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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全470件 161~180 9/24ページ
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| 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を訪れた大学ミステリ研の七人。それを建てた建築家・中村青司が隣の母屋で焼死したといういわくつきの島で、学生たちは連続殺人に巻き込まれていく。これがデビュー作で87年の発表とは思えないほどの瑞々しさ。謎をはらんだ文章を浴びるように飲み込む面白さ。ぼくはミステリがやっぱり好きなんだなと再確認させてくれた一冊。 アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』をオマージュしつつ、島と本土を切り替えながら現在の事件が進み、過去の事件へと迫っていく構成が上手い。閉鎖された島のミステリに広がりと立体感を与え、多面的な見せ方と仕掛けを施している。それが集約されたあのトリックが明らかになる瞬間の興奮も素晴らしい。あらすじには驚愕の結末とあるけど、ラストよりもあの一言の方が衝撃だった。むしろ、ラストは意外とさらっとして余韻がほんのり残る雰囲気でそれもまたよかった。 ぼくにとって初の綾辻行人作品。これは確かに面白いなと唸った。文章の相性もよさそうで、館シリーズは少しずつ読み進めてみようかと思う。また、登場人物のニックネームになっている作家たちに手を伸ばすのも楽しそう。ミステリ好きな方にはぜひ一度は読んでみてほしい傑作。 | ||||
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| 本書は1987年に出版された著者のデビュー作にして代表作であり、30年以上経った現在でも版を重ねているすごい推理小説であると知り、読むことにした。 十角館の図や角島の図、現場見取図が挿入されていて、生原稿ではこれらの図はどうやって挿入したのだろうかと、変なことが気になった。恐らく別紙に添付したのだろうと思われるが。 著者は文章がかなりうまいと思う。著者が弱冠26才のときにこれほど完成度の高い小説を上梓したことに驚かされる。また、著者は本書を執筆する前までに、内外のミステリー小説を相当多読したであろうことが分かる。 島へ渡った7名のメンバーが海外の著名な推理小説作家の名前のニックネームでお互いを呼びあっているのは、最後の犯罪のネタばらしの際に人物の特定をぼやかす狙いがあったことに読後気がつく。総じてよく練られたプロットであり、読んでいてそんなのあり得ないと思うことはあまりなく、おもしろい小説だとは思ったが、動機や人間関係についての前提条件で、やや強引ではないかと感じた点が3点あった。 1点は、犯人が殺人を犯す動機として、恋人の理不尽な死を挙げているが、その恋人がどうして死に至ったのかについて、ただ飲み会で死んだとだけ書いてあり(恐らく急性アルコール中毒)、当時の状況の詳細な記述がなかったので、動機として弱いように感じた。恋人の死がメンバーの責任に帰すべきものであり、彼らは殺されて当然であるとは思えなかった。メンバーとて、恋人に対し殺意を抱いていたとは考えにくく、軽率な学生のノリに起因する不慮の事故であったとするならば、これほどの殺人を犯すほど恨みが募るものなのであろうか。 2点目は、島に渡った人数について。ネタバレになってしまうのでぼんやりと書くが、警察が把握している人数の記述を読んで、あれ?と思った。いくら周到に準備したとしても、島に渡ったメンバーが、島に行かなかった友人たちに、今回の島行きのことについて経緯を含めて事前に何かしら語っているはずである。であれば、事件後、刑事が部員に事情聴取した際に、何らかの怪しい点が顕在化し、真犯人特定に繋がるはずではないか、と思った。 3点目は、犯人と恋人との関係が誰も知らない極秘裏に温められたように書かれているが、本当に周囲に気づかれずにそんなことが可能なのだろうか、ということ。恋人の死に直面し、犯人が憔悴したり、飲み会のメンバーへの殺意が湧いたりしたのならば、誰かしらが犯人と恋人との関係に気づくのではないだろうか。 あともう1点、これは推理小説全般に言えることだが、これほどの長編にしなくても、もう少しコンパクトな枚数に収めることが可能ではないかと思った。ミステリー小説の公募は原稿用紙350枚以上というボリュームを要求しているものが多く、そのため冗長な会話を入れたり、本筋とはほとんど関係がない話題を挿入したりして枚数を稼いでいるように感じることがしばしばある。そんな長編の公募では、応募する側も審査する側もお互い大変なのではないか、と思うのはミステリー小説を知らない素人考えであろうか。 | ||||
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| 80年代の本故に平成生まれの人には馴染めないかもしれない時代背景。 フィクション推理物にありがちな設定 何もかもが古臭い でも令和のこの時代に読んでも素晴らしい作品だと思う。 大絶賛とは言わないが、本当に良作。 少しでも気になっていて興味ある人は読んで後悔はないと思う。 大分県が舞台というのもマニアックで良い(笑) | ||||
