去年の冬、きみと別れ

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評判

去年の冬、きみと別れの評価:

3.17/5点 レビュー 95件。 D ランク

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平均点3.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全188件 121〜140 7/10ページ
No.68
(5pt)

センスが光る一冊!

面白かった!! 中村文則さんの作品は一番最初に「教団X」を読んで、その次に「掏摸」を読んで、完全にはまりました。 だから電子書籍しか読まないつもりが、無いから今は書籍購入してどんどん読んでます。この作品はタイトルも素敵だし、始まり方も、ラストも良い!
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.67
(5pt)

センスが光る一冊!

面白かった!! 中村文則さんの作品は一番最初に「教団X」を読んで、その次に「掏摸」を読んで、完全にはまりました。 だから電子書籍しか読まないつもりが、無いから今は書籍購入してどんどん読んでます。この作品はタイトルも素敵だし、始まり方も、ラストも良い!
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.66
(5pt)

君から目を離す。その時の君を、僕は所有していない。

「自分の文体で、読み始めてすぐ惹きこまれる物語を、一気読みできる分量で書く」
これが『去年の冬、きみと別れ』で掲げた中村文則さんの目標だった。
今回、文庫版で初めて読ませていただいたが、まさしくその目標をクリアした作品だったように私は思う。確かに、これは一気に読むにふさわしい作品だ。そのための分量だ。
そして、ミステリーとしての仕掛けが見事。最後の一文で、「なるほど!」となった。

ここからは多少、ネタバレになるかもしれないので、まだ読んでない方は読まないほうがよいでしょう。文庫版の「あとがき」も、私のように「なるほど!」と理解できない人のために詳しく解説してあるので、「あとがき」は本編を読んだ後に読んでください。

最初の献辞、中村文則さんの小説にしては珍しいなという違和感があった。「なんで、献辞なんて入れているんだ?」と。その違和感こそ、重要だった。そして、最後まで読むと、「それでか!」と驚き、よくこの仕掛けを考えたものだと感心した。
本編の作りにも、いろいろ疑問を抱かせられながら、そのため先が気になり、ずんずん引き込まれる要素が満載である。なぜ、「資料」なるものが章の間に挿入されるのか。なぜ、「11」の章だけ「(11)」と記されるのか。拘置所に送られてくる手紙は、初めはインタビュアーが送っているのだろうと思っていたら、別の人物から送られていることが途中で判明する。いったい誰が手紙を送っているのか。そして、突然現れる謎の人物の独白・・・。
この小説の中では様々な仕掛けが用意されていて、その謎の答えを求め、私は息もつかずに読み続けた。
そして、この事件に秘められた謎が解き明かされ、最後の最後で更なる仕掛けに驚く。
まさしく、これはよく練られた、中村文則さんらしいミステリーであった。

さて、ひとつこの小説で気にかかる表現がある。そこを引用してみる。
「蝶から目を離す。その時の蝶を、僕は所有していない。もっといえば、右側から撮った時、左側の姿を僕は撮っていないことになる。ならばビデオで撮ればいい、と思うだろうか?違うんだ。僕が欲しいのは一瞬だから。その蝶の一瞬が欲しいのだから。でもその蝶にとって一瞬は、無数にある。僕はその全てを、撮ることはできない。」(文庫版23p)
「きみから目を離す。その時のきみの安全を、僕は保障できない。君の生活、そこには、僕の知覚できないきみが毎秒毎秒存在し続けている。なぜ愛する人を目の前にして、僕達はその一部しか認識できないのだろう。」(文庫版144p)
この二つの部分は対をなしている。同じ表現、同じ感情を書きながら、それは決して交わらない二人の男から発せられる言葉だ。なぜ、ここまで同じことを中村さんは二人に語らせたのだろうか。わざわざ、傍点を振ってまで。
結局、この所有欲が、一人の人間を殺してしまったのだろうか。この異常なまでの執着が、人を狂わせるのだろうか。
果たして、これは本当に別の人物から発せられた言葉なのだろうか。

中村文則さんの作品にしては、主人公があっさりとして平凡ではある。が、その平凡な男が惹かれたものは、平凡ではなかった。
こういうスタイルで小説を書いたことは、のちの作品にも生きてくると思われる。
「あなたが消えた夜に」も、この作品があったからこそ出来上がったのかなと、今回読んで思わされた。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.65
(5pt)

君から目を離す。その時の君を、僕は所有していない。

「自分の文体で、読み始めてすぐ惹きこまれる物語を、一気読みできる分量で書く」
これが『去年の冬、きみと別れ』で掲げた中村文則さんの目標だった。
今回、文庫版で初めて読ませていただいたが、まさしくその目標をクリアした作品だったように私は思う。確かに、これは一気に読むにふさわしい作品だ。そのための分量だ。
そして、ミステリーとしての仕掛けが見事。最後の一文で、「なるほど!」となった。

