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ルール



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ルールの評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

ルールは破るためにある?

オリンピック競技のルールは、オリンピック開催後に大きなルール変更が行われる。その変更に適応するのに大変な労力が必要である。スポーツ競技は勝つことが目標であるが、勝つために何でもしても良いのか、ルールを逸脱しても良いのか、疑問が残る。
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.7:
(5pt)

悲しい話でした

嘘であって欲しいと思って読みました。
フィクションの中でも、嘘であって欲しいと思いながら読みました。

悲しい話でした。

堂場氏らしい丁寧な描き方だと思いました。

現実の世界では起きて欲しくないです。
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.6:
(4pt)

ルールという問題について考えた。

まじめ人間竜神と友人の記者との友情が心地よく感じた。竜神のド-ピング問題に記者としての立場と友人としての葛藤が良く理解できる。ただ竜神がド-ピングにはまった理由があまり納得できない。問題を軽く簡単に考えてしまったことに違和感をおぼえた。
竜神の最後は悲劇的で当然の結果なのかもしれないが哀れに感じる。スポーツはする本人も見る人も熱狂状態になってしまうがその裏にはたくさんの問題があることを思い出させてくれた。堂場さんは語り上手なので読んでいるうちに引き込まれていくが、ルールの問題について考える機会が与えられたと思っている。
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.5:
(4pt)

ドーピング

クロスカントリー冬季オリンピック2大会金メダリスト・スポーツ新聞記者・ドーピング...この三つが絡んだときの二人の葛藤を描く❗

久し振りの堂場スポーツ小説、考えさせられたねぇ( ̄▽ ̄;)
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
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No.4:
(5pt)

元金メダリストの闇とスポーツにおける「ルール」とは何かということを描いた傑作

『ルール』は、そのように評価出来る作品ではないだろうか。物語は、元オリンピック金メダリストが現役復帰するところからスタートする。

クロスカントリースキー選手・竜神真人が現役復帰した。二大会連続で五輪金メダルを獲得。国民的英雄と崇められ引退した竜神。彼の評伝執筆に取り組む新聞記者で旧友の杉本直樹は、復帰の真意を探っていくうち、ある疑念を抱く。竜神は“致命的なルール違反”を犯したのではないか──。記者の使命と友情の狭間で、杉本は真実に迫るのだが……

読み終えて、わたしが最も印象に残ったのは、竜神の監督である波留の次の言葉である。

「いや、スポーツのルールは法律じゃない」

と言ってのける場面である。無論、この場面において杉本に問い詰められた監督が竜神のドーピングをそのまま認めてしまえば自分も同罪になってしまうという思いはあっただろう。しかし、一方でこの監督のように考えている選手や監督なども実際にいるのではないだろうか。それが、いまだになくなることのないドーピング問題のもう一つの背景ではないか。

しかしながら、わたしは監督のその意見に賛成することは出来ない。やはり、スポーツにおいてのルールとは、法律そのものであるはずだ。
その共通のルール(=法律)があるからこそ公平・公正に選手たちはプレーすることが出来るのだ。その根本の部分を無視してしまったならば、各競技の信頼性は一気に失われるだろう。

例えば、サッカーではどのような華麗なゴールであれ、泥くさいゴールであれ同じ一点である。しかし、あるチームないし選手が「わたしのゴールは華麗なゴールだったのだから一点ではなく、三点もらわないとおかしい」と主張したとしよう。その主張は認められるだろうか?
答えは「ノー」だ。そのような主張は認められるわけがない。なぜならば、ルールにそのような規定はないからである。それを無視して、仮に審判がチームの主張を認めて三点を与えたならば、サッカーという競技の信頼性は一気に失われるはずだ。

つまり、上記の例において華麗なゴールに三点を与えないことと同様ドーピングも断じて認めることは出来ないルール違反である。ルールは、法律ではないなどという理屈が入り込む余地などない。皆が、同じルールでやっているからこそその競技の信頼性が確保されているのだ。それを、ルールは法律ではないなどという理屈でルール違反を許していたらその競技の信頼性は失われるだけだろう。

スポーツにおけるルールも法律同様絶対に超えてはならないラインなのだ。
解説においてスポーツライターの松原孝臣は、「守るべきルールを遵守するのは、しかし容易ではない」と語る。確かにその通りだろう。
大企業といわれる優良企業においても不祥事によって社会的信頼を失った例は記憶に新しいはずだ。

とはいえ、やはり法律・契約・ルールを遵守することは社会が健全に発展していく為には不可欠なものではないだろうか。日本社会では、(作中のスポーツの場合とは異なり)とかくその意識が希薄で忖度や慣習などによって法律がねじ曲げられて運用されているケースが多々ある。それが上記の大企業の不祥事にも繋がっているのではないだろうか。

