ハリー・クバート事件

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評判

ハリー・クバート事件の評価:

3.62/5点 レビュー 42件。 B ランク

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平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(4pt)

スリルやサスペンスを求める人より、じっくり読みたい人向き

皆さんのレビューはなかなかの酷評だが、私は面白かった。スリルや意外性など、ミステリーとしてはちょっと物足りないかなと感じるところもある。また、よく考えてみると突っ込みどころが結構あった。だが、小説を読む面白さがあり、楽しく読めた。本筋ではないが、ニヤリとしたりほろりとする場面がある。下巻に入るとスピード感が出て面白くなってくる。帯部分に一種のネタバレのようなことを書くのはやめてほしい。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.17
(4pt)

スリルやサスペンスを求める人より、じっくり読みたい人向き

皆さんのレビューはなかなかの酷評だが、私は面白かった。スリルや意外性など、ミステリーとしてはちょっと物足りないかなと感じるところもある。また、よく考えてみると突っ込みどころが結構あった。だが、小説を読む面白さがあり、楽しく読めた。本筋ではないが、ニヤリとしたりほろりとする場面がある。下巻に入るとスピード感が出て面白くなってくる。帯部分に一種のネタバレのようなことを書くのはやめてほしい。
ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫)より
4488121047
No.16
(4pt)

先入観

ネタバレになるのであまり言えないが、
あの場面をいかに生々しく思い浮かべられるか、で騙され度合いが変わってきそう。
私は驚いた。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.15
(4pt)

買って読んで損はない

買って読んで損はないと思います
素晴らしいストーリーテラーだと思います

以下ネタバレあり

構成上こうせざるを得なかったのはわかりますが、
この小説の核を成しているノラの人物設定が、一番嫌いです
恋人を思いやる深い深い愛情を持った、15歳の精神疾患者・・・・うーん

ノラの母親については多くの読者が早い段階から”疑問”を感じるでしょうし、
作家の罠だと気づくでしょう
スターンとケイレブの関係についても早い段階で気づくでしょう
ノラを殺した犯人についても、もしや?第一発見者?
と多くの方が思ったはずですが、それでも最後の結末まで一気に読ませます
そして、クバートの名著とされる”悪の起源”が恋愛小説であることを知ったときから
題名との違和感を疑問に思っていた自分のような読者を納得させる最後

傑作とはいえないかもしれませんが、お金をだして読むべき本だと思います
ハリー・クバート事件〈下〉 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件〈下〉 (創元推理文庫)より
4488121055
No.14
(5pt)

5日で読了

とても面白くて、5日で読了しました。紹介してくれた同僚に感謝。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
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No.13
(5pt)

作品の構成自体がミステリと言える

このスイスの新人作家によるミステリ作品は、2014年末の各社ミステリ・ランキングで上位に食い込んでおり、題名は知っていました。
それから早くも一年が経過しようとした今、ふと思いついて、手に取ってみたものです。
上下二分冊でかなり長い作品ですが、大変な面白さに満ちた傑作と言えましょう。

物語は、マーカス・ゴードンという新進作家が、処女作がベストセラーとなり、一躍有名になるものの、2作目が執筆できず、苦しい日々を送るところから始まる。
そんな彼は、大学時代の恩師で、著名な作家である、ハリー・クバートに連絡を取るのだが、折しも、ハリーの自宅の庭から白骨死体が発見され、これが、33年前に行方不明になった15歳の少女、ノラのものと判明し、その殺人容疑で逮捕されてしまう。
ゴードンは、ハリーの嫌疑を晴らそうと、奮闘するが、この顛末に目をつけた出版社側が、その内容を2作目として売り出せば、ベストセラー確実と持ちかけ…といった展開です。

本作品は、31の章で構成されており、各章の冒頭には、ハリーがゴードンに小説作法を伝授する様子が書かれています。
また、31章から始まり、30章、29章と数字が繰り下がっていくことが特徴で、この小説作法と数字の繰り下がりは、物語を最後まで読むと、大変重要な意味を持っていることが分かります。
また、そもそも本作品の題名が、なぜ「ハリー・クバート事件」なのか、これにも深い意味があるのです。

