教団X

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評判

教団Xの評価:

2.60/5点 レビュー 329件。 E ランク

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平均点2.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全165件 81〜100 5/9ページ
No.85
(4pt)

アメトークで紹介された事の不幸

この本が大きく売れた理由の一つが「アメトーク」の読書芸人に絶賛されて紹介された事である事は間違いないだろう。
その事は果たしてよかったのかという疑問がある。
確かに商業的には良かっただろう。その事によって広く本書が知られベストセラーとなった。
しかし、それは普段それほど深く読書をしない「テレビで芸人が絶賛してたから、たまには小説でも読んでみるか!」って程度の一般層にも読まれる事となり、その人達の評価にさらされる事となった。
この事は悲劇だったと思う。

この本は大衆受けする内容ではない。
構成もわかりづらいし、ジャンルで言えば純文学になり、エンタメ小説ではないのだ。
ストーリーの面白さや、キャラクターの面白さで読ませる小説ではないのだ。
娯楽小説としての面白さを期待している人達にははっきり言ってオススメしない。
時間の無駄になるだけなので、他の人気作家の本を読んだ方がいい。

ここのレビューで星1個が多いのは、需要と供給があってないからだと思う。
「アメトーク」を見て本書を手に取った人達は、娯楽小説としての面白さを期待していたのだと思う。
その期待には応えていないので、そういう人達の評価は当然低いだろう。それはわかる。
「何が言いたいのかわからない」と言ったレビューが散見されるが、それはそのとおりだろう。
だって、結論は書いてないし、内容も宇宙論を語ったり、靖国神社問題を語ったり、食料問題を語ったりと、てんでバラバラで焦点が定まらないから。
でも、それは作者だってわかってて書いてるでしょう。わかりやすい起承転結がある話ではない。
万人受けする小説じゃないし、賛否両論ある内容だろうと承知で書いていると思う。
後書きにも
「小説は読む方々の内面の傾向によって受け取る印象が異なるものだけど、この小説は特にその傾向が強いかもしれない」
と書いている。
さらには
「でも、たとえ部分からだけでも何かを感じてくれたら嬉しい」
と書いている。

一般受けする小説じゃない事は作者も百も承知なんだよ。
単に小説の筋を追って楽しむタイプの本ではなく、小説の中で論じられている宗教だとか宇宙だとか、そういった内容に対し、自分はどう思うか、どう感じたかなどを考えながら読むタイプの本だと思う。
少なくとも僕はそうやって「いや、その考え方はおかしいんじゃないか?」とか「その説はあり得るな」とか時々読むのを中断して、色々考えながら本書を読んだ。
読者に多面的思考を求めてくる小説だと思う。

だから、そういう一般受けするタイプの内容じゃない本を「アメトーク」で絶賛し、オーバーな惹句で宣伝したのは、それで本書を買った人、本書、双方にとって不幸だったのじゃないかなと思う。
本来なら本書は少数のコアな読書家の間で「あれ結構いいね」と口コミで評価されるような本だと思う。

ただ、いくらなんでもこの内容で星1個って事はないだろうと思う。
僕自身の評価は星3個(普通)の評価だったが、あまりに不当に低評価をつけられてると思うので星4個にしておこう。

最後に。
娯楽小説としてストーリー展開などの面白さを期待して本書を読もうとしている人がいたら一言助言したい。
「他の本読んだ方が面白いと思いますよ。求めてるジャンルとは違うと思いますよ」と。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.84
(4pt)

アメトークで紹介された事の不幸

この本が大きく売れた理由の一つが「アメトーク」の読書芸人に絶賛されて紹介された事である事は間違いないだろう。
その事は果たしてよかったのかという疑問がある。
確かに商業的には良かっただろう。その事によって広く本書が知られベストセラーとなった。
しかし、それは普段それほど深く読書をしない「テレビで芸人が絶賛してたから、たまには小説でも読んでみるか!」って程度の一般層にも読まれる事となり、その人達の評価にさらされる事となった。
この事は悲劇だったと思う。

この本は大衆受けする内容ではない。
構成もわかりづらいし、ジャンルで言えば純文学になり、エンタメ小説ではないのだ。
ストーリーの面白さや、キャラクターの面白さで読ませる小説ではないのだ。
娯楽小説としての面白さを期待している人達にははっきり言ってオススメしない。
時間の無駄になるだけなので、他の人気作家の本を読んだ方がいい。