社会が健全に発展していく為には、人のつくった法律などをきちんと守っていくという人々の営為が不可欠なのだ。守らなくてもよいルールや法律など存在しないとわたしは思う。
わたしたちが大したことないとルール違反を犯しているその行動は、まさに作中で竜神真人が犯した過ちそのものなのだ。

この小説がわたしたちに問いかけているものは、法律・ルール・契約とどう向き合うかということではないだろうか。あらためてルールとは何か?ということを考えさせられる堂場瞬一の傑作をお薦めしたい。(2018.5.29記)
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.3:
(4pt)

ルールを守って獲得する勝利こそが本物

いろいろと読者が考えなければいけないテーマはたくさんある作品だと思うが、自分にはこれしか思いつかなかった。

 「ルールを守って獲得する勝利こそが本物」

 ということだ。

 そのことを意識しなければいけないと、本作と登場人物たちから教えられた気がする。
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.2:
(5pt)

世界は報徳思想に支配されているその135

予備知識です
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ルールには2種類ある
「性行為から始まる家族生活ルール→後ろ向きルール」
「狼を目指すものの心得ルール→前向きルール」の2種類である
段取りの都合上「後ろ向きルール」に対する接し方から
ルールに従う→「貞操帯」を身につけることで狼にはなりませんよを決心した狼になる素養を持ったもの、または後ろ向きに生きるのが一番だよと自分で認めたもの
ルールを破る→狼になれない不満を抱えたものが不満を爆発させる、または後ろ向きになる事を目指す事に対する不満を爆発させる、または狼になる奴はいるんだぞと訴え出る
ルールの矛盾をつく→「後ろ向きルール」に対する苦情を行う、または相手を狼にして性行為を行う、または「性行為以外の可能性検証」を行うこと
次に「前向きルール」に対する接し方から
ルールに従う→自分は獲物だと認める、狼相手との性行為を求める、または「性の快楽を提供してくれる存在」と扱う(いわゆる「誘い受け」精神で接するという話)
ルールを破る→狼相手との性行為を拒否する
ルールの矛盾をつく→相手を狼にする事なく性行為を行う、または「前向きルール」に対する苦情を行う、または「性行為以外の可能性検証」を行うこと
これらにより二宮尊徳が怠け者を叱ってきた真相がなんなのかが解明可能なのだ、手がかりは二宮尊徳は「後ろ向き人間」だという事である
これは「性行為は痛いし疲れるのはお互い様」は「狼相手との性行為にも当てはまる」に気づいた二宮尊徳は
「痛いし疲れるから性行為は程々にして」なり「痛いし疲れるから手加減して」が通用しないのが狼だという事に二宮尊徳は気づいた
「狼相手との性行為はこういうものだから気をつけるんだよ」と子供に伝えるのが目的の教育にしか過ぎないと二宮尊徳は怠け者に対しさとしたのである
つまり「狼相手との性行為を行う際、抵抗は無意味だと心得よ」が二宮尊徳が報徳思想を唱えた真意だと言う事を意味している
そして相対性理論と改造手術開発を通しアインシュタイン博士はルールの矛盾を付いた
これは狼の素養を持った者たちに対し「性行為に快楽を求めてはいけませんよ」と諭すことが目的の行動である
つまり「性行為以外の可能性検証」をアインシュタイン博士は試み
それを「狼を目指すもの」と「性行為から始まる家族生活を目指すもの」が身につけさせる試みなのである
なぜなら「性行為は痛いし疲れるのはお互い様」という概念を「性行為から始まる家族生活」を目指すものは身につけていないし
「性行為は痛いし疲れるのはお互い様だからすこしは勘弁してあげてください」という概念を蔑ろにするのが「狼を目指すもの」である
つまりアインシュタイン博士は「性行為から始まる家族生活を目指すもの」と「狼を目指すもの」の事を「自分勝手な人たち」と解釈していたのである
つまりアインシュタイン博士は「性行為から始まる家族生活を目指すもの」と「狼を目指すもの」の諍いの事を「同じ穴の狢の争い」と解釈していたのである
つまり「性行為は痛いし疲れるのはお互い様」を両者が身につけさせる試みこそ改造手術であり
相対性理論とはその心得を例え話で表現していただけの話である
そうする事で「性行為から始まる家族生活を目指すもの」と「狼を目指すもの」が「仲良し」になる事が狙いの手術なのである
つまり「怠け心にだけは負けてはいけませんよ」を両者が心がけることで「仲良し」になりましょうがアインシュタイン博士の思惑である
