(短編集)

草祭

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評判

草祭の評価:

4.00/5点 レビュー 35件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 1〜20 1/3ページ
No.46
(5pt)

美奥…恒川作品の象徴と言えるような場所

溢れる初期の恒川作品の雰囲気。美奥という現実のちょっとした狭間に現れる不思議な世界という初期作品の中でもかなり強くそれを感じられる、初期ファン必見の作品。短編ですが、全て美奥という舞台でどこかで短編通し雰囲気が繋がっているというような作品。主人公やキャラクターは変わりますが、美奥という名前の長編作品だと思って頂いて差し支えないと思います。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.45
(5pt)

美奥…恒川作品の象徴と言えるような場所

溢れる初期の恒川作品の雰囲気。美奥という現実のちょっとした狭間に現れる不思議な世界という初期作品の中でもかなり強くそれを感じられる、初期ファン必見の作品。短編ですが、全て美奥という舞台でどこかで短編通し雰囲気が繋がっているというような作品。主人公やキャラクターは変わりますが、美奥という名前の長編作品だと思って頂いて差し支えないと思います。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.44
(4pt)

何度も読み返したくなる

最後まで読んで、また最初から読み直したくなる本です。とにかくお勧めです(語彙力)
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.43
(4pt)

何度も読み返したくなる

最後まで読んで、また最初から読み直したくなる本です。とにかくお勧めです(語彙力)
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.42
(5pt)

良いよ

良いよ
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.41
(5pt)

良いよ

良いよ
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.40
(5pt)

異界の郷土史

この世の奥には、美奥という不思議な土地がある。架空の民俗学のような不思議な味わいの連作集だ。
五篇の短編から成る。ストーリーにつながりはない。共通点は場所だけだ。
この世の理(ことわり)を超越した異世界の郷土史とでも言おうか。世界の構築力と豊かな感性に酔いしれた。

『けものはら』子供のころ、見慣れない草原で母親に殺されそうになった。 それは幻想ではなく・・。
『屋根猩猩』いじめを受ける女子中学生が、屋根に猩々を祀る街に招かれた。痛快ユーモア譚。
『くさのゆめがたり』毒薬使いの少年の成長を追う。 陰惨な復讐劇もあり、伝奇時代小説の味わいだ。

『天化の宿』作中の架空ゲームがやたらと面白そうだ。やってみたいが、人生終わるかな。
『朝の朧町』結婚生活が凄絶な破綻を迎えた。傷心の私はこの世ならぬ土地に迷い込む。

異世界譚と呼びたいところだが、この言葉は乱発されて手垢がついたので使えない。
現代的な遠野物語と言っておこう。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.39
(5pt)

異界の郷土史

この世の奥には、美奥という不思議な土地がある。架空の民俗学のような不思議な味わいの連作集だ。
五篇の短編から成る。ストーリーにつながりはない。共通点は場所だけだ。
この世の理(ことわり)を超越した異世界の郷土史とでも言おうか。世界の構築力と豊かな感性に酔いしれた。

『けものはら』子供のころ、見慣れない草原で母親に殺されそうになった。 それは幻想ではなく・・。
『屋根猩猩』いじめを受ける女子中学生が、屋根に猩々を祀る街に招かれた。痛快ユーモア譚。
『くさのゆめがたり』毒薬使いの少年の成長を追う。 陰惨な復讐劇もあり、伝奇時代小説の味わいだ。

『天化の宿』作中の架空ゲームがやたらと面白そうだ。やってみたいが、人生終わるかな。
『朝の朧町』結婚生活が凄絶な破綻を迎えた。傷心の私はこの世ならぬ土地に迷い込む。

異世界譚と呼びたいところだが、この言葉は乱発されて手垢がついたので使えない。
現代的な遠野物語と言っておこう。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.38
(5pt)

夜市のようなものが読みたくて

そこにあるものの見えない部分が膨らむような感覚
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.37
(5pt)

夜市のようなものが読みたくて

そこにあるものの見えない部分が膨らむような感覚
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.36
(5pt)

恒川ワールドすぎる!!!

もう最高としか言いようがない
曇りの日にも、晴れの日にも、雨の日にも、何となくこの本を思い出して読んでみる。
どの瞬間を取っても、美奥は綺麗でノスタルジックです
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.35
(5pt)

恒川ワールドすぎる!!!

