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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全458件 41~60 3/23ページ
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衝撃のどんでん返しでした。 ただ、私はミステリー作家の名前に詳しくないので、登場人物がミステリー作家の名前で呼ばれることが多いこの作品では、ミスリードを味わい、どんでん返しの衝撃を最大限に体感することは出来なかったのかもしれません。 これからミステリー作品をたくさん読んで、再読したいと思います。 | ||||
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. 1986年3月、大分県のK大学推理小説研究会の7人は、無人島にある十角形の館に泊まりがけで出かける。そこは前年の9月に館の主人夫妻と使用人夫婦が惨殺され、庭師が行方知れずになった凄惨な四重殺人事件の現場だ。その地を興味本位で訪れた学生たちが一人、また一人と殺害されていく。果たして犯人は学生のうちの一人なのか、それとも外部からの姿なき侵入者なのか……。 ------------------ 1987年、綾辻行人氏が京都大学大学院生だった26歳のときに出版したミステリー小説です。この作品が契機となって日本のミステリー小説の世界では「新本格派」ムーブメントが始まったとされています。 事実、物語の冒頭で、登場人物のひとりが言う次の言葉に当時の日本のミステリー小説業界で渦巻いていた論争が見えます。 「だから一時期日本でもてはやされた“社会派”式のリアリズム云々は、もうまっぴらなわけさ。1DKのマンションでOLが殺されて、靴底をすりへらした刑事が苦心の末、愛人だった上司を捕まえる。――やめてほしいね。汚職だの政界の内幕だの、現代社会のひずみが生んだ悲劇だの、その辺も願い下げだ。ミステリにふさわしいのは、時代遅れと言われようが何だろうがやっぱりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック……絵空事で大いにけっこう。要はその世界の中で楽しめればいいのさ。ただし、あくまで知的に、ね」(13-14頁) 2012年に出た『 週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 』では国内ミステリーの第8位に位置づけられています。 わたしは1991年版の講談社文庫『 十角館の殺人 』を2013年1月に読んだことがあります。あれから11年、物語の記憶はすっかり拭いさられていました。だからこそ、「まったく記憶を消して再読したい」と思わせるに足るこの小説を、今回一から味わうことができました。記憶力の衰えが吉と出ました。 赤いニシン(red herring)やバールストン先攻法(Birlstone gambit)らしきトリックが散りばめられて、わずか2日で読了してしまいました。 旧文庫版からは、あのあっと驚く一行の置き場所が変わっているようです。読者をことごとく驚愕させた一文は旧版では、直前の段落と同じ頁に配置されていたため、うっかり目の片隅にその文章が先行して入ってしまうおそれがあったようですが、この新装改訂版ではページを繰った先の第一行に置き直されているため、そうしたうっかりが発生することはありません。 そしてその一行が何だったかも覚えていなかったわたしは、またしても不意を就かれ、ミステリー小説の醍醐味を真っ白な状態で楽しめたのです。 . | ||||
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何回も読んでますが、騙されます! 久しぶりに読んで、またキャラ設定の 素晴らしさに唸りました。 | ||||
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冒頭に犯人の殺人計画があることが明らかにされて始まるにも関わらず、誰が犯人か分からず物語の展開に埋没してしまった。個性豊かな登場人物、怪しげな孤島の館等最後まで飽きさせないストーリーを楽しめました。読み終わらぬうちに次回作を注文しました。 | ||||
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真犯人の目星は途中でつくが、噂の最後の一行はわからなかった。だってほとんど伏線ないんだから。 そうは言っても読み返せば確かに矛盾はないのは事実。 しかしタバコを吸う描写の多さにちょっと驚いた。確かにこの頃の大学生はみんなタバコ吸ってたな。タバコが微かな伏線ではあるんだけど。 | ||||
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あまりに有名で絶賛されてるので、凄い期待を抱いて読んでしまった作品。 多分何も知らずに読んでたら違った評価になってたはず… 素直な感想は「期待し過ぎた。」です。 でも面白かったし、衝撃の一行は 「えっ?ああっ!」となりました。 流石プロだなぁー!と。 全体的に芝居じみてるというか…舞台観てるみたいな独特のセリフまわしとか呼び名とか…勿論こう作ってるんでしょうが無理な人は無理だと思います。 衝撃の一行後にちゃんと事件全容が 明かされるんですが…そこだけが何とも味薄な感じを受けてしまいました。 オチなのに… そこまでは本当に本当に面白かったので。 こんだけ盛り上げてきておいて 「これ???」って感じは拭えなかったです。いや。面白いんですけどねー… 最後の最後の終わり方はきっちり締めた感じが綺麗で好きです。 ここでも流石プロだなぁーと。 とても優れた作家さんの1本だとは思います。 | ||||