これは「狼を目指すもの」に対し二宮尊徳とアインシュタイン博士が何の理解も示していない行動である
「性行為から始まる家族生活」の正体は「見栄と虚勢」である、「二宮尊徳は怠け者を叱ったことにより怠け者は真面目に働いた」が最たる例である
これ「本当」は「狼相手に抵抗しても無意味だと悟った二宮尊徳と、そんな二宮尊徳に理解を示した怠け者は狼との付き合いを避けるために仕事に励んだ」である
つまり「狼とは金だけの付き合いにとどめておくを二宮尊徳と怠け者は実践した」が「本当」の事である
本来なら「家族とうまくいっていない人」が狼になる人で、浮世絵を通し狼相手の相談相手になるべきだと二宮尊徳は訴えでなければならなかったのである
そうする事で家族との仲を取り持つ試みを二宮尊徳は訴えでなければならなかったのである
同じ事はアインシュタイン博士にも言えることで、本来狼目指す人相手にアインシュタイン博士がすべきことは「性行為に快楽を求めるべからず」ではなく
「親に敵意を持ってはいけませんよ」と説得する試みでなければなりませんでした
これは「親に敵意を抱く」とはどういうものなのかに二宮尊徳とアインシュタイン博士は理解を示していない事を意味しています
そして狼目指す人が「親に敵意を抱く理由」が何なのかを二宮尊徳とアインシュタイン博士は理解を示していない事を意味しています
行政内で二宮尊徳が行った紙芝居の再現を行っている人がいるのも「狼目指す人を甘く見ないでください」が最大の理由である
世界各国で報徳思想の見直しが行われている最大の理由も「アインシュタイン博士の考えは甘かった」に因んだものである
「後ろ向きに生きるんだぞ」と「親に自分を否定されたらそれを受け入れるんだぞ」と「結婚相手以外との性行為はレイプを受けたと解釈しないといけないんだぞ」と
「性行為で痛い思いをするのを受けつつも快楽を求めてはいけないんだぞ」と「狼目指す人を見習ってはいけないんだぞ」と
「人間以外の相手との性行為の可能性を否定してはいけないんだぞ」と「人間同士の性行為の可能性を追求してはいけないんだぞ」
つまり「消極的な生き方をしなければいけないんだぞ」が「性行為から始まる家族生活」の正体であり
「性行為から始まる家族生活」が掲げる夢の正体が「悪夢」だという事に気付いた人が狼を目指す人の正体だからである
「性行為から始まる家族生活」を目指す人が「金属の体」を続けているのも「性行為から始まる家族生活が掲げる夢は悪夢」を意味している
なぜなら、少しでもトレーニングを怠ると体調不良といった形で現れるほど体調が弱ってしまう手術であり
ひどいものになるとちょっとした環境変化で体調不良を起こす代物だからである
これもただ単に「怠け者にだけはなってはいけませんよ」を諭し、「狼目指す人とも仲良しにならなければなりませんよ」と諭し
それらを認めた暁には「金属の体」をやめましょうねという筋書きなのである
つまり「性行為から始まる家族生活の事を悪夢扱いしない方法」が何なのかの「種明かし」をするだけで済む話です
アインシュタイン博士の思惑とは違う方法で「金属の体」をやめる方法があります
アインシュタイン博士の思惑とは違う方法で狼目指すのをやめる方法があります
それが「希望退職」の存在を認めることです、ただしこれは「痛み」を伴う方法です
「性行為から始まる家族生活」を目指す者にとっての「希望退職」は「性行為の対象扱いできない存在」を認める事を意味しています
「狼を目指すもの」にとっての「希望退職」は「性行為を求めても無駄な人がいる」を認める事を意味しています
つまり「折り合い」と「妥協」を両者が身に付ける事を意味する方法です、つまり「折り合いと妥協に走らない方法」なるものが存在する事を意味しています
それらの「種明かし」をした暁には「仕事なんて全部ロボットがやればいい」を実行し
「前向きルールの組み立て方」と「後ろ向きルール組み立て方」を「シナリオ製造装置」に組み込み
それを元にした演劇を行う事で娯楽を提供し、それを元にテレビゲームを開発するだけです
つまり「世界は報徳思想に支配されているをゲーム理論扱いする」を実装した演劇とテレビゲームを開発するだけです
これならアインシュタイン博士からの「オファー」である「性行為以外の可能性」に応えたことになります
だから「性行為から始まる家族生活」も「狼を目指す」の「おしまい」にしてもらえませんか?
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563
No.1:
(5pt)

すばらしい。

自分もクロスカントリースキーをやっていたので、感動しました。
ルールAmazon書評・レビュー:ルールより
4408536563

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