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手紙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全427件 241~260 13/22ページ
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またも映像化されている作品です。 私は見ていませんので映画ではどんな話になってるのやら? 沢尻エリカは可愛すぎだと思うけど。 このお話は肉親のいないたった二人の兄弟のお話です。 始まりは身体を壊して思うように働けなくなってしまった兄が、弟をどうしても大学に行かせたくて結局は強盗殺人を犯してしまいます。 そして兄は刑務所に入ってしまいます。 その為、弟は独りで生きていかなくてはいけなくなり働き出します。 そして新しい道を切り開くたびに犯罪者の弟ということで道を閉ざされてしまいます。 読んでいると弟に感情移入するのですが、この物語の終盤の弟の考えがちょっと分かりづらいです。 電気メーカーの社長の言いたい事は分かるんだけど、はたしてそれが最良の道なのか。 罪を犯せばその分罰があるとは思うけど、たった独りの肉親に対して縁を切る事はできるのか? でも最後の弟の行動はいったいどういう考えなのか、私一人で考えてても答えが出ないんですよね〜。 | ||||
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犯罪加害者の弟を通して、必死に生きる青年の葛藤を描いた力作です。 純粋無垢な高校生が徐々に、狡猾に社会と渡り歩くことを覚え、そして兄との絶縁を決意するまでの心の描写は何とも秀逸。それらはすべて社会の中で、人並みの自由と幸福を切望するための、生きる選択。この心理描写がこの小説の醍醐味です。これらは、青春小説として読むのが良いのではないでしょうか。自我や社会との接点とともに、自らの家族を疎ましく思うあの感情。その周辺で変わることのない家族からの思い。 加害者と被害者、そしてそれに本人の意思とは全く無関係に巻き込まれてしまった周辺家族が、人間らしさを取り戻すまでの再生とすると、少し心理描写に物足りなさを感じてしまいます。それはややデフォルメし過ぎともいえる不幸の設定が、その部分を相対的に希薄なものにしてしまっているからかもしれません。母子家庭、恋愛と恋敵、職場、結婚、そして子供。人生ゲームのように進んで行きます。それに対応する多彩なチャンスカード。女性を惹き付けてやまない容姿、メジャーデビュー、逆玉、社長からのアドバイスに、イマジン。 実際に犯罪に巻き込まれた家族の方々は、この小説を通して私が伺い知ることのない、苦悩と葛藤を日々抱えていらっしゃることと思います。 | ||||
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普段ワイドショーでは犯罪加害者家族の その後はスポット浴びないですが、 実際きっとこんなかんじでどこへ行ってもレッテルを貼られ 差別を受けるんだろうなぁと、いかにその境遇が不遇であっても やりきれなくて悲しくなってきました。 加害者家族もその罪の責任を背負わされるということを 犯罪を犯そうとする人は考えて欲しいですね。 由美子が社長に送った手紙は感動のあまり涙しました。 また最後の弟の手紙は長い苦悩の末やっと本音が言えた、と。 兄の答えも納得のいく答えでした。最後のシーンは泣けました。 実に重いテーマです。社会派小説が好きならぜひ。 | ||||
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本書は、犯罪加害者の家族(特に弟の直貴の人生にどう影響するか)を描いたものです。 もし、殺人者の親類が現れたときに、自分は彼らを差別しない自信はないだろう。変な違和感といいますか、何か意識してしまうことがあるだろう。騒がず、何も内容に扱うんだろうし、当事者になりたくないといって避けるだろう。 殺人を犯すということは、自分のみならず、加害者家族の社会的な死を意味する。だから、加害者家族が社会的に差別を受けるのは、ある意味においては当たり前なのだ。つまりマイナスからのスタートになる。それを解消するには、一から社会的なつながりをひとつずつ築く必要がある。 主人公の直貴は、兄の殺人を抱えながら生きていかなければならない。うまくいったかと思ったら、兄の殺人がばれた途端地獄へ突き落とされるような日々が続いている。家族を持ったとき、どう生きるのかを決めないといけないんだろう。家族を守るためにはどうすればいいのか。兄とどう折り合いをつけていくのか。 やはり、兄と精神的につながりを断ち切ることは出来ないんだよね。兄の最後の手紙や刑務所でのボランティアを見ると明らかである。最後では、何気なく兄とつながったんだろう。最後は感動したなあ。 | ||||