ここのレビューで星1個が多いのは、需要と供給があってないからだと思う。
「アメトーク」を見て本書を手に取った人達は、娯楽小説としての面白さを期待していたのだと思う。
その期待には応えていないので、そういう人達の評価は当然低いだろう。それはわかる。
「何が言いたいのかわからない」と言ったレビューが散見されるが、それはそのとおりだろう。
だって、結論は書いてないし、内容も宇宙論を語ったり、靖国神社問題を語ったり、食料問題を語ったりと、てんでバラバラで焦点が定まらないから。
でも、それは作者だってわかってて書いてるでしょう。わかりやすい起承転結がある話ではない。
万人受けする小説じゃないし、賛否両論ある内容だろうと承知で書いていると思う。
後書きにも
「小説は読む方々の内面の傾向によって受け取る印象が異なるものだけど、この小説は特にその傾向が強いかもしれない」
と書いている。
さらには
「でも、たとえ部分からだけでも何かを感じてくれたら嬉しい」
と書いている。

一般受けする小説じゃない事は作者も百も承知なんだよ。
単に小説の筋を追って楽しむタイプの本ではなく、小説の中で論じられている宗教だとか宇宙だとか、そういった内容に対し、自分はどう思うか、どう感じたかなどを考えながら読むタイプの本だと思う。
少なくとも僕はそうやって「いや、その考え方はおかしいんじゃないか?」とか「その説はあり得るな」とか時々読むのを中断して、色々考えながら本書を読んだ。
読者に多面的思考を求めてくる小説だと思う。

だから、そういう一般受けするタイプの内容じゃない本を「アメトーク」で絶賛し、オーバーな惹句で宣伝したのは、それで本書を買った人、本書、双方にとって不幸だったのじゃないかなと思う。
本来なら本書は少数のコアな読書家の間で「あれ結構いいね」と口コミで評価されるような本だと思う。

ただ、いくらなんでもこの内容で星1個って事はないだろうと思う。
僕自身の評価は星3個(普通)の評価だったが、あまりに不当に低評価をつけられてると思うので星4個にしておこう。

最後に。
娯楽小説としてストーリー展開などの面白さを期待して本書を読もうとしている人がいたら一言助言したい。
「他の本読んだ方が面白いと思いますよ。求めてるジャンルとは違うと思いますよ」と。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.83
(5pt)

人間とは

まさに人間の煩悶を文章に起こした感じでした。考え方、信仰の対象、趣味趣向が様々であるように、この作品のどこからどこまでを受け入れるかも人それぞれですね。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.82
(5pt)

人間とは

まさに人間の煩悶を文章に起こした感じでした。考え方、信仰の対象、趣味趣向が様々であるように、この作品のどこからどこまでを受け入れるかも人それぞれですね。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.81
(5pt)

多くの問題を考えさせられ頭から煙が出そうだった

小説を読むのが好きで特に遅読ということでもないが、本作品は1週間もかけてようやく読了に至った。

というのも、本のボリューム以上に小説の内容のスケールが大きく、かつ深くて、作品に登場する教団の教祖やその周囲の人々の主張が世の中の様々な問題を提起することから、その問題を考え始めると、読むスピードが大きく遅れるため。
宗教の話題だけでなく、男女の性の問題、世界的な貧富の差の問題、テロの問題等々、各問題だけでも1冊の作品になり得る問題がかなり多く提起される。
ただ、こうしたある意味で読むのが面倒な作品であったが、知的好奇心はかなり刺激され、作品を読むながらこうした問題を考え続ける時間が続き、この作品を読んでいる1週間は頭から煙が出そうなほど、多くの問題とその解決策、代替策等を自分なりに考え続けた。

読了後もしばらく呆然とするほどの疲労感があったが、読書好きの私にとってはこうした疲労感は嫌いではなく、傑作小説であったと言える。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.80
(5pt)

多くの問題を考えさせられ頭から煙が出そうだった

小説を読むのが好きで特に遅読ということでもないが、本作品は1週間もかけてようやく読了に至った。

というのも、本のボリューム以上に小説の内容のスケールが大きく、かつ深くて、作品に登場する教団の教祖やその周囲の人々の主張が世の中の様々な問題を提起することから、その問題を考え始めると、読むスピードが大きく遅れるため。
宗教の話題だけでなく、男女の性の問題、世界的な貧富の差の問題、テロの問題等々、各問題だけでも1冊の作品になり得る問題がかなり多く提起される。
ただ、こうしたある意味で読むのが面倒な作品であったが、知的好奇心はかなり刺激され、作品を読むながらこうした問題を考え続ける時間が続き、この作品を読んでいる1週間は頭から煙が出そうなほど、多くの問題とその解決策、代替策等を自分なりに考え続けた。

読了後もしばらく呆然とするほどの疲労感があったが、読書好きの私にとってはこうした疲労感は嫌いではなく、傑作小説であったと言える。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.79
(5pt)

似た様な事を考える人も居るのでは?