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| この手のジャンルの小説を初めて読みました 特にあれこれ推理などする事なく読み進めていきましたが 例に漏れずあの一行に驚愕しました 終盤エラリィくんどんどん馬鹿になっていってるように見えたのは極限状態で正常な判断が出来なくなっているからと捉えて良いんでしょうか | ||||
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| 商品はとても綺麗ですぐに到着しました。 しかし、当方のミスで、持っている本を注文してしまい、返品の問い合わせをしたら、すぐに対応してくださり、お礼の短いメールを送ったらさらに丁寧な返品方法が記載されたメールをくださいました。とても信頼できる出品者です。また利用させていただきたいと思います。 | ||||
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| ミステリを読むのは久しぶりでしたので、間違いのないものを読みたいと思い手に取りました。激しく動く展開、臨場感溢れる会話劇が大変面白く、3時間半ほどで読破しました。 ただ、犯人の動機、犯人の犯行手順、ラストシーンの平凡さが小説の読後感をいまいちにしてしまっています。 過度に期待しすぎたせいでしょうか。 他のレビュアーさんが言う「一文」も、動機とあいまって「拍子抜けな種明かし」に思えてなりませんでした。 楽しい読書体験であったことは間違いないのですが、納得がいかないという気持ちがあるのも確かです。 | ||||
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| 言わずと知れたミステリーの傑作の一つ。 どんでん返しを演出するために、様々なミスディレクションが置かれ、まるで読者が袋小路に迷い込むのを楽しんでいるかのような、小気味いいストーリー展開は、まさに天晴の一言。 星1つを減じたのは、壮大な殺人計画にしては動機が今一つありきたりすぎたところ。 | ||||
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| "僕にとって推理小説とは、あくまで知的な遊びの一つなんだ。小説という形式を使った読者対名探偵の、あるいは読者対作者の、刺激的な論理の遊び。それ以上でも以下でもない。"1987年発表の本書は著者デビュー作、館シリーズ1作目にして、新本格ブームを巻き起こした傑作ミステリー小説。 個人的にはミステリーは普段あまり手にとらないのですが、ミステリー好きな友人に必読!とすすめられた事から手にとってみました。 そんな本書は、大学のミステリ研に所属する7名の男女、それぞれミステリー作家の名前を仲間内のニックネームにするメンバー達がかって悲惨な事件のあった孤島をおとずれる所から始まり、1人、また1人と連続殺人が起こるわけですが。 1986年を舞台設定にしている本作。ワープロが貴重で、スマホもない学生たちの描写は今では牧歌的で古臭く感じてしまうし、また仲間内でミステリー作家の名前で呼び合うのにも中二病ぽさを感じてしまいながら読み進めていったのですが。。六日目第十章の『最後の一行』に"え?"と見事に騙されました。そして最後まで読み終えた後にもう一度読み直して【張られていた細かな伏線の数々】に唸らされました。これは確かに面白い! また、イメージするしかないのですが。本書発刊当時の状況。現代の社会派情勢をリアルに反映し犯行の理由づけにする『社会派ミステリー』が流行する一方、その対極。時代がかった舞台やあやしい登場人物が集まる中、トリックを考案し読者を欺く古典的な形式の『本格ミステリー』はパターン化【最早トリックがすべて出尽くし、滅んでいくのか】と言われていた時代において、当時弱冠26才の著者が本書で与えた衝撃、そしてバッシングを受けるも結果、現在はむしろ『新本格ミステリー』として主流になっていることを知り、その凄さを考えたり。 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』好きな方へ。また新本格ミステリーの原点的一冊としてもオススメ。 | ||||
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| 死の描写もライトだし誰にでも楽しく読めるんじゃないかと。 キャラクターや展開が上手にまとまりすぎてる感じがしました。 ミステリファンにはちょっと退屈かも。 | ||||
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| 古本でも気にならないくらい綺麗な状態だったにも関わらず、とても安く購入できました。 | ||||
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| 綾辻さんの代表作のような本です面白かったです | ||||
