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ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件
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ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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前作よりは、まだマシかな。例の「井の頭公園」の事件を期待していたので、少々がっかり。 今回はマヤの父親も登場。登場させたらこんな役しかないだろうと想像したとおり。前作からの浜田はいくぶん「表情」がでてきた。 「マヤがいかにして、ああなったか」をテーマにしたことは悪くない。でもこの展開はもう少し後の方が良かったのではないか。 まだ二作目。もっと衝撃的な事件があって、もっとマヤの猟奇的な部分が展開されてからの方がテーマとしてより効果的だったのではないか。 この程度の昔話で、マヤがああなったと言われても、今ひとつピンと来ない。このシリーズはキャラクターにすべてを頼っていると思う。 トリックなんか気にしてはいない。事件の凄惨ささえも単なる場面設定にすぎない。キャラクターが自身に与えられた設定に合わせて、こちらの想像通りに台詞を言うのを確認して、 ニンマリ笑う。これがこのシリーズの楽しみ方ではないか。だからマヤの中学時代がどうも腑に落ちない。ただ現在とのギャップを付ければいいというわけにはいかないだろう。マヤの「覚醒」感がもっと欲しかった。 そうすれば、あのラストシーンもうなずける。 ところで、今頃気づいた自分も間抜けだけれども、マヤは「どS」なのだろうか。「猟奇マニア」ではあるが、果たして「ど」が付くまでSなのだろうか。今から思うとこの点が疑問だ。 私の印象から言うと、Sとかそういうのではなく、単なる「猟奇マニア」に過ぎない気がしてきた。この点はどうなんだろう? さて、このシリーズ、今後はどうなるのだろう。これ以上の展開はあるのだろうか。四作目にどのようなものをもってくるのか、それが知りたい。 | ||||
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