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ヘブンズスラム: 横浜市警第3分署



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヘブンズスラム: 横浜市警第3分署 (徳間文庫)

ヘブンズスラム: 横浜市警第3分署の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

伏線はどこへいった?

犯罪が跋扈するスラム化したエリア、横浜市天国区。
そのエリアを管轄する横浜市警察第一管区第3分署、
刑事課所属の杉山清太巡査長が物語の主人公です。
ちなみに実際の横浜市内における警察活動は神奈川県警の一部であって、
物語のような独立した「横浜市警」というのは存在しません。

天国区の韓国人経営の食料品店で起きた金属バット殴打事件からストーリーが始まります。
犯行を犯したのは?動機は? オーソドックスな捜査が進んで行くにつれ、
マフィアの陰や政界の実力者の暗躍なども絡んできて……という展開となります。

杉山巡査長をはじめ、正義感が非常に強い同僚刑事、韓国人でこちらも正義感の強すぎる警察官、
さらに杉山巡査長の相棒となる容姿端麗で聡明な女性刑事などなどキャラ立ちした登場人物が出てきます。
ネタバレになるので軽く触れるだけですが、杉山巡査長の「テディベア」は、ちょっと違和感が残りました。

読み終わってはじめてわかるのですが、この物語は「続編」を前提につくられているようです。
ですので、この1冊の中には「あの話はどうなったの?」という伏線ほったらかし感がいくつかあります。
これは次のお楽しみ、ということかもしれませんが、どうしても続きが気になる!というほどの伏線でもないのです。
(テレビドラマ化でも想定されているのでしょうか…?)
そのあたりが残念で、1冊ですっきり終わらせるか、
もしくはしっかりとした余韻というか後に続く雰囲気を持たせてほしかったと思います。
ヘブンズスラム: 横浜市警第3分署 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ヘブンズスラム: 横浜市警第3分署 (徳間文庫)より
4198938792

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