■スポンサードリンク
政と源
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
政と源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もうみんな褒めちぎっていると思うのでー 性格も生活も違う老人2人の友情という名の歴史。あれ?大げさだな、えーと年老いているのに、嫉妬したり怒ったり寂しかったり、でもしょっちゅう会っている二人。 うなったのは「つまみ簪」 老人その1が「つまみ簪」職人だけどもさ、つまみ簪の知識もないし、挿絵もないのに、その美しさや職人芸は手に取るように分かるのがスゴイ。なんで? でもこの作者の本の中でのいちばん響いた「職」は文楽でした・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「風が強く吹いている」→「まほろ駅シリーズ」→「神去シリーズ」→「仏果を得ず」→「木暮荘物語」→「舟を編む」と読んできましたが、「政と源」について、かみさんは後半ホロっときたと言うんですが、個人的には、さらっと読み終えた感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待したほどではなかったが、楽しく読めた。やはり小説は楽しくなければ読む気になれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがの一言。私は40歳で二人の娘の父親ですが、教訓となりそうです。三浦さんの作品には本当にハズレがなくて、この作品もこれまでと少し雰囲気は違いますが、大変面白く読ませていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすが、三浦しをん! 期待を裏切らないおもしろさです。 夜、寝る前にちょっとずつ読もうと楽しみにしていたのですが 一気読みしてしまい、ある意味、日々の楽しみが減ってしまいましたが・・・(笑) 続きが読みたい!と後引くおもしろさです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまみ簪職人の源二郎には、元ヤンキーの弟子徹平がいた。その徹平が、昔の不良仲間に ひどく殴られた。 「後継者を殴られるのは、職人の恥だ!」 源二郎は、幼なじみの国政とともに不良たちを懲らしめようとするが・・・。源と政、幼なじみの ふたりが繰り広げる心温まる物語。 ずっと同じ町内に住んでいる幼なじみだが、性格は正反対のふたり。考え方や生き方も全く違う。 普通ならつき合うことのないふたりだが、70歳を過ぎた今でも、親友としてつき合っている。 どちらかが困ったときには、何をおいても駆けつける。お互いがお互いを思いやる心は、もしか したら家族以上かもしれない。源二郎の弟子徹平の一大事のときも、ふたりで見事に不良たちを 撃退した。妻に出て行かれた国政、妻に死なれた源二郎。毎日の暮らしの中で寂しさを感じる こともあるだろうし、老いが身にしみることもあるだろう。でも、こんなに頼もしい友だちが近くに いたら、どんなにいいだろう。ふたりがうらやましい。 人間、生きていればいろいろなことがある。楽しいことよりつらいことや悲しいことの方が多い ときもある。けれど、国政と源二郎のように、相手を思いやって生きることができるなら、こんなに 素敵なことはない。 ユーモラスな内容だが、人生や老いの悲哀さを感じる部分もありホロリとさせられた。一方では、 ほのぼのとしたぬくもりも感じさせてくれた。味わいのある作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまみ簪職人と元銀行員のお爺さん二人の大人な感じがする物語です。 性格も歩んできた人生も全く違うけど、二人ともいい味を出した最高のコンビです。 これはいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
政と源の絶妙なコンビ いいなあ 読みごたえあり これはおすすめですよ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いの一言です。 下町に住む幼なじみの老人、政と源の日常を描いた作品です。 「まほろ」の多田と行天のような男性二人を描いたら絶品の三浦さんですが、この二人のご老人が とても生き生きと描かれています。 笑って泣けて、ひさびさに楽しい本を読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公達は、70歳を超えた2人の男。 元銀行員で、数年前に妻が家を出て行き、現在は1人暮らしの有田国政(政)。 つまみ簪職人の堀源二郎(源)。 源は、1人弟子(徹平)をとっている。 