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楽しく読めました | ||||
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Huluでドラマ化されていたので、ドラマを見る前に読んでみたくなり購入しました。 普段、活字を読まない、読解力の乏しい自分でしたが、衝撃の一行は間違いなく分かったと思います。 本当に衝撃の一行でした! | ||||
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頼まれて購入。ホラー好きはハマるそうです。 | ||||
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映像化されると知り、数年振りに再読。 そして今回も「え?」って騙されたー! | ||||
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序盤は登場人物のあだ名呼びやセリフにクサさを感じてなかなかハマれなかったのですが、段々続きが気になり読むペースが上がりました。 独白では無く探偵さんに追い詰めてほしかったな。 | ||||
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無駄な部分なし 全て100点 圧巻でした 気づくタイミングは人それぞれですが 全て辻褄が合う感じが良かった。 できれば過去の動機だけが少し強引な気がするが当事者であればそうせざるを得ないのかなと 思った | ||||
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かれこれ40年ぶりに再読しました。 物語の記憶がほぼ無くなっていたので当時の空気感そのままに楽しめました。 トリックや物語のスピード感など改めて名作であることを再認識しました。 | ||||
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【ネタバレなし】 産後の集中力低下が続く頭でも、すっと入ってくる文章で1日で読み終えた。 登場人物の名前とイメージがぴったりと結びつき、どこかですれ違ってきたような“六人“にどんどん感情移入していく。 緊張感がほどけた時、いつの間にか涙が出ていた。 感動物語などでは無い。 巧妙な伏線が張り巡らされ、オセロがコロコロとひっくり返るような感覚を楽しめた。 これは間違いなく万人におすすめできる本。 | ||||
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推理しながら読んでましたが、全部当たっても十分楽しめました。 ネーミングセンスも面白かったです。 おすすめします。 | ||||
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読みやすいので、ドンドン読み進める。結末も意外だったので面白かった! | ||||
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まず、どんでん返しとしては、騙されたので良いと思います。 が、⭐︎や⭐︎⭐︎にレビューされている皆さんが書かれてるように、描写や動機や設定が甘いです。 だけど気に入った一冊ではあるので、この評価とします。 皆さんのレビューが代弁してくれてるので感謝です。 気が向いた方はHuluをご覧になったらどうでしょうか? | ||||
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ドラマを見て久しぶりに読みたくなり、改めて電子書籍で購入しました。例のトリックを忘れることはできないので、再読では伏線を楽しむ読み方となりますが、さすがに破綻はなく、見事にだ騙される快感を味あわせてくれました。未読の方は、どこかでネタバレされる前に読んでおくことをお勧めします。 | ||||
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無料配信していた漫画の1巻を読んだ後、続きが気になり小説版を購入した。 ある人物の死因が違ったり、コナンの性別が逆だったり最初は戸惑った。 しかしそんなことは些細なことだった。 貪るように最後まで読んだ。レビューでよく言われていた言葉の意味は終盤で分かった。 確かにこれは実写化無理だ。 | ||||
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普段は船の往来がない孤島に乗り込んだ大学のミステリ研究会のメンバーが、一人ずつ○されていくというお話です。犯人の決意が描かれるプロローグ、孤島、十角形の奇妙な建物と、序盤のワクワク感はなかなかです。ただ、ゾクゾク感があまりないのですよね。各々のキャラクターの描写が少なく、あまり感情移入ができないまま、淡々と○されていくので。あと、十角館や島がこじんまりとしすぎていて、空間的な広がりや深みがいまひとつ感じられなくて、恐怖を誘うホラー的な要素が少ないのもあるんでしょうね。不意に犯人を知らされたときには、思わず"Oh"と漏らしましたし、その驚きをもたらすために、よく練られた作品だとは思います。 | ||||
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