品ではないけど、一気に読めて楽しめる作品でした。 作品の雰囲気そのものに、夜の匂いがあるので、やはりおしゃれに感じるところはあります。彼の作品にしては性描写がリアルに描かれているが、これも人物を描くためので、非常に効果的。 | ||||
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確かに、ホラーを書きたかったのか?という感じもあるが、東野圭吾は結末としてホラーは描かない、「不思議だね」で終わる作品は書かない、人間の精神以外の何かに物語をゆだねたりしない、それが彼の書き方だと思っている僕には、裏切られるような作品ではなかったです。 ズバリ東野圭吾!と言った作品ではないけど、一気に読めて楽しめる作品でした。 作品の雰囲気そのものに、夜の匂いがあるので、やはりおしゃれに感じるところはあります。彼の作品にしては性描写がリアルに描かれているが、これも人物を描くためので、非常に効果的。 | ||||
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冒頭の事故の描写がなんとも恐ろしい。 その事故をきっかけに壊れていく人間たちの様子もリアルで怖い。 個人的には少し強引と思える部分もありましたが、作品としてはまとまっていました。 とにかく不気味な、嫌な、自然と寒空で身体を震わせるような怖さ。 小説でこれだけの怖さを味わせることが出来るのは凄い。 でも確かに「ミステリー」ではなく「ホラー」と言った方が正しいような気がします。 | ||||
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冒頭の事故の描写がなんとも恐ろしい。 その事故をきっかけに壊れていく人間たちの様子もリアルで怖い。 個人的には少し強引と思える部分もありましたが、作品としてはまとまっていました。 とにかく不気味な、嫌な、自然と寒空で身体を震わせるような怖さ。 小説でこれだけの怖さを味わせることが出来るのは凄い。 でも確かに「ミステリー」ではなく「ホラー」と言った方が正しいような気がします。 | ||||
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最後まで読者をぐいぐい引きつけるストーリー展開は、さすが!の一言ですね。 普段、本を読まない方にも楽しんでもらえるような、読みやすい本になっています。 衝撃的なプロローグも良いし、エピローグもスッキリできて良かったです。 ただ、何と言ったらいいんでしょうか。 人物設定が薄っぺっらいというか、どの登場人物にも感情移入できないと言うか。 単純に文字を追っただけで、残念ながらなんだか印象に残らない作品でした。 | ||||
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お話の内容が怖かったのは勿論、人間の怖さも思い知りました。 でも大人なら少なからず誰もが持っているだろう『黒』の部分。 もしかすると誰もがそれぞれの登場人物の立場に立ってしまう可能性はあるのかもしれない。 1人でも多くの人に知って欲しい作品でした。 | ||||
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最後まで読者をぐいぐい引きつけるストーリー展開は、さすが!の一言ですね。 普段、本を読まない方にも楽しんでもらえるような、読みやすい本になっています。 衝撃的なプロローグも良いし、エピローグもスッキリできて良かったです。 ただ、何と言ったらいいんでしょうか。 人物設定が薄っぺっらいというか、どの登場人物にも感情移入できないと言うか。 単純に文字を追っただけで、残念ながらなんだか印象に残らない作品でした。 | ||||
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お話の内容が怖かったのは勿論、人間の怖さも思い知りました。 でも大人なら少なからず誰もが持っているだろう『黒』の部分。 もしかすると誰もがそれぞれの登場人物の立場に立ってしまう可能性はあるのかもしれない。 1人でも多くの人に知って欲しい作品でした。 | ||||
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霊 催眠術 記憶喪失とサスペンスには反則に近い要素が東野圭吾らしくないような気がした。 しかし、それがいい風に働いていたように思う。 事件の犯人・被害者・関係者の繋がりや表現の上手さは安心して読めた。 今現在世間で問題視されている交通事故・飲酒事故・刑の軽さなど被害者と加害者の考え方にも当然違いがあり気持ち悪い想いが残る。 1日で読めた。 | ||||