物語は、白骨死体が発見された2008年を現在として進行し、捜査過程で明らかになるノラ失踪事件の1975年の出来事が時折、挟みこまれていきます。
ここで面白いのは、ノラという少女が、既に亡くなった人物であるのに、その人物造型が次第に明らかになるにつれ、魅力的な女性として読者の目に映ってくるところでしょう。

もちろん、ミステリとしての面白さも格別で、捜査が進むにつれ、謎が謎を呼び、上巻を終える辺りでは、落としどころがみえないくらい、事件は複雑な様相を呈していきます。
これが、下巻の半ば以降に組み込まれた、二転三転する展開で、きちんと解決編が示されるところは、さすがにミステリ・ランキング上位だけのことはあると思いました。

因みに、本作品の著者は、新人であるにも関わらず、本作品がベストセラーとなり、一躍有名に…と、本作品の主人公ゴードンと同じような境遇になっているようです。
それでは、次回作の執筆にも苦労しているのかどうか、その点は知る由もありませんが、少なくとも本作品については、多くのミステリ好きにオススメできる秀作と考えています。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.12
(5pt)

作品の構成自体がミステリと言える

このスイスの新人作家によるミステリ作品は、2014年末の各社ミステリ・ランキングで上位に食い込んでおり、題名は知っていました。
それから早くも一年が経過しようとした今、ふと思いついて、手に取ってみたものです。
上下二分冊でかなり長い作品ですが、大変な面白さに満ちた傑作と言えましょう。

物語は、マーカス・ゴードンという新進作家が、処女作がベストセラーとなり、一躍有名になるものの、2作目が執筆できず、苦しい日々を送るところから始まる。
そんな彼は、大学時代の恩師で、著名な作家である、ハリー・クバートに連絡を取るのだが、折しも、ハリーの自宅の庭から白骨死体が発見され、これが、33年前に行方不明になった15歳の少女、ノラのものと判明し、その殺人容疑で逮捕されてしまう。
ゴードンは、ハリーの嫌疑を晴らそうと、奮闘するが、この顛末に目をつけた出版社側が、その内容を2作目として売り出せば、ベストセラー確実と持ちかけといった展開です。

本作品は、31の章で構成されており、各章の冒頭には、ハリーがゴードンに小説作法を伝授する様子が書かれています。
また、31章から始まり、30章、29章と数字が繰り下がっていくことが特徴で、この小説作法と数字の繰り下がりは、物語を最後まで読むと、大変重要な意味を持っていることが分かります。
また、そもそも本作品の題名が、なぜ「ハリー・クバート事件」なのか、これにも深い意味があるのです。

物語は、白骨死体が発見された2008年を現在として進行し、捜査過程で明らかになるノラ失踪事件の1975年の出来事が時折、挟みこまれていきます。
ここで面白いのは、ノラという少女が、既に亡くなった人物であるのに、その人物造型が次第に明らかになるにつれ、魅力的な女性として読者の目に映ってくるところでしょう。

もちろん、ミステリとしての面白さも格別で、捜査が進むにつれ、謎が謎を呼び、上巻を終える辺りでは、落としどころがみえないくらい、事件は複雑な様相を呈していきます。
これが、下巻の半ば以降に組み込まれた、二転三転する展開で、きちんと解決編が示されるところは、さすがにミステリ・ランキング上位だけのことはあると思いました。

因みに、本作品の著者は、新人であるにも関わらず、本作品がベストセラーとなり、一躍有名にと、本作品の主人公ゴードンと同じような境遇になっているようです。
それでは、次回作の執筆にも苦労しているのかどうか、その点は知る由もありませんが、少なくとも本作品については、多くのミステリ好きにオススメできる秀作と考えています。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.11
(5pt)

