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美しき凶器
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美しき凶器の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 41~60 3/4ページ
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東野さんの作品はほとんど持っています。彼の作品の魅力は単なるミステリーに留まらず、幅の広さもその一つと言えるでしょう。本書は初期の作品ですがウーンと思わず唸ってしまう物ではありません。でもそれなりに退屈せず最後まで読ませる出来栄えだと思います。 私の様に彼の熱烈なファン(と同時にコレクター)ならともかく、色々なミステリーを読んでみたいと思う人にはいまいちお勧めはしません。おそらく、アンジェリーナ・ジョリーとか、ターミネーターを思い出すに違いありませんから。 | ||||
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東野圭吾の作品はどれも開始数ページで読者を惹き付ける。しかし、クライマックスはもう少し解説を入れてもいいのにと思う。 | ||||
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東野圭吾の作品はどれも開始数ページで読者を惹き付ける。しかし、クライマックスはもう少し解説を入れてもいいのにと思う。 | ||||
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特にひねりがあるわけでもなく、単純な作品だと思う。 勘の良い読者なら、「物語後半で、こいつが一波乱起こしそうだな…」ってことがわかると思う。「単純=詰まらない」という図式にはならないが、やはり少し物足りないというのが正直な感想。 それと、そもそもよく分からないのは、本作品の主役ともいえる“タランチュラ”が、なぜこうも復讐に燃えるのかということ。この辺が、最後まで不明瞭だから、なんか府に落ちない。だから、読み進めている最中は、引きこませるものがあるのだが、読み終えてみると、なんか物足りなさが残る。そんなわけで、星三つにした。 | ||||
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特にひねりがあるわけでもなく、単純な作品だと思う。 勘の良い読者なら、「物語後半で、こいつが一波乱起こしそうだな…」ってことがわかると思う。「単純=詰まらない」という図式にはならないが、やはり少し物足りないというのが正直な感想。 それと、そもそもよく分からないのは、本作品の主役ともいえる“タランチュラ”が、なぜこうも復讐に燃えるのかということ。この辺が、最後まで不明瞭だから、なんか府に落ちない。だから、読み進めている最中は、引きこませるものがあるのだが、読み終えてみると、なんか物足りなさが残る。そんなわけで、星三つにした。 | ||||
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最初、読み始めは…綾辻氏の『殺人鬼』を彷彿させるような亜流かな…って思いましたが…おっとどっこい!東野作品の真骨頂!見事に良い意味で裏切られました。率直な感想は往々にして女性は強いなぁ…って印象でした。善きにつけ悪しきにつけ…(汗)最後の娘の言葉には救われた気分になりました。これはお勧めです。皆様、一読を… | ||||
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最初、読み始めは…綾辻氏の『殺人鬼』を彷彿させるような亜流かな…って思いましたが…おっとどっこい!東野作品の真骨頂!見事に良い意味で裏切られました。率直な感想は往々にして女性は強いなぁ…って印象でした。善きにつけ悪しきにつけ…(汗)最後の娘の言葉には救われた気分になりました。これはお勧めです。皆様、一読を… | ||||
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これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。 サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、 ひとことであらわせない不思議な話。 それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、 が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているからだ。 そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、 恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語なのだ。 その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、 彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。 逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。 そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。 スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまった。 彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、 それはあくまでも普通の人間のそれであるから、 多少設定が現実離れはしていても違和感は感じなかった。 小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、 メジャーなものを読みつくしてから挑戦してみてほしい1冊に挙げておきます。 | ||||
