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美しき凶器
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美しき凶器の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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犯人の女の容姿から「美しき」にしていると思っていましたが、「肉体美」からなのだと被害者が殺されるうちに気づきました。 拓馬とのバトルがハラハラしました。あいつが、かかわっていたとは。 女の、目的のためには手段を選ばない機械のような行動と、故郷を思い出す人間味のバランスが絶妙と感じました。 女のストーリーはほとんど描かれていませんが、最後の台詞がそれを連想され、悲しい余韻に包まれました。 | ||||
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設定は、東野圭吾にしては対象年齢が少し低めのような気がしたが、 精神年齢の幼い自分としては十分ワクワクドキドキさせていただきました。 次々と復讐として人殺しを実行していく謎のモンスター「タランチュラ」。 その容相は異質なものであり、また少し稚拙なものであるため非常にリアリティがあって、 さらにその不気味さを際立たせているように感じました。 結末は???なところがありますが、それは読者に委ねられたと捉えればよいのかな…? 面白かったです。 | ||||
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東野さんの小説はとても好きで、ほとんど家にあります。こちらはまだ未読でしたので読んでみることにしました。率直な感想ですが、私にはなかなか怖かったです。怪物が迫ってきて殺そうとしてる場面はページをめくる手が震えました。怪物の驚異的な身体能力はいくらか現実離れしてる気がしましたし、想像するだけで恐ろしかったです。殺人事件のあらましが、何もかも佐倉翔子の手によって下されていたと思うとゾッとします。この女こそ本物の怪物だと思いました。ラストもしっくり来ないし、微妙な終わり方でした。ストーリー自体はまあまあ楽しめました。 | ||||
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東野さんの作品はそれなりに読んでいますが、少し異色な印象を受けました。 スポーツ界で名を挙げた4人が、とある事から怪人とも呼べる女性の標的にされ、 じわりじわりと、そして確実に追い詰められていく様がなんとも恐ろしい。 もはや20年前の作品ですが、古臭さも全くなく、なかなか良かったです。 | ||||
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東野さんの作品はほとんど持っています。彼の作品の魅力は単なるミステリーに留まらず、幅の広さもその一つと言えるでしょう。本書は初期の作品ですがウーンと思わず唸ってしまう物ではありません。でもそれなりに退屈せず最後まで読ませる出来栄えだと思います。 私の様に彼の熱烈なファン(と同時にコレクター)ならともかく、色々なミステリーを読んでみたいと思う人にはいまいちお勧めはしません。おそらく、アンジェリーナ・ジョリーとか、ターミネーターを思い出すに違いありませんから。 | ||||
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東野さんの作品はほとんど持っています。彼の作品の魅力は単なるミステリーに留まらず、幅の広さもその一つと言えるでしょう。本書は初期の作品ですがウーンと思わず唸ってしまう物ではありません。でもそれなりに退屈せず最後まで読ませる出来栄えだと思います。 私の様に彼の熱烈なファン(と同時にコレクター)ならともかく、色々なミステリーを読んでみたいと思う人にはいまいちお勧めはしません。おそらく、アンジェリーナ・ジョリーとか、ターミネーターを思い出すに違いありませんから。 | ||||
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特にひねりがあるわけでもなく、単純な作品だと思う。 勘の良い読者なら、「物語後半で、こいつが一波乱起こしそうだな…」ってことがわかると思う。「単純=詰まらない」という図式にはならないが、やはり少し物足りないというのが正直な感想。 それと、そもそもよく分からないのは、本作品の主役ともいえる“タランチュラ”が、なぜこうも復讐に燃えるのかということ。この辺が、最後まで不明瞭だから、なんか府に落ちない。だから、読み進めている最中は、引きこませるものがあるのだが、読み終えてみると、なんか物足りなさが残る。そんなわけで、星三つにした。 | ||||
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特にひねりがあるわけでもなく、単純な作品だと思う。 勘の良い読者なら、「物語後半で、こいつが一波乱起こしそうだな…」ってことがわかると思う。「単純=詰まらない」という図式にはならないが、やはり少し物足りないというのが正直な感想。 それと、そもそもよく分からないのは、本作品の主役ともいえる“タランチュラ”が、なぜこうも復讐に燃えるのかということ。この辺が、最後まで不明瞭だから、なんか府に落ちない。だから、読み進めている最中は、引きこませるものがあるのだが、読み終えてみると、なんか物足りなさが残る。そんなわけで、星三つにした。 | ||||
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これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。 サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、 ひとことであらわせない不思議な話。 それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、 が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているからだ。 そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、 恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語なのだ。 その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、 彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。 逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。 そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。 スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまった。 彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、 それはあくまでも普通の人間のそれであるから、 多少設定が現実離れはしていても違和感は感じなかった。 小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、 メジャーなものを読みつくしてから挑戦してみてほしい1冊に挙げておきます。 | ||||