ここからは多少、ネタバレになるかもしれないので、まだ読んでない方は読まないほうがよいでしょう。文庫版の「あとがき」も、私のように「なるほど!」と理解できない人のために詳しく解説してあるので、「あとがき」は本編を読んだ後に読んでください。

最初の献辞、中村文則さんの小説にしては珍しいなという違和感があった。「なんで、献辞なんて入れているんだ?」と。その違和感こそ、重要だった。そして、最後まで読むと、「それでか!」と驚き、よくこの仕掛けを考えたものだと感心した。
本編の作りにも、いろいろ疑問を抱かせられながら、そのため先が気になり、ずんずん引き込まれる要素が満載である。なぜ、「資料」なるものが章の間に挿入されるのか。なぜ、「11」の章だけ「(11)」と記されるのか。拘置所に送られてくる手紙は、初めはインタビュアーが送っているのだろうと思っていたら、別の人物から送られていることが途中で判明する。いったい誰が手紙を送っているのか。そして、突然現れる謎の人物の独白・・・。
この小説の中では様々な仕掛けが用意されていて、その謎の答えを求め、私は息もつかずに読み続けた。
そして、この事件に秘められた謎が解き明かされ、最後の最後で更なる仕掛けに驚く。
まさしく、これはよく練られた、中村文則さんらしいミステリーであった。

さて、ひとつこの小説で気にかかる表現がある。そこを引用してみる。
「蝶から目を離す。その時の蝶を、僕は所有していない。もっといえば、右側から撮った時、左側の姿を僕は撮っていないことになる。ならばビデオで撮ればいい、と思うだろうか?違うんだ。僕が欲しいのは一瞬だから。その蝶の一瞬が欲しいのだから。でもその蝶にとって一瞬は、無数にある。僕はその全てを、撮ることはできない。」(文庫版23p)
「きみから目を離す。その時のきみの安全を、僕は保障できない。君の生活、そこには、僕の知覚できないきみが毎秒毎秒存在し続けている。なぜ愛する人を目の前にして、僕達はその一部しか認識できないのだろう。」(文庫版144p)
この二つの部分は対をなしている。同じ表現、同じ感情を書きながら、それは決して交わらない二人の男から発せられる言葉だ。なぜ、ここまで同じことを中村さんは二人に語らせたのだろうか。わざわざ、傍点を振ってまで。
結局、この所有欲が、一人の人間を殺してしまったのだろうか。この異常なまでの執着が、人を狂わせるのだろうか。
果たして、これは本当に別の人物から発せられた言葉なのだろうか。

中村文則さんの作品にしては、主人公があっさりとして平凡ではある。が、その平凡な男が惹かれたものは、平凡ではなかった。
こういうスタイルで小説を書いたことは、のちの作品にも生きてくると思われる。
「あなたが消えた夜に」も、この作品があったからこそ出来上がったのかなと、今回読んで思わされた。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.64
(1pt)

陳腐な狂気

ひさびさに超つまんないミステリーを読んだ。
作中「狂気」とうことばが散見されるが、机上で考えたつまんない狂気なんだ、これが。
心の壊れた連中がなにかとんでもないことをするというのは、本当につまらない。
悪、というのは普通の人に宿ったときにこそ面白味があるというもの。
最後になって1人称の語りで物語の謎の部分が明かされるが、説明的で、
ちっとも、そうだったんだ! とはならない。
エンタメ系のミステリ作家、これを読んで内心「やれ、やれ」って思った人多いかもね。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.63
(1pt)

陳腐な狂気

ひさびさに超つまんないミステリーを読んだ。
作中「狂気」とうことばが散見されるが、机上で考えたつまんない狂気なんだ、これが。
心の壊れた連中がなにかとんでもないことをするというのは、本当につまらない。
悪、というのは普通の人に宿ったときにこそ面白味があるというもの。
最後になって1人称の語りで物語の謎の部分が明かされるが、説明的で、
ちっとも、そうだったんだ! とはならない。
エンタメ系のミステリ作家、これを読んで内心「やれ、やれ」って思った人多いかもね。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.62
(3pt)

ベストセラーの文庫化ということで期待したのだが…

ベストセラーになったミステリー小説の文庫版ということで大いに期待したのだが…

序盤から中村文則らしい人間の心の中をえぐり出すようなモノクロの描写が続く。これまでのどの作品よりもミステリー性が強いせいなのか、明らかにミスリードに誘うような粗い仕掛けが目立った。読み終えてみれば、終盤に端折ったような謎解きがあり、これまでの作品に見られた人間の心の裏表と真正面から向き合う誠実さは感じられなかった。

ライターの主人公は二人の女性を殺害した殺人犯を本にするため、刑務所に面会に行くのだが…
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.61
(3pt)

