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牛家
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牛家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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本書は、第21回日本ホラー小説大賞の佳作に選ばれた。 物語は、ゴミ屋敷での特殊清掃員の体験を描いた「牛家」と、防腐処理を施された不死者の父親と暮らす息子の物語「瓶人」の二編から成り立っている。 「牛家」は、ゴミ屋敷での清掃作業中に次々と起こる奇妙な出来事を描いている。 主人公たちは、ゴミに埋もれた家の中で狂気と悪夢に直面する。 物語は、現実と幻覚が入り混じり、読み手を混乱させる展開が続く。 特に、ゴミ屋敷の描写は非常にリアルで強烈な不快感を与える。 この作品は、ホラーというよりも不条理ホラーとしての要素が強く、恐怖と混乱の渦に巻き込む。 一方、「瓶人」は、死者を防腐処理して不死者として蘇らせる技術を持つ父親と、その息子の物語。 息子は、父親との奇妙な生活に苦悩しながらも成長していく。 この作品は、親子の絆を描きつつも、その背後に潜む恐怖と不気味さを巧みに表現している。 物語の終盤で明かされる衝撃的な事実は、読者に強い印象を残す。 著者の筆致は非常にリズミカルで、物語に引き込まれる。 特に、「瓶人」の文体は読みやすく、親しみやすいと感じる。 「牛家」の方は、その不条理な展開とリアルな描写が難解に感じられる。 本書は、ホラー小説としての恐怖と不快感を存分に味わえる作品。 著者の独特な世界観と巧みなストーリーテリングは、必読の一冊。 | ||||
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ホラーにしてももう少し脈絡があっていいのでは?と思うくらい意味がわからなかった。最後にどんなオチがあるのかと期待していたが、とくになにも無く意味不明のまま終わるので特に面白いと思った部分もない。 | ||||
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岩城さんの描くキャラクターは「事故物件七日間レポート」でも同様の事を感じたがすっとぼけていて面白い。凄惨な状況下でその場面を思い浮かべてみると恐怖でしかないのに、キャラクターのその時の台詞や行動がすっとぼけているから逆ににやけてしまうのだ。 でもよくよく考えてみたら案外人間なんてそんなものかなとも思う。恐怖をそのまま受けて素直に怖がる人なんてそんなにいないのかもと。 人によって評価は分かれそうだが私は大好きです。 | ||||
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臨場感が、あり、すぐ脇で見ているような生々しさを、感じる。どこか遠くの話というよりは、より登場人物と同一化し、共に体験している錯覚を、生み出す。 ストーリーは、奇抜であるが、違和感を抱かせ過ぎないのは、冷静な筆運びの為せる技か? | ||||
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残念ながら私は後者ですね これこそ長編でしっかり主人公らの内面や経過も描いてほしかった・・・ 君といたい~が逆に冗長だったので、世の中上手くいかないなあ・・・ | ||||
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思って頼り、とても綺麗で良かったです。又お願いします。 | ||||
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ゴミ屋敷を清掃する仕事。想像を絶する(というか最近テレビで特集している例の感じの)ゴミにうずもれた家。そこに暮らしていた男は確か、牛と見紛うばかりの・・・。 必死にゴミに山を片付けたはずなのに、その家のゴミは片づけた翌日には完全に元に戻っていた。 ホラーには、「怖い思い」をさせてくれるものと、「嫌な思い」をさせられるものと大別すると2種類があると思う。 嫌悪感に訴えるホラーが、時としてとても怖い思いにつながることも当然あるわけだが、本作品は、嫌悪感にひたすら訴える作品のように思える。 ゴミだらけに家の描写にかなりひいてしまうのは当然だが、途中からゴミ屋敷のホラーというだけではなく、不条理的な展開になっていく。 筒井康隆的なシュールな不条理世界が特に嫌いというわけではないが、ちょっとドタバタな上に、やはり汚すぎ。私の嫌悪感にはかなり訴えるものはありましたが。 2作目の「瓶人」はちょっと低レベル。 | ||||
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タイトルでもある牛家・・・ではなかったです。少々ネタばれになりますが、主人公も牛家のほうがましと思ってたようです。グロい描写が続くので食前食後には読まないほうが身のためです。ましてや食事中になんて読んだが最後トイレに直行間違いなしです。瓶人は、ホラーというよりは少し笑える話でした。 | ||||
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どちらの話も、単なるホラーというのではなく、どこか不条理、どこか人として生きる哀愁のようなものを感じました。 ずっと手元に置いて、たまに読み返す度に感じるものがわずかずつ違ってくるような気がします。 ホラーという気持ちで読むには不満が多い方もいるかもしれないのですが、純粋に文学として、思う所の多い作品でした。 | ||||
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ループ系ホラーといった感じで、引き込まれるような魅力を感じた。 賛否両論、意見が出ているが僕は楽しめた。 | ||||
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買って損をしました。 面白くもないし、怖くもないです。 早速売りました。 | ||||
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「ゴミ屋敷にはなんでもあるんだよ」 ゴミ屋敷に清掃員としてやってきた主人公。そこで次々とおかしな現象が起きて――。 とにかく不条理。それが怖い。 奇妙でおぞましい出来事の畳みかけに息つく暇もない。 悪夢のようなゴミ屋敷に自分がすっかり取り込まれてしまったようだった。 軽妙な筆致がこの不条理さと絶妙にあっている。 不条理なホラーを楽しみたい人、楽しめる人におすすめします。 | ||||
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ホラーなのにコメディっぽいやわやわな文体で書かれているので何ともどっちつかずになってしまっている。 面白くないわけじゃないけれど、これで受賞作といわれると…… | ||||
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この手の話は好きか嫌いかの二極だと思います。タイトルの牛家の話は、読んでいてグロく、また場面展開が目まぐるしく、読んだあとにはやや後悔の念が湧いてきました。 2話目の話は、ゾンビ物で、(と言ってもロメロのように人を食べたりはしませんが)オチが容易に想像できます。 | ||||
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牛家を読んでみたら、グロかっただけ。最後あたりよくわからなかった。 | ||||
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飽きずに読ませてくれるホラー短編2編を収録。収録された『牛家』も『瓶人』ともにグロいながらも、どこかユーモラスである。 『牛家』。ゴミ屋敷の清掃を任された主人公と同僚は、次第に夢とも現とも判別出来ない奇妙な世界に足を踏み入れる。 『瓶人』。所謂、ゾンビ物なのだが、面白い設定になっている。 『牛家』は、第21回日本ホラー小説 佳作受賞作。 | ||||
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日本ホラー小説大賞の牛家は正直なにが書きたいのかわからなかったが魅力的ではあった。だが、瓶人という作品はエンターテイメントとして素晴らしかった。楽しく読めました | ||||
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