SPEEDBOY!

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評判

SPEEDBOY!の評価:

3.81/5点 レビュー 16件。 C ランク

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平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(3pt)

スピード感溢れる文章

前半、音速化する主人公の成雄に乗せられ貪るように読んだんですが、途中インターバルを入れて読んだら突然場面設定が変わって、小生の読解力問題ありかそもそも舞城上級者向けなのかプロットがこんがらがってしまいました。しかし主人公が人やイルカを殺しても便宜的に謝っているだけじゃないかと指摘される場面があり、自分も空謝りして心から本心から謝っていなかったのではと考えさせられました。その主人公が本当に心配して友達に声をかける場面があります。誰でも口にする一言ですがそこまで持っていくプロセスが巧妙なのです(土か煙か食い物でもラストでざくっとくる一言がありました)。

 何気ない咄嗟の一言にその人の感情や熱い思い、そして愛情が凝縮されるものです。きれいごとだけでは済まされないからこそ突き刺さる舞城特有のカタルシス。小生にはこの作品本質まで理解できなかったのでよい作品かダメなのか判断できませんが舞城節を味わってみてはいかがでしょうか?
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.11
(3pt)

スピード感溢れる文章

前半、音速化する主人公の成雄に乗せられ貪るように読んだんですが、途中インターバルを入れて読んだら突然場面設定が変わって、小生の読解力問題ありかそもそも舞城上級者向けなのかプロットがこんがらがってしまいました。しかし主人公が人やイルカを殺しても便宜的に謝っているだけじゃないかと指摘される場面があり、自分も空謝りして心から本心から謝っていなかったのではと考えさせられました。その主人公が本当に心配して友達に声をかける場面があります。誰でも口にする一言ですがそこまで持っていくプロセスが巧妙なのです(土か煙か食い物でもラストでざくっとくる一言がありました)。

 何気ない咄嗟の一言にその人の感情や熱い思い、そして愛情が凝縮されるものです。きれいごとだけでは済まされないからこそ突き刺さる舞城特有のカタルシス。小生にはこの作品本質まで理解できなかったのでよい作品かダメなのか判断できませんが舞城節を味わってみてはいかがでしょうか?
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147
No.10
(3pt)

続編なの?

「山ん中の獅見朋成男」の続編??と思いきや、共通しているのは背中にたて髪をもった最速のスプリンターという点のみ。ナルオはナルオでもあくまでパラレルワールドのようですね。山ん中〜が擬音爆発で舞城的エロチシズム溢れる快作だっただけに、なんか物足りない感がある気が…ストーリーもプロットもメチャクチャなのはいつも通り。だけどいつもより中途半端に感じられる。「ピコーン!」や「九十九十九」などの破天荒さ、奈津川家サーガでのじょ〜舌な舞城節は何処へ??多少イマイチな作品が出ようとも、新刊が出る度つい買ってしまう舞城ファンは多い筈。それは彼の内に秘める凄い力を、持て余したる才能がどう昇華されていくのか期待しているからだと思うのだけど…このままだと飽きられるって!ガンバレ王太郎!作家業以外に精だす前に書け!奈津川家サーガ早く完結させろーー!と叫びたくなる私です。
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.9
(3pt)

続編なの?

「山ん中の獅見朋成男」の続編??と思いきや、共通しているのは背中にたて髪をもった最速のスプリンターという点のみ。ナルオはナルオでもあくまでパラレルワールドのようですね。山ん中〜が擬音爆発で舞城的エロチシズム溢れる快作だっただけに、なんか物足りない感がある気が…ストーリーもプロットもメチャクチャなのはいつも通り。だけどいつもより中途半端に感じられる。「ピコーン!」や「九十九十九」などの破天荒さ、奈津川家サーガでのじょ〜舌な舞城節は何処へ??多少イマイチな作品が出ようとも、新刊が出る度つい買ってしまう舞城ファンは多い筈。それは彼の内に秘める凄い力を、持て余したる才能がどう昇華されていくのか期待しているからだと思うのだけど…このままだと飽きられるって!ガンバレ王太郎!作家業以外に精だす前に書け!奈津川家サーガ早く完結させろーー!と叫びたくなる私です。
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147
No.8
(3pt)

