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死刑台の微笑
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死刑台の微笑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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宗教家のくだりはその通りだと思った。なんでも許すって意味不明だよね。 | ||||
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被告、原告、双方の立場から考えさせられる、かなり読み応えのある作品でした。 中頃の裁判シーンでは、しつこく思うくらいの部分もありますが、だからこそ結末に向かうシーンかイキテくるのだと思いました。 「正義」とは、何だろう? | ||||
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半グレによる4人連続殺人事件(強姦殺人も含む)を被害者女性の母親の視点で描いている。 本当に起きた事件のような気がするほど、構成に違和感がなかった。 ただ、最後で明かされる一人の内情を除いては。 サウスポーだから左利きと決めつけるのは、早計ではないかと思った。 左手首のリストカットは、左利きには不自然と決めつけるのも、病的心理の理解に問題を感じた。 最後の場面で罵詈雑言を投げかけたのも,姉という別の琴線に触れたからではないかとも思えた。 被害者側の視点での解説にはなっていても、本当のところは闇の中という印象を持った。 | ||||
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重いテーマなので読むのに疲れた。被害者の母親が素人ながら、3人の加害者の過去や経歴を丹念に調べていく。加害者に同情できる部分も浮かび上がるのだが、母親は一切妥協せずに怒りを変えないところがいい。淡々とした法曹小説と思っていたのだが、ラストに仕掛けがあることに驚いた。加害者の人権なんて本当に無意味だ。未成年の加害者の将来を提唱する日本から犯罪はなくならない。 | ||||
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なぜ犯罪者はいかに極悪人としても守られるのか 特に少年となると殊更守りが深くなるなんておかしすぎる そして個人的にも加害者を支援する団体には反吐が出ます そんなお歴々に読んでほしいですね | ||||
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誰も幸せになってないしグッドエンドでもないから胸糞は悪いままであるが、とても読み応えがあった。 複雑に絡み合う沢山の事件と人間関係を上手く纏めあげているのは流石、素晴らしい文章構成力。 | ||||
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最初に出てきた痴漢の冤罪で自殺した青年が誰なのか、なんとなく解ってきた辺りから、あっという間に読んでしまった。 読ませる筆力のある良い作品だと思う。 被害者家族に共感できる点があったり、無神経な第三者達の無神経な証言には呆れたりもした。 実際の弁護士がこんなんだったら、相談したくもないな。とも思った。 ただ・・・自分は、痴漢被害の冤罪はゲスの極み(陥れる側が)だと常々思っているので、ここだけは、もっと違ったやり方はなかったのか・・・と。 それでも、被害者遺族の悲哀はしっかりと伝わってきて、色々と考えさせられた。 自分は、罪は同等の対価で償うというのが基本的な考え方だ。 ただ、嵌められる冤罪等があるし、人は心を読めないので、難しいのも理解している。 惹きつけられるものがあるので、是非、皆さん一読を。 | ||||
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内容が深過ぎて面白かったです。作者のファンになってしまいました。 | ||||
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社会派ミステリーでも何でもないただのフィクションミステリー小説です。 意図が良く分からない時系列の書き方や誤字もあったりでちょっと読みにくいですが、ただのミステリー小説だと思えばそこまでつまらなくはないです。 ただ、どうしても少年法や被害者遺族の問題を考えさせようとする内容なのに結末がちょっとありえない・・・ので結局微妙かな | ||||
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実際にあった事件など思い出して少年犯罪のあり方を憂鬱に考えさせられる。被害者と加害者で人権を大切にしなければいけないのはどちらなのか?私も常々報道を見て思っているのでこの作品を読んで作者さんの言いたい事が良くわかりました。 作者さんの臓器シリーズ以外の作品を読んだのは初めてでとても興味深く拝読いたしました。 | ||||
