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われはラザロの評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.50pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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フィジカルな死者のいる世界
突き抜けた不在
「われはラザロ」は、1945年の作品で、「アサイラム・ピース」に続く短編集ということになる。前作と異なるのは、舞台がサナトリウムではなく、そこを出た先のロンドン。社会はすっかり第二次世界大戦の影の下にあるということ。せっかく、サナトリウムを出たのに、帰還兵の内面の世界は、どうなの、って。
それから、「アサイラム・ピース」の冷たくて清潔な世界に対し、本書ではラザロという名前が示すように、フィジカルな死者のいる世界でもある。それでもカヴァンはカヴァン。
いつでも終末と隣り合わせの彼女の世界が、もっと翻訳されますように。