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これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。 サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、 ひとことであらわせない不思議な話。 それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、 が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているからだ。 そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、 恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語なのだ。 その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、 彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。 逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。 そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。 スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまった。 彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、 それはあくまでも普通の人間のそれであるから、 多少設定が現実離れはしていても違和感は感じなかった。 小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、 メジャーなものを読みつくしてから挑戦してみてほしい1冊に挙げておきます。 | ||||
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読んだあとの感想は,どの人も浮かばれないな…でした。 過去にドーピングを行った4人のスポーツ選手は,道を間違えたなと思いました。1度は道を間違えてしまっても,2度はやっぱりだめだと思います。佐倉翔子はとんでもない女だと思いましたが,人間の弱くて汚いところが,彼女によって表現されている気がしました。でも,何で彼女だけ助かるの!?とか思ってしまいましたよ。 タランチュラは最初はただただ怖いだけでしたが,最後の一言で,感情を持った女性なんだと感じました。こんな人生を生きたタランチュラは,とても可哀想です。 有介の妻の小夜子は,どこにでもいる普通の女性でしたが,最後に勇気をもって佐倉翔子と戦うところは,健気で強くて美しかったです。妊娠中だったので,やっぱりドーピング効果もあったってことなのかな… でもやっぱり最後誰も幸せになれないのがとても辛かったです。 | ||||
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読んだあとの感想は,どの人も浮かばれないな…でした。 過去にドーピングを行った4人のスポーツ選手は,道を間違えたなと思いました。1度は道を間違えてしまっても,2度はやっぱりだめだと思います。佐倉翔子はとんでもない女だと思いましたが,人間の弱くて汚いところが,彼女によって表現されている気がしました。でも,何で彼女だけ助かるの!?とか思ってしまいましたよ。 タランチュラは最初はただただ怖いだけでしたが,最後の一言で,感情を持った女性なんだと感じました。こんな人生を生きたタランチュラは,とても可哀想です。 有介の妻の小夜子は,どこにでもいる普通の女性でしたが,最後に勇気をもって佐倉翔子と戦うところは,健気で強くて美しかったです。妊娠中だったので,やっぱりドーピング効果もあったってことなのかな… でもやっぱり最後誰も幸せになれないのがとても辛かったです。 | ||||
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小説の活字だけでここまで恐怖が伝わってくるとは思いませんでした。まるで情景が浮かんでくるようでした。でもただ怖いだけでなく、最後は泣いてしまいました。子供が欲しかったんだなって…。 | ||||
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小説の活字だけでここまで恐怖が伝わってくるとは思いませんでした。まるで情景が浮かんでくるようでした。でもただ怖いだけでなく、最後は泣いてしまいました。子供が欲しかったんだなって…。 | ||||
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単行本で刊行されたのが1992年で、文庫版の初版は1997年。その文庫版には、若い日の東野圭吾の爽やかな素顔が載せられている。本書『美しき凶器』は現在も28刷まで版を重ねている。「爽やかさ」から男性としての「渋さ」を醸し出した彼の写真もまた読者の注意を惹くことであろう。但し、内容は爽やかさとはきわめて対極にある。一貫してぞくぞくとした恐怖心を植え付けてくれる。登場人物の一人における心の闇を描いた箇所が端的に示しているように、「恐怖と快楽とは紙一重」なのだ。 読み進めれば直ちに分かるように、表題『美しき凶器』とは、ある外国人女性のことを指している。むろんただの女性でない。肉体的に洗練化されたサイボーグと称してよい(映画『ターミネーター3』に登場した女性を思わず想起したが、その女性のきちんとしたモチーフは存在するらしい)。「主人」を殺害された復讐を果たすべく、全く手段を選ばない彼女の言動はたしかに常軌を逸している。