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霊 催眠術 記憶喪失とサスペンスには反則に近い要素が東野圭吾らしくないような気がした。しかし、それがいい風に働いていたように思う。事件の犯人・被害者・関係者の繋がりや表現の上手さは安心して読めた。 今現在世間で問題視されている交通事故・飲酒事故・刑の軽さなど被害者と加害者の考え方にも当然違いがあり気持ち悪い想いが残る。1日で読めた。 | ||||
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東野圭吾の本は『夜明けの街で』等、比較的現実的で自分に置き換えて読むだけ、のめりこんでしまうものが多かった。今回のダイイング・熊は、前半の展開はワクワクしたが、後半が進むにつれ、「なんだこのありえない展開は・・」とちょっと肩透かしを食らった。 この本は、新刊なのでしょうか?最近の作風と若干違う気もしますが。 | ||||
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東野圭吾の本は『夜明けの街で』等、比較的現実的で自分に置き換えて読むだけ、のめりこんでしまうものが多かった。今回のダイイング・熊は、前半の展開はワクワクしたが、後半が進むにつれ、「なんだこのありえない展開は・・」とちょっと肩透かしを食らった。 この本は、新刊なのでしょうか?最近の作風と若干違う気もしますが。 | ||||
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プロローグで、凄惨な交通事故場面が描かれる。まずここで気味悪さの先制パンチ。 その後、慎介が記憶喪失に陥る設定は、ミステリーの王道パターン。謎めいた女の登場、消える同居人、周辺人物たちの不審な行動…と、牽引力のあるストーリーが展開する。印象的な小道具やセリフがカチッとジグソー・ピースを当てはめていく。全体に漂うホラー・テイストが効果的。 東野作品じゃなかったら、大満足の合格点である。ただ、せっかく慎介がバーテンダーなのに、カクテルが全く小道具に使われなかったのはもったいない。女の行動目的が、いまひとつしっくりしない。そんなかすかな不満が、ないこともないのです。 | ||||
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プロローグで、凄惨な交通事故場面が描かれる。まずここで気味悪さの先制パンチ。 その後、慎介が記憶喪失に陥る設定は、ミステリーの王道パターン。謎めいた女の登場、消える同居人、周辺人物たちの不審な行動…と、牽引力のあるストーリーが展開する。印象的な小道具やセリフがカチッとジグソー・ピースを当てはめていく。全体に漂うホラー・テイストが効果的。 東野作品じゃなかったら、大満足の合格点である。ただ、せっかく慎介がバーテンダーなのに、カクテルが全く小道具に使われなかったのはもったいない。女の行動目的が、いまひとつしっくりしない。そんなかすかな不満が、ないこともないのです。 | ||||
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怖いけれど、そうだよなあ、交通事故の加害者は被害者のことを早く早く忘れようとするけれども被害者とその家族は一生忘れることはできない・・・不条理な死をどのように受け止めていくのか・・・ホラーのような出来栄えですが、この本にも作家東野圭吾の姿勢がまた貫かれていて、うーんやっぱり東野、最高です! | ||||
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怖いけれど、そうだよなあ、交通事故の加害者は被害者のことを早く早く忘れようとするけれども被害者とその家族は一生忘れることはできない・・・不条理な死をどのように受け止めていくのか・・・ホラーのような出来栄えですが、この本にも作家東野圭吾の姿勢がまた貫かれていて、うーんやっぱり東野、最高です! | ||||