一気読み

次々に展開していくストーリーで、ほとんど一気に読みました。
田舎の町で起こった事件。町の人々の困惑や好奇心。嫌悪感。マスコミの騒ぎ。
どれもよくかけてると思います。
スピーディーな展開だからでしょうか。
難点はノラの魅力が伝わりづらいことかな。
ただ、現実にも「どうしてあの子が?どうしてあの子なの?」という子が
男性を惹きつけてやまないこともあるので、そういうタイプの子かなと。
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.10
(5pt)

一気読み

次々に展開していくストーリーで、ほとんど一気に読みました。 田舎の町で起こった事件。 町の人々の困惑や好奇心。 嫌悪感。 マスコミの騒ぎ。 どれもよくかけてると思います。 スピーディーな展開だからでしょうか。 難点はノラの魅力が伝わりづらいことかな。 ただ、現実にも「どうしてあの子が?どうしてあの子なの?」という子が 男性を惹きつけてやまないこともあるので、そういうタイプの子かなと。
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.9
(5pt)

訳が良い

ノラが好きになりました。
特に訳が良いと思います。日本語としての不自然さを感じませんでした。
だから、徹夜することになりました。
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.8
(5pt)

翻弄されまくりました!

先日上巻を読み終えて、訳のわかんない面白さに魅かれましたが、正直どうまとめていくのだろうか?と不安になっていました。

 まとまりつくのだろうか?この展開・・・

 その不安は最初の出来事でかき消されました。

 それからも、コロコロころころといろんな所へ転がり、くつがえり、犯人だと思っていた人が犯人でなく、真犯人が続々登場します。

 収拾がつかないくらい先の見通しが立たないです。私自身が翻弄されまくりました。

 そしてこれで落ち着いた!と思ったところでまたどんでん返しが起こります。

 ラストは圧巻でした!よくもまあこんなストーリーを作れるもんだと感心しました。

 フランスの「リ-ル」紙の書評では、「驚愕の展開、ミスリードとどんでん返しの連続に読者は翻弄される」とあります。

 本当にそうなりました。

 上巻は前に進むのがつらいくらいモヤモヤしていましたが、この下巻は一気読みでした。

 著者に才能を感じます。早く著者の次回作に遭遇したい気持ちでいっぱいです。
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.7
(4pt)

 訳のわかんない面白さ!

33年前の失踪した少女の遺体が恩師の敷地から出てきた!

 実はその少女と恩師は禁じられた恋に葛藤していた!

 その事件を捜査するベストセラー作家!しかし今は2作目を出せずに失業寸前!

 聴き込みをする中で徐々にいろいろな事実が判明していく・・・。

 全く訳が分かんないけれど引き込まれました。

 早く下巻が読みたいです。

 ただ単にじらされるのでなく、小出しに事実関係が明らかになっていく様子が好きです。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.6
(5pt)

御勧めでーす

最期の最期まで予測不可能なストーリーで久々に楽しく読みました
ハリー・クバート事件 下 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 下より
448801027X
No.5
(4pt)

面白い

リンカーンライムシリーズのようなどんでん返しはないけども、緻密なストーリーで容疑者・犯人が変わってゆく。難を言えば、伏線の張り方が強引か?ハラハラ感はなく、静かな展開ですが、気が付いたら上下とも読了していました。ハラハラ感がない分、マイナス1点。ただし、登場人物の性格は巧みに書き分けられていて純粋に面白いです。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.4
(5pt)

カードの裏を読め!

