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(短編集)

耳すます部屋



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【この小説が収録されている参考書籍】
耳すます部屋
耳すます部屋 (講談社文庫)

耳すます部屋の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

バラエティに富んだ短編集

折原氏の短編集としては101号室の女と並ぶ評価の高い作品。
どちらかというと101号室の女が折原ミステリー直球の作品だったのに比べて、本作は非ミステリー色の濃いものも合わさったバラエティに富んだ短編集という感じ。純粋な折原叙述ミステリーを期待するとやや感触が異なる印象を与えるが、クオリティは高く、最後まで一気に読める。
耳すます部屋Amazon書評・レビュー:耳すます部屋より
4062100126
No.5:
(4pt)

熟成の技

10年に渡る10の作品を収めた短編集。本のボリュームの割りに作品数が多いので、小品が多い構成となっているが、折原氏の事、一作々々に作者特有の工夫が凝らしてある。作者の作品の中では、ホラー風味の傾向が強い。

10作のうち2つは「異人たちの館」の作中作で、こうした趣向も面白い。特に「Mの犯罪」は題名といい、内容といい例の宮崎某の事件を想起させるが、この発想を逆手に取る作者の熟成された技巧は素晴らしい。

折原氏の独特のアイデアが色々楽しめる傑作短編集。
耳すます部屋Amazon書評・レビュー:耳すます部屋より
4062100126
No.4:
(2pt)

ミステリー

今回初めて折原一さんの作品を読みました。

短編集なので、色々な話が一編に楽しめます。

話の内容は結構ありきたりで、話の途中でオチの予想が大方ついてしまい、その点が更なるどんでん返しを期待しただけに少し残念でしたが、とても読みやすかったです。

ただ、種明かしの時に一々ルビをふるのは興醒め。
耳すます部屋Amazon書評・レビュー:耳すます部屋より
4062100126
No.3:
(4pt)

期待通りでした

折原一さんの小説を読んだことがある人なら、迷わず「期待通りだった」と思う作品。
長編を多く読んでる私ですが、この「耳すます部屋」は短編集だけど、折原一独特の意表をつくラストには満足しました。
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4062100126
No.2:
(4pt)

ミステリー入門書

特に凝った内容ではないが、文章も構成もきれいにまとまっていて、これからミステリー物にも手を伸ばしてみようかなという人にはうってつけの入門書。頭を使わないで読めるので、ちょっとした息抜きにもいいかも。
昔のテレビ番組の「世にも奇妙な物語」を小説にした感じ。
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4062100126
No.1:
(3pt)

結末まで決して油断しないでください

娘の同級生を放課後預かることになった久恵。だが母親同様ずうずうしい小学生ゆかりには、盗癖があった。結婚指輪までが消えた日、包丁を手に、久恵はついにキレてしまう。
「ゆかりが帰ってこない」、その夜、鳴り続ける母親からの電話。どこまでも執拗に――。
日常の恐怖に彩られた叙述ミステリー10の傑作!
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4062100126

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