ちょっと期待しすぎた

舞城王太郎の作品はどれも好きで、ひさしぶりの新作であるSPEEDBOY!も楽しみにしていた。いかにも舞城らしい筆致でやっぱ舞城はこうじゃないとなと感じはしたけれど、どうも物足りない。

相変わらず飛んだ設定で舞城らしさを味わわせてくれるのだけど、これを伝えたいんだというメッセージが素直に伝わってこない。各章のつながりもどうもちぐはぐとした印象を与え、リズムに乗り切れない。

ただこれは読者側の読解力の問題もあるだろうから、一概に作品の質が悪いというわけではない。個人的には今までの作品よりも唸らせる要素が少なかったように感じたというだけのことかもしれない。その見極めは実際に読んでみるしかないと思う。

最後にもうひとつだけ難点をあげるとすると、作品にはまったく関係ないけれど、この分量で1260円は高すぎると思う。表紙デザインや「講談社BOX」シリーズの他ラインナップをみると購買層は10代が中心だと思うのだけれど、価格設定はそれを考慮しているとは思えないものになっている。もう少し安くできないものだろうか・・・。
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.7
(3pt)

ちょっと期待しすぎた

舞城王太郎の作品はどれも好きで、ひさしぶりの新作であるSPEEDBOY!も楽しみにしていた。いかにも舞城らしい筆致でやっぱ舞城はこうじゃないとなと感じはしたけれど、どうも物足りない。

相変わらず飛んだ設定で舞城らしさを味わわせてくれるのだけど、これを伝えたいんだというメッセージが素直に伝わってこない。各章のつながりもどうもちぐはぐとした印象を与え、リズムに乗り切れない。

ただこれは読者側の読解力の問題もあるだろうから、一概に作品の質が悪いというわけではない。個人的には今までの作品よりも唸らせる要素が少なかったように感じたというだけのことかもしれない。その見極めは実際に読んでみるしかないと思う。

最後にもうひとつだけ難点をあげるとすると、作品にはまったく関係ないけれど、この分量で1260円は高すぎると思う。表紙デザインや「講談社BOX」シリーズの他ラインナップをみると購買層は10代が中心だと思うのだけれど、価格設定はそれを考慮しているとは思えないものになっている。もう少し安くできないものだろうか・・・。
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147
No.6
(4pt)

メタ?というのでしょうか。

文学雑誌掲載時に一気読みしました。

もうけっこう前に読んだので作品のディテールなどはあまり覚えていないのですが、それでもこの作品はわたしの心にたしかに残っていますね。

いかにも舞城らしい、舞城にしか書くことはできないであろう傑作だったと思います。

最近の舞城はこんなのばかりな気がしますね。
メタというのでしょうか?
以前にも増して支離滅裂なストーリー、訳のわからない登場人物の言動、しかし何故か読者の心に訴えかけるものはちゃんとあるという。

九十九十九以来、舞城はこの作風にハマっているような気がしています。
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.5
(4pt)

メタ?というのでしょうか。

文学雑誌掲載時に一気読みしました。

もうけっこう前に読んだので作品のディテールなどはあまり覚えていないのですが、それでもこの作品はわたしの心にたしかに残っていますね。

いかにも舞城らしい、舞城にしか書くことはできないであろう傑作だったと思います。

最近の舞城はこんなのばかりな気がしますね。
メタというのでしょうか?
以前にも増して支離滅裂なストーリー、訳のわからない登場人物の言動、しかし何故か読者の心に訴えかけるものはちゃんとあるという。

九十九十九以来、舞城はこの作風にハマっているような気がしています。
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147
No.4
(4pt)

一気読みはもったいない

著者特有の畳み掛けるような言葉と数々の擬音.
よくわからない展開も,引きつけられ離れられません.