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これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。 サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、 ひとことであらわせない不思議な話。 それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、 が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているからだ。 そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、 恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語なのだ。 その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、 彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。 逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。 そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。 スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまった。 彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、 それはあくまでも普通の人間のそれであるから、 多少設定が現実離れはしていても違和感は感じなかった。 小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、 メジャーなものを読みつくしてから挑戦してみてほしい1冊に挙げておきます。 | ||||
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読んだあとの感想は,どの人も浮かばれないな…でした。 過去にドーピングを行った4人のスポーツ選手は,道を間違えたなと思いました。1度は道を間違えてしまっても,2度はやっぱりだめだと思います。佐倉翔子はとんでもない女だと思いましたが,人間の弱くて汚いところが,彼女によって表現されている気がしました。でも,何で彼女だけ助かるの!?とか思ってしまいましたよ。 タランチュラは最初はただただ怖いだけでしたが,最後の一言で,感情を持った女性なんだと感じました。こんな人生を生きたタランチュラは,とても可哀想です。 有介の妻の小夜子は,どこにでもいる普通の女性でしたが,最後に勇気をもって佐倉翔子と戦うところは,健気で強くて美しかったです。妊娠中だったので,やっぱりドーピング効果もあったってことなのかな… でもやっぱり最後誰も幸せになれないのがとても辛かったです。 | ||||
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読んだあとの感想は,どの人も浮かばれないな…でした。 過去にドーピングを行った4人のスポーツ選手は,道を間違えたなと思いました。1度は道を間違えてしまっても,2度はやっぱりだめだと思います。佐倉翔子はとんでもない女だと思いましたが,人間の弱くて汚いところが,彼女によって表現されている気がしました。でも,何で彼女だけ助かるの!?とか思ってしまいましたよ。 タランチュラは最初はただただ怖いだけでしたが,最後の一言で,感情を持った女性なんだと感じました。こんな人生を生きたタランチュラは,とても可哀想です。 有介の妻の小夜子は,どこにでもいる普通の女性でしたが,最後に勇気をもって佐倉翔子と戦うところは,健気で強くて美しかったです。妊娠中だったので,やっぱりドーピング効果もあったってことなのかな… でもやっぱり最後誰も幸せになれないのがとても辛かったです。 | ||||
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築き上げた地位と名声の為に忌まわしい過去を葬り去ろうする四人の元スポーツ選手が逆に返り討ちに会うとある意味陳腐なストーリー。ただ、驚異的な肉体能力を持ちその四人を狙う娘の登場によって、ミステリーというよりはスリラー小説となった感じがする。実際によく話題になるドーピングも肉体はもちろん精神的な改造も可能するものかとその可能性を感じずにはいられなかった。 物語には最後に一ひねりも二ひねりもあり、盛り上がって結末を迎えるが、娘(タランチュラ)の最後の一言はそれまでなんの感情も表に出さなかったロボットの様な人間の唯一の感情表現であり、娘の悲しい過去を垣間見せられた感じだった。 | ||||
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築き上げた地位と名声の為に忌まわしい過去を葬り去ろうする四人の元スポーツ選手が逆に返り討ちに会うとある意味陳腐なストーリー。ただ、驚異的な肉体能力を持ちその四人を狙う娘の登場によって、ミステリーというよりはスリラー小説となった感じがする。実際によく話題になるドーピングも肉体はもちろん精神的な改造も可能するものかとその可能性を感じずにはいられなかった。 物語には最後に一ひねりも二ひねりもあり、盛り上がって結末を迎えるが、娘(タランチュラ)の最後の一言はそれまでなんの感情も表に出さなかったロボットの様な人間の唯一の感情表現であり、娘の悲しい過去を垣間見せられた感じだった。 | ||||
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