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(短編集)
ランクA病院の愉悦(ガンコロリン)
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ランクA病院の愉悦(ガンコロリン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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海堂尊先生は一番好きな作家です。だからどんな作品も手に入れています。それなりに面白い短編集ですが,物足りなさを感じました。「アクアマリン」と「スカラムーシュ」に期待します。 | ||||
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作家海堂尊の短編集がでたと言うことで早速読んでみました。小気味良い文章というか、さくさくと読んでしまいました。一つだけ以外。 特に表題になっているガンコロリン、なんか作者があまり読まなかったと言う星新一を思い出させるような感じで。医療だけじゃないですけどこっちを立てればあっちが立たず、と言うことなんでしょうか。まあ、ガンだけが病気ではないし。本当言うとガンよりも『認知症コロリン』を開発して欲しいと思うのは自分の職業柄でしょうか。 そして健康増進モデル事業、ちょこっとだけ小太りのあの人がでてきますね〜。相変わらずの投げっぷりに納得。そして厚生労働省の人々が最高に面白いです。この2本が特に面白かったですね。 ちょっと今ひとつだったのは被災地の話。速水先生を出してくれたのは嬉しかったのですが・・・。花巻にとんだ彼らを待ち受けていた人の訛りの表現が・・・。あれではなんとなく東北ではなく茨城県?ってかんじでした。被災地ど真ん中にいたものとしてはちょっと物足りなかったですね。その中で物足りない思いをして考えを少しずつ柔軟にされていく速水先生と言うところを読んで行けばいいのかな、と思います。 | ||||
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探偵はでてこないけど、何処かで誰かとつながっている海堂パワー全開です。一気に読みました。 | ||||
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医療に関わる近未来的な題材を短編にしたためた本 海堂 尊というと、心に秘めた強烈な批判と、これまた特徴のある 個性的なキャラクターの小説が多いように私は感じているのですが 短編なせいか、両方ともあまり感じられませんでした。 掲載されているのは、 −健康増進モデル事業: 健康体になるために、治療以外のあらゆる手段で健康に なってゆく短編 −緑剥樹の下で: ある迷信が残っているような内戦で疲弊した町で医療とも、 教育ともつかない活動をつづける主人公を追った作品 −ガンコロリン: ガンの画期的治療薬兼予防薬に関わるひきこもごもな どたばた劇を扱った作品 −被災地の空へ: 大地震が発生した都市へ緊急医療をと、いき込んだ医師と 実際のギャップを扱った作品 −ランクA病院の愉悦: 近未来、医療がお金によって質が変わる世界で 最低限の「ランクC病院」と最高の「ランクA病院」を扱った短編 短編でもあるので、登場人物はそんなに特徴ある個性派はないです。 これまでの作品からの流用もサンザシ薬品とか、桜宮市とかはあるのですが まぁ、これまでの作品をしらなくても読める内容です。 医療を扱った近未来作品で、ちょっとだけSF的、すこしどたばた(健康増進モデル事業、ガンコロリン) そして、少しまじめ(緑剥樹の下で、被災地の空へ)と色々な側面が読めて面白かったです。 私は、大変な地域で活動する医師を扱った「緑剥樹の下で」と、 ちょっとしたドタバタ劇「ガンコロリン」がおもしろかったです | ||||
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海堂尊の著書は、すべて読んでいます。新書なのですぐに購入、しかし、短編より長編を望みます。 | ||||
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映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」などでお馴染みの、医師で作家の海堂尊による短編集だ。 「健康増進モデル事業」――完全な健康体を作り出す国家プロジェクトに選ばれた木佐。彼のストレスを取り除くべく、厚生労働省により上司は更迭され、競合他社を出し抜き、木佐はとんとん拍子に出世した。そんな彼に悲劇が――国家権力振り回される会社と従業員が面白くもあり、悲しくもある。 「緑剥樹の下で」――内乱で荒廃したノルガ王国で、非科学的な習慣と対峙するセイ。彼は王子の命を救うために全力を尽くすが――少しもの悲しいお話。 「ガンコロリン」――飲むだけで癌を抑制できる夢の新薬が発明された。長編シリーズでもお馴染みのサンザシ薬品が商品名「ガンコロリン」として販売開始。サンザシ薬品の株価は急騰、発見者はノーベル賞を受賞し、日本の医療構造まで変わった。しかし20年後に悲劇が訪れる――外科医療をよく知る作者ならではの痛烈な近未来SF。 「被災地の空へ」――東北地方で大地震が発生。ジェネラルルージュこと速水は現地に駆けつけるが、救護所にやって来るのは軽傷者と溺死体ばかり。取り残された医療機関からの患者搬送が必要であることに気づいた速水は、全国のドクターヘリに招集をかけるが――速水という男の生き様は、長編シリーズも合わせて読むと、より楽しめる。 「ランクA病院の愉悦」――TPP導入で自由診療になった。医療機関は、受診料が安いランクCから高いランクAまでに分類。片頭痛に悩まされている作家の終田は、ふとしたことからランクC病院とランクA病院の取材をすることに。ランクCの診療はロボットが行うが、ランクA病院の医療サービスは――“長いものに巻かれない”海堂節が炸裂する。 | ||||
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映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」などでお馴染みの、医師で作家の海堂尊による短編集だ。 「健康増進モデル事業」――完全な健康体を作り出す国家プロジェクトに選ばれた木佐。彼のストレスを取り除くべく、厚生労働省により上司は更迭され、競合他社を出し抜き、木佐はとんとん拍子に出世した。そんな彼に悲劇が――国家権力振り回される会社と従業員が面白くもあり、悲しくもある。 「緑剥樹の下で」――内乱で荒廃したノルガ王国で、非科学的な習慣と対峙するセイ。彼は王子の命を救うために全力を尽くすが――少しもの悲しいお話。 「ガンコロリン」――飲むだけで癌を抑制できる夢の新薬が発明された。長編シリーズでもお馴染みのサンザシ薬品が商品名「ガンコロリン」として販売開始。サンザシ薬品の株価は急騰、発見者はノーベル賞を受賞し、日本の医療構造まで変わった。しかし20年後に悲劇が訪れる――外科医療をよく知る作者ならではの痛烈な近未来SF。 「被災地の空へ」――東北地方で大地震が発生。ジェネラルルージュこと速水は現地に駆けつけるが、救護所にやって来るのは軽傷者と溺死体ばかり。取り残された医療機関からの患者搬送が必要であることに気づいた速水は、全国のドクターヘリに招集をかけるが――速水という男の生き様は、長編シリーズも合わせて読むと、より楽しめる。 「ランクA病院の愉悦」――TPP導入で自由診療になった。医療機関は、受診料が安いランクCから高いランクAまでに分類。片頭痛に悩まされている作家の終田は、ふとしたことからランクC病院とランクA病院の取材をすることに。ランクCの診療はロボットが行うが、ランクA病院の医療サービスは――“長いものに巻かれない”海堂節が炸裂する。 | ||||
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