ベストセラーの文庫化ということで期待したのだが…

ベストセラーになったミステリー小説の文庫版ということで大いに期待したのだが…

序盤から中村文則らしい人間の心の中をえぐり出すようなモノクロの描写が続く。これまでのどの作品よりもミステリー性が強いせいなのか、明らかにミスリードに誘うような粗い仕掛けが目立った。読み終えてみれば、終盤に端折ったような謎解きがあり、これまでの作品に見られた人間の心の裏表と真正面から向き合う誠実さは感じられなかった。

ライターの主人公は二人の女性を殺害した殺人犯を本にするため、刑務所に面会に行くのだが…
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.60
(5pt)

きれい

安価できれいで届くのも早く、文句のつけようがない。中古でこれならまたリピートするかも。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.59
(5pt)

きれい

安価できれいで届くのも早く、文句のつけようがない。中古でこれならまたリピートするかも。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.58
(5pt)

きれい

安価できれいで届くのも早く、文句のつけようがない。 中古でこれならまたリピートするかも。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.57
(4pt)

混乱するけど……

「ネタバレ注意」
前半は、死刑囚である木原坂雄大の意味深なセリフや作者の狙いでもある狂気じみたセリフにこの作品の期待度も高まっていました。妙にエロい木原坂朱里や人形師などの魅力的なキャラクターも出てきて神作を確信していました。
ですが後半に行くにつれ小林百合子という朱里そっくりで身寄りのないキャラやピストルなどが都合良く出てきたため、この時点でミステリー的な面白さは半減してしまったのは事実です。掛け合いも前半ほどのパンチ力はなく、場面が変わる事に視点が変わり混乱しました。
やや不満点はありましたが、自分は面白く読めました。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.56
(4pt)

混乱するけど……

「ネタバレ注意」 前半は、死刑囚である木原坂雄大の意味深なセリフや作者の狙いでもある狂気じみたセリフにこの作品の期待度も高まっていました。 妙にエロい木原坂朱里や人形師などの魅力的なキャラクターも出てきて神作を確信していました。 ですが後半に行くにつれ小林百合子という朱里そっくりで身寄りのないキャラやピストルなどが都合良く出てきたため、この時点でミステリー的な面白さは半減してしまったのは事実です。 掛け合いも前半ほどのパンチ力はなく、場面が変わる事に視点が変わり混乱しました。 やや不満点はありましたが、自分は面白く読めました。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.55
(5pt)

ストーリーのある純文学

著者の作品は何冊か読んでいましたが一番ワクワクする作品でもあり一番怖い作品でもあったように思います。登場人物のことが理解できない、共感できないという人も多いと思いますが、まったく異なるものに出会う経験や、恐ろしい人物に少し共感してしまう経験はとても貴重だと思います。何かに引っ張られるように読んでタイトルの意味が分かった時には震えました。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.54
(5pt)

ストーリーのある純文学

著者の作品は何冊か読んでいましたが一番ワクワクする作品でもあり一番怖い作品でもあったように思います。登場人物のことが理解できない、共感できないという人も多いと思いますが、まったく異なるものに出会う経験や、恐ろしい人物に少し共感してしまう経験はとても貴重だと思います。何かに引っ張られるように読んでタイトルの意味が分かった時には震えました。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.53
(4pt)

すごいと思った

この著者は近著の「A」を初読し、不思議な魅力があるなと過去作品のなかからあらすじが好みのこの作品を選んで読んでみました。読み進めるのを止めることができませんでした。これすごいなと思いました。作品というよりこれ書いたひとすごいなって。感想を言葉にするのが苦手なので稚拙ですが、打ちのめされました。こんなの書くひとがいるんだって。表現が…。こちらのレビューは辛めですがわたしはすごい作品だと思います。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.52
(4pt)

すごいと思った

この著者は近著の「A」を初読し、不思議な魅力があるなと過去作品のなかからあらすじが好みのこの作品を選んで読んでみました。読み進めるのを止めることができませんでした。これすごいなと思いました。作品というよりこれ書いたひとすごいなって。感想を言葉にするのが苦手なので稚拙ですが、打ちのめされました。こんなの書くひとがいるんだって。表現が…。こちらのレビューは辛めですがわたしはすごい作品だと思います。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.51
(4pt)

すみません。まだ、読む時間が…。

ツンドク本があって、読むのが先になりそうです。商品はとてもきれいでした。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670
No.50
(4pt)

すみません。まだ、読む時間が…。

ツンドク本があって、読むのが先になりそうです。商品はとてもきれいでした。
去年の冬、きみと別れ Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.49
(5pt)

小一時間でブルーになれる

読後の不快感は健在でした。著者の作品は、手軽に絶望が味わえる点から、私は好んで読みます。
そして今回、多少ミステリーの雰囲気もしつつ、更に人間の暗い部分を強調しているが、内容が薄い分、最後がサラッとしてしまった。だが、ミステリー要素に関係なく楽しめました。
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)より
4344424670