もう最高としか言いようがない
曇りの日にも、晴れの日にも、雨の日にも、何となくこの本を思い出して読んでみる。
どの瞬間を取っても、美奥は綺麗でノスタルジックです
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.34
(4pt)

独特の雰囲気は相変わらずでした。

この作者を気に入って本屋にある本はすべて読んだため、ネットで探して注文しました。相変わらず独特の雰囲気で素晴らしい本でした。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.33
(4pt)

独特の雰囲気は相変わらずでした。

この作者を気に入って本屋にある本はすべて読んだため、ネットで探して注文しました。相変わらず独特の雰囲気で素晴らしい本でした。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.32
(5pt)

短編を読み進めていくと、美奥がだんだん掴めてく

読後の印象が強く強く残る作品です。しばらく経っても美奥から抜け出せません。私にとっては、このようなタイプのお話は初めてでした。 美奥という、架空の土地にまつわる短編集です。それぞれの内容は直接つながってはいないのですが、時代も主人公も違う美奥に関する短編を読み進めていくうちに言葉では言い表すことのできない「美奥」という土地が分かってきます。 最初の短編「けものはら」は巧みで面白かったのですが、雰囲気があまり好きになれず、先を読み進めようかどうしようか迷いました。しかしここまで読んだのだから、最後まで読まなければ損した気分なので、読み進めると、「くさのゆめがたり」で、やっと私の好きなタイプの話になりました。 そして、最後の章まで読んで、はぁ〜こういう物語が書きたかったんだなぁと、著者の考えが分かったような気がしました。このような漠然としたものを、一冊の本で説明するという形式のお話は初めてでしたので、とても新鮮で、読んで良かったと思います。 ただ、私はホラーがそこまで好みではないので、ミステリーや、他のジャンルで、このような形式のお話が読んでみたいと思います。 また、ホラーと言ってしまいましたが、ホラーにジャンル分けするのはなんとなく失礼ではないのか、と思ってしまうほど独特の気高さを感じました。 出てくる化け物に関しては、(化け物と言っていいのでしょうか・・)古谷実さんの「ヒミズ」のイメージと重なりました。恐ろしさよりも気持ち悪さが残る感じなので、怖いのが苦手な方も大丈夫なホラーです。 また、大人にはいいのですが、中高生などの思春期の精神が安定していない時期と言うか、現実と非現実の区別がまだ完全ではない年代の人にはお勧めしません。なんとなく危険な感じがします。

追記:読後、この小説の中毒にかかりました。もうこの世界観から抜け出したくないという中毒です。今までミステリや時代物にしか食指が動かず、ホラーや幻想系のジャンルは敬遠していたのですが、この作品に出会えて本当に良かった!なので星4つから星5つに昇格させます。この著者の創造する物語を全て読みたいと思い、他の作品すべて読みました。どの作品もすんなり、そしてググーーッとその独特の世界に引きずり込まれます。読後はぐったりなるほど異世界に飛んで行かされ、ジェットコースターのように病みつきになります。同著者「雷の季節の終わりに」「夜市」もお勧めです。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.31
(5pt)

短編を読み進めていくと、美奥がだんだん掴めてく

読後の印象が強く強く残る作品です。しばらく経っても美奥から抜け出せません。私にとっては、このようなタイプのお話は初めてでした。 美奥という、架空の土地にまつわる短編集です。それぞれの内容は直接つながってはいないのですが、時代も主人公も違う美奥に関する短編を読み進めていくうちに言葉では言い表すことのできない「美奥」という土地が分かってきます。 最初の短編「けものはら」は巧みで面白かったのですが、雰囲気があまり好きになれず、先を読み進めようかどうしようか迷いました。しかしここまで読んだのだから、最後まで読まなければ損した気分なので、読み進めると、「くさのゆめがたり」で、やっと私の好きなタイプの話になりました。 そして、最後の章まで読んで、はぁ〜こういう物語が書きたかったんだなぁと、著者の考えが分かったような気がしました。このような漠然としたものを、一冊の本で説明するという形式のお話は初めてでしたので、とても新鮮で、読んで良かったと思います。 ただ、私はホラーがそこまで好みではないので、ミステリーや、他のジャンルで、このような形式のお話が読んでみたいと思います。 また、ホラーと言ってしまいましたが、ホラーにジャンル分けするのはなんとなく失礼ではないのか、と思ってしまうほど独特の気高さを感じました。 出てくる化け物に関しては、(化け物と言っていいのでしょうか・・)古谷実さんの「ヒミズ」のイメージと重なりました。恐ろしさよりも気持ち悪さが残る感じなので、怖いのが苦手な方も大丈夫なホラーです。 また、大人にはいいのですが、中高生などの思春期の精神が安定していない時期と言うか、現実と非現実の区別がまだ完全ではない年代の人にはお勧めしません。なんとなく危険な感じがします。