お話には,信じられない人間たちが登場するのですが,
7本の短編それぞれにおいて,敵だったり味方だったりと,
役回りが変わってくるのがおもしろくも不思議な感じです.

また,作中に出てくるいろいろな物体や,状態など,
それらに,はっきりとした説明やこたえはないのですが,
『愛しい人』であったり『心の中のなにか』であったりと,
イメージを膨らませ,考えることを与えられているようです.

著者のほかの作品に比べて,素直で読みやすいほうですので,
落ち着いて,じっくりと読んでみることをおすすめします.
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.3
(4pt)

一気読みはもったいない

著者特有の畳み掛けるような言葉と数々の擬音.
よくわからない展開も,引きつけられ離れられません.

お話には,信じられない人間たちが登場するのですが,
7本の短編それぞれにおいて,敵だったり味方だったりと,
役回りが変わってくるのがおもしろくも不思議な感じです.

また,作中に出てくるいろいろな物体や,状態など,
それらに,はっきりとした説明やこたえはないのですが,
『愛しい人』であったり『心の中のなにか』であったりと,
イメージを膨らませ,考えることを与えられているようです.

著者のほかの作品に比べて,素直で読みやすいほうですので,
落ち着いて,じっくりと読んでみることをおすすめします.
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147
No.2
(5pt)

やっぱり、舞城王太郎はいいよなぁ

本書には七つの物語がおさめられている。それぞれ登場人物が重なりあっているという共通項はあるが、物語としては独立したものになっている。本の体裁をみて、なんか軽そうだなと最初は思ったのだが実際読んでみると、これが結構いいのである。

さて、ではどこがどういいんだろう?と考えてみれば、それがうまく表現できない。相変わらず、物語

は破天荒で世界は微妙にズレている。音速を超えるスプリンターなんてどうよ?空からどんどん降って

くる石の台ってどうよ?人を喰う白い玉ってどうよ?しかし、それらとんでもない事柄が微妙にリンクして増幅しているかのようなこの世界が心地よい。それに相変わらず舞城王太郎は強いメッセージを放ち続けている。自分を信じること、自分がやれると信じること。他人に惑わされず、自分の力を信じて物事を成し遂げること。うすっぺらい本なのに、結構心に残ってしまう。この感覚は「世界は密室でできている」を読んだときの感覚に似ているかもしれない。やっぱり舞城王太郎はいいよなぁ。
SPEEDBOY! (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社BOX)より
4062836033
No.1
(5pt)

やっぱり、舞城王太郎はいいよなぁ

本書には七つの物語がおさめられている。それぞれ登場人物が重なりあっているという共通項はあるが、物語としては独立したものになっている。本の体裁をみて、なんか軽そうだなと最初は思ったのだが実際読んでみると、これが結構いいのである。

さて、ではどこがどういいんだろう?と考えてみれば、それがうまく表現できない。相変わらず、物語

は破天荒で世界は微妙にズレている。音速を超えるスプリンターなんてどうよ?空からどんどん降って

くる石の台ってどうよ?人を喰う白い玉ってどうよ?しかし、それらとんでもない事柄が微妙にリンクして増幅しているかのようなこの世界が心地よい。それに相変わらず舞城王太郎は強いメッセージを放ち続けている。自分を信じること、自分がやれると信じること。他人に惑わされず、自分の力を信じて物事を成し遂げること。うすっぺらい本なのに、結構心に残ってしまう。この感覚は「世界は密室でできている」を読んだときの感覚に似ているかもしれない。やっぱり舞城王太郎はいいよなぁ。
SPEEDBOY! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: SPEEDBOY! (講談社文庫)より
4062773147