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| この本のいい点は、シナリオの進行がきれいに進んでいるのでどのくらいの時間が経過しているかがわかりやすくまた真相を知って行くのと同時に「そういうことだったのか!」と納得できるような内容でしかも映画やドラマなどにはできない小説だからこそできる表現やトリックがあるのでおすすめです! | ||||
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| この作品は、新本格化の雄である綾辻行人のデビュー作であり、新本格化の金字塔ともなっている作品である。それくらい完成度が高い。 異才の建築家、中村青司が離れ小島に建てた通称「十角館」において、青司、その妻、使用人家族が殺されるという痛ましい事件が起こる。 その一年後、「十角館」に招待された大学ミステリークラブの7人の登場人物が物理的に遮断された孤島の館で次々と殺されていく。司直の助けは一切期待できず、登場人物は自らの手で謎を解明しなければならない。この設定は、アガサ・クリステ ィの「そして誰もいなくなった」と同じものであり、「そして~」が好きな読者は本作品は読む価値があると思う。 本作品では叙述トリックが使われており、私はレビューでこのことを知った。 トリックや伏線の張り方はよくできているのだが、事前に叙述トリックと知っていたおかげで、ハードルがかなり上がってしまい、真相解明に至ってもあまり驚かなかった。完成度が高い作品なのに星が四つなのはそのせいである。 少し脇道に逸れるが、横溝正史の「夜歩く」は、叙述トリックの使用を知らなかったおかげで、読了後はかなりの衝撃を受けた。やはり、叙述トリックというのは最後まで伏せておかねば効果が薄い。 「十角館の殺人」をじゅうぶんに楽しみたいと思えば、私を含め、レビューは一切読まないほうがいい。 | ||||
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| 普段あまり本を読まないのですがそれでも入り込めました。 | ||||
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| さすが長年、金字塔と呼ばれる作品です。 まぁこの作品を読んだ人は誰しもが言うであろうテンプレート「ラスト間際の一文」で全てが明かされる驚き。 是非味わってみてください。 | ||||
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| 途中から犯人のことを分かった気がしたのに、裏切られました。アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったが私を惑わせたのか…面白いトリックだった、大人気なわけだ! | ||||
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| 肝心なトリックが最も脆弱に思えるが、その綱渡り的な感覚さえも織り込んだのかもしれない。孤島もの、著名な探偵小説の作家たち、有名ミステリーのオマージュ、スケープゴートとミスディレクション、物語の視点移動などがミステリー感を際立たせる。 最初は、犯人の意外性に驚き、動機に同情しつつも、どこかやるせない思いを持ちながら読み終える。そして、読み飛ばした箇所に戻り、読み直す。「そうか、そう書いているのか」と呟く。 再読時は、犯人の視点がわかるため、倒叙ミステリーして楽しめる。再読した時の方が、犯罪そのものの危うさを感じながら読める分、スリリングかもしれない。このままでは、犯罪が露呈してしまう、ああ、バレる、そこには関わらない方がいいのに、などと犯人に感情移入しながら読むことになるからだ。 結末がわかっているミステリーは再読することは滅多にないのだが、なぜかこの作品は再読し、初読の時とは別のドキドキを感じた。それが、名作の名作である所以なのだろうか。 | ||||
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| ミステリーとしてはあっさり目だが、何よりも素晴らしいのが作中の叙述トリック 不自然さのない文章に、真正面から仕込んであるので後半での驚きに拍車がかかる 本格ミステリ好きには物足りないかもしれないが、読む価値はある | ||||
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| 本作「十角館の殺人」の冒頭で著者の綾辻行人氏が「敬愛すべき全ての先達に捧ぐ」と述べています。 先達とは、「明智小五郎シリーズ」の江戸川乱歩氏や、 「金田一耕助シリーズ」の横溝正史氏を念頭に置いているのでしょうね。 本書は講談社から昭和62年に刊行され、新本格派の先駆けとされた推理小説です。 前記の二氏も著者も学識のある推理作家です。 「どうあがいてみたところで、しょせん人は人、神にはなれない」・・ 「法を超えての裁き」・・深い本格派の推理小説ですね。秀作です。72歳福岡在住 | ||||
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| いろいろレビューがありますが、作者と同年代の海外推理小説オタクでないと、あの一文の衝撃は分からないんだなぁ、と思いました あ、私はすごい衝撃受けましたよ | ||||
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