じわりじわりと追い詰められてゆく男女併せて4人の心境を察すると、生きた心地がしなかったであろう(一人だけそうでない人間がいた。その人物の密かな計画も見物だった)。 彼らは元トップアスリートであるが、選手としての追い詰められた状況から禁断の○○に手を染め、それは結果的にその後の人生の歯車を確実に狂わせてゆく。かつての栄光は実は「虚構」に過ぎず、それを真に悟ったときには自らの「死」を代償とせねばならないというわけだ。本書の背景にあるのは、そんな儚く悲しい人生模様の赤裸々な活写ではないのか。とはいえ、そのサイボーグと称された女性が最後の最後で発したセリフは実に人間的であった。東野作品は全体としての読み応えとともに、情緒的なエンディングを多用する印象が私にはある。だから彼の作品は途中で頓挫してはいけないのだ。「時代性」を反映した作品であることも見過ごしてはならないだろう。 | ||||
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単行本で刊行されたのが1992年で、文庫版の初版は1997年。その文庫版には、若い日の東野圭吾の爽やかな素顔が載せられている。本書『美しき凶器』は現在も28刷まで版を重ねている。「爽やかさ」から男性としての「渋さ」を醸し出した彼の写真もまた読者の注意を惹くことであろう。但し、内容は爽やかさとはきわめて対極にある。一貫してぞくぞくとした恐怖心を植え付けてくれる。登場人物の一人における心の闇を描いた箇所が端的に示しているように、「恐怖と快楽とは紙一重」なのだ。 読み進めれば直ちに分かるように、表題『美しき凶器』とは、ある外国人女性のことを指している。むろんただの女性でない。肉体的に洗練化されたサイボーグと称してよい(映画『ターミネーター3』に登場した女性を思わず想起したが、その女性のきちんとしたモチーフは存在するらしい)。「主人」を殺害された復讐を果たすべく、全く手段を選ばない彼女の言動はたしかに常軌を逸している。じわりじわりと追い詰められてゆく男女併せて4人の心境を察すると、生きた心地がしなかったであろう(一人だけそうでない人間がいた。その人物の密かな計画も見物だった)。 彼らは元トップアスリートであるが、選手としての追い詰められた状況から禁断の○○に手を染め、それは結果的にその後の人生の歯車を確実に狂わせてゆく。かつての栄光は実は「虚構」に過ぎず、それを真に悟ったときには自らの「死」を代償とせねばならないというわけだ。本書の背景にあるのは、そんな儚く悲しい人生模様の赤裸々な活写ではないのか。とはいえ、そのサイボーグと称された女性が最後の最後で発したセリフは実に人間的であった。東野作品は全体としての読み応えとともに、情緒的なエンディングを多用する印象が私にはある。だから彼の作品は途中で頓挫してはいけないのだ。「時代性」を反映した作品であることも見過ごしてはならないだろう。 | ||||
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築き上げた地位と名声の為に忌まわしい過去を葬り去ろうする四人の元スポーツ選手が逆に返り討ちに会うとある意味陳腐なストーリー。ただ、驚異的な肉体能力を持ちその四人を狙う娘の登場によって、ミステリーというよりはスリラー小説となった感じがする。実際によく話題になるドーピングも肉体はもちろん精神的な改造も可能するものかとその可能性を感じずにはいられなかった。 物語には最後に一ひねりも二ひねりもあり、盛り上がって結末を迎えるが、娘(タランチュラ)の最後の一言はそれまでなんの感情も表に出さなかったロボットの様な人間の唯一の感情表現であり、娘の悲しい過去を垣間見せられた感じだった。 | ||||
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築き上げた地位と名声の為に忌まわしい過去を葬り去ろうする四人の元スポーツ選手が逆に返り討ちに会うとある意味陳腐なストーリー。ただ、驚異的な肉体能力を持ちその四人を狙う娘の登場によって、ミステリーというよりはスリラー小説となった感じがする。実際によく話題になるドーピングも肉体はもちろん精神的な改造も可能するものかとその可能性を感じずにはいられなかった。 物語には最後に一ひねりも二ひねりもあり、盛り上がって結末を迎えるが、娘(タランチュラ)の最後の一言はそれまでなんの感情も表に出さなかったロボットの様な人間の唯一の感情表現であり、娘の悲しい過去を垣間見せられた感じだった。 | ||||
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東野さんの本でまだ読んでない本があったので読みました。 この本も、やっぱり先が気になり、続きが読みたくて読みたくて仕方ない感じです。 やっぱり東野さんの本はおもしろい。 おすすめです! | ||||
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東野さんの本でまだ読んでない本があったので読みました。 この本も、やっぱり先が気になり、続きが読みたくて読みたくて仕方ない感じです。 やっぱり東野さんの本はおもしろい。 おすすめです! | ||||
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東野作品は色々と読ませておりますがこの作品も面白かったというか、皆さんがおっしゃるとおり怖かったです。。途中ターミネーターのようで少々緩みましたが、どんどん恐怖に引き込まれた感じでした。。妊婦さんが、、という箇所があったのでまさかまさか最後は、、利用される??なんて思いましたが、結末は胸がじんとなり、涙ぐみました。 結末はあの一言で、やられた。。と思いました。。最後のページを何度か読み返し、今まで酷いと思っていたことが一瞬で消え去りました。 秀作だと思います。。 | ||||
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