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うちの執事が言うことには 2



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【この小説が収録されている参考書籍】
うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)

うちの執事が言うことには 2の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

衣更月の過去

を知ることができ次回を期待させるような
終わり方も良かったと思いました。
花穎の歯医者がどうなったのか気になったです。
登場人物が多かったので2度読みしました。
うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)より
4041014913
No.2:
(5pt)

だんだんと、深く面白い世界。

一作目より 格段と面白くなってきました。
ラストの エピソードでは
ナイル(イギリスでの花穎の恩師である助教授)の登場、そして真意。
厚意だけではなく、悪意だけでもない。
花穎の持って生まれた体質。2作目では
衣更月と鳳さんとの出会いを ちょっとした謎にからめたエピソードもあり。
そしてラストでは赤目(アカメ)がナイルへ放った言葉で 彼はいったい花穎をどうしたいのか?飄々として 如才ない赤目家のトキヤ君。彼がなにかしら 必ず関わってくる事件が楽しみです。
うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)より
4041014913
No.1:
(4pt)

世界観とミステリの有機的結合・衣更月の生い立ち話も

パラレルワールドの日本の華族社会。そこで若い当主と、若い執事が、「当主」「執事」になりきろうと努力してゆく物語です。
架空の独特の世界なので、この世界観の人間ドラマを追求するのか、ミステリを追求するのか、
どちらに行くのかなと思っていましたが、二巻は思いのほか、両方がうまく化合しあい、一巻よりも印象は強いものでした。

三つの謎と、あと衣更月の生い立ちと鳳との出会い話(ひとつの軽いミステリにもなっています)。

最初の二つは、この世界の人間関係ならではの謎解きで、かつミステリのパターンとしても明快(一話目は執事論としても面白いです)。
最後の一つは、当主花穎の独自の能力を生かしつつのどんでん返し。美術館もの。

ちょっと狭隘で偏屈で、美意識の高い華族たちの世界にも厚みが出てきましたし、ミステリもそれを補強する方向に働き、
さらに衣更月と花穎の心理のさぐりあいも、さし味として利いています。
シリーズとして続けば、この世界にふくよかな味が出てきそうです。
うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:うちの執事が言うことには (2) (角川文庫)より
4041014913

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