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(短編集)
木戸の椿
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木戸の椿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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順番がだいぶ前後してしまいました。これほど昔のシリーズとなるとなかなか順番どおりに読んでいくというわけには参りません。三巻、一巻、そして第二巻という変則的な順番になってしまいました。雑誌への発表の時期は、この二巻は1992年です。ここでは、秀太朗と悪心との関係も半公認という状態になり、秀太朗の鯉屋での振る舞いにも前は見受けられた遠慮というものが見られなくなり、やりたい放題で「居候」というか「用心棒」の生活を頼み始めたというところでしょうか。特に本巻での最初の三話はすべて事件の解決が犯人への一種の金銭的な恐喝(カツアゲ?)という形を取っており、ますますやくざとの境界線がつけにくくなってきています。その他の事件の基本的なプロットもどれも著者の他の作品で一度ならず見たような記憶が残っているようなものが目立っています。案外、発表時期から言っても、この「公事宿」シリーズが著者の他のシリーズものの原型なのかもしれません。 | ||||
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