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東野圭吾は、工学系大学出身者ならではの、 緻密な仕掛けを使ったミステリーが多いが、今作は一転。 「催眠術」、「霊」、「怨念」といった科学的根拠のない言葉がキーワードとなる。 (ただ、岸中玲二が作り上げたマネキンを裏付けるシーンは相変わらず専門的でスゴイ。) とにかく、いつもの理系攻めの東野節にはなく、 フワフワしたストーリーが進んでいく。 そして、慎介が記憶を取り戻し始めてからは、 いつものように、エンディングまで疾走感たっぷりで突き抜ける。 また、読後もいつもと違う味わいを残す。 「交通事故で、突然命を失った被害者の想いとは?」 「万引きと同列の罰しか科されない加害者の現実とは?」 そんな社会的問題を突きつける。 こういう読後感を残す東野作品は初めてで、 心をえぐってくるような強さを感じた作品だ。 | ||||
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謎が非常に多いため、眼前に霧がかかっているかの様で、早く続きを読みたくなる。 そして、読み進んで、霧の中から現れたものは、本当に怖い。 表題は、内容を見事に反映している。 何も幽霊話ではない。 いつ、自分が当事者にもなりかねない、死亡交通事故にまつわる話だ。 主人公が本文中で考える様に、事故処理がビジネスライクになされ過ぎる。 被害者の心情に対する償いすら、金銭という形で、かなり形式的に処理されてしまう。 本書は、こんな交通事故処理の在り方に、最大限に抵抗しているかの様だ。 眼を象徴的に取り上げてはいるが、本質は、眼のさらに奥にある。 本作品は、小説雑誌に約1年間にわたって連載されたらしい。 私もいくつかの小説雑誌を読んでいるが、連載作品のうちいくつかは、次号の発売が待ち遠しい。 本作品の様に、一刻も早く先を読みたくなる作品を、雑誌の連載で読まれた方は、さぞ待ちくたびれた事だろう。 本文中に、「眼に引き込まれる」という表現がある。 同様に、本書に引き込まれる。 | ||||
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謎が非常に多いため、眼前に霧がかかっているかの様で、早く続きを読みたくなる。 そして、読み進んで、霧の中から現れたものは、本当に怖い。 表題は、内容を見事に反映している。 何も幽霊話ではない。 いつ、自分が当事者にもなりかねない、死亡交通事故にまつわる話だ。 主人公が本文中で考える様に、事故処理がビジネスライクになされ過ぎる。 被害者の心情に対する償いすら、金銭という形で、かなり形式的に処理されてしまう。 本書は、こんな交通事故処理の在り方に、最大限に抵抗しているかの様だ。 眼を象徴的に取り上げてはいるが、本質は、眼のさらに奥にある。 本作品は、小説雑誌に約1年間にわたって連載されたらしい。 私もいくつかの小説雑誌を読んでいるが、連載作品のうちいくつかは、次号の発売が待ち遠しい。 本作品の様に、一刻も早く先を読みたくなる作品を、雑誌の連載で読まれた方は、さぞ待ちくたびれた事だろう。 本文中に、「眼に引き込まれる」という表現がある。 同様に、本書に引き込まれる。 | ||||
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東野さんは本書以外にも交通事故をテーマにした小説を書かれていますが 本書は、1.交通事故で人を死なせることはどういうことなのか? 2.人が死ぬときにその魂・その心はどうなるのか?をテーマにし、得意 のミステリの要素も絡めて描かれています。 母娘の魂が入れ替わる「秘密」と前後する10年程前に週刊誌に連載され たものですが、多くの東野さんの作品らしくなく、主人公に人間的な魅 力が全くありません。 もう少し言えば文章に書かれていなくても、近著「夜明けの街で」の主人 公の不倫相手(もう1人の主人公)のように魅力がある人間なんだろうと 想像することもできません。 そのことが読んでいる間頭から離れず、東野さんはなんでこんな作品を 書いたのだろうとずっと不信に思いながら読み進めましたが、交通事故 が一つのテーマになっており何も事故をする人は特別な人である必要は なく、どちらかと言えば人間的に魅力に欠ける、普通の人物を主人公に することで、年間に1万人もの死亡者を出している交通事故、しかし、 人を殺しているにも拘らず3年程度の執行猶予ですまされる死亡事故の 事実を読者(=普通の人)にも深く考えて欲しくて、あえてそうした のかと途中から思い、納得することができました。 そして、これが全て正しいとは思いませんが、人が死ぬときの心の行方、 その人の目が宿す力について東野さんが出した、自分では想像すること のない一つの衝撃の結論と合わせて考えて、「秘密」「白夜行」等の 傑作には及びませんが、☆5つ(=十分に読み応えがある)としました。 | ||||
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