政は非常に堅実な男、逆に言えば面白みがない。 源は昔堅気の職人気質。良く言えば豪快、細かな点を気にしない。 悪く言えば、デリカシーに乏しい。 この2人が、何故か幼なじみとして、何十年もの付き合いをしている。 話しは、政が腰痛になったのを源と徹平が助けたり、 政が別居している妻に戻って来てもらおうとしたり、と言う流れで進んでいく。 幼なじみであるが故の、政と源の掛け合いが面白い。 政の、妻に出て行かれた男の悲哀は秀逸。 先がそれほど長くないことが分かっているが故に、 大切なものを心に留めておこうという気持ちは心に響いた。 後半は話に重厚感があるが、前半はストーリー展開が安直で深みがないように感じる。 元々、1話ずつ雑誌に掲載されていたものを、本としてまとめているので仕方がないとは思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビで紹介されてて面白そうだと思い買ってみました。そして読んでみて思った通りとても面白い作品でした。読んでいる最中にふっと笑ってしまう作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまみ簪とか水路とかまたまたおもしろいものを見つけてくれました。 だからそっちも話がもっと多いといいのに。 独居老人の暮らしを描くにはちょっと物足りないようにも思うし。 3匹の○○○○の10年後という感じもしました。 連載中のものらしいけれど、あのイラスト、どうにかならないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二人そろって146歳の高齢者の物語といっても、現実離れした元気なおじいさんの話ではない。 国政は見合い結婚した妻が、妹夫婦の家に出て行ってしまい、さびしい毎日だが、そうかと言って土下座して 妻に帰ってきてくれとは言えない。孫の七五三にも、招待が来ない寂しさ・・・。 仕事人間で家庭をかえりみないとどうなるか、うーん、サラリーマンとしては考えさせられる。 源二郎は、かんざし職人。二十歳の若い弟子と生活しているが、こちらも病死したた愛妻の思い出が ときどきよみがえる。 大事件がおこるわけではないが、源二たちとのふれあいをとおして少しずつ、自分の大事なものに 向かって、コミュニケーションを始める政二の姿が、暖かく伝わってくる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまみかんざし職人の源と、元銀行員だった政。 幼なじみの2人の南都もいい感じがこの本の魅力。 政の妻は、娘のところに行ったきり、という何とも悲しいというか、辛いところも話を面白くしてくれて・・・・・。 とても、気分のいい小説だった。 きっと、ドラマ化か、映画化されることだろう。 さて、俳優さんは誰になるんだろうか? 監督が私だったら、源は誰にやってもらおうかな、政はだれかなあ? 考え始めたら、また、楽しい気分が戻ってきた。 もう一度読もうっと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男二人を主人公に据えて物語を紡いでいくことを得意とするしをんさんの新作。 二人合わせて146歳の幼なじみの物語です。 仕事が生き甲斐みたいな男が、退職後に辿る寂しさ。 愛する妻に先立たれた男の哀しさ。 二つのデリケートな感情を巧くもつれさせ、辛気くさくなく描く筆には愉しませてもらいました。 簪(かんざし)というものを詳しくは知らず、つまみ簪というものを全く知らなかった私に、しをんさんは伝統工芸について教えてくれました。 あまり詳しく書いちゃうとネタバレしてはいけませんので、この辺りにしておきますが、三浦しをんの文章は今回も私を満足させてくれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
老いても、幼なじみの、超親友がいて、政と源が羨ましいです。それに撤平とまみ。若い友人いいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。爺2人が主役なのだと知り即買い。 堅物爺はもと銀行員、やんちゃな爺はつまみ簪職人でマイペースが売り。凸凹でかみ合ってます!! 別居中の妻とのリアルな話や、爺達の若かりし頃の話、弟子の結婚話など掌編が六本でした。どれも爺と爺の絆が思い浮かべられる楽しい話です。 外国の水の都ではないけれど、水路を日常で使う場面がポンポン出て来ます。舞台効果もあり、景色を想像しやすいです。 少女小説雑誌に掲載されていたとの事で、イラストレーターは円陣闇丸氏、巻末には見開きで色んな場面の絵が載ってます。 若い頃の爺はかっこいい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!