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燃える接吻



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【この小説が収録されている参考書籍】
燃える接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 26‐9))

燃える接吻の評価: 2.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

悪党は地獄におちろ!

マイク・ハマー・シリーズ第6作。

 夜の山道、ハマーは何者かに追われてひどく怯えた女を助ける。
 しかし、すぐに数人の男に襲われ、女は拷問にかけられて殺され、ハマー自身も重傷を負う。男たちは何者なのか?女はなぜ殺されなければならなかったのか?

 本書の解説でも鏡明が述べているが、ハマーの犯罪者は殺すのみという問題解決方法と偶然の重なりすぎるプロットには無理がある。
 しかし、そんなハマーの存在が全てのプロットの穴を埋め、どんなに不利な状態でも不可能を可能にする。
 それに耐えられない読者には、おすすめできない。
 つまり、主人公であるハマーのキャラクターで作品を作り上げているのだ。

 しかし、現代では、個性の強い主人公よりも緻密なプロットを重んじる傾向にある。
 そのため、ハマー・シリーズが「裁くのは俺だ」しか再販に恵まれないのは時代の流れだろうか?
燃える接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 26‐9))Amazon書評・レビュー:燃える接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 26‐9))より
4150714592

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