追記:読後、この小説の中毒にかかりました。もうこの世界観から抜け出したくないという中毒です。今までミステリや時代物にしか食指が動かず、ホラーや幻想系のジャンルは敬遠していたのですが、この作品に出会えて本当に良かった!なので星4つから星5つに昇格させます。この著者の創造する物語を全て読みたいと思い、他の作品すべて読みました。どの作品もすんなり、そしてググーーッとその独特の世界に引きずり込まれます。読後はぐったりなるほど異世界に飛んで行かされ、ジェットコースターのように病みつきになります。同著者「雷の季節の終わりに」「夜市」もお勧めです。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.30
(5pt)

変わることなく美しく輝き続ける場所

いつ、どこで、何をしたか…。
ここでたしかに言えることは、ただひとつ。
すべての物語は、美奥という場所で起きたということだけだ。

時間も行動も定かではない。
曖昧で、奇妙で、残酷なものたちが、至るところに転がっている。
ごく僅かな差が生み出す違和感は人の生き死にまでも左右する。

しかし、妖かしにとっては、そんなことすら瑣末で取るに足りないことなのだ。
人間が迷いこもうが、獣なろうが、関係などない。
連綿と受け継がれる美奥の土地は、変わることなく美しく輝き続けている。

そんな美奥にまつわる妖しくも美しく、そして戦慄が走るような物語たちが
ここには収められている。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.29
(5pt)

変わることなく美しく輝き続ける場所

いつ、どこで、何をしたか…。
ここでたしかに言えることは、ただひとつ。
すべての物語は、美奥という場所で起きたということだけだ。

時間も行動も定かではない。
曖昧で、奇妙で、残酷なものたちが、至るところに転がっている。
ごく僅かな差が生み出す違和感は人の生き死にまでも左右する。

しかし、妖かしにとっては、そんなことすら瑣末で取るに足りないことなのだ。
人間が迷いこもうが、獣なろうが、関係などない。
連綿と受け継がれる美奥の土地は、変わることなく美しく輝き続けている。

そんな美奥にまつわる妖しくも美しく、そして戦慄が走るような物語たちが
ここには収められている。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317
No.28
(5pt)

「美奥」はそこにあり、そこにはない

1/3が0.333…であり、1/3に3をかけると1になる。ということは、0.999…は1に等しいということを、かつて数学で習った。
どこか腑に落ちない。
じゃあ1−0.999…は0.000…1だが、それが0に等しいことになる。究極の極小値であっても、それは0でないという存在証明のはずではないのか。
存在と非存在の境界とは、そんなにあっけなく破られるものなのか。
 この世のひとつ奥の世界「美奥」では、それがよりわかりやすく顕現するのだ。
 猫は犬になり、人はカモシカになる。神は猿のような生き物でもあり、また人でもある。
輪廻のように法則があるわけでもない。罪が必ず罰せられるのでもない。

 「美奥」はどこか知らない不条理の世界ではない。
この世の皮を一つ剥いた世界なのである。
 つながっているようでつながっていない各短編は、残らず美しく悲しく、懐かしいけれど残酷だ。
「美奥」はただそこにある。だが眼を閉じればもうない。
草祭 Amazon書評・レビュー: 草祭より
4103130415
No.27
(5pt)

「美奥」はそこにあり、そこにはない

1/3が0.333…であり、1/3に3をかけると1になる。ということは、0.999…は1に等しいということを、かつて数学で習った。
どこか腑に落ちない。
じゃあ1−0.999…は0.000…1だが、それが0に等しいことになる。究極の極小値であっても、それは0でないという存在証明のはずではないのか。
存在と非存在の境界とは、そんなにあっけなく破られるものなのか。
 この世のひとつ奥の世界「美奥」では、それがよりわかりやすく顕現するのだ。
 猫は犬になり、人はカモシカになる。神は猿のような生き物でもあり、また人でもある。
輪廻のように法則があるわけでもない。罪が必ず罰せられるのでもない。

 「美奥」はどこか知らない不条理の世界ではない。
この世の皮を一つ剥いた世界なのである。
 つながっているようでつながっていない各短編は、残らず美しく悲しく、懐かしいけれど残酷だ。
「美奥」はただそこにある。だが眼を閉じればもうない。
草祭 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 草祭 (新潮文庫)より
4101351317