私は大好きな話です。
「人物の書き分けが〜」「稚拙な文章」とか言う人は、ただ批判したいだけの残念な人です。
他人の評価なんて気にせず、買って読んでみれば良いかと。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.78
(5pt)

似た様な事を考える人も居るのでは?

私は大好きな話です。
「人物の書き分けが〜」「稚拙な文章」とか言う人は、ただ批判したいだけの残念な人です。
他人の評価なんて気にせず、買って読んでみれば良いかと。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.77
(4pt)

決まり手は、作者の「寄り切り」~

確かに、人物の描き分けはあまりうまくなかった。全体を貫くストーリーも、ややダイナミックさに欠けた。
 だが、面白かった。まず、素材がいい。カルト教団を中心に、世界の貧富の問題(南北問題)、第二次世界大戦に対する歴史観の違い、アフリカの職業ゲリラ、唯識論と唯物論の止揚、宗教の発生に対する洞察、脳科学と最新理論物理学をちりばめて配置した。それらを、主要人物の独白という形で、ちょっと乱暴に長々と書き上げている。作者が意見やコラムという形でこういうことを書けば、世間はもっと反発しただろう。それどころか、上げ足を取ってバカにしただろう。そもそも、発表する媒体さえなかっただろう。
 これは小説だ。だから作者は好きなことを好き勝手に書けるのだ。作者の思ったまま、ストレートに政治だろうが権力機構だろうが外交問題だろうが、遠慮なく書けるのだ。フィクションだから。ここが作者の土俵だから。
 これだから小説は面白い。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.76
(4pt)

決まり手は、作者の「寄り切り」~

確かに、人物の描き分けはあまりうまくなかった。全体を貫くストーリーも、ややダイナミックさに欠けた。
 だが、面白かった。まず、素材がいい。カルト教団を中心に、世界の貧富の問題(南北問題)、第二次世界大戦に対する歴史観の違い、アフリカの職業ゲリラ、唯識論と唯物論の止揚、宗教の発生に対する洞察、脳科学と最新理論物理学をちりばめて配置した。それらを、主要人物の独白という形で、ちょっと乱暴に長々と書き上げている。作者が意見やコラムという形でこういうことを書けば、世間はもっと反発しただろう。それどころか、上げ足を取ってバカにしただろう。そもそも、発表する媒体さえなかっただろう。
 これは小説だ。だから作者は好きなことを好き勝手に書けるのだ。作者の思ったまま、ストレートに政治だろうが権力機構だろうが外交問題だろうが、遠慮なく書けるのだ。フィクションだから。ここが作者の土俵だから。
 これだから小説は面白い。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.75
(4pt)

神、宗教、性、、、について考えさせられた

人間とはどの様な存在か・・・、著者の考えを、論述的に小説的に描いた作品との印象。神、宗教、性について考えさせられた。性描写は、多寡の差はあれど、人間存在を語る上で避けて通れないかと思う。論述の多さは、本来は小説のベースとなる考え方についても、読者の理解を助けるため、あえて説明してくれているものと思う。全貌を把握した上で再読したい。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.74
(4pt)

神、宗教、性、、、について考えさせられた

人間とはどの様な存在か・・・、著者の考えを、論述的に小説的に描いた作品との印象。神、宗教、性について考えさせられた。性描写は、多寡の差はあれど、人間存在を語る上で避けて通れないかと思う。論述の多さは、本来は小説のベースとなる考え方についても、読者の理解を助けるため、あえて説明してくれているものと思う。全貌を把握した上で再読したい。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.73
(5pt)

漠然とした面白さ

この小説を完全に理解して面白いって言う人はかなり賢いと思う…逆にこの小説からなんにも感じ取らずにつまらないっていう人は馬鹿だと思う…
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.72
(5pt)

漠然とした面白さ

この小説を完全に理解して面白いって言う人はかなり賢いと思う…逆にこの小説からなんにも感じ取らずにつまらないっていう人は馬鹿だと思う…
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.71
(4pt)

初々しいです

図書館に置いてあったので、600ページ、一時間で読みました。
ストーリーはよくわからないけど、全体として、20歳の大学生みたいな初々しさがあって、いいんじゃないですか?
妙な教団を登場させるわりには、科学観が至ってノーマルなこと、
ドストエフスキーが変な免罪符みたいになっていること、が残念だったので、星一つ減点しました。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.70
(4pt)