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弟が大學に進學するための費用をなんとかして作りたいと働く兄。 しかし、ハードな仕事で腰を傷めてしまひ、日々の暮しを支へるだけで精一杯。 魔が差したといふのだらう。 以前に引つ越し屋の仕事で行つたことのある裕福な家に空き巣に入つたのだが、そこには老婦人がゐて、その老婦人を殺してしまつた。 弟はその後の人生の至る所で、兄が殺人者であることによつて不利益を被る。 さうした經驗を重ねるに從つて、兄から毎月送られてくる手紙が次第に、弟にとつて不愉快なものに思はれてくる。 そして、弟は結婚し家族が出來ると、つひに兄に手紙を出すのだ。 「この手紙は私から貴方に送る最後の書簡です。また今後は、貴方からの郵便物は一切受け取りを拒否いたします。」 綺麗事ではなく、實際にさういふ境遇になれば、弟の決斷は非難することは出來ないだらう。 さうは思ひながらも、わりきれない、哀しい思ひに捉はれてしまふ。 弟は兄が殺した老婦人の息子のもとへ謝罪に行く。 氣にかかりながらも、兄の行爲を詫びることになかなか踏み切れなかつたのだが、兄の事件を自分の中で清算するためには避けて通れないのだつた。 そして、弟は、そこで兄が被害者の息子に出した手紙を見せられる。 その最後の手紙を讀んで、弟が取つた行動は・・・ さすがに東野圭吾である。 讀者のわりきれない思ひをそのまま放置はしない。 ジョン・レノンの「イマジン」のイントロがいつまでも流れてゐる。 やはり、人といふものはかうであつて欲しい。 | ||||
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直貴。 殺人の罪で刑務所に服役している兄をもつ。 直貴は、兄が殺人を犯したということで、周囲から疎んぜられる。 何かが、成功しそうになっても、もろくも崩れ去っていく。 「幸せ」を決してつかむことができない人生。 直貴自身が罪を犯したわけではない。 再度確認するが、兄が罪を犯したのだ。 しかし、社会は決して直貴を受け入れようとしない。 社長が、一本一本人と人との絆を紡いで信用を得ていくことで社会に少しでも理解されるように なるのではないか、というような言葉を発したときはそうかもしれないと思った。 しかし、殺人をした兄という、あまりに甚大な出来事に対して、 直貴がオープンにしたところで容易に受け入れられるものではない。 大多数が受容できない。 実直に生きることの価値について考えさせられた。 今度は、「兄が殺人をした」という事実を隠しながら生きていくことを選択する。 実直な生き方をしないことに対して、後ろめたい気持ちはあるが、 家庭を守るための直貴の選択は間違ってはいないと思う。 様々な苦しみを経験しながら、選択したのであるし、必ずこうした方がよいという マニュアルは決して存在しない。 本書の最後に、直貴は千葉刑務所でコンサートを開くくだりが書かれている。 兄に絶縁状を書いたので、もう二度と会いたくないという心情だったに違いないが、 直貴が、兄の罪から逃げることなく、殺人を犯した家族のところに謝罪に行く場面がある。 直貴は、兄が刑務所から被害者宅に手紙を出していたことをそのときに知る。 そのことでいろいろな気持ちを抱いた。 それもあって、以前の音楽の関わりもあって、刑務所で慰問コンサートをすることになった。 これは偶然ではなく必然であった気がする。 刑務所でコンサートを開くことの意味を直貴はどう理解していたのか。 そのコンサートを聞く兄は何を思ったのか。 「手紙」は、手元に残る。 筆跡からも、気持ちを考えることができる。 「手紙」がこのストーリーの中でもつ意味は果てしなく大きかった。 | ||||
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おもしろかったです。読みはじめからグッと惹き込まれ、 途中で止められず最後まで読みました。久しぶりに おもしろい小説を読んだ感じの満足感です。 身内の犯罪によって、どれだけ人生が狂わせられるか・・・ いくつかの実際の凶悪犯罪を思い浮かべました。犯人の弟は 就職などのとき、兄の事を隠すべきか公表すべきか・・・ 考えさせられます。未読の方はぜひどうぞ。おすすめします。 弟には、兄のことを話しても受け入れてくれる本当の味方が 2人いるのでよかった。 | ||||
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兄弟だけの家庭を守るために兄は必死に働き、ついには犯罪にまで手を染めてしまった。弟に対する思いから犯してしまった犯罪は兄の想像を超えて凶悪犯罪となってしまう。 この本は強盗殺人という凶悪犯罪を犯した弟の人生を描いた作品。主人公は凶悪犯の弟という理由だけで進学、恋愛、就職と次々に運命が閉ざされていく。 獄中からは毎月、弟を思う兄の手紙が届く。弟を愛してやまない兄。 しかし、その兄によって運命が閉ざされていく弟。 人は宿命とどう付き合い、生きていけばいいのか、また人の絆とは何か、ということを問いかける作品です。 凶悪犯罪犯の弟として生きる人生の苦渋を描いた名作。 150万部も売れているらしいです。 | ||||