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こういった少年法関係のストーリーだと加害者少年も実は被害者みたいなものが多いが、この作品は出てくる加害者少年が全て本当のクズで鬼畜ばかり。しかも、そんな社会のゴミやそれ擁護する団体に出来る限りの報復も行うところは読んでて気持ち良かった | ||||
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被害者遺族と少年法に焦点をあてた着眼点は良いと思う。だた、被害者の復讐という点があまりにも アイデアに走りすぎ、凝りすぎてかえって小説としての魅力が半減してしまっている。 何よりも少年たちを醜悪に描きすぎ、被害者を清潔に描きすぎて、 これでは単なる勧善懲悪の復讐譚の様で、リアルな人間の姿、苦悩が遠景となり 絵空事にしか見えなくなってしまっているのが惜しい。 それがミステリー小説だと言ってしまえばそれまでだが、例え小説でも ある程度共感できるリアリティは必要ではないか? これでは、犯罪加害者、あるいは被害者のノンフィクション作品の方が心に響くと思う。 タイトルの死刑台の微笑も、結局誰の微笑なのかわからない。復讐を成し遂げた被害者遺族なのか 極刑を逃れられなかった加害者が、最後に浮かべる自己への皮肉な微笑なのか…。 もう少し小説としてプロットや心理描写も丁寧に作られていたらと思う。 | ||||
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少年法に関心があったので読んでみましたが、とにかく読みにくい。 文章のつながりや、時系列も極めて杜撰で状況が把握し辛い。 少年法の問題点等をそれほど掘り下るわけでもなく、少年犯罪の残虐性を、気分が悪くなるほどの表現で書きなぐってるだけでした。 読後感も最悪で、何一つ得るものはありませんでした。 | ||||
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マスコミでよく見聞きする少年法。 法に守られたかのような少年たちの非常で残忍な犯罪。 被害者家族の憎しみを方によらない加害者への裁き。 なぜ、そうしなければならなかったのか 少年法とは、と考えさせられる小説だ。 しかし、そんなテーマを痛快ミステリーに仕上げてる。 展開がはやく、ミステリーも散りばめられ息をつかせない。 詳しくはこの本を手にとって お勧めですよ。 | ||||
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少年犯罪で残虐に殺害された被害者家族。 法による断罪では収まり切れぬ、執念。巧妙に罠を仕掛け加害者を追い詰める。 罪には罪を、果たして恨みを晴らす痛快さで終わっていいのか。一読者としては、考えさせられる。作家はあえて、問いかけているのだろうか。 | ||||
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浅野涼の作品を読むのは、今回で二度目だが社会派と言うだけあって、少年事件という背景が小説の重厚さを増し、私の好みだ。そして、この作家は被害者の立場から復讐の牙をむく。文章は堅苦しくなく軽快でテンポがいい。この本で文芸社文庫から3冊目らしいが、次回作も期待が持てる作家だ。 | ||||
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麻野涼の新作、やっとでたので購読。一気に完読。 前2作読んでいたので、新作待っていた。 だんだん、面白くなっていく。この人は書けば書くほど、次回作を読みたくなる作家だ。 社会派ミステリーと銘打っているだけあり、重厚でよく下調べした背景があり 納得して読めるのが好きだ。 また、次を読みたいと思うのは、読者の身勝手な要求だろうか。 | ||||
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凶悪な殺人を犯した少年死刑囚と、一人娘を犯されたうえ、惨殺された母親との息づまる攻防戦が、法廷外で繰り広げられる。 法廷ですべての事実が明らかにされると信じていた母親は一審判決に失望、自らが真実を探し始める。少年とはいえ、ありとあらゆる手段を講じて死刑を免れようと画策している姿が浮かび上がる。 しかし、法廷では真実は覆い隠され、四人もの人を殺した少年犯罪者を支援する組織が作られ、いわゆる人権派の弁護士が死刑判決阻止に向けて弁護を展開する。 孤独な闘いを強いられた被害者の母親が驚愕する事実をえぐり出す。 息をもつかせぬ物語展開、一気読み。 | ||||
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