読みだしたら止まらないミステリー。無実の罪と思われる恩師を助けるのと同時に〆切を迫ってくる百戦錬磨の編集者、やたらと主人公の性的志向をチェックしたがる母親との攻防。とにかく愉しかったし、二転三転するPrime Suspectsの見事さ。
パズルを解くときに"カードの裏を読む"という表現があるけれど、まったく違う視点で犯行を見直さないと犯人が解りません。
複雑な構造で、過去の出来事に何度も遡りますが、だらだらと昔のシーンを書き込んで飽きさせたりしないところも好きです。
『冗長な部分がある』とされていますが、一気に読んで、また読み返して(登場人物の行動や言動を見直し)、本当に愉しめました。同じ主人公で続編がすぐに読みたいです。エンターテイメント性が高いため、気に入らない方もいるかもしれませんが、週に4-5冊はミステリーを読んでいるなかでもなかなか徹夜してまで読みたいミステリーに出会うことはまずないので、私には嬉しい出会いです。
(特捜部Q、R.D.ウィングフィールド、ヘニング・マンケル、レジナルド・ヒル、フランク・テリィエ、ジャン・フランソワ・パロ、コニー・ウィリス、アラン・ブラッドリーなどが愛読書です)

〜このセリフは何度も読んでしまいました〜
『マーカス、今からとっても大事な医学的質問をするから聞きなさい。お前を9か月間もお腹に入れてた母親に、正直に答えなさいよ。その部屋にゲイの男の人がいるの?』 きっと作者も母親からこんな質問をされているんじゃ?なんて想像してしまいます。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.3
(5pt)

たしかにやめられません

一冊目の本で大ヒットを飛ばしたものの、二冊目が書けない「ライターズ・ブロック」状態に陥った新進気鋭の作家マーカスが、恩師で国民的作家のハリー・クバートにかけられた33年前の少女殺し事件の嫌疑を晴らすため、事件を調査する。
とにかく引きが強くて、次々に明らかになる新事実が、いつも予想の斜め上をいくもので、ついついやめられなくて読んでしまう。面白い。
ノラ・ケラーガンという殺された少女がたいへん魅力的で、彼女の身に何が起きたのか、知らずにはやめられない。
正直、ここまで長くしなくても(笑)と何度も思ったが、それも若い作者の勢いによるものかもしれない。
文学的な重厚さには乏しいが、軽めのエンタメとして読み応え充分。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.2
(5pt)

久しぶりに徹夜してしまいました

スイス人著者による、アメリカ東海岸の小さな街を舞台にしたミステリー。スイス人著者なのに、何故アメリカ?と読む前に思いましたが、海岸や効果的に使われており、主人公やその師匠のハリー・フバートが出版で大成功を納めるのもアメリカならでは。あとがきによると、著者は、子供時代に毎年夏に家族でアメリカに滞在していたそうです。あまりにおもしろいので、久しぶりに徹夜してしまいました。おすすめです。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261
No.1
(5pt)

非常に面白かった

馴染みのないスイスの作家の本がはたして面白いのか?と半信半疑ながら全欧州で200万部超のベストセラーという帯の言葉につられて読んでみた。

1作目の本が当たって流行作家になったものの、2作目が書けなくて苦悩するマーカス。逃げ込んだ先は、「悪の起源」というベストセラーを書いた大作家で、大学時代の恩師でもあったハリー・クバートのところだった。が、ハリーは行方不明になっていた少女殺害容疑で逮捕されてしまう。マーカスは、恩師の無実を証明すべく事件の捜査を始めるのだが…。周辺の人物、そしてハリー自身について、次々に明らかになる新しい事実、そして、意外な事件の真相が浮かび上がったかと思えば、その先にまだいくつものどんでん返しが待ち受けていた…。

あとがきでも書かれているが、この話の死んだ美少女ノラが、周囲の証言からどんな少女だったかが少しずつ明らかになっていくところが、昔の米ドラマ「ツインピークス」の死んだ美少女ローラが、あとでどんな少女だったかがあぶりだされるところを思い出させる。

隠されていた事実が次々浮かび上がってくるそのストーリー展開に釘付けになり、結局上下巻とも一気に読みほした。ストーリーもよく練られて面白かったが、マーカスやハリーの描写も人間臭くて引き付けられた。
寝苦しい夏の夜などの読書にぴったりだ。
ハリー・クバート事件 上 Amazon書評・レビュー: ハリー・クバート事件 上より
4488010261