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東野さんの本、好きかも!! って思いました。 今まで読んだ東野さんの本は、はずれがないもん! 手紙は、すごく色々考えさせられる内容。 兄が殺人犯であることに苦しめられる主人公。 そして、まったく関係ないその妻と子ども。 差別はいけないんだって教えられるけど、 必要な差別だってあるんじゃないかってちょっと思っちゃった。。。 いや、もちろん差別はいけないんだけどね。。。 場合によっては。。。というか。。。 上手くいえないけどね。 人の幸せを奪った人は、 やっぱそれなりの苦しみを味わう必要がある。 人の幸せを奪った自分は、 もっともっと自分に厳しく生きなきゃいけない。 やったことが倍になって自分に返って来るってのは、 本当なんだなぁと実感。 いいことも悪いことも、、、 悪いことはしちゃいけない。 人の幸せを奪っちゃいけない。 人に幸せを与えられる人になりたい!! | ||||
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被害者だけでなく加害者の家族もまた犯罪で苦しむ。 このことが痛いほど理解できる作品でした。 「殺人犯の弟」というだけで差別、避けようとする人々。 こうした態度はもちろん理屈を考えれば理不尽といえますが、やはり、中にはそういう態度をとる人もいるでしょう。 あの社長の発言には説得力があります。 「差別」や「いじめ」に対する偽善的な考えを許さないような作品ですね。 ただ少し疑問に思ったのですが…、今の時代は奨学金制度が充実しているので、入学金と敷金、礼金さえあれば、 あとは奨学金とバイトで(学費、生活費、家賃全て)賄うのは不可能ではありません(実際そうして私立大学に通ってる知人がいます)。 兄の犯行はかなり短絡的だったのでは…。 あるいは設定が数十年前なのでしょうか。 まあとにかく非常におすすめの本です。 | ||||
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兄が弟を思う気持ちから強盗殺人を犯してしまったために、 兄弟は、強盗殺人犯とその弟としてそれぞれ人生を歩む。 その苦悩を描いた作品。 弟には何の罪も無いにもかかわらず、ただ強盗殺人犯の弟というだけで、 就職、恋愛、夢にことごとく失敗していく。 そして、弟は新たな家族を守るために、非情ともいえる決断を下す。 とても面白い小説です。 | ||||
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答えを出さないところがいい、というレビューを読んで、 ああ、本当にそうだな、と思いました。 この作品、謎解きがあるわけでもなく、正直、 最初のうちはあまり面白いと思いませんでした。 なにかといえば親なんか捨てる、と息巻くお嬢さんは、 普通の人間が読んでいても阿呆臭いと思いましたし。。 それでも、弟が兄に宛てて書いた最後の手紙には、 泣きました。 ただ、由美子さんって、ちょっとどうかな、と思います。 夫の兄弟のことに、ずいぶん熱心ですが、 自分の親のことは、どうなっちゃってるのよ、とか、 余計なことを、思いました。。。 | ||||
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土曜のわりと空いた電車の中で立って読んでいて、ラスト、思わず目頭が熱くなってしまった。慌てて目にゴミでもはいったかのようにカムフラ−ジュしつつ涙を拭いた。電車の中で感涙するなんて初めてだ。 強盗殺人を犯して服役中の兄を持つ弟。進学、恋愛、就職、ふしめふしめごとに「犯罪加害者の家族」のレッテルが彼を苦しめる。 「差別はね、当然なんだよ」と言う社長・平野の言葉の根は深い。 この本は涙のベストセラーかもしれないが、次から次へと悲運に襲われる主人公の「お涙ちょうだい小説」ではない。罪を犯すとはどういうことか、罪を償うとはどういうことか、考えさせられた。 差別はいけません、いじめはいけませんなどと小奇麗なメッセージを言ってこないし、「正しい答え」を出さないところが良い。 | ||||
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強盗殺人を犯してしまった兄と、その兄のせいで人生が狂ってしまった弟。 テーマはとても重いもので、主人公の心情をうまく言葉では言いあらわせません。 もし私の身近にこんな境遇の人がいたら、私はやはり、避けてしまいそうな気がします。 そんな自分のずるさや情けなさも、ちゃんと受け止めておかないといけないんだなー・・・ なんてことを考えながら読みました。 | ||||