初々しいです

図書館に置いてあったので、600ページ、一時間で読みました。
ストーリーはよくわからないけど、全体として、20歳の大学生みたいな初々しさがあって、いいんじゃないですか?
妙な教団を登場させるわりには、科学観が至ってノーマルなこと、
ドストエフスキーが変な免罪符みたいになっていること、が残念だったので、星一つ減点しました。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.69
(5pt)

安易に批評でかない作品である。

詳しくことは、みなさんがだいたいの事を書いておられるので割愛します。最近、性における描写が気持ち悪いという、レヴューがたくさんありました。また内容がつまらない。という風な読者も多々あります。
詳しいことは、わかりませんが、蓮見先生がいったから、凄いんだという、低レヴェルな発想、
批評かの批評みたいなものが、最近多い。
俺は面白かった。宇宙の成り立ちから、世界で様々な事象についての言及、著者の意気込み、それを感じさせてくれて、ありがとう。と著書にいいたい。参考文献から関心のあるところを読むのも、いいと思う。
映画の場合、蓮見蓮見→黒沢清→青山真治みたいなのを語っている人間は、俺は信用しない。
そんなとこです。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.68
(5pt)

平和を願う心。

「どうして人を殺してはいけないの?」
「なんで戦争はダメなの?」
その質問に明確な答えを返すことのできる人はどれくらいいるのだろうか?

僕にもわからない。
ただ、その答えやヒントがこの小説の中にはいくつも散りばめられていた。

低評価に少し腹がたつけれど、まず、普段小説を読まない人には確かにとっつきにくい。
続いて、「ミーハー」を嫌う人たちは粗探しに夢中になれる要素が満載の小説なので、アンチを作りやすいのかもしれない。そんな要素のある作品。

それにしても「中村文則の最長にして最高傑作」は伊達じゃなかった。
重たいし長いし難しいところも盛りだくさんの600pでしたが、一気読みしてしまった。
様々な思想が詰め込まれた力作で、インテリジェンスの低い自分では言葉に整理できないけれども、多くの人に手にとってほしいと思える一冊。
中村文則さんの平和を願う想い、自分が生きる世界や人生への愛情が詰まったエモい作品でした。

特に後半の加速度が凄まじく、登場人物のセリフが突き刺さり、熱い想いが何度も胸にこみ上げた。
誰かと教団Xについて語り合いたい!そんな気分。
超オススメ。
教団X Amazon書評・レビュー: 教団Xより
4087715906
No.67
(5pt)

安易に批評でかない作品である。

詳しくことは、みなさんがだいたいの事を書いておられるので割愛します。最近、性における描写が気持ち悪いという、レヴューがたくさんありました。また内容がつまらない。という風な読者も多々あります。
詳しいことは、わかりませんが、蓮見先生がいったから、凄いんだという、低レヴェルな発想、
批評かの批評みたいなものが、最近多い。
俺は面白かった。宇宙の成り立ちから、世界で様々な事象についての言及、著者の意気込み、それを感じさせてくれて、ありがとう。と著書にいいたい。参考文献から関心のあるところを読むのも、いいと思う。
映画の場合、蓮見蓮見→黒沢清→青山真治みたいなのを語っている人間は、俺は信用しない。
そんなとこです。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912
No.66
(5pt)

平和を願う心。

「どうして人を殺してはいけないの?」
「なんで戦争はダメなの?」
その質問に明確な答えを返すことのできる人はどれくらいいるのだろうか?

僕にもわからない。
ただ、その答えやヒントがこの小説の中にはいくつも散りばめられていた。

低評価に少し腹がたつけれど、まず、普段小説を読まない人には確かにとっつきにくい。
続いて、「ミーハー」を嫌う人たちは粗探しに夢中になれる要素が満載の小説なので、アンチを作りやすいのかもしれない。そんな要素のある作品。

それにしても「中村文則の最長にして最高傑作」は伊達じゃなかった。
重たいし長いし難しいところも盛りだくさんの600pでしたが、一気読みしてしまった。
様々な思想が詰め込まれた力作で、インテリジェンスの低い自分では言葉に整理できないけれども、多くの人に手にとってほしいと思える一冊。
中村文則さんの平和を願う想い、自分が生きる世界や人生への愛情が詰まったエモい作品でした。

特に後半の加速度が凄まじく、登場人物のセリフが突き刺さり、熱い想いが何度も胸にこみ上げた。
誰かと教団Xについて語り合いたい!そんな気分。
超オススメ。
教団X (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 教団X (集英社文庫)より
4087455912