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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全447件 441~447 23/23ページ
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ちょっと自慢話をする。この物語を読みながら「犯人」が本編に登場した瞬間に、「こやつが犯人だ!」と直感した。犯人がアリバイ工作に使った「ある物」のトリックも見破った!犯行動機を臭わす記述にも気がついた!そこまでは完璧な推理だった。しかし・・・、自慢話はここまで。犯人が、動機や犯行経緯を独白する章の、直前に書かれた1行。このたった1行で私の推理と自信は、見事に打ち砕かれてしまった!私のつたない推理でも「犯人」は見事に当たっていたのだが、犯行の一部始終はまるで的はずれ・・・。「その1行」に仕掛けられた叙述トリックは「お見事!」と言うほかなく、このアイディアを思いついた作者に心からの賛辞を贈る。こうした、作者が仕掛けた叙述的トリックを用いた小説では、ドラマや映像化が不可能な作品がいくつもあるが、これもそのひとつだろう。これからお読みになる方、お気をつけあれ・・・ | ||||
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ストーリーがアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」に似ていたので読んでみた。情景描写がこまやかで、頭の中で映像化しやすかった。 私が本格推理小説の世界に入り込むきっかけとなった作品。 | ||||
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孤島に集まったミステリ同好会。迎えの船が来るのはまだ数日後。いわくつきの館で1人、また1人と死んでいく。 この作品は、ミステリ好きにはたまらない要素がたくさん散りばめられています。 設定は、「そして誰もいなくなった」。 動機は復讐。 そして、登場人物は、アガサ、エラリー、カーなど、往年のミステリの巨匠のニックネームで呼ばれていること。 このうえなく贅沢な作品で、息もつけないまま一気に読んでしまいました。 | ||||
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綾辻行人氏のデビュー作。つまり新本格ムーブメントはこの作品から生まれたのだ。確かに新本格の誕生を告げるにふさわしい傑作だ。最初の数ページは、青春小説調の「くさい」せりふ回しや、ぶっ飛んだネーミングが鼻につくかも知れないが、我慢して読んで欲しい。最後には必ず綾辻氏の仕掛けに打ちのめされるはずだ。大分県出身で、この小説の舞台になる島を実際に知っている僕としては、このような惨劇があのT島で起きて欲しくないのだが…この話しを読んでしまった以上二度とあの島でキャンプはできない。ああ、なんて話しを書いてくれたんだ! | ||||
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綾辻行人の代表的作品、館シリーズの第一作目。登場するキャラクターの描写が巧妙で読み手を飽きさせない内容。本格推理小説ファンには少々物足りないかもしれないが、純粋に楽しめ、万人にお勧めできる。 とにかく、一度読み出したら止まらなくなるテンポの良い展開を一度体験して欲しい。 | ||||
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綾辻行人の小説はなんと言ってもトリックが最高です。これはその中でもかなりすばらしいできだと思います。人間が描けてないと言う批評もあるようですが、そんな茶々を吹き飛ばすくらい面白いです。トリックはすごいです。 一冊読むと次々と読んでしまうでしょう。 | ||||
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無人島にある十角館という別荘で大学のミステリーサークルが合宿を行うことになったが、そこは半年前に殺人事件が起きた曰くつきの場所だった。 やがて起きる惨劇。一体犯人は・・・。「新本格派」と呼ばれる綾辻行人のデビュー作だ。初めて読んだときは、その舞台・設定の妙に魅了された。2度目に読んだときには、日本のミステリは1つ次のレベルに到達したんだ、と確信した。 3度目に読んで、繰り返し読んでも色褪せない作品だと感じた。 もちろん、粗さや強引さもあるが、それらを含めても日本のミステリーに大きな影響を与えた作品だと思う。 | ||||
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