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一気に読みましたぁ。 さらっとしているんだけど。 考えるよぉ。 考えさせられるぅ。 どう生きていくのか、自分の道…。 事件からお話が始まります。 被害者、加害者。それぞれの立場。 取り巻いているその周り、家族のお話でした。 強盗殺人という犯罪を犯し、刑に服す兄。 残されたたったひとりの家族である高校生の弟。 兄から弟への手紙…。 人は加害者にも被害者にもなりうる。 私は、ただ、その狭間に身をおいてしばし考え込むことがあります。 もし?もしも? でも。 やはり、想像では、はかりしきれない。 罪って、罰って、償うって? 更生って。 真には、どうすればいいんだろう。 改めて、改めて。思いめぐらし考えました。 社会のコノ繋がりの中。で。 『社会的な死』と、弟の勤務先の社長が言う。 『自殺』は悪だと言うところから…。 人物の人間性より社会性が会社には必要なんだ。 …と。 『正々堂々』 『イマジン』 もキーワードです。 『正々堂々』についても、考えちゃったな。 文中にもありましたが、自己満足=簡単な道 そのものかも。だから。 また、手に取りたいと思える本です。 | ||||
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強盗殺人を犯してしまった兄を持つゆえに、苦しみ続ける弟を中心に描かれた人間物語。非常に、重いテーマであるが、静かな文体により、重苦しさを感じない。むしろ、その静けさゆえにストーリーが現実味を帯び、こちらにストーリーが否応なく、ひしひしと伝わって来る。 彼ら兄弟が最終的にたどり着いた選択肢は、過酷とも思われるものだが、最後の場面で私は、救われたような気がした。 どんなに苦しくても、決して逃げない弟の生き様にも反省させられるところ大であったが、兄の最後の手紙、刑務所での姿にも教えられるところがあった。 それにしても、凄まじい作品であり、作家である。 | ||||
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犯罪者の弟「直貴」、弟思いの兄...犯罪者「剛志」の苦しみを描いた作品です。 主人公「直貴」は、世の中の差別に苦しみながら必死にもがきます。 何とか人目に付かないように生きてゆこうとします。 挫折を重ねながらも道を踏み外さなかったのは、「由美子」や就職先の社長の存在も大きいのでしょうが、全てを兄や世の中のせいにせず、挫けそうになりながらも踏みこたえる「直貴」の生き方に、感動しました。 人間は知らず知らずの内に、自分を守ろうとします。 差別しているつもりは無くとも結果的に差別している事がかなりあるんだろうなと痛感すると同時に、自分が何を考え、何をしてきたのか突きつけられたようで、色々考えさせられました。 「直貴」が初めて歌った曲「イマジン」は、私も好きな曲ですが、今までその歌詞について考えた事もありませんでしたが、読み終わってから著者がこの曲を使った理由が分かりました。 内容が重い割には、読後のもやもや感はありません。 今年読んだ本の中で最も印象に残る作品です。 是非一読下さい。 | ||||
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弟の大学進学の為にやってしまった犯行。そして殺人。うまく物事が進んでも、必ず最後に兄のコトで差別をされ転落してしまう。非常にマイナス的考えが強いように思えがちな作品ですが、自分におきかえてみてみればとおもいます。自分がもし殺人者の親族だった場合。自分がもし、殺人者の親族と接点をもって、その人のことを殺人者の親族と知ってしまった場合。 この本はふつーに読んで、感動した!とかなんかウルウルしちゃった。とかそういう物語ではないとおもいますよ。今までにこんな社会派の作品は読んだことありません。この世の中でいくどとなくりかえされる犯罪。その影には被害者の家族、加害者の家族、友人、恋人。そのように草の根じょうに別れてその水しぶきがかかっているということ。この手紙は人間物語の最高傑作といっていいでしょう。 | ||||
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初めて東野圭吾を読みました。 「バッテリー」という本を友達に貸したら お返しにこの本を貸してくれたんです。 なんかとっても読みやすくて、 情景がイメージしやすい文章で、 しかも話がそれほど複雑でない。 登場人物もそれほど多くない。 作者は、大阪府立大学の工学部出身だそうだが 理系らしく、すごく組み立てがうまいと思った。 なんかこう、とてもよかったので 友達に、「他に東野圭吾は持ってないか?」 と聞いたところ、「幻夜」という本を 貸してくれました。これまた良さそう・・。 | ||||
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犯罪を犯す事で、犯罪者は自分の罪だけではなく、被害者や被害者家族、そして自分の身内が受ける社会的な苦しみを背負わなければいけないと言う事を。 そして、 その事件に自分が関係はなくても、その様な何らかの関係のある人が自分と接点がある時・・・ そして、その事実を知っている時、 差別をしない自信は無いなと思った。 どこかで、意識してしまうから。 この話の罪はとても重いものだけれど、どんな小さいものでも同じだと思う。 自分の立ち居振る舞いにもっと責任をもたなければ・・・と思わされた。 是非、オススメしたい作品だった。 | ||||
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